ポール・トーマス・アンダーソンは、アメリカ出身の映画監督、脚本家、プロデューサー、撮影監督。
サンフェルナンド・バレーを重要な舞台とし、孤独や執着を抱えた人物たちが、家族や師弟、恋愛、共同体の代替となる関係を求める姿を描いてきた。流麗な長回し、音楽と映像の緊密な結びつき、俳優の個性を極限まで引き出す演出で知られ、『ブギーナイツ』『マグノリア』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』などで同世代を代表する作家として評価されている。
ポール・トーマス・アンダーソン プロフィール(基本情報)
名前:ポール・トーマス・アンダーソン(Paul Thomas Anderson)
生年月日:1970年6月26日(56歳)
出身地:アメリカ|カリフォルニア州ロサンゼルス、スタジオシティ
職業:映画監督、脚本家、プロデューサー、撮影監督
代表作:『ブギーナイツ』、『マグノリア』、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』、『ワン・バトル・アフター・アナザー』
・テレビやラジオで俳優・アナウンサーとして活動したアーニー・アンダーソンを父に持ち、サンフェルナンド・バレーで育った。幼い頃からビデオカメラや8ミリ、16ミリで映像制作を始めた。
・高校時代にポルノ俳優を題材とする短編『The Dirk Diggler Story(原題)』を制作。この作品の着想を発展させ、後に『ブギーナイツ』を監督した。
・サンタモニカ・カレッジ、エマーソン大学で学び、ニューヨーク大学の映画課程にも在籍したが短期間で退学。制作助手として働きながら短編『Cigarettes & Coffee(原題)』を完成させ、サンダンスの長編映画プログラムへ参加した。
・初長編『ハードエイト』に続く『ブギーナイツ』『マグノリア』で国際的に注目され、『パンチドランク・ラブ』では第55回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞。『ザ・マスター』では第69回ヴェネチア国際映画祭の銀獅子賞(監督賞)を受賞した。
・ロバート・エルスウィット、ジョニー・グリーンウッドらのスタッフ、フィリップ・シーモア・ホフマン、ダニエル・デイ=ルイス、ホアキン・フェニックスらの俳優と継続的に協働。フィオナ・アップル、レディオヘッド、ハイム、ザ・スマイルなどのミュージックビデオも監督している。
・『ワン・バトル・アフター・アナザー』で第98回アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚色賞を受賞。長年の候補歴を経て、同作で自身初となるオスカーを含む3部門を獲得した。
ポール・トーマス・アンダーソン 作品一覧
長編映画
- 『ハードエイト』(1996):監督、脚本
- 『ブギーナイツ』(1997):監督、脚本、製作
- 『マグノリア』(1999):監督、脚本、製作
- 『パンチドランク・ラブ』(2002):監督、脚本、製作
- 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2007):監督、脚本、製作
- 『ザ・マスター』(2012):監督、脚本、製作
- 『インヒアレント・ヴァイス』(2014):監督、脚本、製作
- 『ファントム・スレッド』(2017):監督、脚本、製作、撮影
- 『リコリス・ピザ』(2021):監督、脚本、製作、撮影
- 『ワン・バトル・アフター・アナザー』(2025):監督、脚本、製作
短編/音楽映像ほか
- 『The Dirk Diggler Story(原題)』(1988):監督、脚本、製作、撮影、編集(短編)
- 『Cigarettes & Coffee(原題)』(1993):監督、脚本、製作(短編)
- 『Mattress Man Commercial(原題)』(2003):監督、脚本(短編)
- 『Junun(原題)』(2015):監督、撮影(ドキュメンタリー)
- 『Valentine(原題)』(2017):監督(ハイムの短編音楽映画)
- 『ANIMA』(2019):監督(トム・ヨークの短編音楽映画)
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