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- 【第98回アカデミー賞(2026年)受賞結果&ノミネート一覧】『ワン・バトル・アフター・アナザー』が作品賞ほか最多6部門を席巻!『罪人たち』『フランケンシュタイン』も快調
- 最多受賞は『ワン・バトル・アフター・アナザー』
- 第98回アカデミー賞 ノミネート作品&受賞結果一覧(★が受賞)
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- 2026年2月公開の映画
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- 2026年4月公開の注目映画
- 2026年5月公開の注目映画
- 2026年6月の注目映画
- 2026年7月公開の注目映画
- 2026年7月3日(金)公開の注目映画
- 2026年8月公開の注目映画
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【第98回アカデミー賞(2026年)受賞結果&ノミネート一覧】『ワン・バトル・アフター・アナザー』が作品賞ほか最多6部門を席巻!『罪人たち』『フランケンシュタイン』も快調

「第98回アカデミー賞」のノミネート作品&受賞結果一覧を掲載。
「第98回アカデミー賞」の授賞式が現地時間3月15日(日)(日本では16日(月))に開催。このページでは受賞作品&ノミネートリストを随時更新で記載する(動画で観る場合はこちら)。
注目が集まったのは『罪人たち』の最多16部門ノミネート、そして12部門13ノミネートを達成した『ワン・バトル・アフター・アナザー』だ。さらに『フランケンシュタイン』、『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』、『センチメンタル・バリュー』も9ノミネート、『ハムネット』が8部門と快調であった。
そして日本を席巻し世界でも話題となった映画『国宝』は惜しくも国際長編映画賞へのノミネートを逃し、メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされていた。
最多受賞は『ワン・バトル・アフター・アナザー』
結果としては、『ワン・バトル・アフター・アナザー』が最高賞とる作品賞や、監督賞を含む6部門で最多受賞。『罪人たち』4部門と『フランケンシュタイン』3部門も快調な結果となった。
ノミネート一覧は以下のとおり。(★が受賞)
第98回アカデミー賞 ノミネート作品&受賞結果一覧(★が受賞)
作品賞
『ブゴニア』
『F1/エフワン』
『フランケンシュタイン』
『ハムネット』
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』
★『ワン・バトル・アフター・アナザー』
『シークレット・エージェント』
『センチメンタル・バリュー』
『罪人たち』
『トレイン・ドリームズ』監督賞
クロエ・ジャオ(『ハムネット』)
ジョシュ・サフディ(『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』)★ポール・トーマス・アンダーソン(『ワン・バトル・アフター・アナザー』)
ヨアキム・トリアー(『センチメンタル・バリュー』)
ライアン・クーグラー(『罪人たち』)主演男優賞
ティモシー・シャラメ(『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』)
レオナルド・ディカプリオ(『ワン・バトル・アフター・アナザー』)
イーサン・ホーク(『ブルームーン』)
★マイケル・B・ジョーダン(『罪人たち』)
ヴァグネル・モウラ(『シークレット・エージェント』)主演女優賞
★ジェシー・バックリー(『ハムネット』)
ローズ・バーン(『If I Had Legs I’d Kick You(原題)』)
ケイト・ハドソン(『ソング・サング・ブルー』)
レナーテ・レインスヴェ(『センチメンタル・バリュー』)
エマ・ストーン(『ブゴニア』)助演男優賞
ベニチオ・デル・トロ(『ワン・バトル・アフター・アナザー』)
ジェイコブ・エロルディ(『フランケンシュタイン』)
デルロイ・リンドー(『罪人たち』)
★ショーン・ペン(『ワン・バトル・アフター・アナザー』)
ステラン・スカルスガルド(『センチメンタル・バリュー』)助演女優賞
テヤナ・テイラー(『ワン・バトル・アフター・アナザー』)
★エイミー・マディガン(『WEAPONS/ウェポンズ』)
ウンミ・モサク(『罪人たち』)
インガ・イブスドッテル・リッレオース(『センチメンタル・バリュー』)
エル・ファニング(『センチメンタル・バリュー』)キャスティング賞
『ハムネット』
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』
★『ワン・バトル・アフター・アナザー』
『シークレット・エージェント』
『罪人たち』脚本賞
『ブルームーン』
『シンプル・アクシデント/偶然』
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』
『センチメンタル・バリュー』
★『罪人たち』脚色賞
『ブゴニア』
『フランケンシュタイン』
『ハムネット』
★『ワン・バトル・アフター・アナザー』
『トレイン・ドリームズ』撮影賞
『フランケンシュタイン』
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』
『ワン・バトル・アフター・アナザー』
★『罪人たち』
『トレイン・ドリームズ』編集賞
『F1/エフワン』
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』
★『ワン・バトル・アフター・アナザー』
『センチメンタル・バリュー』
『罪人たち』美術賞
★『フランケンシュタイン』
『ハムネット』
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』
『ワン・バトル・アフター・アナザー』
『罪人たち』衣装デザイン賞
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』
★『フランケンシュタイン』
『ハムネット』
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』
『罪人たち』メイクアップ&ヘアスタイリング賞
★『フランケンシュタイン』
『国宝』
『罪人たち』
『スマッシング・マシーン』
『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』視覚効果賞
★『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』
『F1/エフワン』
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』
『ロスト・バス』
『罪人たち』音響賞
★『F1/エフワン』
『フランケンシュタイン』
『ワン・バトル・アフター・アナザー』
『罪人たち』
『シラート』作曲賞
『ブゴニア』
『フランケンシュタイン』
『ハムネット』
『ワン・バトル・アフター・アナザー』
★『罪人たち』歌曲賞
「Dear Me」(『Diane Warren: Relentless(原題)』)
★「Golden」(『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』)
「I Lied to You」(『罪人たち』)
「Sweet Dreams of Joy」(『Viva Verdi!(原題)』)
「Train Dreams」(『トレイン・ドリームズ』)長編アニメーション映画賞
『ARCO/アルコ』
『星つなぎのエリオ』
★『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』
『アメリと雨の物語』
『ズートピア2』国際長編映画賞
『シークレット・エージェント』(ブラジル)
『シンプル・アクシデント/偶然』(フランス)
★『センチメンタル・バリュー』(ノルウェー)
『シラート』(スペイン)
『ヒンド・ラジャブの声』(チュニジア)長編ドキュメンタリー映画賞
『アラバマ・ソリューション/地獄の刑務所からの告発』
『Cutting Through Rocks(原題)』
『あかるい光の中で』
★『Mr. Nobody Against Putin(原題)/名もなき反逆者 ロシア 愛国教育の現場で(NHK放送タイトル)』
『パーフェクト・ネイバー:正当防衛はどこへ向かうのか』短編ドキュメンタリー映画賞
★『あなたが帰ってこない部屋』
『Armed Only with a Camera: The Life and Death of Brent Renaud(英題)』
『Children No More: Were and are Gone(原題)』
『デビル・イズ・ビジー/中絶医療の最前線から』
『Perfectly a Strangeness(原題)』短編実写映画賞(タイで2作品が受賞)
『Butcher’s Stain(原題)』
『A Friend of Dorothy(原題)』
『ジェーン・オースティンの生理ドラマ』
★『歌うたい』
★『Two People Exchanging Saliva(原題)』短編アニメーション映画賞
『バタフライ』
『Forevergreen(原題)』
★『The Girl Who Cried Pearls(原題)』
『リタイア・プラン』
『3人姉妹』【動画】今観られるノミネート作品と、観る方法をチェック!
関連作品の紹介・レビュー記事
主要ノミネート作品の作品紹介やレビューは以下から確認できる。
作品賞ノミネート映画
- 『センチメンタル・バリュー』の紹介・レビュー
- 『罪人たち』の紹介・レビュー
- 『トレイン・ドリームズ』の作品紹介ページ
- 『ハムネット』の紹介・レビュー
- 『ブゴニア』の紹介・レビュー
- 『フランケンシュタイン』の紹介・レビュー
- 『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』の紹介・レビュー
- 『ワン・バトル・アフター・アナザー』の紹介・レビュー
アニメーション作品
- 『アメリと雨の物語』の紹介・レビュー
- 『ARCO/アルコ』の作品紹介ページ
- 『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』の紹介・レビュー
- 『ズートピア2』の紹介・レビュー
- 『星つなぎのエリオ』の紹介・レビュー
ドキュメンタリー作品
- 『あかるい光の中で』の作品紹介ページ
- 『アラバマ・ソリューション/地獄の刑務所からの告発』の作品紹介ページ
- 『パーフェクト・ネイバー:正当防衛はどこへ向かうのか』の作品紹介ページ
- 『Mr. Nobody Against Putin(原題)』の作品紹介ページ
他部門ノミネート映画
- 『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』の紹介・レビュー
- 『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の紹介・レビュー
- 『If I Had Legs I’d Kick You(原題)』の作品紹介ページ
- 『WEAPONS/ウェポンズ』の紹介・レビュー
- 『国宝』の紹介・レビュー
- 『ジュラシック・ワールド/復活の大地』の紹介・レビュー
- 『シラート』の作品紹介ページ
- 『ブルームーン』の作品紹介ページ
- 『ロスト・バス』の作品紹介ページ
現在レビュー未掲載作品も順次更新予定
- 『シークレット・エージェント』
- 『シンプル・アクシデント/偶然』
- 『スマッシング・マシーン』
- 『ソング・サング・ブルー』
- 『ヒンド・ラジャブの声』ほか
ショーン・ペン, しあわせな選択, アカデミー賞, アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし, アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ, イーサン・ホーク, ウンミ・モサク, エマ・ストーン, エル・ファニング, クロエ・ジャオ, ジェイコブ・エロルディ, ジェシー・バックリー, ジュラシック・ワールド/復活の大地, ジョシュ・サフディ, ステラン・スカルスガルド, ズートピア2, センチメンタル・バリュー, ティモシー・シャラメ, テヤナ・テイラー, ハムネット, フランケンシュタイン, ブゴニア, ブルームーン, ベニチオ・デル・トロ, ポール・トーマス・アンダーソン, マイケル・B・ジョーダン, マーティ・シュプリーム 世界をつかめ, ヨアキム・トリアー, ライアン・クーグラー, レオナルド・ディカプリオ, ワン・バトル・アフター・アナザー, 第98回アカデミー賞(2026年), 罪人たち, F1/エフワン, KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ, 日本作品, レナーテ・レインスヴェ -
【2026年最新版】注目映画総まとめ! 公開日カレンダー|話題の大作・話題作を月別に紹介【予告編付】

2026年の今後公開予定の注目映画をピックアップし、作品ごとに見どころを紹介。(随時更新)
(※公開から1週間経った“注目映画”は“そのほかの映画”に統合)
2026年1月公開の映画
2026年1月9日(金)・10日(土)公開の映画
1月9日(金)公開の映画
『愛がきこえる』『アブルプティオ 狂気人形』『偽りの楽園』『おくびょう鳥が歌うほうへ』『大人の童話 〜この恋、青少年は禁止です!〜』『ALL YOU NEED IS KILL』『架空の犬と嘘をつく猫』『喝采』『鬼門』『GRIT -バレーボール男子日本代表 栄光への始発点-』『クレイジーハウス 地獄の復活祭』『CROSSING 心の交差点』『郷』『五十年目の俺たちの旅』『コート・スティーリング』『小屋番 八ヶ岳に生きる 劇場版』『SEBASTIAN セバスチャン』『ぼくの名前はラワン』『マッズ! -血まみれバッドトリップ-』『YADANG/ヤダン』『笑う男』『愛と哀しみのボレロ デジタル・リマスター版』『悪魔のいけにえ 4Kデジタルリマスター 公開50周年記念版』『インランド・エンパイア 4K』『ストレイト・ストーリー 4Kリマスター版』『マダムと泥棒 4Kレストア版』
1月10日(土)公開の映画
『星野先生は今日も走る』『水の中で』『ラストノート 名もなき者たちの歌』『汚れた血 4Kレストア版』
2026年1月16日(金)・17日(土)公開の映画

『ウォーフェア 戦地最前線』より © 2025 Real Time Situation LLC. All Rights Reserved.

『28年後… 白骨の神殿』より
1月16日(金)公開の映画
『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』『有吉の壁 劇場版アドリブ大河「面白城の18人」』『ウォーフェア 戦地最前線』『オベックス 電脳世界』『ザ・カース』『映画「京佳お嬢様と奥田執事 京佳お嬢様パリへ行く」』『グッドワン』『クラーケン 深海の怪物』『最後のミッション』『サリー』『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』『旅の終わりのたからもの』『チャック・ベリー ブラウン・アイド・ハンサム・マン』『長安のライチ』『唐人街探偵 1900』『とれ!』『ナターシャ 盗まれたモナ・リザを取り戻せ』『28年後… 白骨の神殿』『万事快調<オール・グリーンズ>』『プシュパ 君臨』『ホーム・アローン! ジョナスとガビのトラップ大作戦』『マーダー・キャンプ』『MIRRORLIAR FILMS Season8』『モディリアーニ!』『Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto 4K レストア版』
1月17日(土)公開の映画
『アバウトアス・バット・ノット・アバウトアス』『イマジナリーライン』『マライコッタイ・ヴァーリバン』『メモリードア』
2026年1月23日(金)・24日(土)公開の映画

『MERCY/マーシー AI裁判』

『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』より ©2025 UNIVERSAL STUDIOS
1月23日(金)公開の映画
『愛のごとく』『アウトローズ』『アリゲーター:暴水領域』『安楽死特区』『インコンプリート・チェアーズ』『怪獣天国』『帰ってきたガリバー』『黒の牛』『恋のドッグファイト』『コゼリスク攻城戦 モンゴル軍襲撃』『最強王図鑑 The Ultimate Tournament 特別編 テッペン決めようか!』『終点のあの子』『ただいまって言える場所』『BATTLE OF TOKYO -うつくしき嘘-』『パンダプラン』『ヒグマ!!』『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』『ブチャ 最後の証人』『PROJECT Y』『MERCY/マーシー AI裁判』『魔法の天使クリィミーマミ 永遠のワンスモア』『More Real Than Dreams』『役者になったスパイ』『恋愛裁判』『ワールド・ブレイカー』『カリギュラ 究極版』
1月24日(土)公開の映画
『おててつないで』『オリビアと雲』
2026年1月30日(金)・31日(土)公開の映画

『HELP/復讐島』より © 2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

グレン・パウエル、『ランニング・マン』より ©2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
1月30日(金)公開の映画
『ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!第2幕』『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』『鬼胎(クィテ)黒い修道女』『クイーンダム/誕生』『クスノキの番人』『在日ミャンマー人 -わたしたちの自由-』『スケッチ 〜描かれたモンスターたち〜』『スタック』『白蛇:浮生』『パルプロス:黙示録の子供たち』『HELP/復讐島』『マーズ・エクスプレス』『メラニア』『ラスト・ロデオ 〜約束のフィールド〜』『ランニング・マン』『ガーゴイル 4Kレストア版』
1月31日(土)公開の映画
『シケモクとクズと花火と』『時のおと』『水の中で息をする -彼女でも彼でもなく-』『ボーイ・ミーツ・ガール 4Kレストア版』 変更なし: 『シケモクとクズと花火と』『時のおと』『水の中で息をする -彼女でも彼でもなく-』『ボーイ・ミーツ・ガール 4Kレストア版』
2026年2月公開の映画
2026年2月6日(金)・7日(土)公開の映画

『トゥギャザー』© 2025 Project Foxtrot, LLC
2月6日(金)公開の映画
『カルテットという名の青春』『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ 各駅停車劇場行き』『射鵰英雄伝』『たしかにあった幻』『神社 悪魔のささやき』『ツーリストファミリー』『テレビショッピングの女王 青池春香の事件チャンネル』『トゥギャザー』『パンダのすごい世界』『BE:the ONE -START BEYOND DREAMS-』『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM@NAGASAKI 月光 ずっとこの光につながっていたんだ』『FREWAKA/フレワカ』『フレンド-#最狂ピエロ警報』『ほどなく、お別れです』『ホームステッド〜世界が崩れる時〜』『禍禍女』『椰子の高さ』『リバース・オブ・ヘル』『両親が決めたこと』『レクイエム・フォー・ドリーム 4Kリマスター』
2月7日(土)公開の映画
『ミックスモダン』
2026年2月13日(金)・14日(土)公開の映画

『ブゴニア』より © 2025 FOCUS FEATURES LLC.

