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- 【第98回アカデミー賞(2026年)受賞結果&ノミネート一覧】『ワン・バトル・アフター・アナザー』が作品賞ほか最多6部門を席巻!『罪人たち』『フランケンシュタイン』も快調
- 最多受賞は『ワン・バトル・アフター・アナザー』
- 第98回アカデミー賞 ノミネート作品&受賞結果一覧(★が受賞)
- 【動画】今観られるノミネート作品と、観る方法をチェック!
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【第98回アカデミー賞(2026年)受賞結果&ノミネート一覧】『ワン・バトル・アフター・アナザー』が作品賞ほか最多6部門を席巻!『罪人たち』『フランケンシュタイン』も快調

「第98回アカデミー賞」のノミネート作品&受賞結果一覧を掲載。
「第98回アカデミー賞」の授賞式が現地時間3月15日(日)(日本では16日(月))に開催。このページでは受賞作品&ノミネートリストを随時更新で記載する(動画で観る場合はこちら)。
注目が集まったのは『罪人たち』の最多16部門ノミネート、そして12部門13ノミネートを達成した『ワン・バトル・アフター・アナザー』だ。さらに『フランケンシュタイン』、『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』、『センチメンタル・バリュー』も9ノミネート、『ハムネット』が8部門と快調であった。
そして日本を席巻し世界でも話題となった映画『国宝』は惜しくも国際長編映画賞へのノミネートを逃し、メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされていた。
最多受賞は『ワン・バトル・アフター・アナザー』
結果としては、『ワン・バトル・アフター・アナザー』が最高賞とる作品賞や、監督賞を含む6部門で最多受賞。『罪人たち』4部門と『フランケンシュタイン』3部門も快調な結果となった。
ノミネート一覧は以下のとおり。(★が受賞)
第98回アカデミー賞 ノミネート作品&受賞結果一覧(★が受賞)
作品賞
『ブゴニア』
『F1/エフワン』
『フランケンシュタイン』
『ハムネット』
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』
★『ワン・バトル・アフター・アナザー』
『シークレット・エージェント』
『センチメンタル・バリュー』
『罪人たち』
『トレイン・ドリームズ』監督賞
クロエ・ジャオ(『ハムネット』)
ジョシュ・サフディ(『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』)★ポール・トーマス・アンダーソン(『ワン・バトル・アフター・アナザー』)
ヨアキム・トリアー(『センチメンタル・バリュー』)
ライアン・クーグラー(『罪人たち』)主演男優賞
ティモシー・シャラメ(『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』)
レオナルド・ディカプリオ(『ワン・バトル・アフター・アナザー』)
イーサン・ホーク(『ブルームーン』)
★マイケル・B・ジョーダン(『罪人たち』)
ヴァグネル・モウラ(『シークレット・エージェント』)主演女優賞
★ジェシー・バックリー(『ハムネット』)
ローズ・バーン(『If I Had Legs I’d Kick You(原題)』)
ケイト・ハドソン(『ソング・サング・ブルー』)
レナーテ・レインスヴェ(『センチメンタル・バリュー』)
エマ・ストーン(『ブゴニア』)助演男優賞
ベニチオ・デル・トロ(『ワン・バトル・アフター・アナザー』)
ジェイコブ・エロルディ(『フランケンシュタイン』)
デルロイ・リンドー(『罪人たち』)
★ショーン・ペン(『ワン・バトル・アフター・アナザー』)
ステラン・スカルスガルド(『センチメンタル・バリュー』)助演女優賞
テヤナ・テイラー(『ワン・バトル・アフター・アナザー』)
★エイミー・マディガン(『WEAPONS/ウェポンズ』)
ウンミ・モサク(『罪人たち』)
インガ・イブスドッテル・リッレオース(『センチメンタル・バリュー』)
エル・ファニング(『センチメンタル・バリュー』)キャスティング賞
『ハムネット』
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』
★『ワン・バトル・アフター・アナザー』
『シークレット・エージェント』
『罪人たち』脚本賞
『ブルームーン』
『シンプル・アクシデント/偶然』
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』
『センチメンタル・バリュー』
★『罪人たち』脚色賞
『ブゴニア』
『フランケンシュタイン』
『ハムネット』
★『ワン・バトル・アフター・アナザー』
『トレイン・ドリームズ』撮影賞
『フランケンシュタイン』
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』
『ワン・バトル・アフター・アナザー』
★『罪人たち』
『トレイン・ドリームズ』編集賞
『F1/エフワン』
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』
★『ワン・バトル・アフター・アナザー』
『センチメンタル・バリュー』
『罪人たち』美術賞
★『フランケンシュタイン』
『ハムネット』
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』
『ワン・バトル・アフター・アナザー』
『罪人たち』衣装デザイン賞
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』
★『フランケンシュタイン』
『ハムネット』
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』
『罪人たち』メイクアップ&ヘアスタイリング賞
★『フランケンシュタイン』
『国宝』
『罪人たち』
『スマッシング・マシーン』
『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』視覚効果賞
★『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』
『F1/エフワン』
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』
『ロスト・バス』
『罪人たち』音響賞
★『F1/エフワン』
『フランケンシュタイン』
『ワン・バトル・アフター・アナザー』
『罪人たち』
『シラート』作曲賞
『ブゴニア』
『フランケンシュタイン』
『ハムネット』
『ワン・バトル・アフター・アナザー』
★『罪人たち』歌曲賞
「Dear Me」(『Diane Warren: Relentless(原題)』)
★「Golden」(『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』)
「I Lied to You」(『罪人たち』)
「Sweet Dreams of Joy」(『Viva Verdi!(原題)』)
「Train Dreams」(『トレイン・ドリームズ』)長編アニメーション映画賞
『ARCO/アルコ』
『星つなぎのエリオ』
★『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』
『アメリと雨の物語』
『ズートピア2』国際長編映画賞
『シークレット・エージェント』(ブラジル)
『シンプル・アクシデント/偶然』(フランス)
★『センチメンタル・バリュー』(ノルウェー)
『シラート』(スペイン)
『ヒンド・ラジャブの声』(チュニジア)長編ドキュメンタリー映画賞
『アラバマ・ソリューション/地獄の刑務所からの告発』
『Cutting Through Rocks(原題)』
『あかるい光の中で』
★『Mr. Nobody Against Putin(原題)/名もなき反逆者 ロシア 愛国教育の現場で(NHK放送タイトル)』
『パーフェクト・ネイバー:正当防衛はどこへ向かうのか』短編ドキュメンタリー映画賞
★『あなたが帰ってこない部屋』
『Armed Only with a Camera: The Life and Death of Brent Renaud(英題)』
『Children No More: Were and are Gone(原題)』
『デビル・イズ・ビジー/中絶医療の最前線から』
『Perfectly a Strangeness(原題)』短編実写映画賞(タイで2作品が受賞)
『Butcher’s Stain(原題)』
『A Friend of Dorothy(原題)』
『ジェーン・オースティンの生理ドラマ』
★『歌うたい』
★『Two People Exchanging Saliva(原題)』短編アニメーション映画賞
『バタフライ』
『Forevergreen(原題)』
★『The Girl Who Cried Pearls(原題)』
『リタイア・プラン』
『3人姉妹』【動画】今観られるノミネート作品と、観る方法をチェック!
関連作品の紹介・レビュー記事
主要ノミネート作品の作品紹介やレビューは以下から確認できる。
作品賞ノミネート映画
- 『センチメンタル・バリュー』の紹介・レビュー
- 『罪人たち』の紹介・レビュー
- 『トレイン・ドリームズ』の作品紹介ページ
- 『ハムネット』の紹介・レビュー
- 『ブゴニア』の紹介・レビュー
- 『フランケンシュタイン』の紹介・レビュー
- 『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』の紹介・レビュー
- 『ワン・バトル・アフター・アナザー』の紹介・レビュー
アニメーション作品
- 『アメリと雨の物語』の紹介・レビュー
- 『ARCO/アルコ』の作品紹介ページ
- 『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』の紹介・レビュー
- 『ズートピア2』の紹介・レビュー
- 『星つなぎのエリオ』の紹介・レビュー
ドキュメンタリー作品
- 『あかるい光の中で』の作品紹介ページ
- 『アラバマ・ソリューション/地獄の刑務所からの告発』の作品紹介ページ
- 『パーフェクト・ネイバー:正当防衛はどこへ向かうのか』の作品紹介ページ
- 『Mr. Nobody Against Putin(原題)』の作品紹介ページ
他部門ノミネート映画
- 『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』の紹介・レビュー
- 『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の紹介・レビュー
- 『If I Had Legs I’d Kick You(原題)』の作品紹介ページ
- 『WEAPONS/ウェポンズ』の紹介・レビュー
- 『国宝』の紹介・レビュー
- 『ジュラシック・ワールド/復活の大地』の紹介・レビュー
- 『シラート』の作品紹介ページ
- 『ブルームーン』の作品紹介ページ
- 『ロスト・バス』の作品紹介ページ
現在レビュー未掲載作品も順次更新予定
- 『シークレット・エージェント』
- 『シンプル・アクシデント/偶然』
- 『スマッシング・マシーン』
- 『ソング・サング・ブルー』
- 『ヒンド・ラジャブの声』ほか
ショーン・ペン, しあわせな選択, アカデミー賞, アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし, アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ, イーサン・ホーク, ウンミ・モサク, エマ・ストーン, エル・ファニング, クロエ・ジャオ, ジェイコブ・エロルディ, ジェシー・バックリー, ジュラシック・ワールド/復活の大地, ジョシュ・サフディ, ステラン・スカルスガルド, ズートピア2, センチメンタル・バリュー, ティモシー・シャラメ, テヤナ・テイラー, ハムネット, フランケンシュタイン, ブゴニア, ブルームーン, ベニチオ・デル・トロ, ポール・トーマス・アンダーソン, マイケル・B・ジョーダン, マーティ・シュプリーム 世界をつかめ, ヨアキム・トリアー, ライアン・クーグラー, レオナルド・ディカプリオ, ワン・バトル・アフター・アナザー, 第98回アカデミー賞(2026年), 罪人たち, F1/エフワン, KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ, 日本作品, レナーテ・レインスヴェ -
【2026年最新版】注目映画総まとめ! 公開日カレンダー|話題の大作・話題作を月別に紹介【予告編付】

