ヨアキム・トリアーは、デンマーク生まれ、ノルウェー出身の映画監督、脚本家、プロデューサー。
現代を生きる人々の孤独、記憶、家族、アイデンティティを繊細に描く作風で知られ、『リプライズ』、『オスロ、8月31日』、『わたしは最悪。』からなる「オスロ三部作」で国際的に注目を集めた。近年は『センチメンタル・バリュー』で第78回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞し、現代ヨーロッパ映画を代表する作家のひとりとして評価されている。
ヨアキム・トリアー プロフィール(基本情報)
名前:ヨアキム・トリアー(Joachim Trier)
生年月日:1974年3月1日(52歳)
出身地:デンマーク|コペンハーゲン(ノルウェー・オスロ育ち)
職業:映画監督、脚本家、プロデューサー
代表作:『リプライズ』、『オスロ、8月31日』、『わたしは最悪。』、『センチメンタル・バリュー』
・デンマーク・コペンハーゲンで生まれ、ノルウェーのオスロで育った。映画に関わる家庭に育ち、祖父エリック・ローヘンもノルウェー映画界の映画監督・脚本家として知られる。
・10代の頃はスケートボードに打ち込み、自らスケート映像を撮影・制作していた。その後、デンマークのヨーロピアン・フィルム・カレッジ、イギリスのナショナル・フィルム&テレビジョン・スクールで映画を学んだ。
・短編映画『Pietà(原題)』、『Still(原題)』、『Procter(原題)』などを経て、2006年に長編デビュー作『リプライズ』を発表。同作はアマンダ賞で最優秀ノルウェー作品賞、監督賞、脚本賞を受賞し、国際的な注目を集めた。
・『リプライズ』、『オスロ、8月31日』、『わたしは最悪。』は「オスロ三部作」として知られ、都市に生きる若者の孤独、喪失、恋愛、人生の選択を描いた作品群として高く評価されている。
・脚本家エスキル・フォクトとの長年の共同作業でも知られ、『リプライズ』以降の主要長編映画の多くで共同脚本を手がけている。
・『母の残像』では初の英語作品に挑み、第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品。『テルマ』では心理ドラマと超自然的要素を融合させ、作風の幅を広げた。
・『わたしは最悪。』は第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、主演のレナーテ・レインスヴェが女優賞を受賞。第94回アカデミー賞では脚本賞、国際長編映画賞にノミネートされた。
・2025年の『センチメンタル・バリュー』では、第78回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞。日本では2026年2月20日より公開された。
ヨアキム・トリアー 作品一覧
長編映画
- 『リプライズ』(2006):監督、共同脚本
- 『オスロ、8月31日』(2011):監督、共同脚本
- 『母の残像』(2015):監督、共同脚本、製作総指揮
- 『テルマ』(2017):監督、共同脚本、製作総指揮
- 『わたしは最悪。』(2021):監督、共同脚本
- 『センチメンタル・バリュー』(2025):監督、共同脚本
ドキュメンタリー映画
- 『The Other Munch(原題)』(2018):共同監督
短編映画
- 『Pietà(原題)』(2000):監督、共同脚本
- 『Still(原題)』(2001):監督、共同脚本
- 『Procter(原題)』(2002):監督、共同脚本
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