『クライム 101』
2月13日(金)公開の映画
『ANIMAL』『オスロ、8月31日』『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』『クライム 101』『スペルマゲドン 精なる大冒険』『超時空英雄伝エイリアノイド PART1:神剣激突』『肉屋』『ブゴニア』『不貞の女』『ブルックリンでZ級監督と恋に落ちた私』『劇場版 僕の心のヤバイやつ』『道行き』『女鹿』『リプライズ』『私のすべて』『ファーゴ 4K』
2月14日(土)公開の映画
『ロッコク・キッチン』『私たちの一日/イン・アワ・デイ』
2026年2月20日(金)・21日(土)公開の映画

『センチメンタル・バリュー』より © 2025 MER FILM / EYE EYE PICTURES / LUMEN / MK PRODUCTIONS / ZENTROPA ENTERTAINMENTS5 APS / ZENTROPA SWEDEN AB / KOMPLIZEN FILM / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / ARTE FRANCE CINÉMA / FILM I VÄST / OSLO FILM FUND / MEDIEFONDET ZEFYR / ZDF / ARTE

『おさるのベン』より © 2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2月20日(金)公開の映画
『おさるのベン』『枯れ木に銃弾』『CatVideoFest』『教場 Requiem』『幻愛 夢の向こうに』『災 劇場版』『センチメンタル・バリュー』『東方神起 20th Anniversary Film 『IDENTITY』』『ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再生』『夜勤事件』『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第五章 白熱の銀河大戦』
2月21日(土)公開の映画
『明日を夜に捨てて』『どうしようもない10人』『ポーラX 4K レストア版』
2026年2月27日(金)・28日(土)公開の映画

『嵐が丘』より ©2026 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

ゴーマン シャノン 眞陽、ブレンダン・フレイザー、 『レンタル・ファミリー』より ©2025 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.
2月27日(金)公開の映画
『嵐が丘』『#拡散』『結局珈琲』『木挽き町のあだ討ち』『Shiva Baby シヴァ・ベイビー』『死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ』『正義廻廊』『超時空英雄伝エイリアノイド PART2:終局決戦』『劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編』『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』『TRAVERSE2 -Next Level-』『MALUM 悪しき神』『夜鶯 -ある洋館での殺人事件-』『レンタル・ファミリー』『ロビー! 4000億円を懸けた仁義なき18ホール』
2月28日(土)公開の映画
『金子文子 何が私をこうさせたか』『この場所』『湯徳章-私は誰なのか-』
2026年3月公開の注目映画
2026年3月6日(金)・7日(土)公開の注目映画

『ウィキッド 永遠の約束』より © Universal Studios. All Rights Reserved.

『ブルームーン』より © 2025 FUNNY VALENTINE, LLC ALL RIGHTS RESERVED.
3月6日(金)公開の映画
『ウィキッド 永遠の約束』『エリス&トム-ボサノヴァ名盤誕生秘話-』『オーロラの涙』『ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!第3幕』『ザ・クロウ』『361-White and Black-』『しあわせな選択』『GEMNIBUS vol.2』『スペシャルズ』『宣誓』『ナースコール』『NEEDY GIRL OVERDOSE 劇場先行版』『花緑青が明ける日に』『ブルームーン』『モーツァルト!』『藍反射』『RIP SLYME THE MOVIE -25th ANNIVERSARY GREATEST MEMORY-』『人狼 JIN-ROH 4Kリマスター』『冬のソナタ 日本特別版』
3月7日(土)公開の映画
『ギョンアの娘』『ホールディング・リアット』
2026年3月13日(金)・14日(土)・15(日)公開の注目映画

『私がビーバーになる時』より ©2026 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』 © 2025 ITTF Rights LLC. All Rights Reserved.
3月13日(金)公開の映画
『ギャビーのドールハウス ザ・ムービー』『96分』『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』『ジョン・クランコ バレエの革命児』『パリに咲くエトワール』『映画ひみつのアイプリ まんかいバズリウムライブ!』『放送禁止 ぼくの3人の妻』『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』『私がビーバーになる時』
3月14日(土)公開の映画
『WITH』『蒸発』『父と家族とわたしのこと』『長浜』『ハローマイフレンド』『ひなぎく 4Kレストア版』
3月15日(日)公開の映画
『今は昔、栄養映画館の旅』
2026年3月20日(金)・21日(土)公開の注目映画

『決断するとき』 © 2024 ARTISTS EQUITY. ALL RIGHTS RESERVED.

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』
3月20日(金)公開の映画
『アメリと雨の物語』『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』『おしり前マン〜復活のおしり前帝国』『カミング・ホーム』『君が最後に遺した歌』『決断するとき』『ゾンビ1/2 〜Right Side of the Living Dead〜』『全知的な読者の視点から』『東京逃避行』『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVSブンブンジャー』『プロジェクト・ヘイル・メアリー』『チェッカーズ 1988 SCREW TOUR at 東京ドーム【4Kリマスター】』『マクロスプラス -MOVIE EDITION- 4K REMASTER ver.』
3月21日(土)公開の映画
『自然は君に何を語るのか』『365DAYs + 2彷徨う大人たち』『粒子のダンス』
2026年3月27日(金)・28日(土)公開の注目映画
3月27日(金)公開の映画
『生きているんだ友達なんだ』『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』『鬼の花嫁』『映画 きかんしゃトーマス いっしょに歌おう!ドレミファ♪ソドー島』『90メートル』『キング・オブ・キングス』『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』『そして彼女たちは』『ハウス・オブ・ザ・デビル』『フェザーズ その家に巣食うもの』『森に聴く Listen to the Forest』『私たちの話し方』『トニー滝谷 4Kリマスター版』
3月28日(土)公開の映画
『鍵から抜け出した女』『チェイン・リアクションズ』『津田寛治に撮休はない』『ドゥリム パレス』『HOLD UP MORNING』『MAMMON』『山人(やまんど)…縄文の響きが木霊する』『ライフテープ』
2026年4月公開の注目映画
2026年4月1日(水)・3日(金)・4日(土)公開の注目映画
『ザ・ブライド!』 – 4月3日(金)公開

『ザ・ブライド!』より © 2026 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
1930年代シカゴ。孤独な“不死身の怪物”は、自分の伴侶を求めて高名な研究者ユーフォロニウス博士に依頼し、墓から掘り起こされた女性の遺体は花嫁《ブライド》としてよみがえる。だが、ある事件をきっかけに追われる身となったふたりは逃避行へ――その旅はやがて社会全体を揺るがす“革命”の始まりへと転がっていく。監督はマギー・ギレンホール、出演はジェシー・バックリー、クリスチャン・ベールら。
『落下音』 – 4月3日(金)公開

『落下音』より © Fabian Gamper – Studio Zentral
百年にわたる四つの時代を生きる少女たちの〈不安〉を描く、静かで不穏な映像叙事詩。北ドイツの同じ農場を舞台に、説明のつかない出来事が時代を超えて響き合っていく。
世界がまだ名前を与えていない感情を、映像と音で観る者の深層へと忍び込ませる、カンヌ国際映画祭〈審査員賞〉受賞作。
4月1日(水)公開のそのほかの映画
『劇場版スポンジ・ボブ 呪われた海賊と大冒険だワワワワワ!』『流星 デジタルリマスター版』
4月3日(金)公開のそのほかの映画
『黄金泥棒』『OCHI! -オチ-』『俺たちのアナコンダ』『黴の花』『カルテットという名の青春』『殺手#4(キラー・ナンバー4)』『501号室の男 -ある作家の記録-』『済州島四・三事件 ハラン』『ザッケン!』『PILOT -人生のリフライト-』『ヒット・エンド・ファン!臨時決闘』『炎かがよへ』『Riceboy ライスボーイ』『ロングホットサマーバケーション』『パリから来た殺し屋 4K』
4月4日(土)公開のそのほかの映画
『三角屋の交差点で』『XiXi、私を踊る』『マダム・ソワ・セヴェンヌ』『エス インターナショナル版』
2026年4月10日(金)・11日(土)公開の注目映画
『ハムネット』 – 4月10日(金)公開

『ハムネット』より ©2025 FOCUS FEATURES LLC
シェイクスピア夫妻が息子ハムネットを失った喪失と、その悲しみが創作へと転化していく過程を描く、クロエ・ジャオ監督のドラマ。
ジェシー・バックリー、ポール・メスカルらが出演し、原作はマギー・オファーレルの同名小説。フォーカス・フィーチャーズ/ユニバーサル配給で、愛と喪失の物語として“ハムレット”誕生の背景に迫る。
4月10日(金)公開のそのほかの映画
『ヴィットリア 抱きしめて』『炎上』『火葬人』『ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!第4幕』『サトウキビは知っている』『脛擦りの森』『1975年のケルン・コンサート』『第五の騎士は恐怖』『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』『ダーティ・エンジェルズ』『一口のパン』『ペリカン・ブルー 〜自由への切符〜』『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』『万博追跡 2K レストア版』
4月11日(土)公開のそのほかの映画
『遠来 〜トモベのコトバ〜』『五月の雨』『トゥ・ランド』『僕を呼ぶ声 / TOKYO STRANGE TALE』『焼け石と雨粒』
2026年4月17日(金)・18日(土)公開の注目映画
4月17日(金)公開のそのほかの映画
『クベーラ』『今日からぼくが村の映画館』『これって生きてる?』『ソング・サング・ブルー』『DOPPEL』『長篠』『残されたヘッドライン』『人はなぜラブレターを書くのか』『FEVER ビーバー!』『ONE OK ROCK DETOX JAPAN TOUR 2025 AT NISSAN STADIUM IN CINEMAS』『悪夢の系譜【4Kデジタル修復版】』
4月18日(土)公開のそのほかの映画
『海辺の恋』『オー・パン・クペ』『河童の家』
2026年4月24日(金)〜29日(水・祝)公開の注目映画
『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』 – 4月24日(金)公開

『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』より © Nintendo・Illumination/Universal Pictures
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(2023)の世界観を引き継ぐ新作アニメーション映画で、2026年4月24日(金)に全国ロードショー。日本公式サイトでは、前作が全世界で13億ドル超の興行収入を記録したことにも触れつつ、続編としてのスケールアップを予告している。
4月24日(金)公開のそのほかの映画
『ARCO/アルコ』『オールド・オーク』『悲しくて美しい世界/THIS IS SPARKLEHORSE』『最終楽章 響け!ユーフォニアム 前編』『沢田美由紀のガマランドにお邪魔します』『白い車に乗った女』『ツイッギー』『月の犬』『トゥインクル・トゥインクル・キラー・カーン』『Piccola felicita(ピッコラ・フェリチタ)〜小さな幸せ〜』『ビリー・アイドル パンク・ロッカーの反逆と代償』『LOST LAND/ロストランド』『サムライ 4Kレストア』
4月25日(土)公開のそのほかの映画
『超低予算ムービー大作戦』『めぐる面影、今、祖父に会う』
4月29日(水・祝)公開のそのほかの映画
『アギト-超能力戦争-』『SAKAMOTO DAYS』
2026年5月公開の注目映画
2026年5月1日(金)・2日(土)公開の注目映画
『プラダを着た悪魔2』 – 5月1日(金)公開