2026年の今後公開予定の注目映画をピックアップし、作品ごとに見どころを紹介。(随時更新)
(※公開から1週間経った“注目映画”は“そのほかの映画”に統合)
2026年1月公開の映画
2026年1月9日(金)・10日(土)公開の映画
1月9日(金)公開の映画
『愛がきこえる』『アブルプティオ 狂気人形』『偽りの楽園』『おくびょう鳥が歌うほうへ』『大人の童話 〜この恋、青少年は禁止です!〜』『ALL YOU NEED IS KILL』『架空の犬と嘘をつく猫』『喝采』『鬼門』『GRIT -バレーボール男子日本代表 栄光への始発点-』『クレイジーハウス 地獄の復活祭』『CROSSING 心の交差点』『郷』『五十年目の俺たちの旅』『コート・スティーリング』『小屋番 八ヶ岳に生きる 劇場版』『SEBASTIAN セバスチャン』『ぼくの名前はラワン』『マッズ! -血まみれバッドトリップ-』『YADANG/ヤダン』『笑う男』『愛と哀しみのボレロ デジタル・リマスター版』『悪魔のいけにえ 4Kデジタルリマスター 公開50周年記念版』『インランド・エンパイア 4K』『ストレイト・ストーリー 4Kリマスター版』『マダムと泥棒 4Kレストア版』
1月10日(土)公開の映画
『星野先生は今日も走る』『水の中で』『ラストノート 名もなき者たちの歌』『汚れた血 4Kレストア版』
2026年1月16日(金)・17日(土)公開の映画

『ウォーフェア 戦地最前線』より © 2025 Real Time Situation LLC. All Rights Reserved.

『28年後… 白骨の神殿』より
1月16日(金)公開の映画
『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』『有吉の壁 劇場版アドリブ大河「面白城の18人」』『ウォーフェア 戦地最前線』『オベックス 電脳世界』『ザ・カース』『映画「京佳お嬢様と奥田執事 京佳お嬢様パリへ行く」』『グッドワン』『クラーケン 深海の怪物』『最後のミッション』『サリー』『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』『旅の終わりのたからもの』『チャック・ベリー ブラウン・アイド・ハンサム・マン』『長安のライチ』『唐人街探偵 1900』『とれ!』『ナターシャ 盗まれたモナ・リザを取り戻せ』『28年後… 白骨の神殿』『万事快調<オール・グリーンズ>』『プシュパ 君臨』『ホーム・アローン! ジョナスとガビのトラップ大作戦』『マーダー・キャンプ』『MIRRORLIAR FILMS Season8』『モディリアーニ!』『Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto 4K レストア版』
1月17日(土)公開の映画
『アバウトアス・バット・ノット・アバウトアス』『イマジナリーライン』『マライコッタイ・ヴァーリバン』『メモリードア』
2026年1月23日(金)・24日(土)公開の映画

『MERCY/マーシー AI裁判』

『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』より ©2025 UNIVERSAL STUDIOS
1月23日(金)公開の映画
『愛のごとく』『アウトローズ』『アリゲーター:暴水領域』『安楽死特区』『インコンプリート・チェアーズ』『怪獣天国』『帰ってきたガリバー』『黒の牛』『恋のドッグファイト』『コゼリスク攻城戦 モンゴル軍襲撃』『最強王図鑑 The Ultimate Tournament 特別編 テッペン決めようか!』『終点のあの子』『ただいまって言える場所』『BATTLE OF TOKYO -うつくしき嘘-』『パンダプラン』『ヒグマ!!』『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』『ブチャ 最後の証人』『PROJECT Y』『MERCY/マーシー AI裁判』『魔法の天使クリィミーマミ 永遠のワンスモア』『More Real Than Dreams』『役者になったスパイ』『恋愛裁判』『ワールド・ブレイカー』『カリギュラ 究極版』
1月24日(土)公開の映画
『おててつないで』『オリビアと雲』
2026年1月30日(金)・31日(土)公開の映画

『HELP/復讐島』より © 2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

グレン・パウエル、『ランニング・マン』より ©2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
1月30日(金)公開の映画
『ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!第2幕』『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』『鬼胎(クィテ)黒い修道女』『クイーンダム/誕生』『クスノキの番人』『在日ミャンマー人 -わたしたちの自由-』『スケッチ 〜描かれたモンスターたち〜』『スタック』『白蛇:浮生』『パルプロス:黙示録の子供たち』『HELP/復讐島』『マーズ・エクスプレス』『メラニア』『ラスト・ロデオ 〜約束のフィールド〜』『ランニング・マン』『ガーゴイル 4Kレストア版』
1月31日(土)公開の映画
『シケモクとクズと花火と』『時のおと』『水の中で息をする -彼女でも彼でもなく-』『ボーイ・ミーツ・ガール 4Kレストア版』 変更なし: 『シケモクとクズと花火と』『時のおと』『水の中で息をする -彼女でも彼でもなく-』『ボーイ・ミーツ・ガール 4Kレストア版』
2026年2月公開の映画
2026年2月6日(金)・7日(土)公開の映画

『トゥギャザー』© 2025 Project Foxtrot, LLC
2月6日(金)公開の映画
『カルテットという名の青春』『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ 各駅停車劇場行き』『射鵰英雄伝』『たしかにあった幻』『神社 悪魔のささやき』『ツーリストファミリー』『テレビショッピングの女王 青池春香の事件チャンネル』『トゥギャザー』『パンダのすごい世界』『BE:the ONE -START BEYOND DREAMS-』『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM@NAGASAKI 月光 ずっとこの光につながっていたんだ』『FREWAKA/フレワカ』『フレンド-#最狂ピエロ警報』『ほどなく、お別れです』『ホームステッド〜世界が崩れる時〜』『禍禍女』『椰子の高さ』『リバース・オブ・ヘル』『両親が決めたこと』『レクイエム・フォー・ドリーム 4Kリマスター』
2月7日(土)公開の映画
『ミックスモダン』
2026年2月13日(金)・14日(土)公開の映画

『ブゴニア』より © 2025 FOCUS FEATURES LLC.

『クライム 101』
2月13日(金)公開の映画
『ANIMAL』『オスロ、8月31日』『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』『クライム 101』『スペルマゲドン 精なる大冒険』『超時空英雄伝エイリアノイド PART1:神剣激突』『肉屋』『ブゴニア』『不貞の女』『ブルックリンでZ級監督と恋に落ちた私』『劇場版 僕の心のヤバイやつ』『道行き』『女鹿』『リプライズ』『私のすべて』『ファーゴ 4K』
2月14日(土)公開の映画
『ロッコク・キッチン』『私たちの一日/イン・アワ・デイ』
2026年2月20日(金)・21日(土)公開の映画

『センチメンタル・バリュー』より © 2025 MER FILM / EYE EYE PICTURES / LUMEN / MK PRODUCTIONS / ZENTROPA ENTERTAINMENTS5 APS / ZENTROPA SWEDEN AB / KOMPLIZEN FILM / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / ARTE FRANCE CINÉMA / FILM I VÄST / OSLO FILM FUND / MEDIEFONDET ZEFYR / ZDF / ARTE

『おさるのベン』より © 2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2月20日(金)公開の映画
『おさるのベン』『枯れ木に銃弾』『CatVideoFest』『教場 Requiem』『幻愛 夢の向こうに』『災 劇場版』『センチメンタル・バリュー』『東方神起 20th Anniversary Film 『IDENTITY』』『ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再生』『夜勤事件』『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第五章 白熱の銀河大戦』
2月21日(土)公開の映画
『明日を夜に捨てて』『どうしようもない10人』『ポーラX 4K レストア版』
2026年2月27日(金)・28日(土)公開の映画

『嵐が丘』より ©2026 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

ゴーマン シャノン 眞陽、ブレンダン・フレイザー、 『レンタル・ファミリー』より ©2025 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.
2月27日(金)公開の映画
『嵐が丘』『#拡散』『結局珈琲』『木挽き町のあだ討ち』『Shiva Baby シヴァ・ベイビー』『死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ』『正義廻廊』『超時空英雄伝エイリアノイド PART2:終局決戦』『劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編』『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』『TRAVERSE2 -Next Level-』『MALUM 悪しき神』『夜鶯 -ある洋館での殺人事件-』『レンタル・ファミリー』『ロビー! 4000億円を懸けた仁義なき18ホール』
2月28日(土)公開の映画
『金子文子 何が私をこうさせたか』『この場所』『湯徳章-私は誰なのか-』
2026年3月公開の注目映画
2026年3月6日(金)・7日(土)公開の注目映画

『ウィキッド 永遠の約束』より © Universal Studios. All Rights Reserved.

