クロエ・ジャオは、中国出身の映画監督、プロデューサー、脚本家、編集者。
アメリカ西部で暮らす人々と土地を自然光や非職業俳優を交えて捉えた『ザ・ライダー』、『ノマドランド』で高い評価を獲得。『ノマドランド』ではアカデミー賞監督賞を受賞し、マーベル作品『エターナルズ』からシェイクスピア一家の喪失を描く『ハムネット』まで、規模の異なる物語を手がけている。
クロエ・ジャオ プロフィール(基本情報)
名前:クロエ・ジャオ(Chloé Zhao/趙婷/Zhao Ting)
生年月日:1982年3月31日(44歳)
出身地:中国|北京市
職業:映画監督、プロデューサー、脚本家、編集者
代表作:『ザ・ライダー』、『ノマドランド』、『エターナルズ』、『ハムネット』
・北京で生まれ、10代でイギリスへ留学。その後アメリカへ移り、マウント・ホリヨーク大学で政治学を専攻し、2005年に卒業した。
・ニューヨーク大学ティッシュ芸術学部の大学院で映画制作を学び、スパイク・リーらに師事。短編『Daughters(原題)』はパームスプリングス国際短編映画祭の学生実写短編部門で第1位を獲得した。
・長編デビュー作『Songs My Brothers Taught Me(原題)』と第2作『ザ・ライダー』をサウスダコタ州パインリッジ居留地で撮影。現地の人々を出演者に迎え、実体験とフィクションを重ねる手法で注目された。
・『ノマドランド』はヴェネツィア国際映画祭金獅子賞とトロント国際映画祭観客賞を受賞。第93回アカデミー賞では作品賞・監督賞・主演女優賞を受賞し、ジャオは監督賞を受賞した史上2人目の女性、初の有色人種女性となった。
・2021年にマーベル・シネマティック・ユニバース作品『エターナルズ』を共同脚本・監督し、独立映画から大規模なスタジオ作品へ活動領域を広げた。
・マギー・オファーレルの小説を映画化した『ハムネット』では監督・共同脚本・製作・編集を担当。トロント国際映画祭観客賞を受賞し、第98回アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚色賞などにノミネートされた。
・2024年にBBCの「100 Women」に選出。自然環境と人間の関係、喪失、共同体を見つめる叙情的な作風で知られている。
クロエ・ジャオ 作品一覧
長編監督作品
- 『Songs My Brothers Taught Me(原題)』(2015):監督、脚本、製作
- 『ザ・ライダー』(2017):監督、脚本、製作
- 『ノマドランド』(2020):監督、脚本、製作、編集
- 『エターナルズ』(2021):監督、共同脚本
- 『ハムネット』(2025):監督、共同脚本、製作、編集
主な短編・製作作品
- 『Post(原題)』(2008):監督、脚本、製作
- 『The Atlas Mountains(原題)』(2009):監督、脚本、製作
- 『Daughters(原題)』(2010):監督、脚本、製作
- 『The Graduates(原題)』(2023):製作総指揮
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