『プラダを着た悪魔2』ポスター ©2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.
ファッション業界の“最前線”を舞台に、働く女性たちの葛藤と成長を描いた大ヒット作『プラダを着た悪魔』の続編が、2026年5月1日(金)に日米同時公開。
監督デヴィッド・フランケル、脚本アライン・ブロッシュ・マッケンナが続投し、メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチら主要キャストが名を連ねる。
5月1日(金)公開のそのほかの映画
『サンキュー、チャック』『幸せの、忘れもの。』『誓い 建築家B・V・ドーシ』『ドランクヌードル』『ユートピアの力』『ラプソディ・ラプソディ』『プッシャー【4Kデジタル修復版】』『プッシャー2【4Kデジタル修復版】』『プッシャー3【4Kデジタル修復版】』
5月2日(土)公開のそのほかの映画
『イリュミナシオン』『コスモ・コルプス』『サンタクロースたちの休暇』『猫を放つ』
2026年5月8日(金)公開の注目映画
『シンプル・アクシデント/偶然』 – 5月8日(金)公開
イランのジャファル・パナヒ監督が、自身の投獄体験にも通じる視点から“復讐”と“倫理”の揺らぎを描くスリラー。かつて政治犯として収監された人々が、過去に自分たちを苦しめた拷問者かもしれない男を前にし、「裁くべきか/赦すべきか」という決断を迫られていく。
第78回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール(最高賞)を受賞した。
『グランド・イリュージョン/ダイヤモンド・ミッション』 – 2026年5月8日(金)公開
人気クライム・エンターテインメント『グランド・イリュージョン』シリーズ第3作。
イリュージョンで巨悪の資金を奪い“世間に還元する”スーパー集団フォー・ホースメンが、史上最高価値とされる“ハートのダイヤモンド”を狙い、世界規模の強奪劇に挑むという。
ジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン、デイヴ・フランコ、アイラ・フィッシャーらが再集結し、ロザムンド・パイクが“ダイヤの女王”として立ちはだかる。監督はルーベン・フライシャー。
2026年5月15日(金)公開の注目映画
『スマッシング・マシーン』 – 5月15日(金)公開
総合格闘技の黎明期、1997~2000年の時代を駆け抜けた伝説的ファイター、マーク・ケアーの軌跡を、ドウェイン・ジョンソン主演で実写化した実話ベースのドラマ。PRIDE創成期の熱狂も背景に据えながら、勝利の裏側にある代償を掘り下げていく。
監督・脚本は『アンカット・ダイヤモンド』のベニー・サフディで、ジョンソンが“霊長類ヒト科最強”とまで呼ばれた男の栄光と転落を体現し、エミリー・ブラントがパートナー役で共演する。
2026年5月22日(金)公開の注目映画
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』 – 5月22日(金)公開
“帝国崩壊後”の銀河を舞台に、孤高の賞金稼ぎマンダロリアンと、強大なフォースの力を秘めたグローグーが育んだ絆と旅路を描く最新劇場作で、グローグーを狙う旧帝国軍の残党がふたりを追う。
監督はジョン・ファヴロー、製作総指揮にデイヴ・フィローニが名を連ねる。
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』の予告を見る
『マテリアリスト 結婚の条件』 – 2026年5月29日(金)公開

『マテリアリスト 結婚の条件』より Copyright 2025 © Adore Rights LLC. All Rights Reserved
『パスト ライブス/再会』のセリーヌ・ソンが監督・脚本を務める新作。
舞台はニューヨーク。結婚相談所で働く“マッチメーカー”のルーシーが、恋愛を感情だけでなく“資産価値”でも冷静に測る人物として描かれ、現代の婚活市場と三角関係が物語の軸になる。
主演はダコタ・ジョンソンで、クリス・エヴァンス、ペドロ・パスカルが共演。
2026年6月の注目映画
2026年6月12日(金)公開の注目映画
『Michael/マイケル』 – 6月12日(金)公開

『Michael/マイケル』より ®︎、M&© 2026 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
“キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソンの生涯を描く伝記映画。
主演のマイケル役は甥のジャファー・ジャクソンで、監督はアントワーン・フークア、脚本はジョン・ローガン、製作には『ボヘミアン・ラプソディ』のグレアム・キングが参加する。
2026年6月26日(金)公開の注目映画
『スーパーガール』 – 2026年6月26日(金)公開

『スーパーガール』 © & TM DC © 2025 WBEI
DCコミックスの人気キャラクター、スーパーガール/カーラ・ゾー=エルを主人公に据えた新たな実写スーパーヒーロー映画。2025年に公開された『スーパーマン』の成功を受け、ジェームズ・ガン率いるDCスタジオが新生DCユニバースの一翼として製作を進めている。監督は『アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル』などを手がけたクレイグ・ギレスピー、主演にはドラマ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』などで注目を集めるミリー・オールコックが起用された。
物語はスーパーマンの従妹であるカーラが、自身の力と向き合いながらヒーローとして成長していく姿を描くとされる。
ジェイソン・モモアの出演も決定しており、これまでのDC作品に新たな風を吹き込む試みとして期待が高い。
2026年7月公開の注目映画
2026年7月3日(金)公開の注目映画
『トイ・ストーリー5』 – 2026年7月3日(金)公開
ピクサー・アニメーション・スタジオ制作による人気アニメシリーズの最新作。前作『トイ・ストーリー4』から数年後を舞台に、ウッディやバズ・ライトイヤーをはじめとするお馴染みの仲間たちが、新たな試練と出会いに挑む姿が描かれる。
シリーズ創始者の一人アンドリュー・スタントンが監督・脚本を務め、トム・ハンクス(ウッディ役)やティム・アレン(バズ役)など多くのレギュラーキャストが続投予定。
また、新キャラクターとして“リリーパッド”というカエル型のタブレットが登場し、デジタル機器と旧来の“おもちゃ”世界の対立という現代的テーマを暗示させる内容が示されている。物語の中心にはジェシーが再び立ち、仲間と共に子どもの注意を引き戻すために奮闘するという、シリーズ特有のユーモアと感動が期待される。北米公開は2026年6月19日が予定されている。
2026年7月17日(金)公開の注目映画
『キングダム 魂の決戦』 – 2026年7月17日(金)公開
実写映画『キングダム』前作『大将軍の帰還』の続きが描かれる。原作者・原泰久の言葉として「過去4作を超える迫力と興奮と感動」を目指す方針が示されている。
2026年7月31日(金)公開の注目映画
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』 – 2026年7月31日(金)公開
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のラストを受け、トム・ホランド演じるピーター・パーカーが“新章”へ踏み出す第4作。
監督は『シャン・チー』のデスティン・ダニエル・クレットンで、ハルク/ブルース・バナー役のマーク・ラファロやパニッシャー役のジョン・バーンサル、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のセイディー・シンクらとの共演にも注目が集まっている。
『モアナと伝説の海』(実写版) – 2026年7月31日(金)公開

実写版『モアナと伝説の海』© 2026 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
ウォルト・ディズニー・スタジオが同名の2016年の大ヒットアニメーションを実写化するミュージカル・アドベンチャー。原作の物語を踏襲しつつ、生身の俳優による表現と実際の海・自然ロケを活かした映像美が特徴だ。
監督はトーマス・カイル、脚本はジャレド・ブッシュとダナ・ルドゥ・ミラーが務める。主人公モアナ役には新人のキャサリン・ラガアイアが抜擢され、海との深い絆と使命感に導かれて未知の大海原へ旅立つ姿を演じる。アニメ版で人気を博した“半神”マウイ役にはドウェイン・ジョンソンが続投し、原作楽曲「How Far I’ll Go」も実写版で歌われる見込みだ。音楽にはオリジナル版で手がけたマーク・マンシーナとリン=マニュエル・ミランダが再び参加する。北米では2026年7月10日公開予定。
2026年8月公開の注目映画
『時には懺悔を』 – 2026年8月28日(金)公開
中島哲也が監督・脚本を手がけ、打海文三の同名小説を原作とする実写映画。
物語は、探偵の佐竹と助手の聡子が殺人事件を追う中で、9年前の誘拐事件で連れ去られた重い障がいを抱える子ども「新」の存在にたどり着くところから展開し、傷を抱えた大人たちの再生を描くという。
主演は西島秀俊で、満島ひかり、黒木華、宮藤官九郎、柴咲コウ、佐藤二朗、役所広司らが名を連ねる。
2026年12月公開の注目映画
2026年12月18日(金)公開の注目映画
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』 – 12月18日(金)公開

『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』 © 2025 MARVEL.
ジョー・ルッソ&アンソニー・ルッソが監督を務める、マーベル・スタジオの『アベンジャーズ』最新作。
ロバート・ダウニー・Jr.が“新たな役柄”として、マーベル屈指のヴィランドクター・ドゥーム(ヴィクター・フォン・ドゥーム)を演じるほか、主要キャストとしてクリス・ヘムズワース、アンソニー・マッキー、セバスチャン・スタンらに加え、X-MEN系キャストの名前も挙がっており、シリーズ横断の“集結”がいよいよ本格化しそうだ。
2026年内公開の注目映画
『オデュッセイア』 – 2026年内公開

『オデュッセイア』
クリストファー・ノーランがホメロスの叙事詩「オデュッセイア」を映画化する超大作で、2026年7月17日の全米公開。“IMAXフィルムカメラで撮影”されたことを掲げている。
主演はマット・デイモンで、帰還の旅に翻弄される英雄オデュッセウスを演じる。共演にはトム・ホランド、アン・ハサウェイ、ゼンデイヤらが名を連ね、トロイ戦争後の長い旅路や怪物たちとの遭遇といった“神話的”エピソードが示唆されている。
2026年の映画シーンに注目
2026年は、『アベンジャーズ』や『トイ・ストーリー』の最新作、さらに国際映画祭で評価された作品、激しいアクションやホラーまで、ジャンルも規模も幅広いラインナップが揃っている。見逃せないタイトルが目白押しだ。
気になる作品はぜひ劇場でチェックし、2026年の映画体験を存分に楽しんでほしい。
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【映画レビュー『ネバーランド・ナイトメア』】パロディホラーの水準を上げた? クレイジーな新解釈ピーター・パン物語

ついにピーター・パンもB級ホラーの世界へ降り立った。『ネバーランド・ナイトメア』が11月7日(金)に公開され、ホラーファンたちに新たな刺激を届けてくれている。
『ネバーランド・ナイトメア』あらすじ
ロンドンで彼氏との新生活を夢見て、移住を計画していた大学生のウェンディ。しかしある日、弟マイケルが突然、何者かに誘拐されてしまう。その犯人は、かつて世間を震え上がらせた凶悪誘拐犯——ピーター・パンだった。
妖精の粉を注射して街中を飛び回り、子どもの誘拐と殺人を繰り返すピーター・パン。子どもも、大人も、次々と夢の国“ネバーランド”へと旅立たせていく。弟を救うため、ウェンディはピーターの潜伏先を突き止め、単身乗り込む。するとそこには、かつて弟と同じように誘拐され、薬物中毒に陥ったティンカー・ベル、そして右手にフックをつけた男の姿も……。
弟がネバーランドへ連れ去られてしまう前に、ウェンディはこの悪夢を止めることができるのか——?
“プーニバース”に吹く新たな風
『プー あくまのくまさん』『子鹿のゾンビ』に続く著作権切れ作品を扱ったパロディホラーとして、本作は「ピーター・パン」をホラー映画化した一作である。ピーター・パンといえば、大人になりたくない願望、夢の島ネバーランド、妖精のティンカー・ベル、そして“ロストボーイズ”と呼ばれる孤児たち——これらおなじみの要素を巧みに取り入れつつ、現実世界を舞台に展開するB級スリラーエンターテインメントとして高い完成度を誇っている。

『ネバーランド・ナイトメア』より © 2025 ITN Distribution, Inc. All Rights Reserved.
ディズニーアニメでもおなじみのワニや、ピーター・パンの影といったモチーフも随所に顔を覗かせており、原作に対する造詣が深ければ深いほど、より一層楽しめる構造になっている。
著作権切れ作品のパロディホラーシリーズに関しては『プーニバース』というクロスオーバー作品が計画されていることも報じられており、下手にネバーランドを異世界として描いてしまうとクロスオーバーの実現が難しくなるのではないか、という懸念もあった。
しかし本作は、“ネバーランド”という概念を虐待のトラウマを抱えるピーターの現実逃避先として、そして子どもたちを誘拐・監禁する動機として巧妙に再解釈することで、現実世界と「ピーター・パン」の世界観を違和感なく融合させることに成功している。殺人鬼と化したプーや、怪物となったバンビとピーターが共闘(?)する日を想像すると、今から胸が高鳴る。
また、本作においては“フック船長”の要素がそれほど大きくはフィーチャーされていないこともあり、今後のクロスオーバー作品や続編でその設定が掘り下げられる余地を残している点も興味深い。

『ネバーランド・ナイトメア』より © 2025 ITN Distribution, Inc. All Rights Reserved.
容赦ないスリル
そして、このようなB級ホラー/スリラーに期待するのは、やはりバイオレンス描写やゴア描写だろう。その点においても本作は容赦ない描写でホラーファンの期待に応えてくれる。犠牲者の数は『プー あくまのくまさん』などと比較しても多く、テンポよくバイオレンスシーンが配置されている。
さらに一度バイオレンスシーンが始まると、そこからしばらくはさまざまな痛みの描写で観客を楽しませてくれるため、全体を通して退屈することなく鑑賞できた。
このジャンルの作品にありがちな、味方陣営も敵陣営も視野が狭く危機感に乏しいところ、あるいは流血量の割になかなか命を落とさない点などは、ツッコミを入れながら楽しむのが正しい鑑賞スタイルだろう。
しかし、主人公であるウェンディが非常にタフでたくましく描かれていることもあって、ウェンディvsピーター・パン、さらにそこにマイケルやティンカー・ベル(本来のイメージとはかけ離れているが)を交えた乱闘シーンは、予想以上に派手でエンターテインメント性の高いものに仕上がっていた。

『ネバーランド・ナイトメア』より © 2025 ITN Distribution, Inc. All Rights Reserved.
“今求められるB級ホラー”
ピーター・パンも謎多き人物として登場するが、彼にもまた暗く痛々しい過去があることが示唆されており、その背景設定を考察・予想しながら鑑賞する楽しみも用意されている。
著作権切れ作品を題材にしたホラーも数が増え、観客の目も肥えてきた今、B級作品といえどもこれくらいのクオリティは必要とされる時代になったのかもしれない。そんな中で本作は、B級パロディホラーに期待されるハードルをしっかりとクリアしつつ、最後までテンポよく楽しめる一作に仕上がっている。
『ネバーランド・ナイトメア』は11月7日(金)より公開中。あなたの夢が、またひとつ絶望に包まれる。

『ネバーランド・ナイトメア』メインビジュアル © 2025 ITN Distribution, Inc. All Rights Reserved.
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『ストレンジャー・シングス5』LAプレミア開催-ミリーが語った“人生が変わった”10年と仲間の絆

Netflixシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界5』最終章のワールドプレミアが開催され、豪華キャスト陣が作品への想いを語った。
Netflixシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界5』最終章のワールドプレミアが開催された。
世界的ヒット作品の最終章となる同作のワールドプレミアが、11月6日(日本時間11月7日)に米ロサンゼルスで行われた。会場には主要キャストや製作陣が集結し、10年間歩んできた作品への想いや、シリーズ完結を迎える心境を語った。ホーキンスの仲間が再集結 10年を共にしたキャストが語る想い
会場には、ミリー・ボビー・ブラウンやフィン・ヴォルフハルト、ゲイテン・マタラッツォ、セイディー・シンクらお馴染みのキャストが勢揃いし、シリーズ完結を祝福するファンの歓声に包まれた。ミリー・ボビー・ブラウンは、イレブンとして歩んだ10年を振り返り「私の人生が変わりました。(中略)”友だちの在り方”や”人間としての在り方”を学びました」と語り、作品が自身にもたらした大きな影響を明かした。

Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界 5」最終章:11月27日(木)10時より世界独占配信
さらに、マイク役のフィン・ヴォルフハルトは最終章について「アクション満載だけどすごく感情が揺さぶられる、喜怒哀楽のジェットコースターだと思います」と紹介。長くシリーズと向き合ってきた出演者ならではの言葉から、完結への期待の高まりが伝わってきた。
セイディー・シンクは、キャストとの別れに対する率直な想いを口にし「皆で集まることができていたのに、それがもうできなくなるのは寂しいです」とコメント。作品を通して築かれた絆の深さを伺わせた。
キャラクターと共に成長した10年 役柄への深い愛情と別れの実感
長年にわたり作品を支えてきたキャストたちは、自身が演じてきたキャラクターへの強い思い入れも語った。ダスティン役のゲイテン・マタラッツォは、「仲間のことも大好きで僕にとって家族のような存在です。この先一生仲のいい友達で、これ以上の存在の人たちはいません」と話し、撮影を通して築かれた揺るぎない友情を示した。
ルーカス役のケイレブ・マクラフリンは、「ルーカスは自分の一部。自分の人生観にもすごく影響を受けています。忠誠心があって愛情深く、情熱深くて家族も友だちも大好き。自分よりも他人を考える人。自分の分身のようなキャラクターです」と語り、役柄が自身の価値観にも影響を与えてきたことを明かした。

Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界 5」最終章:11月27日(木)10時より世界独占配信
また、ウィル役のノア・シュナップは、キャストとの関係性について「仲間たちは自分にとっても家族であり親友のような存在です。会えなくなるのは寂しいです」とコメント。10代から20代へと共に成長してきたキャスト同士の絆の強さが滲み出る言葉となった。
シリーズを通して役柄と共に成長し、人生の大切な時期を分かち合ってきたキャストの言葉からは、最終章を迎える喜びと同時に、別れへの寂しさが伝わってくる。
新キャストの参加や制作秘話も 最終章への期待が一層高まる

Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界 5」最終章:11月27日(木)10時より世界独占配信
プレミアでは、これまで作品を支えてきたキャストに加え、新シーズンから参加する新キャストや製作陣も登壇し、最終章に向けたそれぞれの想いを語った。ヴェクナ役のジェイミー・キャンベル・バウアーは、象徴的な敵役を作り上げる過程について「『ヘル・レイザー』でダグ・ブラッドレイが演じたピンヘッドを参考にしたんだ。そうしたら、この声を目指したいという目標をピンポイントに絞ることができたよ」と明かし、役作りの裏側を語った。
新キャラクターとして登場するドクター・ケイ役のリンダ・ハミルトンは、オファー時の驚きを振り返り「全シーズン見ていて、この世界にまさか入れると思っていなかったので、入っていいの!?という気持ちになった」とコメント。新たな視点が加わることで、物語にどのような化学反応が生まれるのか注目が集まる。
本作を創り上げてきたザ・ダファー・ブラザーズも、10年に及んだ制作の道のりを語った。マット・ダファーは「大変だったしストレスも多かったけれど、ロスと信頼し合いながら10年かけて作品を作り切ることができて良かった」と振り返り、ロス・ダファーは「作品が想像よりも大きく進化することができたのはキャストたちのおかげ」とキャスト陣に感謝を伝えた。
日本でも、キャストの来日やファンフェスタの開催、コラボアイテムやPOP-UPストアなど多彩な展開が予定されており、配信開始を目前に過去最大級の盛り上がりを見せている。世界中が見守る中、ホーキンスの仲間たちはいよいよ最終決戦へ挑む。
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『ウィキッド 永遠の約束』豪華キャスト集結のLAイベント開催-名曲デュエットに感動、配信情報も

『ウィキッド 永遠の約束』公開に先がけ、豪華キャスト集結の特別イベント「忘れられない一夜」がLAで開催された。
『ウィキッド 永遠の約束』に先がけ豪華キャストが集結した特別イベントを開催
20年以上愛され続けるミュージカル「ウィキッド」を映画化し、日本でも累計興行収入35億円を突破する大ヒットとなった『ウィキッド ふたりの魔女』。その続編となる『ウィキッド 永遠の約束』が、2026年3月に日本公開される。この公開に先立ち、キャスト陣が集結した一夜限りの特別イベント「ウィキッド・スペシャル:忘れられない一夜」(Wicked: One Wonderful Night)が、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催された。
会場となったドルビー・シアターは、今年、シンシア・エリヴォ(エルファバ役)とアリアナ・グランデ(グリンダ役)がアカデミー賞授賞式で歌唱パフォーマンスを披露し、世界的に注目を集めた場所でもある。当日は開場前から多くのファンが列をなし、「開場前から、チケットを手にしたファンが長蛇の列を作り…」と当時の熱気を感じさせる声も。観客の多くが作品を象徴するグリーンやピンクのアイテムを身に着け、カップルや親子連れなど幅広い層のファンが期待に胸を膨らませていた。

「ウィキッド・スペシャル:忘れられない一夜」 © Universal Studios. All Rights Reserved.
圧巻パフォーマンスの連続、名曲披露で会場が最高潮に
イベントはオーケストラの壮大な演奏で幕を開け、会場の熱気は一気に最高潮へと達した。壇上にはマダム・モリブル役のミシェル・ヨーとオズの魔法使い役のジェフ・ゴールドブラムが登場し、『ウィキッド ふたりの魔女』が世界中で受け入れられたことへの感謝を述べたうえで、「今夜のイベントは、ファンの人たちのためのものだ」と強調。続いてジョン・M・チュウ監督が「今日は『ウィキッド 永遠の約束』のシーンをお披露目します」とサプライズを予告すると、客席から割れんばかりの歓声が上がった。

「ウィキッド・スペシャル:忘れられない一夜」 © Universal Studios. All Rights Reserved.
ステージでは、シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデが「ワット・イズ・ディス・フィーリング?」を披露し、息の合った歌声で魅了。さらに「実はフィエロを演じたかった」というボーウェン・ヤンがフィエロの衣装で登場し、イーサン・スレイター、マリッサ・ボーディとともにコミカルな歌とダンスを展開し、会場を沸かせた。ヨーやゴールドブラムもミュージカルナンバーに参加し、特別な一夜ならではの華やかなステージを彩った。
名曲に込めた友情と感動のハーモニー、日本での配信情報も
この夜、最も大きな感動と興奮を呼んだのは、「ディファイング・グラヴィティ」と「フォー・グッド」のパフォーマンスである。シンシア・エリヴォが「ディファイング・グラヴィティ」を力強く歌い上げると、会場は息をのむような静寂と大きな拍手に包まれた。続くアリアナ・グランデとの「フォー・グッド」では、ふたりが寄り添いながら絆を感じさせるデュエットを披露し、歌唱後に交わした温かなハグに観客は深い余韻を抱いた。「お互いに寄り添い合いながら、固い友情を感じさせる圧巻のデュエットを披露し…」という当日の様子そのままに、まさに“忘れられない一夜”となった。

「ウィキッド・スペシャル:忘れられない一夜」 © Universal Studios. All Rights Reserved.
本イベントの模様は、日本でも視聴が可能だ。12月1日からAmazon Prime Videoで配信、12月14日からWOWOWでの放送が予定されており、現地の臨場感とキャストの絆を存分に味わうことができる。音楽と魔法が彩る映画『ウィキッド 永遠の約束』は、2026年3月に全国ロードショーを迎える。続編で描かれる物語の行方にも注目したい。
作品情報
タイトル:『ウィキッド 永遠の約束』
監督:ジョン・M・チュウ
出演:シンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデ、ジョナサン・ベイリー、イーサン・スレイター、ボーウェン・ヤン、マリッサ・ボーディ
with ミシェル・ヨー and ジェフ・ゴールドブラム
脚本:ウィニー・ホルツマン and ウィニー・ホルツマン&デイナ・フォックス
製作:マーク・プラット、デヴィッド・ストーン
原作:ミュージカル劇「ウィキッド」
© Universal Studios. All Rights Reserved.
配給:東宝東和2026年3月 全国ロードショー
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【ポッドキャスト】映画喫茶の週変わりブレンド:2025年11月第5週のおすすめ新作映画

CCCforesee(ヨダセア/かすみん/たける)による映画ラジオを各種音声配信サービスおよびYouTubeにて配信中。お好きなサービスでお楽しみください。
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【インタビュー/トッド・コマーニキ監督】英雄譚『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』に浮かび上がる現代の社会問題と、誰もが見出すべき“愛”の力

『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』トッド・コマーニキ監督にインタビュー。
11月7日(金)より、映画『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』が日本公開となる。culaでは本作のトッド・コマーニキ監督に単独オンラインインタビューを実施。本作にどのような思いで向き合ったのか、そして本作と現代社会とのつながりについてなど、濃厚な話を聞くことができた。(取材・文:cula編集長 ヨダセア)
『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』あらすじ
【動画】『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』予告編
トッド・コマーニキ監督 インタビュー
まず、彼の物語を映画で語りたいと思ったきっかけは何でしたか。何に惹きつけられたのでしょうか。
トッド・コマーニキ監督(以下、コマーニキ):実は、この物語が私を見つけてくれたんです。ボンヘッファーについてはほとんど知らなかったのですが、彼の人生の映画を作らないかと依頼されたときに初めて知りました。彼の人生が非常に説得力があることに気づいたんです。
コマーニキ:私はよく彼のことを、私たち全員が望むような生き方をした人物だと表現します。誠実さを持ち、愛をもって生き、隣人のために自分を犠牲にする覚悟がある、そういう人です。そして、それが私をボンヘッファーに磁石のように惹きつけた要素です。
ヨナス・ダスラーをボンヘッファー役にキャスティングした理由を教えてください。また、彼との仕事はいかがでしたか。
コマーニキ:すばらしかったです。彼は非常にオープンな精神と、とても美しい魂を持っているんです。キャスティングの理由ですが、ドイツの英雄についての映画を作るのであれば、本当にドイツ人の俳優を起用し、そのほかも主にドイツ人のキャストで構成したかったのです。
コマーニキ:それで知り合いのドイツ人監督エミリ・アテフに連絡して、「26歳から36歳のすばらしい俳優が必要なんだけど、名前のリストをもらえるかな」と言ったところ、彼女は「ヨナス・ダスラー」と返事をくれました。私が「いいね、彼の映画を見てみるよ。でもリストがほしいんだ」と返すと、エミリは私に「彼がリストだよ」と書いてきたんです。彼に対する最高の賛辞ですよね。彼女は彼とプライベートで交流があるわけではなく、友人を推薦したのではありません。ただ、この俳優は本物のアーティストだと言ったんです。
コマーニキ:ヨナスと出会い、一緒に仕事をし、友人になれたことは本当に恵まれたことでした。彼は本当にすばらしい人物ですよ。

『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』©2024 Crow’s Nest Productions Limited
ヨナスさんとの現場での特別なエピソードはありますか。
コマーニキ:印象的な思い出があります。若いヨナスにとって、俳優としてのヒーローの一人が、本作でニーメラー牧師を演じたアウグスト・ディールなんです。撮影開始前にリハーサルがあったのですが、ヨナスは自分のヒーローの一人と仕事をすることにとても緊張していたんです。
コマーニキ:それからの2時間の間に私が目にしたのは、アウグストがヨナスをとても大切に扱う光景でした。とても優しく穏やかに接し、ヨナスに失敗したり、緊張したり、人間らしくあるための十分な余裕を与えていました。そしてその2時間が終わった頃には、ふたりの俳優は同じレベルで仕事をしていましたよ。「若くてシャイな俳優とベテラン俳優」という関係ではなく、ふたりの兄弟が密接に協力し合っているようでした。これは撮影開始前のことですが、撮影が終わる頃にはキャスト全員が非常に親密になっていました。ご存知の通り、この物語は非常に激しく感情的なので、俳優たち全員を非常に緊密に結びついたコミュニティへと導いていったんです。
ボンヘッファーの物語をスクリーンに届けるにあたって、あなたとチーム、そしてヨナスさんはどのような準備と調査を行いましたか。誰かと相談したり、協力したりしましたか。
コマーニキ:私の制作会社で働いているジョナサンとセスというふたりがいて、彼らも私の調査チームの一員でした。私たちはただひたすら資料を読みましたよ。ボンヘッファーは数え切れないほどの著作を残した教師なので、それらをすべて、全文字読んだんです。あらゆる土地での彼の手紙や、彼について書かれた多くのものを読みました。
コマーニキ:私にとって非常に重要だったのは、彼の親友エーバハルト(・ベートゲ)によって書かれた有名な伝記です。それは900ページもありましたよ。6ヶ月間の丁寧な調査を経てから、脚本の一文字目を書き始めました。
映画の中で描いたボンヘッファーの物語において、どのようなことを最も重要視しましたか。
コマーニキ:私にとって重要なのは、これが単なる時代劇ではなく、現代の物語だという事実です。現在アメリカが直面しているのは、彼が直面したことに非常に似た状況です。権力を持つ人々が弱い立場の人々に対してその権力を使う時代です。それが当時ドイツで起こっていたことです。そしてディートリヒは立ち上がり、「真実を語り、弱い立場の人々を守るために、家族も富も機会も置いていく覚悟がある」と宣言しました。このメッセージが、今日ほど重要な意味を持つことはないかもしれません。国から国へと極右翼の台頭が起こっている様子は見るに堪えませんよ。
コマーニキ:私たちは、周辺に追いやられた人々が圧迫され苦しんでいるのを見ています。彼らにとって唯一の希望は、私たちのような人々です。彼らのために立ち上がり、間に立って暴力を止める勇気を持つ人々です。そしてそれを、誰も打ち負かしたことのない唯一の武器、“愛”をもって行うことです。それが私たちが必要とされていることです。勇気を持ち、愛に満たされる必要があります。そうすれば相手側に対抗手段はありませんよ。