『ブルームーン』より © 2025 FUNNY VALENTINE, LLC ALL RIGHTS RESERVED.
3月6日(金)公開の映画
『ウィキッド 永遠の約束』『エリス&トム-ボサノヴァ名盤誕生秘話-』『オーロラの涙』『ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!第3幕』『ザ・クロウ』『361-White and Black-』『しあわせな選択』『GEMNIBUS vol.2』『スペシャルズ』『宣誓』『ナースコール』『NEEDY GIRL OVERDOSE 劇場先行版』『花緑青が明ける日に』『ブルームーン』『モーツァルト!』『藍反射』『RIP SLYME THE MOVIE -25th ANNIVERSARY GREATEST MEMORY-』『人狼 JIN-ROH 4Kリマスター』『冬のソナタ 日本特別版』
3月7日(土)公開の映画
『ギョンアの娘』『ホールディング・リアット』
2026年3月13日(金)・14日(土)・15(日)公開の注目映画

『私がビーバーになる時』より ©2026 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』 © 2025 ITTF Rights LLC. All Rights Reserved.
3月13日(金)公開のそのほかの映画
『ギャビーのドールハウス ザ・ムービー』『96分』『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』『ジョン・クランコ バレエの革命児』『パリに咲くエトワール』『映画ひみつのアイプリ まんかいバズリウムライブ!』『放送禁止 ぼくの3人の妻』『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』『私がビーバーになる時』
3月14日(土)公開のそのほかの映画
『WITH』『蒸発』『父と家族とわたしのこと』『長浜』『ハローマイフレンド』『ひなぎく 4Kレストア版』
3月15日(日)公開のそのほかの映画
『今は昔、栄養映画館の旅』
2026年3月20日(金)・21日(土)公開の注目映画
『決断するとき』 – 3月20日(金)公開

『決断するとき』 © 2024 ARTISTS EQUITY. ALL RIGHTS RESERVED.
『オッペンハイマー』のキリアン・マーフィーが主演・製作を兼ねた、アイルランドを舞台にした重厚なヒューマンドラマ。
1985年、家族と慎ましく暮らす男が、地元の修道院で目撃した現実をきっかけに“見過ごす”か“手を差し伸べる”かの選択を迫られていく。クレア・キーガンの原作小説を基に、監督ティム・ミーランツ、脚本エンダ・ウォルシュで映画化した。
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』 – 3月20日(金)公開

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』
地球規模の危機に対し、解決策を託されたのは“中学校の科学教師”ただひとり――。主人公が広大な宇宙でミッションに挑む中、彼は“同じ目的”を持つ未知の生命体と出会い、共に故郷を救うため命を賭ける。
アンディ・ウィアーのベストセラー小説を実写化した、ライアン・ゴズリング主演の感動SF超大作。
3月20日(金)公開のそのほかの映画
『アメリと雨の物語』『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』『おしり前マン〜復活のおしり前帝国』『カミング・ホーム』『君が最後に遺した歌』『ゾンビ1/2 〜Right Side of the Living Dead〜』『全知的な読者の視点から』『東京逃避行』『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVSブンブンジャー』『チェッカーズ 1988 SCREW TOUR at 東京ドーム【4Kリマスター】』『マクロスプラス -MOVIE EDITION- 4K REMASTER ver.』
3月21日(土)公開のそのほかの映画
『自然は君に何を語るのか』『365DAYs + 2彷徨う大人たち』『粒子のダンス』
2026年3月27日(金)・28日(土)公開の注目映画
3月27日(金)公開のそのほかの映画
『生きているんだ友達なんだ』『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』『鬼の花嫁』『映画 きかんしゃトーマス いっしょに歌おう!ドレミファ♪ソドー島』『90メートル』『キング・オブ・キングス』『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』『そして彼女たちは』『ハウス・オブ・ザ・デビル』『フェザーズ その家に巣食うもの』『森に聴く Listen to the Forest』『私たちの話し方』『トニー滝谷 4Kリマスター版』
3月28日(土)公開のそのほかの映画
『鍵から抜け出した女』『チェイン・リアクションズ』『津田寛治に撮休はない』『ドゥリム パレス』『HOLD UP MORNING』『MAMMON』『山人(やまんど)…縄文の響きが木霊する』『ライフテープ』
2026年4月公開の注目映画
2026年4月1日(水)・3日(金)・4日(土)公開の注目映画
『ザ・ブライド!』 – 4月3日(金)公開

『ザ・ブライド!』より © 2026 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
1930年代シカゴ。孤独な“不死身の怪物”は、自分の伴侶を求めて高名な研究者ユーフォロニウス博士に依頼し、墓から掘り起こされた女性の遺体は花嫁《ブライド》としてよみがえる。だが、ある事件をきっかけに追われる身となったふたりは逃避行へ――その旅はやがて社会全体を揺るがす“革命”の始まりへと転がっていく。監督はマギー・ギレンホール、出演はジェシー・バックリー、クリスチャン・ベールら。
『落下音』 – 4月3日(金)公開

『落下音』より © Fabian Gamper – Studio Zentral
百年にわたる四つの時代を生きる少女たちの〈不安〉を描く、静かで不穏な映像叙事詩。北ドイツの同じ農場を舞台に、説明のつかない出来事が時代を超えて響き合っていく。
世界がまだ名前を与えていない感情を、映像と音で観る者の深層へと忍び込ませる、カンヌ国際映画祭〈審査員賞〉受賞作。
4月1日(水)公開のそのほかの映画
『劇場版スポンジ・ボブ 呪われた海賊と大冒険だワワワワワ!』『流星 デジタルリマスター版』
4月3日(金)公開のそのほかの映画
『黄金泥棒』『OCHI! -オチ-』『俺たちのアナコンダ』『黴の花』『カルテットという名の青春』『殺手#4(キラー・ナンバー4)』『501号室の男 -ある作家の記録-』『済州島四・三事件 ハラン』『ザッケン!』『PILOT -人生のリフライト-』『ヒット・エンド・ファン!臨時決闘』『炎かがよへ』『Riceboy ライスボーイ』『ロングホットサマーバケーション』『パリから来た殺し屋 4K』
4月4日(土)公開のそのほかの映画
『三角屋の交差点で』『XiXi、私を踊る』『マダム・ソワ・セヴェンヌ』『エス インターナショナル版』
2026年4月10日(金)・11日(土)公開の注目映画
『ハムネット』 – 4月10日(金)公開

『ハムネット』より ©2025 FOCUS FEATURES LLC
シェイクスピア夫妻が息子ハムネットを失った喪失と、その悲しみが創作へと転化していく過程を描く、クロエ・ジャオ監督のドラマ。
ジェシー・バックリー、ポール・メスカルらが出演し、原作はマギー・オファーレルの同名小説。フォーカス・フィーチャーズ/ユニバーサル配給で、愛と喪失の物語として“ハムレット”誕生の背景に迫る。
4月10日(金)公開のそのほかの映画
『ヴィットリア 抱きしめて』『炎上』『火葬人』『ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!第4幕』『サトウキビは知っている』『脛擦りの森』『1975年のケルン・コンサート』『第五の騎士は恐怖』『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』『ダーティ・エンジェルズ』『一口のパン』『ペリカン・ブルー 〜自由への切符〜』『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』『万博追跡 2K レストア版』
4月11日(土)公開のそのほかの映画
『遠来 〜トモベのコトバ〜』『五月の雨』『トゥ・ランド』『僕を呼ぶ声 / TOKYO STRANGE TALE』『焼け石と雨粒』
2026年4月17日(金)・18日(土)公開の注目映画
4月17日(金)公開のそのほかの映画
『クベーラ』『今日からぼくが村の映画館』『これって生きてる?』『ソング・サング・ブルー』『DOPPEL』『長篠』『残されたヘッドライン』『人はなぜラブレターを書くのか』『FEVER ビーバー!』『ONE OK ROCK DETOX JAPAN TOUR 2025 AT NISSAN STADIUM IN CINEMAS』『悪夢の系譜【4Kデジタル修復版】』
4月18日(土)公開のそのほかの映画
『海辺の恋』『オー・パン・クペ』『河童の家』
2026年4月24日(金)〜29日(水・祝)公開の注目映画
『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』 – 4月24日(金)公開

『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』より © Nintendo・Illumination/Universal Pictures
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(2023)の世界観を引き継ぐ新作アニメーション映画で、2026年4月24日(金)に全国ロードショー。日本公式サイトでは、前作が全世界で13億ドル超の興行収入を記録したことにも触れつつ、続編としてのスケールアップを予告している。
4月24日(金)公開のそのほかの映画
『ARCO/アルコ』『オールド・オーク』『悲しくて美しい世界/THIS IS SPARKLEHORSE』『最終楽章 響け!ユーフォニアム 前編』『沢田美由紀のガマランドにお邪魔します』『白い車に乗った女』『ツイッギー』『月の犬』『トゥインクル・トゥインクル・キラー・カーン』『Piccola felicita(ピッコラ・フェリチタ)〜小さな幸せ〜』『ビリー・アイドル パンク・ロッカーの反逆と代償』『LOST LAND/ロストランド』『サムライ 4Kレストア』
4月25日(土)公開のそのほかの映画
『超低予算ムービー大作戦』『めぐる面影、今、祖父に会う』
4月29日(水・祝)公開のそのほかの映画
『アギト-超能力戦争-』『SAKAMOTO DAYS』
2026年5月公開の注目映画
2026年5月1日(金)・2日(土)公開の注目映画
『プラダを着た悪魔2』 – 5月1日(金)公開