『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』©2024 Crow’s Nest Productions Limited
「語らないことは語ることであり、行動しないことは行動することである」という台詞と、ディートリヒのスピーチは強い印象を残しました。私たちは今でも、人種、国籍、宗教によって人々が殺される世界に生きています。ナチスの時代でなくとも、それが現実ですよね。
コマーニキ:その通り。私たちの時代が本作にこれほど反映されてしまうのは、望ましいことではありません。
コマーニキ:この映画が世界中で公開されてよかったと思えるのは、どの国でも若い人々に出会い、彼らが勇敢になることを決意し、本当に初めて勇敢になることを決めてくれているところを見られたときです。その事実が私を強く鼓舞してくれます。
信仰や宗教は人々を良い方向にも悪い方向にも導くことができます。多くの教会と聖職者を描く本作で表現したかったことは何でしょうか。
コマーニキ:宗教と信仰の間には大きな違いがあるということを伝えたいですね。なぜなら、信仰とは関係性です。信仰とはイエス・キリストを信じ、キリストに近づきたいと願い、愛に満ちた方法で生きることです。一方、宗教はその反対のようなものです。宗教はしばしば権力として使われます。「私のやり方だけが正しい。あなたは間違っている。この方法でやらない限り、あなたを排除する、発言権もない、機会もない」と叫ぶために使われます。それはキリストの言ったこととは全く違います。
コマーニキ:実際、現代の政治的宗教の中にキリストを見出すことはできません。そこにあるのは権力だけです。だから、この映画が人々に信仰とつながり続けることを思い出させることを願っています。信仰は命を救いますが、宗教に乗っ取られることは致命的です。
今、分断が進むアメリカでは、当時よりも信仰の力が弱まっていると感じますか。
コマーニキ:ええ、「信仰」という言葉が、“武器”として使われているのが現状です。今こそ、ボンヘッファーのような人々が重要で、ボンヘッファーのような人にとって私たちの行動が本当に重要なのです。「神が私たちを救ってくださったということは、私たちも他者を救わなければならない」と信じる人々が必要です。
コマーニキ:新約聖書の「善きサマリア人の物語」のように、イエス・キリストは困っている人なら誰でも隣人だ、見知らぬ人でも私たちの隣人だと言いました。私たちは今していることをすべて置いて、隣人を助けに行かなければなりません。今がその時です。私たちはこれまで以上に強く意識して、隣人に目を向ける必要があります。

『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』©2024 Crow’s Nest Productions Limited
悪人は宗教や信仰を使って人々を支配しようとしますが、この映画は、宗教や信仰を正しい方法で、正義や善のために使うことがとても重要だと力強く訴えていますね。
コマーニキ:その通りです、正義のために使うのです。それが神の言葉です。神は正義を愛し、慈悲を愛し、謙虚さを愛します。そしてそれがキリストが自分の人生を生きた方法です。
コマーニキ:アメリカの文化人たちの中で、非常に興味深いことが起こっています。俳優、記者、エンターテイナーたちは、自分たちをクリスチャンとは呼んでこなかったし、そのように自分たちを考えていなかったでしょう。しかし、右派、極右で起こっていることを見たとき、それが神の名において、イエスの名において行われていることを見たとき、その経験が彼らを、イエスの教えに立ち返らせました。右派が行っていることに異議を唱えるためにです。そして彼らはイエスの教えの本当の美しさに気づき始めています。「そうか、隣人を愛するとき、自分の人生がより充実する。自分より先に人のことを考えるとき、私の心はより軽くなる」と。
コマーニキ:たとえキリストが神だと信じていなくても、たとえクリスチャンでなくても、単にイエスの教えの核心である愛のメッセージに耳を傾けるだけで、世界で多くの善いことができるんです。私たちの相違点について話す必要はありません。私たちの共通点について話しましょう。そして良心を持つ人々は、愛が憎しみよりもずっと良いということに同意できると思います。実際、愛は憎しみよりもずっと強いのです。
歴史的記録に対して、あえて追加したり変更したりしたシーンはありますか。
コマーニキ:ほとんどが実話に忠実ですが、唯一変更したとすれば、タイムライン(時系列)を少し動かしました。本作はドキュメンタリーではないので、スリリングで、人々を引き込む必要があります。
コマーニキ:たとえば、ニーメラーが教会で語る場面。彼は「共産主義者が連れて行かれたとき、私は声を上げなかった。なぜなら私は共産主義者ではなかったから。労働組合員が連れて行かれたとき、そしてユダヤ人が連れて行かれたとき、私は声を上げなかった」と話しますね。彼は実際にそれらの言葉すべてを残していますが、説教の中ではなく、数年後に語ったものでした。しかし、それを力強い映画的瞬間にし、その言葉を書いた人物にその言葉を語らせる機会を作るために時系列を動かすことには価値があると思いました。
コマーニキ:私たちは何らかの理由があってドキュメンタリーを観たり、本や詩を読んだり、音楽を聴いたりします。そして映画館に行くときは、作品に引き込まれ、楽しませてもらい、さらにその中に自分自身、自身の最良の部分と最悪の部分を見る機会を持ちたいのです。願わくば、観客の皆さんには映画館に入ったときとは違う状態で映画館を出てほしいと思います。そのため、人々に確実な“映画体験”を提供するために、そのような小さな変更だけしました。

『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』©2024 Crow’s Nest Productions Limited
本作は歴史映画であると同時に非常にドラマチックで、心に訴える作品でしたが、映像から感じるクラシックな魂と荘厳さも印象的です。視覚的な選択、撮影、プロダクションデザイン、全体的な美学についてお話いただけますか。
コマーニキ:はい、奇跡的なことに、史上最高の撮影監督のひとりであるジョン・マシソンと一緒に仕事ができました。彼は複数回のオスカーノミネートを受けており、『グラディエーター』シリーズなどを手がけています。彼は光を使って絵を描く人です。そして彼は友人のジョン・ビアードも連れてきてくれました。(ビアードは)優れたプロダクションデザイナーです。このふたりの英国人は、本当に私を救ってくれましたよ。作家であり監督である私のビジョンが、彼らのビジョンと本当に融合しました。
コマーニキ:ジョンは常に対等なパートナーでした。彼はとても寛大で、私たちはすべてについて話し合いました。すべての色調、すべてのパレット、すべての瞬間、すべての光、部屋の奥のランプ一つ一つまで、すべてを。私たちは神の恵みによってすばらしいパートナーでした。今でも私たちは非常に親しい友人であり続けています。そして私は、彼なしでは二度と映画を作りません!これからは常にジョン・マシソンと仕事をします。
たしかに撮影がとても美しくてクールで、本当に印象的でした。撮影場所について、印象的だった特定のロケーションはありますか。
コマーニキ:ドイツで撮影することはできませんでした。なぜなら、ひとつのロケーションの承認を得るのに1年半もかかることがあって、ペースがあまりに遅いんです。なので、32日間かけてベルギーで撮影しました。ベルギーは第二次世界大戦時代のドイツに非常に似ているからです。大聖堂や美しい教会、そういったものはすべてベルギーで撮影しました。しかし、ドイツにまだ実在する実際の場所に合わせるよう、細心の注意を払いました。主要な教会の一つは戦争中に破壊されましたが、残りはまだドイツに現存するんです。なので本当に気を配って、ベルギーで非常に似ている教会を見つけました。できる限りすべてを本物らしくしたかったんです。
コマーニキ:そして、11日間はアイルランドで撮影しました。アイルランドでは荒廃したすべてのもの、絞首台、映画の終盤に登場する焼け尽きたようなものすべてを撮影しました。
監督として、撮影していて最も楽しかったシーンはどこでしょうか。
コマーニキ:ディートリヒがナチスを教会から追い出すシーンがお気に入りです。彼が説教で「教会の仕事は愛と神聖さと慰めの場所であること」と語り、ナチスを追い出す場面です。あのシーンでは400人のエキストラが教会を埋め尽くしていました。私たちは入念なリハーサル(テック・リハーサル)をしました。同時に3台のカメラで撮影する複雑なカメラワークがあったからです。
コマーニキ:ヨナスは撮影していない時も、真の情熱を込めて台詞を語っていました。リハーサルを終えて私が「カット」と言うと、リハーサルにもかかわらず、教会にいた400人のエキストラ全員が一斉に拍手を始めたんです。その理由は、聞いたことのない演説を聞いたからでしょう。教会は権力の場所であるべきではない。愛と信仰と平和の場所であるべきだということを。
コマーニキ:人々が持つ、“明るい言葉への渇望”を示したあの光景は美しかったです。すぐにインターネットに飛びつきがちな私たちの毎日はあまりにも悪いニュースにあふれています。世界のすべてがひどい状態に見えますよね。悪い、ひどいと言い続けられる時代ですが、最終的な言葉はそうではなく、“愛”になると私は信じます。そして家族、友人、コミュニティに囲まれ、愛をもって生きるとき、あなたの一日は悪いニュースにはなりません。きっとすばらしいニュースが生まれるはずです。だから私は、世の中にある否定性と悲しみの猛攻撃に屈しないよう人々を励ましたいと思っています。それが物語の結末ではないからです。

『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』©2024 Crow’s Nest Productions Limited
逆に、撮影で最も困難だったシーンはどこですか。
コマーニキ:ヒトラーの一行が車で到着する場面です。彼らが美術館を訪問しようとしていて、そこで暗殺未遂が起こりますが、あのシーンが本当に複雑でした。全員を振り向かせるタイミング、歩行のペース、ヒトラーと側近の位置関係、ヒトラーが突然去り、車が戻って来ることなど、そのすべてを合わせなければならず、たしかそれを1分15秒でこなさなければなりませんでした。
コマーニキ:とてもタイトでしたし、さらにとても寒かったんです。ああ本当に、骨が砕けるような寒い日でしたよ。「10分だけこれをこなしたら、暖かいところに行けるだろう」と希望を持っていましたが、結局14時間も外にいることになり、「もう二度と暖かさを感じられないんじゃないか」とまで思いましたよ。
高度な正確性が求められるシーンだったんですね。観直してみます!
コマーニキ:本当に大変でした。でも私は俳優や他のアーティストと仕事をすることが本当に好きです。対話のリズムを見つけ、キャラクターのニュアンスを見つけ、それがすべてリアルタイムで起こるんです。そして私は常にカメラを泥棒になったようなつもりで構えます。二度と起こらない瞬間を盗むのです。同じテイクは二つとありません。そしてカメラが編集室で、これらの瞬間をつなぎ合わせることができるよう、十分な瞬間を盗んでくれることを願います。なぜなら映画を作ることは非常にリスクの高い賭けだからです。うまくいかないことがたくさんあります。でもこの映画では、とても多くのことがうまくいきました。とてもとても感謝しています。
このプロジェクトに関して影響を受けた作品や映画監督はいましたか。
コマーニキ:このプロジェクトでかはわかりませんが、常に私の中に残っている映画があって、ロバート・レッドフォード監督によるオスカー受賞作『普通の人々』(1980年)です。部屋の中で俳優たちのパフォーマンスを引き出す彼の能力、簡単で平坦なシーンになりかねない場面で俳優たちの間に電気が迸り、それをカメラが捉えるんです。だから私は常に『普通の人々』を念頭に置いています。
コマーニキ:私はドイツのヴィム・ヴェンダース監督の大ファンでもあります。『パリ、テキサス』や『PERFECT DAYS』……すばらしいですよね。そしてもちろん黒澤明監督についても言及すべきです。私の義理の兄弟はパリ出身なのですが、彼は黒澤作品ばかり観ているんです。だから私は長年にわたって非常に多くの黒澤作品を見てきました。そして彼の古典的なストーリーテリング、つまり不可能な状況に立ち向かうヒーロー像に影響を受けました。『用心棒』のような映画を見れば、ボンヘッファーとのつながりが見えると思います。なぜなら誰かが正しいことをしようとし、守ろうとし、自分の命を犠牲にして捧げようとする映画だからです。
コマーニキ:以上のように、たしかに多くの影響を受けていると思います。私の映画鑑賞の歴史、それは常にすべて頭と心にありますから。
ヒーロー……たしかに困難な状況の中においてもボンヘッファーの生き様はとても英雄的でした。
コマーニキ:まさに。と同時に、ひとりの人間でもあったので、同じ時代に生きていたら友人にもなれたでしょうね。
コマーニキ:ディートリヒ・ボンヘッファーは37歳で亡くなりましたが、彼らはディートリヒを殺すことに成功したとは言えません。なぜなら、彼の物語は今でも語られ続け、今でも世界中に影響を与えている、つまり世界に対して非常に多くの善いことを残し続けているのですから。彼の物語を語る使命を与えられたことを、私はとてもとても幸運に思います。

『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』©2024 Crow’s Nest Productions Limited
最後に、このインタビュー記事を読む日本の映画ファンへのメッセージをいただけますか。
コマーニキ:まず初めに、私は少なくとも1988年以来、日本に来ることを夢見てきました。そして今本当にあなたがいるそこに飛んでいきたいと思っています。日本に行き、日本を体験することをとても楽しみにしています。すばらしい話しか聞きませんよ。
コマーニキ:私は人々に映画館でこの映画を見ることをオススメしたいと思います。なぜなら本作は映画館のために作りましたから。私はこの映画を、人々が見知らぬ人たちと暗い空間に座って、人生を変えるような物語を体験するために作りました。観ればわかるとおり、ボンヘッファーに出会ったなら、これまでと同じままではいられないからです。友人や若い人々を連れて映画館に行ってください!
コマーニキ:アメリカやヨーロッパ全域で若い人々がこの映画を愛してくれています。13歳の子どもたちが「お気に入りの映画」だと言ってくれましたし、80歳の人たちも同じように言ってくれました。なので本作はすべての世代のための映画だといえます。この物語が美しい日本の人々の心にも響き渡ることを、心から願っています!
(インタビュー以上/取材・文:cula編集長 ヨダセア)
映画『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』は11月7日(金)日本公開。
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ティモシー・シャラメ×A24『マーティ・シュプリーム』2026年3月公開-NY映画祭で絶賛!“キャリア最高の演技”との評価も

ティモシー・シャラメ主演『マーティ・シュプリーム』が2026年3月に日本公開決定。
『マーティ・シュプリーム』2026年3月公開決定-ティモシー・シャラメ主演×A24製作
A24製作の新作映画『マーティ・シュプリーム』(原題:Marty Supreme)が、2026年3月に全国公開されることが明らかになった。主演を務めるのは、ティモシー・シャラメ。『君の名前で僕を呼んで』(2017)、『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』(2024)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた実績を持ち、若手俳優層の中でも高い人気と注目度を誇る存在だ。
本作は、2025年のNY映画祭でサプライズ上映が行われ、上映後にはSNSを中心に高い評価が相次いだ。アメリカでは12月25日に公開予定となっており、映画賞シーズンにおける動向にも注目が集まっている。
監督はジョシュ・サフディ-単独監督作は『The Pleasure of being Robbed』以来
監督を務めるのは、ジョシュ・サフディ。『アンカット・ダイヤモンド』(19)で批評家から高い評価を受け、クリティクス・チョイス・アワード監督賞にノミネートされた実績を持つ。これまで弟のベニー・サフディとともに“サフディ兄弟”として作品を手がけてきたが、本作は『The Pleasure of being Robbed』(2008・日本未公開)以来となる単独での監督作となる。
本作では、1950年代のニューヨークを舞台に、卓球選手マーティ・リーズマンの人生に着想を得たストーリーが描かれる。サフディ監督特有の緊張感やエネルギーを生かしつつ、キャラクタードラマとしての側面も備えた作品になるとみられ、映画ファンからの注目が高まっている。

『マーティ・シュプリーム』より © 2025 ITTF Rights LLC. All Rights Reserved.
1950年代NY×卓球の実話着想ストーリー-“最低で最高にチャーミングな男”をシャラメが演じる
物語の舞台は1950年代のニューヨーク。卓球人気が高くないアメリカで、世界一の選手を目指す天才卓球プレイヤー、マーティ・マウザーが主人公だ。親戚が営む靴屋で働きながら遠征資金を稼ぎ、ロンドンで開催された世界選手権に出場するも、日本人選手に敗北。マーティは次回の世界選手権が日本で開催されることを知り、再戦のため日本を目指す。
主人公マーティを演じるのは、ティモシー・シャラメ。資金調達のため口八丁手八丁で周囲を巻き込み、時に問題を引き起こしながらも突き進む役どころで、彼の新たなキャラクター像に触れられる作品となっている。日本がストーリーの重要な舞台となることから、国内でも親しみやすいテーマとして受け止められそうだ。
キャストにはグウィネス・パルトロウやタイラー・ザ・クリエイターが参加
共演には、グウィネス・パルトロウが名を連ねる。映画出演は『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』(2022)での声の出演以来で、スクリーン出演としては約6年ぶりとなる。本作では、引退したアメリカの人気女優ケイ役を務める。
また、マーティの友人役としてグラミー賞受賞アーティストのタイラー・ザ・クリエイターが出演し、映画での演技に初挑戦する。さらに、マーティの恋人レイチェル役にはオデッサ・アザイオン、ケイの夫ミルトン役をケビン・オレアリーが担当するなど、多彩なキャストが揃った。
日本人選手エンドウ役として、東京2025デフリンピック卓球日本代表の川口功人氏が出演する点も注目だ。本作のクライマックスで描かれる卓球シーンにおいて重要な存在となる。
NY映画祭でサプライズ上映-SNSでは「ティモシーのキャリア最高の演技!」と称賛の声
2025年10月、ニューヨーク映画祭で本作のサプライズプレミア上映が行われ、会場には監督やキャストが登壇した。上映後にはSNSを中心に高い評価が寄せられ、複数の海外メディアが作品を称賛するコメントを投稿している。
海外メディアからは、「ティモシーのキャリアで最高の演技!」という声が上がったほか、「『マーティ・シュプリーム』はサフディの最高傑作だ。」と評価する声も見られた。また、「まさに圧巻だ。」「今年最高の映画だ。」といった感想も並び、主演のティモシー・シャラメの演技や作品全体に対する評価の高さがうかがえる。
アメリカでは12月25日に公開される予定で、映画賞シーズンに入るタイミングでの公開となることから、今後の賞レースへの動向にも注目が集まる。
作品情報
タイトル:『マーティ・シュプリーム』
監督・脚本:ジョシュ・サフディ
出演:ティモシー・シャラメ、グウィネス・パルトロウ、オデッサ・アザイオン、ケビン・オレアリー、タイラー・ザ・クリエイターほか
製作:A24
配給:ハピネットファントム・スタジオ
公開:2026年3月 全国ロードショー
© 2025 ITTF Rights LLC. All Rights Reserved. -
『クイーンダム/誕生』1月公開決定|ロシアLGBTQ+を描くドキュメンタリー、Rotten Tomatoes100%【特報動画あり】

『クイーンダム/誕生』が2026年1月30日公開。ロシアのクィア・アーティスト、ジェナの軌跡を描く。
ドキュメンタリー映画『クイーンダム/誕生』(原題『QUEENDOM』)が、2026年1月30日(金)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国で公開されることが発表された。
LGBTQ+の活動が弾圧されるロシアで、自身の存在と芸術で社会に挑むジェナ・マービンの姿を追った本作は、アメリカの映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で批評家支持率100%を記録し、「息を呑むほど美しい」「途方もない勇気の作品」「痛烈で生々しい」「最高のドキュメンタリー」と評される注目作だ。
『クイーンダム/誕生』とは
ロシアにおいてLGBTQ+の存在や表現が法律で禁じられる中、ひとりのクィア・アーティストが自身の痛みをアートへと昇華させ、社会へ声なき抵抗を続けている。本作の主人公は、ロシアの首都モスクワから約10,000キロ離れた極寒の田舎町・マガダンに生まれ、祖父母に育てられたジェナ・マービン。撮影当時は21歳で、幼い頃から自身がクィアであると認識していたという。小さな地域社会でジェナは差別や暴力の標的となり、その痛みとトラウマを「アートという武器」へと変えていった。
ジェナは過激で独自性の高い衣装をまとい、ウクライナ侵攻への反対や、LGBTQ+の活動を禁止する法律や社会に向けた抗議を無言のパフォーマンスとして街中で展開する。スキンヘッドにハイヒール、身体を締め上げるテープや有刺鉄線を用いた表現は、命を危険に晒す行為でありながらも、「これは私が人間になるための活動だ」と語る姿が印象的だ。
監督はロシア出身でフランス在住のアグニア・ガルダノヴァ。当初はロシア各地のドラァグクイーンを追う作品を構想していたが、取材初期に出会った候補者のひとりであるジェナの芸術性と信念に強く心を動かされ、ジェナだけに焦点を当てたドキュメンタリー製作を決断したという。

『クイーンダム/誕生』 © 2023 GALDANOVA FILM, LLC ALL RIGHTS RESERVED
特報映像が解禁
公開発表に合わせて、ティザービジュアルと特報映像も解禁された。ティザービジュアルは、裸のジェナ・マービンをロシア国旗の「白」「青」「赤」を纏った人々が取り囲む印象的な一枚で、こちらをまっすぐに見つめるジェナの眼差しが強い意志を宿し、何かを訴えかけているように映る。ジェナの“剥き出しの叫び”を象徴するビジュアルだ。
特報映像は、「これは私が人間になるための活動だ」という言葉から始まる。白く塗られたスキンヘッドにハイヒール、身体を締め上げるテープ姿でモスクワの街を歩くジェナは、「ジェナとなって外に出れば、いつでも最強になれる。まるで鎧を着た騎士さ」と語る。
一方で、「お前をぶっ殺してやる」と暴行を受けるLGBTQ+コミュニティの仲間の映像が映し出され、ジェナが思わず涙を流す場面も収められている。暴力や差別が現実として存在する中、それでもジェナは仲間たちと団結し、抗議の声を上げ続ける姿が描かれる。
【動画】『クイーンダム/誕生』特報映像
作品の見どころ
本作が映し出すのは、社会に対して声を上げ続けるジェナ・マービンの強さだけではない。ロシアでLGBTQ+の存在が否定される環境の中、自身のアイデンティティと向き合いながら、恐怖や葛藤を抱え、それでも表現を続ける等身大の姿に焦点が当てられている。アートを武器に社会の偏見へ立ち向かうその姿勢は、政治的メッセージ性だけでなく、人間としての普遍的な成長物語として響く。
また、家族との関係も見どころのひとつだ。作品では、愛情を抱きながらもジェナの生き方を理解しきれない祖父母との間にある“すれ違い”が描かれる。世代も価値観も異なる家族との対話は、LGBTQ+というテーマに留まらない普遍性を持ち、多くの観客が共感できる感情の揺らぎが丁寧に映し出されている。
さらに、ジェナのパフォーマンスの芸術性も注目すべき点だ。スキンヘッドやハイヒール、有刺鉄線やテープなどを用いた視覚的インパクトの強い表現は、アイデンティティや痛み、抵抗を“言葉ではなく身体で語るアート”として確立している。TikTokを通じて支持が広がり、「VOGUE RUSSIA」に登場するなど一躍注目を集めた背景も、現代のアートシーンにおける存在感を示している。
なお、主演のジェナ、監督のアグニア・ガルダノヴァ、プロデューサーのイゴール・ミャコチンの来日も予定されており、公開前後には国内でのプロモーションにも期待が高まる。
作品情報
原題:QUEENDOM
監督:アグニア・ガルダノヴァ
製作:イゴール・ミャコチン、アグニア・ガルダノヴァ
主演:ジェナ・マービン
2023年/フランス・アメリカ/ロシア語/91分/シネスコ/カラー/5.1ch/日本語字幕:浅野倫子
© 2023 GALDANOVA FILM, LLC ALL RIGHTS RESERVED
配給:Elles Films
公開日:2026年1月30日(金) -
【『ぼくらの居場所』監督単独インタビュー】ドキュメンタリーからフィクションへ-リアルな街並みと子役に向き合った制作過程を語り尽くす

『ぼくらの居場所』シャシャ・ナカイ&リッチ・ウィリアムソン両監督にインタビュー。
11月7日(金)より、映画『ぼくらの居場所』が日本公開となる。culaでは本作の監督コンビであるシャシャ・ナカイ監督とリッチ・ウィリアムソン監督に単独オンラインインタビューを実施。ドキュメンタリー出身の両名がフィクション作品である本作にどのように向き合ったのか、濃厚な話を聞くことができた。(取材・文:cula編集長 ヨダセア)
『ぼくらの居場所』あらすじ
多様な文化を持つ人々が多く暮らす、カナダ・トロント東部に位置するスカボロー。そこに暮らす3人の子供たち。精神疾患を抱えた父親の暴力から逃げるようにスカボローにやって来たフィリピン人のビン。家族4人でシェルターに暮らす先住民の血を引くシルヴィー。そしてネグレクトされ両親に翻弄され続けるローラ。
そんな彼らが安心して過ごせる場所は、ソーシャルワーカーのヒナが責任者を務める教育センターだった。厳しい環境下で生きながらも、ささやかなきずなを育んでいく3人だったのだが…。
【動画】『ぼくらの居場所』予告編
シャシャ・ナカイ&リッチ・ウィリアムソン 監督インタビュー
おふたりはこれまで主にドキュメンタリー映画に携わってこられましたが、フィクションのヒューマンドラマに取り組むことは、どのような感覚でしたか?また、これまでの作品とはどのように違って感じられましたか?
シャシャ・ナカイ監督(以下、ナカイ):この映画の制作を最初に依頼されたとき、私たちは少し不安でした。というのも、フィクション作品の資金調達の仕方がわからず、フィクションの世界での人脈も経験もあまりなかったからです。しかし、書籍の著者であるキャサリン・エルナンデスは、“自身の住む街、自身の故郷である場所を題材にしているため、ドキュメンタリー作家と一緒に仕事をしたい”と強く望んでいました。彼女は周囲の環境に敏感な人たちと働きたかったのです。だから最初は挑戦でしたが、それは大きな学びの連続でした。
ナカイ:もちろん、これは私たちにとって初めての長編かつ初のフィクション作品です。最初はフィクション映画作家のように振る舞おうとしてみましたが、時間が経つにつれて、柔軟で俊敏、そして適応力のあるドキュメンタリー制作の方法をベースにしたハイブリッドなアプローチが必要だと気づいたんです。制作方法は、俳優一人ひとりや撮影場所によって変わっていきます。
リッチ・ウィリアムソン監督(以下、ウィリアムソン):これもひとつの挑戦でした。ドキュメンタリーはある意味、とても即興的で、起きている出来事を追いかける形ですが、フィクション映画、つまり脚本に基づく映画は非常にシステマティックに計画され、すべてが台本通りに進みます。そのため、ドキュメンタリーの美学をそこにうまくはめ込み、ドキュメンタリーらしいエネルギーを引き出すためにある程度自由さを持たせるのは確かに難しいのです。しかし、それは時間をかけて取り組んだことで、撮影が進むうちにキャストをリラックスさせて自然な演技にする方法を見つけることができました。
ナカイ:特に子どもたちの場合、真にコントロールすることはできません。彼らのやりたいことにただ従うしかないのです。だから私たちは、まるでドキュメンタリーの撮影チームのように動く方法を学ばなければなりませんでした。