『プラダを着た悪魔2』ポスター ©2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.
ファッション業界の“最前線”を舞台に、働く女性たちの葛藤と成長を描いた大ヒット作『プラダを着た悪魔』の続編が、2026年5月1日(金)に日米同時公開。
監督デヴィッド・フランケル、脚本アライン・ブロッシュ・マッケンナが続投し、メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチら主要キャストが名を連ねる。
5月1日(金)公開のそのほかの映画
『サンキュー、チャック』『幸せの、忘れもの。』『誓い 建築家B・V・ドーシ』『ドランクヌードル』『ユートピアの力』『ラプソディ・ラプソディ』『プッシャー【4Kデジタル修復版】』『プッシャー2【4Kデジタル修復版】』『プッシャー3【4Kデジタル修復版】』
5月2日(土)公開のそのほかの映画
『イリュミナシオン』『コスモ・コルプス』『サンタクロースたちの休暇』『猫を放つ』
2026年5月8日(金)公開の注目映画
『シンプル・アクシデント/偶然』 – 5月8日(金)公開
イランのジャファル・パナヒ監督が、自身の投獄体験にも通じる視点から“復讐”と“倫理”の揺らぎを描くスリラー。かつて政治犯として収監された人々が、過去に自分たちを苦しめた拷問者かもしれない男を前にし、「裁くべきか/赦すべきか」という決断を迫られていく。
第78回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール(最高賞)を受賞した。
『グランド・イリュージョン/ダイヤモンド・ミッション』 – 2026年5月8日(金)公開
人気クライム・エンターテインメント『グランド・イリュージョン』シリーズ第3作。
イリュージョンで巨悪の資金を奪い“世間に還元する”スーパー集団フォー・ホースメンが、史上最高価値とされる“ハートのダイヤモンド”を狙い、世界規模の強奪劇に挑むという。
ジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン、デイヴ・フランコ、アイラ・フィッシャーらが再集結し、ロザムンド・パイクが“ダイヤの女王”として立ちはだかる。監督はルーベン・フライシャー。
2026年5月15日(金)公開の注目映画
『スマッシング・マシーン』 – 5月15日(金)公開
総合格闘技の黎明期、1997~2000年の時代を駆け抜けた伝説的ファイター、マーク・ケアーの軌跡を、ドウェイン・ジョンソン主演で実写化した実話ベースのドラマ。PRIDE創成期の熱狂も背景に据えながら、勝利の裏側にある代償を掘り下げていく。
監督・脚本は『アンカット・ダイヤモンド』のベニー・サフディで、ジョンソンが“霊長類ヒト科最強”とまで呼ばれた男の栄光と転落を体現し、エミリー・ブラントがパートナー役で共演する。
2026年5月22日(金)公開の注目映画
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』 – 5月22日(金)公開
“帝国崩壊後”の銀河を舞台に、孤高の賞金稼ぎマンダロリアンと、強大なフォースの力を秘めたグローグーが育んだ絆と旅路を描く最新劇場作で、グローグーを狙う旧帝国軍の残党がふたりを追う。
監督はジョン・ファヴロー、製作総指揮にデイヴ・フィローニが名を連ねる。
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』の予告を見る
『マテリアリスト 結婚の条件』 – 2026年5月29日(金)公開

『マテリアリスト 結婚の条件』より Copyright 2025 © Adore Rights LLC. All Rights Reserved
『パスト ライブス/再会』のセリーヌ・ソンが監督・脚本を務める新作。
舞台はニューヨーク。結婚相談所で働く“マッチメーカー”のルーシーが、恋愛を感情だけでなく“資産価値”でも冷静に測る人物として描かれ、現代の婚活市場と三角関係が物語の軸になる。
主演はダコタ・ジョンソンで、クリス・エヴァンス、ペドロ・パスカルが共演。
2026年6月の注目映画
2026年6月12日(金)公開の注目映画
『Michael/マイケル』 – 6月12日(金)公開

『Michael/マイケル』より ®︎、M&© 2026 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
“キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソンの生涯を描く伝記映画。
主演のマイケル役は甥のジャファー・ジャクソンで、監督はアントワーン・フークア、脚本はジョン・ローガン、製作には『ボヘミアン・ラプソディ』のグレアム・キングが参加する。
2026年6月26日(金)公開の注目映画
『スーパーガール』 – 2026年6月26日(金)公開

『スーパーガール』 © & TM DC © 2025 WBEI
DCコミックスの人気キャラクター、スーパーガール/カーラ・ゾー=エルを主人公に据えた新たな実写スーパーヒーロー映画。2025年に公開された『スーパーマン』の成功を受け、ジェームズ・ガン率いるDCスタジオが新生DCユニバースの一翼として製作を進めている。監督は『アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル』などを手がけたクレイグ・ギレスピー、主演にはドラマ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』などで注目を集めるミリー・オールコックが起用された。
物語はスーパーマンの従妹であるカーラが、自身の力と向き合いながらヒーローとして成長していく姿を描くとされる。
ジェイソン・モモアの出演も決定しており、これまでのDC作品に新たな風を吹き込む試みとして期待が高い。
2026年7月公開の注目映画
2026年7月3日(金)公開の注目映画
『トイ・ストーリー5』 – 2026年7月3日(金)公開
ピクサー・アニメーション・スタジオ制作による人気アニメシリーズの最新作。前作『トイ・ストーリー4』から数年後を舞台に、ウッディやバズ・ライトイヤーをはじめとするお馴染みの仲間たちが、新たな試練と出会いに挑む姿が描かれる。
シリーズ創始者の一人アンドリュー・スタントンが監督・脚本を務め、トム・ハンクス(ウッディ役)やティム・アレン(バズ役)など多くのレギュラーキャストが続投予定。
また、新キャラクターとして“リリーパッド”というカエル型のタブレットが登場し、デジタル機器と旧来の“おもちゃ”世界の対立という現代的テーマを暗示させる内容が示されている。物語の中心にはジェシーが再び立ち、仲間と共に子どもの注意を引き戻すために奮闘するという、シリーズ特有のユーモアと感動が期待される。北米公開は2026年6月19日が予定されている。
2026年7月17日(金)公開の注目映画
『キングダム 魂の決戦』 – 2026年7月17日(金)公開
実写映画『キングダム』前作『大将軍の帰還』の続きが描かれる。原作者・原泰久の言葉として「過去4作を超える迫力と興奮と感動」を目指す方針が示されている。
2026年7月31日(金)公開の注目映画
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』 – 2026年7月31日(金)公開
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のラストを受け、トム・ホランド演じるピーター・パーカーが“新章”へ踏み出す第4作。
監督は『シャン・チー』のデスティン・ダニエル・クレットンで、ハルク/ブルース・バナー役のマーク・ラファロやパニッシャー役のジョン・バーンサル、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のセイディー・シンクらとの共演にも注目が集まっている。
『モアナと伝説の海』(実写版) – 2026年7月31日(金)公開

実写版『モアナと伝説の海』© 2026 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
ウォルト・ディズニー・スタジオが同名の2016年の大ヒットアニメーションを実写化するミュージカル・アドベンチャー。原作の物語を踏襲しつつ、生身の俳優による表現と実際の海・自然ロケを活かした映像美が特徴だ。
監督はトーマス・カイル、脚本はジャレド・ブッシュとダナ・ルドゥ・ミラーが務める。主人公モアナ役には新人のキャサリン・ラガアイアが抜擢され、海との深い絆と使命感に導かれて未知の大海原へ旅立つ姿を演じる。アニメ版で人気を博した“半神”マウイ役にはドウェイン・ジョンソンが続投し、原作楽曲「How Far I’ll Go」も実写版で歌われる見込みだ。音楽にはオリジナル版で手がけたマーク・マンシーナとリン=マニュエル・ミランダが再び参加する。北米では2026年7月10日公開予定。
2026年8月公開の注目映画
『時には懺悔を』 – 2026年8月28日(金)公開
中島哲也が監督・脚本を手がけ、打海文三の同名小説を原作とする実写映画。
物語は、探偵の佐竹と助手の聡子が殺人事件を追う中で、9年前の誘拐事件で連れ去られた重い障がいを抱える子ども「新」の存在にたどり着くところから展開し、傷を抱えた大人たちの再生を描くという。
主演は西島秀俊で、満島ひかり、黒木華、宮藤官九郎、柴咲コウ、佐藤二朗、役所広司らが名を連ねる。
2026年12月公開の注目映画
2026年12月18日(金)公開の注目映画
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』 – 12月18日(金)公開

『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』 © 2025 MARVEL.
ジョー・ルッソ&アンソニー・ルッソが監督を務める、マーベル・スタジオの『アベンジャーズ』最新作。
ロバート・ダウニー・Jr.が“新たな役柄”として、マーベル屈指のヴィランドクター・ドゥーム(ヴィクター・フォン・ドゥーム)を演じるほか、主要キャストとしてクリス・ヘムズワース、アンソニー・マッキー、セバスチャン・スタンらに加え、X-MEN系キャストの名前も挙がっており、シリーズ横断の“集結”がいよいよ本格化しそうだ。
2026年内公開の注目映画
『オデュッセイア』 – 2026年内公開

『オデュッセイア』
クリストファー・ノーランがホメロスの叙事詩「オデュッセイア」を映画化する超大作で、2026年7月17日の全米公開。“IMAXフィルムカメラで撮影”されたことを掲げている。
主演はマット・デイモンで、帰還の旅に翻弄される英雄オデュッセウスを演じる。共演にはトム・ホランド、アン・ハサウェイ、ゼンデイヤらが名を連ね、トロイ戦争後の長い旅路や怪物たちとの遭遇といった“神話的”エピソードが示唆されている。
2026年の映画シーンに注目
2026年は、『アベンジャーズ』や『トイ・ストーリー』の最新作、さらに国際映画祭で評価された作品、激しいアクションやホラーまで、ジャンルも規模も幅広いラインナップが揃っている。見逃せないタイトルが目白押しだ。
気になる作品はぜひ劇場でチェックし、2026年の映画体験を存分に楽しんでほしい。
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ヒュー・ジャックマン主演『The Sheep Detectives』予告編公開-しゃべる羊たちが追う、羊飼い殺害事件の真相

ヒュー・ジャックマン主演『The Sheep Detectives(原題)』予告編が公開された。
ヒュー・ジャックマンが主演を務めるミステリー映画『The Sheep Detectives(原題)』(ザ・シープ・ディテクティブズ)の予告編が公開された。本作は、羊飼いとその家畜である羊たちが暮らす農場を舞台に、衝撃的な殺人事件をきっかけとして、羊たち自身が捜査に乗り出すという異色の設定が特徴となっている。監督は『ミニオンズ フィーバー』で知られるカイル・バルダが務め、Amazon MGM Studiosが2026年5月8日に米劇場公開を予定している。
羊飼いの死をきっかけに始まる、羊たちの捜査
物語は、羊飼いのジョージ(ヒュー・ジャックマン)が、羊たちを寝かしつけるために推理小説を読み聞かせている日常から始まる。しかし農場で起きたある事件によって、その穏やかな時間は一変する。予告編では、羊の一匹が「ジョージが草むらで倒れているのを見つけたんだ。動いていないよ」と語り、続けて「僕たちの羊飼いが殺されたんだ」と事態の深刻さを伝える場面が描かれる。
警察が捜査に乗り出すものの、羊たちはその対応に疑問を抱く。別の羊は「警察官は完全に役立たずだね。僕たちが彼を助けないと」と語り、仲間たちと協力して事件解決を目指す決意を固めていく。予告編では、こうした羊たちの視点から展開される捜査劇が、ユーモラスでありながらも本格的なミステリーとして描かれていることがうかがえる。
【動画】『The Sheep Detectives(原題)』予告編
豪華キャストと原作小説を基にした実写ミステリー
本作には、主演のヒュー・ジャックマンに加え、エマ・トンプソン、ニコラス・ブラウン、ニコラス・ガリツィン、モリー・ゴードン、ホン・チャウらが出演する。また、物語の鍵を握る羊の群れの声を、ジュリア・ルイス=ドレイファス、ブライアン・クランストン、クリス・オダウド、レジーナ・ホール、パトリック・スチュワート、ベラ・ラムジー、ブレット・ゴールドスタイン、リース・ダービーといった俳優陣が担当している。
監督を務めるのは、『ミニオンズ フィーバー』などで知られるカイル・バルダ。本作は、作家レオニー・スヴァンによる2005年の小説『ひつじ探偵団』(Three Bags Full)を原作とし、クレイグ・メイジンが脚本を手がけた。バルダにとっては、本作が実写映画監督デビュー作となる。
本作の映像は、今年初めに開催されたシネマコンで初公開され、ジャックマンとエマ・トンプソンがビデオセグメントで作品について語る様子も紹介された。舞台裏映像の中で、ジャックマンは「この映画はちょっとした犯人探しで、それがいつも楽しいんだよね」と述べ、「この映画には本当にハートがあるんだ」と作品の魅力を語っている。
なお、ヒュー・ジャックマンは今後、フォーカス・フィーチャーズ配給でクリスマスに米公開されるクレイグ・ブリューワー監督作『Song Sung Blue(原題)』でケイト・ハドソンと共演するほか、マイケル・サルノスキーが手がけるA24作品『The Death of Robin Hood(原題)』では主人公ロビン・フッドを演じる予定となっている。異色の設定を持つ『The Sheep Detectives(原題)』が、彼のフィルモグラフィーにどのような一作として加わるのか注目される。
作品情報
原題:The Sheep Detectives
米公開日:2026年5月8日
監督:カイル・バルダ
脚本:クレイグ・メイジン
原作:レオニー・スワン『Three Bags Full』
出演:ヒュー・ジャックマン、エマ・トンプソン、ニコラス・ブラウン、ニコラス・ガリツィン、モリー・ゴードン、ホン・チャウ
声の出演:ジュリア・ルイス=ドレイファス、ブライアン・クランストン、クリス・オダウド、レジーナ・ホール、パトリック・スチュワート、ベラ・ラムジー、ブレット・ゴールドスタイン、リース・ダービー -
ルーカスフィルム社長キャスリーン・ケネディ、MPSE受賞へ-音響界が『スター・ウォーズ』を讃える夜

ルーカスフィルム社長キャスリーン・ケネディが、映画音響編集者協会MPSEのFilmmaker Awardを受賞する。
ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディが、映画音響編集者協会(Motion Picture Sound Editors/MPSE)より、2026年のFilmmaker Awardを授与されることが発表された。同賞は、音響分野の専門家ではない立場から、音編集の重要性を理解し、映画表現に大きな影響を与えてきた映画人を対象とするものである。
MPSE Filmmaker Awardとは何か
MPSE Filmmaker Awardは、音響コミュニティの外にいながらも、音編集が物語や映像表現にもたらす影響を深く理解し、その価値を支えてきた人物に贈られる賞である。技術的な功績そのものではなく、音の力を尊重し、映画制作全体の中で重要な要素として位置づけてきた姿勢が評価の対象となる。
MPSE会長のデヴィッド・バーバーは、今回の受賞について「彼女の先駆的な仕事は、世界中の数え切れない映画制作者たちにインスピレーションを与え、支え、影響を与えてきた」と絶賛。
さらに、「彼女がスクリーンにもたらしてきた物語を通じ、その芸術と文化への影響は、今後も長く残り続ける」と述べ、ケネディのキャリアが世代を超えて映画文化に影響を与えてきた点を強調した。
ルーカスフィルムを率いて築いたキャリアと影響力
キャスリーン・ケネディは2012年よりルーカスフィルムに在籍し、同社を代表するプロデューサーとして映画制作とスタジオ運営の両面を担ってきた。2015年に公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』では、長年休止状態にあったシリーズを再始動させ、全米興行収入9億3600万ドル、世界興行収入約20億ドルを記録。同作は現在も北米歴代最高興収作品として知られている。
その後もケネディは、スター・ウォーズ・シリーズを映画作品にとどめることなく、配信作品へと展開を拡張した。ジョン・ファヴローが手がけたドラマシリーズ「マンダロリアン」は、同フランチャイズをストリーミング時代へと導く代表的な成功例となり、世界観や物語性を保ちながら新たな視聴体験を提示した。
こうした取り組みは、視覚的なスケールや物語構造だけでなく、音響表現を含めた総合的な映画体験の構築を重視してきた姿勢とも重なる。MPSEが掲げる「音編集の影響力を理解し、尊重してきた映画人」という評価軸において、ケネディのキャリアはその象徴的な例のひとつといえる。
音の表現を極めた功績―マーク・マンジーニも同時受賞
今回のMPSEでは、キャスリーン・ケネディのFilmmaker Awardに加え、音響編集分野で長年にわたり顕著な功績を残してきた人物に贈られるCareer Achievement Awardが、サウンドエディターのマーク・マンジーニに授与されることも発表された。同賞は、卓越した仕事やサービス、リーダーシップを通じて、音響コミュニティに大きな影響を与えてきた人物を対象とする。
MPSE会長のデヴィッド・バーバーは、マンジーニについて「マーク・マンジーニは、真の意味で音の巨人たちのひとりである」と述べたうえで、「キャリア60年に及ぶ彼は、創造性、革新性、そして感情的な響きを備えたマスタークラスに存在する」と、その長年の歩みを称えている。
さらに、「彼の仕事は、物語において音が成し得ることの限界を、常に押し広げてきた」と語り、音響表現の可能性を更新し続けてきた点を強調した。
マンジーニは、『DUNE 砂の惑星』『ブレードランナー2049』『マッドマックス 怒りのデス・ロード』など、音響表現が作品世界の没入感を左右する代表作を数多く手がけてきた。今回の受賞は、音そのものを物語表現の中核として追求してきたキャリアが、映画音響界から改めて評価された形となる。
両賞は、2026年3月8日にロサンゼルスのエベル・シアターで開催される、第73回MPSEゴールデンリール賞授賞式にて授与される予定である。
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オズの魂を継ぐ存在へ-『ウィキッド』ジョン・M・チュウ監督が初代“ジュディ・ガーランド賞”を受賞