『ぼくらの居場所』 © 2021 2647287 Ontario Inc. for Compy Films Inc.
タイトル(原題)「Scarborough」のとおり、本作では街そのものが映画の中で象徴的な存在のように感じさせます。カナダにあまり詳しくないかもしれない日本の映画ファンの皆さんのために、スカボローがどんな場所で、どんなイメージや評判を持っているのか教えていただけますか?
ナカイ:スカボローは地図上はトロント地域の一部ですが、ダウンタウンからは公共交通機関で約2時間、車の場合は約1時間かかり、かなり距離があります。この地域の住民は人種的に多様で、新しくカナダに移住した人々や低所得者層、さらに多くの先住民族も暮らしています。トロントの中でも非常に多様性に富んだ地域ですが、交通アクセスが難しいことが、住民にとってはひとつの障壁となっています。
この映画をスカボローの地元住民向けに上映したそうですね。ご覧になったコミュニティの方々からどのような感想がありましたか。
ウィリアムソン:スカボローで作品を観たとき、私が一番楽しかったのは、後ろの列から、自分に馴染みのある場所を指差して楽しんでいる観客の様子を見られたことです。人々がスクリーンの中に自分たちを見つけるのは本当に素敵なことですね。そして、スカボローで実際に撮影を行ったことや、その正確な描写について多くの好評をいただきました。似たような場所が多い近くの別の地域で撮影したほうが楽だったかもしれませんが、私たちは本物の場所で撮影することに強くこだわりました。その正確さを人々は評価してくれたのだと思います。
ナカイ:ええ、とても面白かったですね。私たちが映画を観ていた時、最前列に座っていた男性が画面の何かを見つけるたびに「あ、普段乗ってるバスだ!」「あ、あのレストランだ」と言ってすごく興奮していたんです。ここが映画に出るのは初めてで、地元の人たちにとっては大きなことだったんですよね。
ナカイ:それから、ジョニー役のフェリックスの隣に座って映画を観たこともとても楽しかったです。実は彼のために、一部の暴力シーンをカットした子ども向けバージョンも作ったんです。でも彼の両親が「大丈夫、彼に劇場で(通常版を)観させていいよ」と言ってくれたので、私たちは「じゃあそうしよう」と。映画を観ている間、彼はずっとおしゃべりしていて、リッチに「あれは僕だよ」なんて話していて、その様子が本当に可愛かった。
ウィリアムソン:特に、多くの人は俳優ではないので、自分自身がスクリーンに映るのを見るのは初めての経験です。そうした場面に関わったり、映画出演の実現を手助けできたこと、すごく嬉しく思います。
街のリアルな雰囲気や実際の姿を撮影する際、特に困難だったことや、こだわった点はありましたか。
ナカイ:この映画を作る際に、私たちは原作とその物語に敬意を表したいと強く思っていました。物語に登場する多くの場所は実際の場所から着想を得ているため、著者のキャサリンとともに現地で多くの時間を過ごし、彼女がインスピレーションを受けた場所をしっかり理解することに努めました。しかし、書籍のモデルとなった正確な場所を実際に撮影することは難しく、例えばモデルとなった学校での撮影は実現できず、それに関するほとんどのシーンは周辺地域で撮影したのですが、本作の撮影をとても誇りに思っています。
ナカイ:とはいえ、映画作品という性質上、地理的な配置は必ずしも現実通りではありません。観客からは「この店はあそこから1時間も離れているのでは?」といった面白い感想もいただきます。撮影許可を得られた場所を組み合わせて撮影したためで、限られた予算の中での小さなプロジェクトだったため、資金や資源が限られており、許可をもらえた場所で撮影を進めるしかありませんでした。
教育センターの現状や活動を描くにあたり、どのような調査をされ、教育センターのどの部分を映画で特に伝えたいと考えましたか。
ナカイ:この件についてはかなりリサーチを行いました。物語のモデルとなった実際のドロップインセンターにも足を運びました。というのも、著者のキャサリン・エルナンデスはかつて家庭内保育をしており、子どもたちをドロップインプログラムに連れて行っていたからです。そこで私たちも実際のセンターを訪れ、どんなおもちゃがあるのかといった部屋の様子や、利用者の特徴をじっくり観察しました。これはオンタリオ州に実在するプログラムで、とても大きな影響を受けました。
ナカイ:また、自閉症の子どもに関しては特に時間をかけて丁寧に取り組みました。正確に描きたかったので、自閉症の子どもとその家族をサポートする団体と協力し、撮影現場にも来てもらい、遊びのアイデアを考えてもらったり、「ここはリアルに見えないので、こうしてみましょう」といったアドバイスを受けました。そのため、その部分にもかなりの時間を費やしたと思います。

『ぼくらの居場所』シャシャ・ナカイ&リッチ・ウィリアムソン監督 © 2021 2647287 Ontario Inc. for Compy Films Inc.
この映画に登場する大人も子どもも、それぞれ異なる個性や問題を抱えながら、自分なりの幸福や人生の道を追い求めています。さまざまな親子関係や子ども同士の関係性が描いた映画ですが、これらの関係を表現する際、どのようなアプローチや理念を持って取り組まれましたか。
ナカイ:私たちは原作に非常に忠実であろうと努めましたが、子どもたちに関しては、自分らしさを持ち寄って自由に表現することも許しました。また、親御さんたちも、俳優たちも皆それぞれの個人的な経験や物語を持ち寄りました。彼らは「本の中で起きたこの出来事にとても共感しているので、自分なりに加えたい」と言い、それに基づいて私たちは一緒にキャラクターを練り上げ、より深みを持たせ、その人に合うようにしていったんです。
ウィリアムソン:キャサリンのすばらしいところは、作家として非常に柔軟性がある点です。彼女は演劇のバックグラウンドを持っていて、さまざまなアーティストと協力し、それぞれの解釈に触れることに慣れています。彼女がキャラクターにとらわれすぎずに自由に表現させてくれるので、とても楽しい経験になりました。
ウィリアムソン:「このキャラクターはこうあるべきだ」という決まりがあっても、もし俳優にとってリアルに感じられなければ話し合いを重ね、本物に感じられる方法を一緒に模索しました。なぜなら、画面の上で本当に伝わるのは、人々が自分のセリフや行動を心から信じているときだと思うからです。それが本物として映るのです。
ナカイ:そうですね、なので一部の登場人物は本の描写とは少し異なっています。しかし、それも映画制作の過程の一部なんです。準備期間や俳優との撮影中、さらに編集作業の間に脚本が書き直されるので。作品の中には本に非常に近い部分もあれば、少し違う部分もあります。
社会的に求められる教育と、各家庭の教育方針を尊重することのバランスを取ることは、教育機関にとって非常に難しい課題だと思います。同様に、子どもたち一人ひとりの特性に合った教育を提供しつつ、できる限り平等な教育水準を保証することも、親にとって大きな挑戦でしょう。この映画は、そうした現実に真正面から向き合っていると感じました。このテーマについてはどうお考えですか?
ナカイ:それぞれの状況やコミュニティ、個々の人、それぞれに合わせてニーズを調整しなければなりませんでした。
ナカイ:最初に気づいたのは、すべての子どもを同じように扱うことはできないということです。中には他よりも多くの障壁を抱えている子もいれば、何かに少し苦労している子、または親のサポートがより充実している子もいます。だからこそ、この映画を作っている過程で私たちが学んだのは、教育者や介護者、ケアワーカーとしてそれぞれの子供や人と関わる際には、全体的に状況を捉えることが非常に重要だということでした。私たち自身も時には(劇中の)ヒナのような気分になることもありましたよ(笑)
この映画には、さまざまなバックグラウンドを持つ子役たちが出演しましたね。ドキュメンタリー映画を主に手がけてきたおふたりにとって、子役の演技を指導し共に作業する経験はいかがでしたか。このプロセスで特に難しかったことや楽しかったことを教えてください。
ウィリアムソン:映画を作るときの課題はやはり、制約があり、時間に常に追われているということだと思います。しかし子どもというものは、とても自由で明るく、楽しく遊ぶのが好きなんです。だから彼らとうまく向き合い、それぞれの楽しさのエネルギーを見つけてベストパフォーマンスを引き出そうとするのは難しいと同時に楽しかったです。
ナカイ:非常にシリアスなテーマを描く作品なので、キャスティングも大きな挑戦でした。キャスティングの過程で親役も丁寧に選ぶ必要がありました。なぜなら、そのシーンについて親役が子役俳優たちにどう接するか、オープンな姿勢でしっかりコミュニケーションをとれるか、演技の時間と現実の世界の違いをどう伝えるか、それを見極めたかったからです。
ナカイ:特にローラ役のアンナの場合ですね。この役はキャスティング自体がとても難しかったんです。親役の方々も一緒に仕事がしやすい人でなければなりません。フィリピン人の親御さんたちは、このキャラクターがクィアであることを受け入れてくれなければならなかったのです。フィリピン文化はカトリックの影響が強く、(ジェンダーマイノリティに対して)あまり進歩的とは言えません。なので、彼がこの映画で男の子に恋をしていることに対して問題ないかどうか確認するのも苦労しました。いろいろな困難がありましたが、子どもたちと仕事をするのは本当に楽しい経験でした。

『ぼくらの居場所』より © 2021 2647287 Ontario Inc. for Compy Films Inc.
ナカイ:それから、撮影現場にたくさんのキャンディを置きすぎないようにすることも学びました。すぐになくなってしまうので(笑)。ある日、なぜ子どもたちがあんなに疲れて見えるのか不思議に思いました。彼らは一つのシーンを撮ると、もうこの日は終わりって感じだったんです。その時、キャンディバーが空っぽになっているのに気付いたんです。だから、無制限にキャンディを置くのはだめだとわかりました。みんな全部食べてしまうんです。そういった細かいことを学びながら、常に工夫し調整していきました。
映画には3組の親子が登場しますが、現場での雰囲気や親役と子役俳優の撮影外での関係はいかがでしたか。特に印象に残っている出来事やエピソードはありますか。
ナカイ:私たちはこの作品を1年以上かけて撮影しました。夕方や週末を使って少しずつ撮影を始めて、終わりの頃には、大人の俳優たちが子役俳優たちにセットでの振る舞いや準備の仕方、セリフの覚え方を教えるなど指導し、子役俳優たちはそれを見て学んでいました。長い時間をかけて一緒にこのプロジェクトを作り上げたので、最終的にはみんながまるで家族のようになっていました。
ナカイ:そして、とても感動的だったのは、撮影の最後の方に行ったステージのシーンの撮影でした。パンデミック(コロナ禍)の影響で半年間撮影を中断していたので、みんなが揃って再会できたことが本当に心温まる思いでした。
ウィリアムソン:短い時間でどれだけ成長したかを実感しました。本当に信じられないほど成長していました。
ナカイ:映画の始まりと終わりで彼らの見た目を比べてみると、きっと分かると思います。ただ、彼らの背がどれほど伸びたかは見せたくなかったので、わからないように工夫しました。
ウィリアムソン:撮影は時系列順に行いましたが、これはとても賢明だったと思います。理論上それが唯一可能な方法でしたし、子役俳優たちは映画の進行とともに年齢を重ねていくからでもあります。
子どもの成長は早いですから、1年以上も撮影していれば、俳優としての技術面でも、また物理的な身体面でも大きな成長があったでしょうね。
ウィリアムソン:まさにそうなんです。彼らはあまりに大きくなってしまっていたので、序盤のシーンの撮影に戻るといったことはできませんでした。しかし、あなたの言う通り、撮影を進める中で彼らが実際に年を取っていく様子を見るのはとても楽しい経験でした。そしてその結果として、彼らの親同士の絆もさらに強くなりました。彼らの人生におけるそれらの瞬間を目の当たりにし、それを映像で捉えることができたのは、非常に面白い経験でした。

『ぼくらの居場所』より © 2021 2647287 Ontario Inc. for Compy Films Inc.
ビンの家族の物語に対するあなたの思い入れや、撮影中の印象的なエピソードについてお聞かせいただけますか。
ナカイ:原作での彼らに関するキャサリンの描き方が、私がこの作品に参加した大きな理由の一つでした。私の母はフィリピン人ですが、カナダ映画であのような関係性が描かれているのを見たことがなかったんです。この物語を実現する一員になりたいと本気で思いました。
ナカイ:また、細やかなさりげない描写にも心を動かされました。もちろんリッチと私がそれぞれ違った箇所で、時には予想外の箇所で共感する小さな要素が、すべてのストーリーに散りばめられています。私は特にビンの物語をスクリーンに届けることに参加したいと強く思いました。
ウィリアムソン:自分を表現するという点で、とても内気な少年だった私は、原作を読んでこのキャラクターに強く共感しました。自分を表現したい、自分が本当はどんな人間なのか見せたいという気持ちが、自分と深くつながっていると感じたのです。だから、多くの物語はとても普遍的に感じられました。内容は具体的でありながら、誰もが登場人物の境遇に共感できる普遍性を持っていました。
シルヴィーやローラの家族はいかがですか?
ナカイ:個人的にはあまり共感できる部分は多くなく、カナダでも先住民の物語をあまり見ることはできません。ですが、最近では先住民の語り手が増えてきているのを見かけるようになりました。私自身もそういった物語をあまり見たことがなく、そうした作品づくりに関わりたいと思っていました。
ナカイ:特にシルヴィーのキャラクターの、自由奔放でわんぱくで、お茶目で面白いところに強く惹かれました。さらに、弟ばかり目をかけられて自分がかすんでしまうという状況に彼女がどう立ち向かうのかも描かれていて、そこも印象的でした。
ウィリアムソン:ローラやシルヴィーにも似ていますが、私はオンタリオ州ロンドン、トロントから車で2時間かかる低所得の地域で育ちました。そのため、彼女たちがいたような、いろいろな事情で医者に診てもらおうと来ている人々で混雑したクリニックは、私にもとても身近なものでした。教育センターも同様です。私や友人たちが子どもの頃に利用していたようなプログラムがあったので、これらすべての場所や経験がとても馴染み深く感じられました。