ジョン・M・チュウが、リュミエール賞で初のジュディ・ガーランド賞を受賞する。
ジョン・M・チュウが、アドバンスト・イメージング・ソサエティ(AIS)が主催するリュミエール賞において、新設された「ジュディ・ガーランド賞」の初受賞者に決定した。同賞は、芸術性や想像力、文化的影響力を通じてエンターテインメント界に貢献した人物を称えるもので、2026年に初めて授与される。
新設「ジュディ・ガーランド賞」とは
ジュディ・ガーランド賞は、女優、歌手、パフォーマーとして映画史に名を刻んだジュディ・ガーランドの遺産を記念して創設された新たな賞である。芸術性、想像力、そして文化的影響力において、エンターテインメント界の理想を体現するクリエイターを表彰することを目的としている。
本賞は、ストーリーテリングの可能性を広げ、世界中の観客にインスピレーションを与え続ける人物に贈られる。ローナ・ラフトがアドバンスト・イメージング・ソサエティと緊密に協力し、その構想を形にした。初の授賞式は、現地時間2026年2月9日にビバリーヒルズ・ホテルで開催されるランチョンにて行われる予定だ。
ジョン・M・チュウが初代受賞者に選ばれた理由
『クレイジー・リッチ!』『イン・ザ・ハイツ』、そして映画版『ウィキッド』シリーズに至るジョン・M・チュウのフィルモグラフィーは、エンターテインメント性と感情表現、さらには文化的背景への眼差しを融合させてきた点で高く評価されてきた。これらの作品群は、彼を同時代の映画監督の中でも、独自のビジョンと物語性を持つ存在として際立たせている。
ジュディ・ガーランド賞の創設に携わったローナ・ラフトは、チュウについて「ジョンは、この新世代の映画監督の中で最も重要で、寛大で、そしてすばらしく才能のある監督のひとりだと感じます」と述べている。さらに彼女は、この賞を贈る理由として、チュウが持つ映画史への接続力に言及し、「彼はおそらく、オリジナルの『オズの魔法使』映画の世界と、この生き生きとした新世代の『ウィキッド』ファンを美しく橋渡しできた唯一の映画監督ですから」と語った。
アドバンスト・イメージング・ソサエティ会長のジム・チャビンもまた、初代受賞者としての選考理由を明確にしている。「ジョンの卓越した才能、ビジョン、そして心が、彼をこの初回の栄誉にふさわしい、特別に意義深い選択にしています」と述べたうえで、『ウィキッド』をスクリーンに届けた功績について、「彼はジュディ・ガーランドが遺した感情の誠実さ、芸術的輝き、そして変革的なストーリーテリングのレガシーを継承しています」と評価した。
チュウの作品が体現してきた感情の誠実さと視覚的な豊かさは、ガーランドのレガシーを記念するこの賞の理念と重なり合う。その点において、彼が初の受賞者として選ばれたことは、象徴的な意味を持つものと言えそうだ。
リュミエール賞が示す位置づけと歴代受賞者
リュミエール賞は、映画監督や技術者、業界のイノベーターを一堂に集め、映画表現と技術の発展に貢献してきた人物を称えるアワードである。アドバンスト・イメージング・ソサエティが主催し、芸術的功績とともに、映像表現の未来を切り拓いてきた実績が評価の対象となってきた。
これまでの受賞者には、ジェームズ・キャメロン、マーティン・スコセッシ、アン・リー、ジェニファー・リー、ジェームズ・マンゴールド、ジョン・ファヴロー、クリストファー・マッカリー、ヴィクトリア・アロンソらが名を連ねている。ジャンルや世代を超えた顔ぶれは、同賞が映画界において果たしてきた役割の大きさを物語っている。
ジュディ・ガーランドの不朽のレガシーを称える新設賞の初受賞者として、ジョン・M・チュウの名が刻まれることになった。映画史への敬意と現代的な感性を結びつけてきた彼の歩みは、2026年の授賞式を通じて、改めて注目を集めることになりそうだ。
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ロブ・ライナー夫妻の死因が明確に発表に-『恋人たちの予感』メグ・ライアンらが深く追悼

ロブ&ミシェル・ライナー夫妻の死因が判明し、二重殺人事件として息子が起訴された。映画界からは追悼の声が相次いでいる。
ハリウッドで活躍した映画監督ロブ・ライナーと妻ミシェル・ライナーの死因が明らかになった。ロサンゼルス検視局は、夫妻が「複数の鋭利な凶器による損傷」で死亡したと発表し、事件は複数殺人として扱われている。夫妻の息子であるニック・ライナーは第一級殺人罪で起訴され、映画界には大きな衝撃が広がっている。
検視局が発表した死因と事件の概要
ロサンゼルス検視局は水曜日の午後、ロブとミシェル・ライナー夫妻の死因を公表した。それによると、夫妻はいずれも「複数の鋭利な凶器による損傷」を受けて死亡しており、死の様態は二重殺人と判断された。
夫妻の遺体はロサンゼルス・ブレントウッドの自宅で発見されており、法執行機関の情報筋は、2人ともナイフによるものと一致する裂傷を負っていたと伝えている。息子ニック・ライナーが第一級殺人罪で起訴
水曜日、ロブとミシェル・ライナー夫妻の息子であるニック・ライナー(32)が、両親を殺害したとして第一級殺人罪2件で起訴され、逮捕後初めて法廷に姿を現した。ニックは日曜日に殺人容疑で逮捕され、現在は保釈金なしで拘置されている。
法廷でニックは手錠と足枷を着用し、刑務所の自殺防止用スモックを身にまとい、防護ガラスの後ろに座っていたとAP通信は伝えている。被告となった息子が法廷で発言したのは短時間のみで、新たな出廷日が1月7日に設定されることに同意する際、「はい、判事」と述べただけだった。
弁護人のアラン・ジャクソンの要請により、この日の法廷では罪状認否は行われず、手続きは1月7日まで延期された。また、火曜日にはロサンゼルス警察のジム・マクドネル署長が記者会見を開き、ロサンゼルス地方検事局がニック・ライナーを両親殺害の罪で正式に起訴したことを確認している。
メグ・ライアンがロブとミシェル・ライナー夫妻を追悼
ロブ・ライナーの代表作『恋人たちの予感』で共演したメグ・ライアンは、水曜日の朝に自身のInstagramを更新し、夫妻の悲劇的な死を悼むメッセージを投稿した。
投稿の中でライアンは、「ああ、彼がいなくなってどれほど寂しいか……」と書き出し、「ロブとミシェル、真実の愛を、おとぎ話を、そして笑いを信じる姿勢をありがとう。人々の中にある最良のものへの信念と、私たちの国への深い愛をありがとう」と夫妻への感謝をつづっている。
また、ライアンはこの事件について楽観的な視点も示しており、「このありえない悲劇で彼らの物語が終わることはないと信じなければ…何か良いことが生まれ、何らかの意識が高まるかもしれないと思いたい」と記した。さらに「分からない。でも私の推測では、彼らは希望に満ち、人間的で、私たち全員がお互いをより深く理解し、ある種の平和へと導くものであることを望んでいたのではないでしょうか」と続け、夫妻が残した精神的な遺産に思いを寄せている。
映画界から広がる追悼の声とロブ・ライナーの功績
メグ・ライアンの投稿に先立ち、火曜日にはビリー・クリスタル夫妻、アルバート・ブルックス夫妻、マーティン・ショート、ラリー・デイヴィッド夫妻ら、映画界の関係者による共同声明が発表された。
声明では、映画館という空間がもたらす体験に触れながら、「見知らぬ人々で満たされた暗い劇場で共通の体験をし、笑い、泣き、恐怖に叫び、あるいは緊迫したドラマが展開するのを見ることは、今でも忘れられないスリルです…私たちに物語を語ってくれと観客は要求します」と、映画が持つ力が語られている。
続けて、ロブ・ライナーについて「偉大なコメディ俳優であっただけでなく、物語の語り手の巨匠となりました」と評し、「彼ほどの幅を持つ監督は他にいません。コメディからドラマ、モキュメンタリーからドキュメンタリーまで、彼は常にトップの実力を発揮していました」と、その才能の幅広さを強調した。「彼は観客を魅了しました。観客は彼を信頼しました。彼らは彼の映画を見るために列を作りました」との言葉からは、長年にわたる映画界への影響の大きさがうかがえる。
突然の事件は映画界に深い衝撃を与えたが、多くの関係者が語るように、ロブ・ライナーが残した作品と物語は今後も人々の記憶に生き続けることになりそうだ。
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【世界で日本だけ】『ズートピア2』日本版プロモーションソング「Zoo ~君がいるから~」ミュージックトレーラー解禁

映画『ズートピア2』の日本版プロモーションソング「Zoo ~君がいるから~」のミュージックトレーラーが解禁された。
ディズニー・アニメーション・スタジオ最新作『ズートピア2』が、国内外で大ヒットを記録している。前作『ズートピア』は世界興行収入10億ドルを突破し、日本でも社会現象と呼ばれる成功を収めたが、その待望の続編となる本作も公開直後から好調な成績を維持し、注目を集めている。
そうした盛り上がりの中、作品を彩る音楽面でも新たな話題が到着した。日本版プロモーションソングとして制作された「Zoo ~君がいるから~」のミュージックトレーラーが、このたび解禁された。
世界で唯一、日本だけに許可されたローカライズ版楽曲
本作で大きな注目を集めている劇中歌「Zoo」は、シャキーラが歌唱を担当し、作詞・作曲にはシャキーラ本人に加え、エド・シーラン、ブレイク・スラットキンが参加した楽曲である。劇中の華やかなパーティーシーンを彩る一曲として世界中で支持を集め、各国の音楽チャートでも存在感を示している。
その「Zoo」において、ローカライズ版の制作が正式に許可されたのは世界で唯一、日本のみである。日本版プロモーションソング「Zoo ~君がいるから~」は、ガゼル役の日本版声優を務めるDream Amiが歌唱を担当。前作『ズートピア』で日本版主題歌「トライ・エヴリシング」を歌い、大きな反響を呼んだ実績を踏まえ、今回の特別なローカライズが実現した。
Dream Amiが歌う日本版プロモーションソング「Zoo ~君がいるから~」
日本版プロモーションソング「Zoo ~君がいるから~」は、キャッチーでダンサブルなポップソングに仕上がっており、リズミカルなテンポの中に前向きなメッセージが込められている。歌詞には「君がいるから ほら 世界は輝く」といったフレーズが登場し、劇中で描かれるジュディとニックのバディとしての関係性を想起させる内容となっている点も印象的だ。

『ズートピア2』に参加したDream Ami © 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
歌唱を担当したDream Amiは、原曲である劇中歌「Zoo」について、「劇中歌『Zoo』を初めて聴いた時は、リズミカルな楽曲にシャキーラさんのパワフルな歌がとっても印象深く、気が付けば身体がリズムを刻んでしまう、そんな曲だなぁと思いました!」とコメントしている。
さらに、自身が歌う日本版プロモーションソングについても、「日本語ならではのストレートな表現と言葉一つ一つにエネルギーのこもった歌詞で、そこを大事に歌わせていただきました!」と語っており、楽曲に込めた想いを明かした。日本語の歌詞を通じて、作品の世界観と感情をより身近に伝える一曲となっている。
ミュージックトレーラーで描かれる『ズートピア2』の世界
今回解禁されたミュージックトレーラーでは、日本版プロモーションソング「Zoo ~君がいるから~」に合わせて、『ズートピア2』の印象的なシーンが次々と映し出されていく。ジュディとニックが事件に立ち向かう姿や、ズートピアの街に広がる活気あふれる光景など、本作ならではの世界観がテンポよく構成されている点が特徴だ。
楽曲の明るく力強いリズムと映像が重なり合うことで、作品が持つエンターテインメント性とメッセージ性の両面が伝わる内容となっており、映画本編への期待を高める映像に仕上がっている。
【動画】『ズートピア2』日本版「Zoo」ミュージックトレーラー解禁!
Dream Ami歌唱版の配信情報と特別コラボレーション
日本版プロモーションソング「Zoo ~君がいるから~」は、12月19日0時よりデジタル配信が予定されている。Dream Amiが単独で歌唱する日本語版に加え、シャキーラの歌唱にDream Amiが参加した特別なコラボレーションバージョンも配信される予定で、こちらは世界で唯一の編成となる。
映画の大ヒットとともに注目度を高める楽曲「Zoo」は、日本語版の登場によって、作品の魅力をより多角的に伝える存在となりそうだ。
作品情報
原題:Zootopia2
公開日:2025年12月5日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:ジャレド・ブッシュ、バイロン・ハワード
日本版声優:上戸彩、森川智之、下野紘、江口のりこ、山田涼介、梅沢富美男、三宅健太、Dream Ami、髙嶋政宏、水樹奈々、柄本明、高橋茂雄(サバンナ)、熊元プロレス(紅しょうが)、高木渉、山路和弘、ジャンボたかお(レインボー)
© 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved. -
【米ニュース】アカデミー賞がYouTubeへ移行―2029年からABC放送を離れる米国発の大転換とは

アカデミー賞が2029年から米国でYouTube配信へ。長年続いたABC放送は転換点を迎える。
数十年にわたり米国ABCで放送されてきたアカデミー賞授賞式が、2029年からYouTubeで配信されることが明らかになった。映画芸術科学アカデミーが水曜日に発表したもので、ABCは2028年に開催される第100回授賞式まで放送を継続する。この発表は、米国におけるテレビ放送とストリーミングの力関係の変化を象徴する動きとして注目されている。
アカデミー賞、2029年から米国でYouTubeへ移行
映画芸術科学アカデミーは、2029年に開催される第101回アカデミー賞授賞式から2033年まで、YouTubeに独占的なグローバル配信権を付与する複数年契約を締結したと発表した。これにより、世界で最も視聴されてきた授賞式は、長年の地上波放送からオンライン配信へと大きく舵を切ることになる。
アカデミー賞はこれまで、米国ではABCを通じて放送されてきたが、同局とのパートナーシップは2028年の第100回授賞式まで継続される予定である。今回の決定は、放送局との関係を即座に断つものではなく、節目となる100回大会を経たうえでの移行となる点も特徴だ。
この発表はあくまで米国での放映・配信体制に関するものであり、日本を含む各国での視聴方法や配信形態については、現時点では明らかにされていない。
地上波の衰退とストリーミング重視―米国側の判断
今回の決定の背景には、米国における地上波テレビの影響力低下と、ストリーミングサービスの台頭があるとみられている。協議内容に詳しい関係者によると、アカデミーは現在の放映権交渉に入る段階で、従来型テレビの衰退を認識し、今後はストリーミングが最優先事項になると理解していたという。
実際、アカデミー賞がオンラインでストリーミング配信されたのは今年が初めてで、ディズニーがHuluを通じて番組を配信した。これは長年にわたり地上波放送を中心に展開されてきた授賞式にとって、象徴的な転換点だった。
YouTubeやNetflixのような配信プラットフォームは、従来のメディア企業には及ばない規模のグローバルリーチを持っている点も大きい。世界的な放映権を保有していたディズニーでさえ、各国ごとに地元のテレビ局へ権利を販売してきた経緯があり、単一のプラットフォームで世界規模の配信が可能になる点は、米国側にとって大きな魅力だったと考えられる。
YouTubeで何が提供されるのか―契約内容の概要
映画芸術科学アカデミーの正式な発表によると、YouTubeは2029年の第101回アカデミー賞授賞式から2033年まで、アカデミー賞の独占的なグローバル配信権を取得する。授賞式本編に加え、レッドカーペットの取材や舞台裏映像、ガバナーズ・ボールへのアクセスなども配信対象に含まれる。
アカデミー賞は、YouTube上で世界中の視聴者に向けてライブかつ無料で提供される予定とされており、米国ではYouTube TVの加入者も視聴できる。さらに、複数言語のクローズドキャプションや音声トラックといった機能を通じて、国や地域を越えた視聴環境の整備が進められるという。
この契約には、授賞式当日だけでなく、アカデミーが主催する他のイベントやプログラムへのアクセスも含まれている。これらのコンテンツは、アカデミー賞のYouTube公式チャンネルで独占的に配信される予定だが、各国・地域での具体的な提供形態や視聴条件については、現時点では詳細は示されていない。
授賞式にとどまらない配信展開―関連イベントやプログラムも対象に
YouTubeとの契約は、アカデミー賞授賞式そのものに限定されたものではない。発表によると、このパートナーシップには、アカデミーが主催・運営する他のイベントや通年プログラムへの世界的なアクセスも含まれている。
配信対象には、ガバナーズ・アワード、アカデミー賞ノミネート発表、アカデミー賞ノミニーズ・ランチョン、学生アカデミー賞、科学技術賞といった公式行事のほか、アカデミー会員や映画製作者へのインタビュー、映画教育プログラム、ポッドキャストなども含まれる。これらのコンテンツは、アカデミー賞のYouTube公式チャンネルで独占的に配信される予定とされている。
こうした展開は、授賞式という年に一度のイベントにとどまらず、アカデミーの活動全体を継続的に発信していく狙いがあるとみられる。一方で、これらのコンテンツが日本を含む各国でどのような形で提供されるのかについては、現時点では具体的な説明はなされていない。
映画遺産のデジタル化も推進―Google Arts & Cultureとの連携
今回の包括的なパートナーシップには、授賞式や関連イベントの配信に加え、映画文化の保存と発信に関する取り組みも含まれている。発表によると、Google Arts & Cultureイニシアチブを通じて、アカデミー映画博物館の厳選された展示やプログラムへのデジタルアクセスが提供される予定だ。
また、5200万点以上を所蔵する世界最大級の映画関連資料を有するアカデミー・コレクションの一部についても、デジタル化を支援するとされている。これにより、これまで現地でしか触れることができなかった映画史の資料が、オンラインを通じて世界中から閲覧できる可能性が広がる。
こうした取り組みは、YouTubeを単なる配信プラットフォームとして活用するだけでなく、映画文化のアーカイブと教育の拠点として位置づけようとする米国側の意図を示すものといえる。一方で、これらのデジタルコンテンツが日本の利用者にどの程度開放されるのか、また日本語対応がどこまで行われるのかについては、今後の発表を待つ必要がある。
アカデミー側「最大の世界的視聴者へのアクセスを拡大」
今回の発表にあたり、映画芸術科学アカデミーのCEOであるビル・クレイマーと、アカデミー会長のリネット・ハウエル・テイラーは、YouTubeとの提携について次のようにコメントしている。
「YouTubeとの多面的なグローバルパートナーシップを結び、アカデミー賞と通年のアカデミープログラムの将来の拠点となることができ、大変嬉しく思っています」
両者は、アカデミーが国際的な組織である点を強調しつつ、「このパートナーシップにより、可能な限り最大の世界中の視聴者にアカデミーの活動へのアクセスを拡大することができます」と述べている。
さらに今回の取り組みについて、「YouTubeの広大なリーチを活用し、アカデミー賞やその他のアカデミープログラムに、私たちのレガシーを尊重しながら、エンゲージメントのための革新的な機会を注入します」ともコメントし、配信形態の変化が映画文化の発信方法そのものを広げる可能性に言及した。
YouTube側「文化的制度としてのアカデミー賞を次世代へ」
YouTubeのCEOであるニール・モハンも、今回のパートナーシップについて公式コメントを発表している。モハンは、アカデミー賞を米国文化における重要な存在として位置づけた。
「アカデミー賞は、ストーリーテリングと芸術性における卓越性を称える、私たちの不可欠な文化的制度の一つです」
そのうえで、「アカデミーと提携してこの芸術とエンターテインメントの祭典を世界中の視聴者にお届けすることで、アカデミー賞の輝かしいレガシーを守りながら、新世代の創造性と映画愛好家にインスピレーションを与えます」と述べ、今回の配信が単なる中継にとどまらない意味を持つことを強調した。
YouTube側のコメントからは、アカデミー賞を長年続いてきた伝統行事として尊重しつつ、次の世代へと接続していく役割を担おうとする姿勢がうかがえる。
ABCは2028年まで継続―長年の放送パートナーシップに区切り
今回の発表後、米国ABCも声明を発表し、アカデミー賞との関係が直ちに終了するものではないことを強調した。アカデミー賞に関する米国内のパートナーシップは、2028年に開催される第100回授賞式まで、ディズニーABCと継続される予定となっている。
ABCは声明の中で、「ABCは半世紀以上にわたり、アカデミー賞の誇り高き放送局であり続けてきました」と述べたうえで、「2028年の100周年記念を含む今後3回の放送を楽しみにしており、映画芸術科学アカデミーの今後の成功を祈っています」とコメントしている。
また、アカデミー賞の国際パートナーシップについても、ディズニー傘下のブエナ・ビスタ・インターナショナルとの関係は継続されるとされており、今回の決定は既存の放送体制を一気に切り替えるものではなく、段階的な移行であることが示されている。
アカデミー賞がYouTubeへと拠点を移す今回の発表は、米国のエンターテインメント業界における放送と配信の関係性の変化を象徴する動きといえる。一方で、日本を含む各国での視聴方法や提供形態については、現時点では明確に示されていない。今後、どのような形で日本の視聴者に届けられるのかは、引き続き注目されるところだ。
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Netflixは映画館を捨てない-ワーナー買収後も劇場公開を守るとサランドスCEOが明言