『ぼくらの居場所』より © 2021 2647287 Ontario Inc. for Compy Films Inc.
ナカイ:実は私はカナダに住んでおらず、15歳になってからここに引っ越してきたんです。支援のない新しい国に移り住むというエドナの境遇には、すごく共感しました。同時に、ケイシー(原作者キャサリン・エルナンデス)の文章力のすごさを感じました。私は成長過程でこうした教育センターを経験したことはありませんが、それでも内容が理解できて、本当にリアルで誠実に感じられました。それもあって私たちは、この物語が多くの人に響くと確信できたのです。なぜなら、多様な背景を持つ多くの人が、それぞれ違った部分に共感できるので。
リッチ監督はスタンリー・キューブリック監督が特にお好きだと伺いました。ご自身の撮影において、キューブリックの影響を感じる映画制作や映像技法の特徴的なアプローチはありますか?
ウィリアムソン:ゆっくりしたズームが好きで、とても惹かれますね。彼が決して自分の表現を繰り返さなかったところが本当に好きなんです。キューブリック監督作品にはいつも新しいものがあり、何が出てくるか予測できませんでした。なので、もし彼をお手本にしたいとすれば、常に好奇心を持ち、新しいテーマを掘り下げ、たくさんの人々にとって魅力的なものにするという姿勢です。
シャシャ監督はさまざまなジャンルの映画を観てきたと伺いましたが、本作を制作するにあたって、どんな監督や作品から影響を受けましたか。
ナカイ:どの制作段階でのことか正確には思い出しにくいのですが、本作を作る際の参考として、特にアンドレア・アーノルドや(ジャン=ピエール&リュック・)ダルデンヌ兄弟の作品を多く取り入れました。あとは、路上の子供たちを描いた『存在のない子供たち』も観ました。この映画は制作の際にとても役立ちました。
ウィリアムソン:私はいつも、ドキュメンタリーを作っているような気持ちを保ちたくて、フィクション要素にあまり引っ張られすぎないようにしていたのを覚えています。ただ(ダーレン・)アロノフスキー監督の『レスラー』と、デイミアン・チャゼル監督の『ファースト・マン』を見直したのは覚えています。カメラの自由な動きがある作品なので、毎日それらを意識して毎日現場に臨んでいました。
ローラ役のアンナ・クレア・ベイテルは、今『スター・トレック』シリーズのような作品にも出演していますね。アンナとの仕事はいかがでしたか。
ナカイ:実は本作がアンナにとって初めての映画で、本作をきっかけに『スター・トレック』の役を獲得したんです。私たちもとても喜びましたよ。でも、この役には幅広くオーディションを行いました。アンナは子供向けの芸術劇場スクールで見つけました。彼女はすでに演劇や演技が大好きで、舞台にもたくさん出演していました。
ナカイ:そして、彼女はただの映画好きだということがわかって……それがとても可愛らしかったんですよ。彼女は「リッチ、このショットはどう?」と言ったり、カットのタイミングも教えてくれたりしました。
ウィリアムソン:ええ、彼女は可愛らしいと同時に、撮影に関して自分でアイデアを持っていて、年齢以上に賢いませた子でした。そんな子と一緒に仕事ができて本当に楽しかったです。
ナカイ:彼女はキャラクターとはまったく逆なので、とても面白いんです。実生活ではとても明るくて、元気いっぱいでおもしろい子なんです。でも役を演じているときは、本当に真剣に演技していました。ナカイ:例えば、父親が鍋を投げて彼女に当たりそうになり、パスタソースが顔に飛び散るシーンでは、彼女はすごく楽しんでいました。あのシーンについてはよく「どうやってあのシーンを撮ったの?」と聞かれますが、私は「彼女がただすごく楽しんでいただけ」と答えています。私たちは手ぶれの多いカメラワークを使って色々と隠していて、例えばパスタが顔に飛び散ったシーンでは、コリー役のコナーは部屋にすらいなくて、実際は私が彼女の顔にパスタを乗せていたんです。彼女は本当に一緒に仕事をするにはすばらしく、将来が有望な俳優でしたね。
ウィリアムソン:映画作りにとても熱心に関わっている子供たちと一緒に仕事をするのは楽しいと思います。彼らは映画に強い興味を持っていて、私が映画に興味を持ち始めた頃のことや、そのとき考えていたこと、そして少しだけ裏側を覗き始めた頃の感覚を思い出させてくれるんです。若い頃は、ただ“監督が映画を作っている”と思いがちですが、セットに入ると、多くの人がそれぞれ違う役割を担っていることに気づいていきます。だからこそ、アンナも現場の皆が何をしているのかについてすごく興味を持っていたことをよく覚えています。ナカイ:彼女は撮影に小道具(プロップ)を持ってきてくれました。「私の役のキャラクターなら、こういう人形を持っていると思います」と彼女が持ってきたので、実際に使わせてもらいました。彼女は映画づくりを本当によく理解していて、とてもクールですよ。
彼女のこれからのキャリアがとても楽しみですね!私はビンの高くて子どもらしい声もとても可愛らしくてほっこりしました。リアム・ディアスとの仕事についてはどう思いますか?
ナカイ:声ね、面白い!……というのも、ホイットニー・ヒューストンのシーンを撮影していた頃には彼の声はすでにだんだん低くなり始めていて、「どうやってホイットニーの高音を出せるんだろう」と心配していました。しかし、舞台経験も豊富な著者のキャサリンが、歌唱や振り付けの部分で彼をしっかりサポートしてくれました。
ナカイ:それにしても、リアムはまさに理想的な俳優でした。非常にプロ意識が高く、いつもセリフを完璧に覚えて現れ、真剣に取り組んでいました。そんな彼の姿はとても可愛らしく、私たちは彼と仕事をするのを心から楽しみました。

『ぼくらの居場所』より © 2021 2647287 Ontario Inc. for Compy Films Inc.
シルヴィー役のエミール・フォックス(メキヤ・エッセンス・フォックス)はいかがですか?
ナカイ:あの子もとてもエネルギッシュでカオスな存在でした。いつも走り回って楽しんでいて、ついていくのは大変でしたが、一緒に仕事をするのは本当に楽しかったです。実際、子役たち彼らの演技はとても自然で、まるでそのままの自分を表現しているように感じられました。
ウィリアムソン:間違いない!
ありがとうございました!最後に、culaのインタビュー記事を読む日本の映画ファンの皆さんへ、皆さんからメッセージをお願いいたします。
シャシャ・ナカイ:こうして時間を割いて私たちの記事を読んだり、映画を観てくださって本当にありがとうございます。遠い日本の皆さんの心に私たちの映画が響くことは、私たちにとって非常に嬉しいことですし、本当にワクワクしています。改めて、ありがとうございます!
リッチ・ウィリアムソン:右に同じです!日本で上演されていて、皆さんが観て反応し楽しんでくれていることをとても嬉しく思います。夢のようです!本当に心から感謝しています。ありがとうございます。
(インタビュー以上/取材・文:cula編集長 ヨダセア)
映画『ぼくらの居場所』は11月7日(金)日本公開。
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『ストレンジャー・シングス5』キャラポス18人解禁-最終章の鍵を握るキャラと配信日まとめ

Netflixシリーズ『ストレンジャー・シングス5』のキャラクターポスターが解禁。最終章の見どころを紹介。
『ストレンジャー・シングス5』最終章に向けキャラポス解禁
世界中で社会現象を巻き起こしてきたNetflixシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界5』が、いよいよ最終章へ向け動き出した。キャラクターポスターが解禁され、約10年にわたり物語を支えてきた登場人物たちの、覚悟に満ちた表情が切り取られている。配信はVOL1が11月27日、VOL2が12月26日、最終話となるフィナーレが2026年1月1日より世界独占配信される。
本作は、1980年代のホーキンスを舞台に、“<裏側の世界>”と呼ばれる異次元の脅威に立ち向かう少年少女たちを描いたミステリー・アドベンチャー&青春物語。瞬く間に世界的ヒットとなり、エンターテインメントの潮流を変えたシリーズとしても知られている。
今回解禁されたキャラクターポスターでは、これまで幾度もの別れと喪失を経験しながらも、互いを信じて立ち上がってきた仲間たち18名が登場。最終決戦を前にした緊張感が伝わるビジュアルとなっており、物語がどのような結末へ向かうのか期待が高まる。
主要キャラクターの動向とキャストコメント
最終章となる今シーズンでは、キャラクターたちがこれまで以上に大きな試練と選択に向き合うことになる。解禁されたキャラクターポスターと共に、キャスト陣が語ったコメントからも、その“覚悟”が伝わってくる。
物語の鍵を握るのは、<イレブン>ことエル(演:ミリー・ボビー・ブラウン)。研究所で育ち、実験によって身につけた能力で仲間と街を守ってきた存在だ。ミリーは、最終章のイレブンについて「イレブンは訓練モードに入っています。彼女の頭の中は友達を守ることでいっぱいです。」と語り、仲間を“家族”と呼ぶエルの揺るぎない決意を示している。
仲良し4人組の中心であり、思いやり深いリーダーの<マイク>(演:フィン・ヴォルフハルト)は、再びチームを引っ張る存在に。フィンは「マイクは再びリーダー的存在となり、今まで以上に責任感を持って率先して作戦を練り上げていきます。」とコメント。ヴェクナとの決戦に向け、過去以上の覚悟で臨む姿が描かれそうだ。
一方、闇に狙われ続けてきた<ウィル>(演:ノア・シュナップ)は、再び物語の中心に戻ってくる。ノアは「ウィルは最終章でホーキンスに戻ってきました。」と語り、S4では一時離れていたホーキンスに再び立つことが、どのような波紋を物語にもたらすのか注目が集まる。
さらに、冷静な現実主義者<ルーカス>(演:ケイレブ・マクラフリン)も、これまで以上の緊迫した状況に直面すると明かされている。ケイレブは「今シーズンは緊迫した状況で始まります。ヴェクナはまだ倒していないし、問題も残ったままです。」と語り、物語が冒頭からクライマックス級の展開で始まることを予感させる。
シリーズ随一のお調子者でムードメーカーの<ダスティン>(演:ゲイテン・マタラッツォ)も、最終章では明るさだけでは乗り切れない現実に向き合うことになるようだ。ゲイテンは「ダスティンはちょっと気分が落ちているんです。」と明かし、仲間を支える立場としての葛藤も描かれそうだ。
最終決戦の行方は――鍵を握るキャラクターたち
迎える最終章では、ホーキンスをむしばみ続けるヴェクナとの決戦が本格化する。仲間たちは再び手を取り合い、街と日常を守るために立ち上がる。リリースでも「最後のキャラクターポスターに刻まれた18人の視線の先に待つのは、希望か、それとも絶望か――。」と記されており、物語がどの結末を選ぶのか、注目が高まっている。
ここで存在感を増すと見られているのが、これまで一歩引いた位置から仲間を見守ってきた<ウィル>だ。ヴェクナとの関係性がより深く描かれることがうかがえるほか、予告編でも緊迫したシーンが映し出されている。一方で、サブキャラクターの中にも物語を左右しそうな人物がいる。
そのひとりが、マイクとナンシーの妹<ホリー>(演:ネル・フィッシャー)だ。幼いながら“裏側の世界”の存在に気付いているような描写がこれまでも散りばめられてきたキャラクターで、シーズン5で重要な鍵を握るとされている。
また、ホーキンスの戦いを支えてきたメンバーのほかに、最終章で新たに登場する<ドクター・ケイ>(演:リンダ・ハミルトン)にも注目したい。“冷徹な政府の科学者”という役どころで、時に銃を手に戦うキャラクターとされており、これまでの物語にはなかったタイプの存在だ。科学者でありながら前線に立つ彼女が、仲間か、それとも新たな脅威となるのかは見どころのひとつとなる。
数々の別れと喪失を乗り越え、互いを支え合いながら歩んできたホーキンスの仲間たち。最終章では、その絆がこれまで以上に試されることになる。希望か、絶望か――物語の結末は、これまで彼らが積み重ねてきた時間と選択の先にある。
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第38回東京国際映画祭受賞結果まとめ-『パレスチナ36』が東京グランプリ受賞

第38回東京国際映画祭が閉幕し、『パレスチナ36』が東京グランプリを受賞した。
第38回東京国際映画祭が閉幕-主要受賞結果を総まとめ
アジア最大級の映画祭である第38回東京国際映画祭が閉幕した。10月27日から11月5日まで、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区を会場に開催され、クロージングセレモニーが行われた。

東京国際映画祭クロージングセレモニー ©2025 TIFF
最高賞である東京グランプリ/東京都知事賞には、アンマリー・ジャシル監督の『パレスチナ36』が選ばれた。
最優秀監督賞と最優秀男優賞の2冠を達成したのは『春の木』。最優秀女優賞には、日本映画『恒星の向こう側』の福地桃子と河瀨直美が受賞した。観客賞には『金髪』が選出された。
東京グランプリは『パレスチナ36』-主要受賞作とコメント
最高賞となる東京グランプリ/東京都知事賞には、アンマリー・ジャシル監督の『パレスチナ36』が選出された。審査委員長のカルロ・シャトリアンは、「この作品の感情面で心を動かされ、土地の美しさに魅了されました」と講評した。

東京国際映画祭にて ©2025 TIFF
アンマリー・ジャシル監督は動画コメントで「わたしたちの映画をこの賞に選んでくださり、本当に光栄です…」と感謝を述べ、出演者のワーディ・エイラブーニも「この素晴らしい賞を受賞できてとても光栄です」と喜びを語った。

東京国際映画祭にて ©2025 TIFF
最優秀監督賞には『春の木』のチャン・リュル監督と、『裏か表か?』のアレッシオ・リゴ・デ・リーギ監督、マッテオ・ゾッピス監督が選ばれた。チャン監督は「監督賞はチーム全体に与えられる賞だと思います」と語り、作品を支えたスタッフやキャストに感謝を示した。

東京国際映画祭クロージングセレモニーにて ©2025 TIFF
また、最優秀男優賞は『春の木』のワン・チュアンジュンが受賞。「中国映画が今年120周年を迎える年に受賞できた…素晴らしいギフトになりました」と喜びを語った。

東京国際映画祭クロージングセレモニーにて ©2025 TIFF
最優秀女優賞には日本映画『恒星の向こう側』の福地桃子と河瀨直美がダブル受賞。福地は「歴史ある賞をいただけて光栄です…」とコメントし、河瀨は「俳優として参加できたのは中川監督のおかげです…」と撮影を振り返った。

東京国際映画祭クロージングセレモニーにて ©2025 TIFF
さらに観客賞には、日本映画『金髪』が選出された。監督の坂下雄一郎は「広く観客のみなさんから認められたのは嬉しいです…」と喜びを語った。
審査員・関係者が語った映画祭の意義と多様性
クロージングセレモニーでは、審査員や関係者が映画祭を総括し、作品や映画文化への思いを語った。コンペティション部門国際審査委員長のカルロ・シャトリアンは総評で、「多様性を尊重しました…すべて満場一致で賞を贈呈しました」と述べ、作品選出にあたり幅広い価値観と合意形成を重視したことを明かした。
小池百合子東京都知事は、「映画は言葉、文化の壁を超えることができます。心を繋ぐ力を持っている大変パワフルなアートでございます」とコメント。新設されたアジア学生映画コンファレンスにも触れ、若い映画人への期待を示した。
また、チェアマンの安藤裕康は、「国境を越え、考え方の違いを超えてお互いが向き合って対話を行い…共通の理解を深めあっていく場」と国際映画祭の役割を語り、今年も多くの交流が生まれたことに触れた。
動員数や上映作品数など、データで振り返る映画祭
今年の映画祭は、国内外から多くの観客と映画関係者が集まり、活況を見せた。上映動員数は69,162人となり、前年の61,576人から増加。10日間の開催で184本が上映され、幅広い作品に触れられる機会となった。
上映作品における女性監督の比率は23.4%。男女共同監督作を含めた数字であり、引き続き多様な視点を取り入れた作品がラインナップされたことがうかがえる。
そのほか、リアルイベントの動員数は93,847人、ゲスト登壇イベントは184件が実施された。海外からのゲストは2,557人が参加しており、国際的な交流が活発に行われた。
第38回東京国際映画祭は、多様な作品が集い、国や文化の垣根を越えた交流の場となった。受賞作や登壇者の言葉からも、作品が生まれる国や背景は異なっても、映画が人々をつなぐ力を持つことが改めて感じられる時間となった。
次回の開催では、どのような新たな才能や作品が登場し、映画祭にどんな議論や熱気をもたらすのか、今後の展開にも注目したい。
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