Netflix共同CEOテッド・サランドスが、ワーナー・ブラザース買収後も従来の劇場公開期間を守る方針を改めて明言した。
Netflixによるワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)買収を巡り、映画業界、とりわけ劇場関係者の間で懸念が広がる中、Netflix共同CEOのテッド・サランドスがその不安を和らげる発言を行った。
サランドスは、買収が実現した場合でもワーナー・ブラザース作品は従来通りの公開期間を守り、劇場公開を継続する考えを示している。サランドスが語った「劇場公開を守る」意図
サランドスは火曜日の夜、パリで開催されたCanal+グループ主催のイベントにサプライズ登壇し、Netflixの買収後の方針について言及した。
彼はワーナー・ブラザース・スタジオの映画について、「ワーナー・ブラザースを買収した際の我々の意図は、ワーナー・ブラザース・スタジオの映画を従来の公開期間を守って劇場で公開し続けることです」と語り、劇場公開の継続を明確にした。さらにサランドスは、これまでNetflixが本格的に劇場配給に関わってこなかった理由についても説明している。「これまで劇場公開に参入しなかったのは、劇場配給の仕組みを所有したことがなかったためです」と述べ、ワーナー買収がNetflixにとって新たな知見を得る機会になるとの考えを示した。
Netflixとワーナーの違いが示す買収の狙い
サランドスは、Netflixとワーナー・ブラザースの立ち位置の違いについても率直に言及した。Netflixはオリジナル作品の制作開始からまだ年数が浅く、急速な成長を優先してきたと強調している。
「我々はオリジナル番組制作を始めてまだ12年しか経っていません」と述べた上で、「我々は非常に速いペースで動いてきて、できる限り速くライブラリを構築してきました」と説明した。一方で、そのスピード重視の戦略には限界もあったと認めている。
サランドスは「ゴーサインを出したものは全て制作してきたため、開発プールはあまり深くありません。我々のライブラリは10年前までしか遡れませんが、ワーナー・ブラザースは100年の歴史があります」と語り、両社の蓄積の差を明確にした。
さらに、ワーナー・ブラザースが持つ劇場配給のノウハウについて、「彼らは劇場配給のような、我々がこれまで一度もやったことのないことについて多くを知っているのです」と述べ、今回の買収が単なる事業拡大ではなく、互いの強みを補完する関係になるとの認識を示した。
Canal+との関係と欧州市場への影響
サランドスはイベントのステージ上で、Canal+グループの会長兼CEOであるマキシム・サーダからインタビューを受け、ワーナー買収後もNetflixがCanal+との関係を維持するのかと問われた。
この質問に対し、サランドスはNetflixの競争領域について言及し、大型ボクシングマッチのようなイベント番組や専門スポーツでは競争が続くとの認識を示した。その一方で、同社の中核的な事業領域については「我々の主要なミッションは映画とテレビです」と述べ、従来のコンテンツ戦略に軸足を置く姿勢を強調した。
これを受けてサーダは、Netflixがフランスの視聴環境に与えた影響について評価した。「あなた方が登場する前、我々はフランス人の約30パーセントがテレビにお金を払う意思があるという状況だったんです」と語り、「Netflixがあなた方の提案とユーザー体験を携えてフランスに登場して、フランス人に支払いを納得させました。そして今、有料テレビの普及率は75パーセントになっているのです」と述べた。
サランドスの発言とサーダの評価は、Netflixが欧州市場において単なる競合ではなく、視聴習慣そのものに変化をもたらしてきた存在であることを示している。
WBD取締役会、敵対的買収案を正式に拒否
一方で、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)の取締役会は、デビッド・エリソンによる1株30ドルの敵対的買収提案を正式に拒否した。取締役会は株主に対し、この提案がNetflixとの取引よりも「劣っている」とし、「WBDに多数の重大なリスクとコストをもたらす」と伝えている。
声明の中で、WBD取締役会の議長であるサミュエル・A・ディ・ピアッツァ・ジュニアは、「パラマウントが最近開始した公開買い付けを慎重に評価した結果、取締役会はこの提案の価値が不十分であり、我々の株主に重大なリスクとコストを課すものであると結論付けました」と述べた。
さらに同氏は、「この提案は、我々が広範な協議と彼らの過去6回の提案の検討を通じて一貫してパラマウントに伝えてきた主要な懸念事項に、再び対処できていません」と指摘し、交渉の経緯を踏まえても受け入れられない内容であるとの認識を示している。
WBD取締役会は、Netflixとの合併について「我々はNetflixとの合併が株主にとってより優れた、より確実な価値を表すものだと確信しており、我々の統合がもたらす説得力のある利益を実現することを楽しみにしています」とし、現行の合意を支持する姿勢を改めて強調した。
資金調達と規制面で指摘されたリスク
WBD取締役会は、エリソン陣営による買収提案について、資金調達および規制の観点からも重大な懸念があると指摘している。水曜日に提出された申請書類では、取引の実現性や透明性に関する複数の問題点が強調された。
取締役会は、ラリー・エリソンの取消可能信託による保証について、資産と負債の詳細が開示されておらず、信託内の資産が移動または変更される可能性があるとして、「十分ではない」との見解を示した。また、中東の政府系ファンドによる出資もリスク要因として挙げられている。申請書類によると、サウジアラビアの公共投資ファンドが100億ドル、アブダビが70億ドル、カタール投資庁が70億ドルを拠出する計画だという。
さらに、テンセントが拠出する10億ドルへの懸念から、パラマウントは前回の入札で中国のテック企業を外す対応を迫られた。加えて、ジャレッド・クシュナーのアフィニティ・パートナーズが拠出していた2億ドルについても、そのファンドがコンソーシアムから撤退している。
WBDはまた、規制の観点から見ても、Netflixとの取引とパラマウントによる提案の間に「実質的な違いはない」との認識を示しており、リスクと不確実性を踏まえた上で現行の合意を支持する姿勢を明確にしている。
入札戦争再燃の可能性と取引の現在地
WBD取締役会による拒否決定を受け、今後の焦点はエリソン陣営とパラマウントが次にどのような動きを見せるのかに移っている。関係者によると、エリソンとパラマウントのチームは、次の行動を決める前にWBDの回答を待っていたという。
仮にパラマウントがより高い入札額を提示すれば、Netflixにはそれに対抗するか、独自のカウンターで応じる機会が与えられることになり、事実上、新たな入札戦争が始まる可能性がある。全額現金による買収案は一部の大株主にとって魅力的であり、提案額が引き上げられた場合、ウォール街からWBDに再考を迫る圧力が高まることも考えられる。
一方、Netflixは株主に宛てた書簡の中で、自社の合意について「正しい取引であり、正しいパートナーとの、正しいタイミングでのもの」であると主張している。サランドスも、「これは消費者、クリエイター、株主、そしてより広いエンターテインメント業界にとって最良の結果をもたらした競争的なプロセスでした」と述べ、ワーナー・ブラザースとの統合に自信を示した。
また、WBDのCEOであるデビッド・ザスラフは水曜日にスタッフ宛てのメールで、「我々はNetflixとの間で署名済みの取引契約を引き続き持っており、規制当局の承認やその他のクロージング条件を前提として、取引を完了させるために協力しています」と現状を説明した。さらに、「その規制審査プロセスはすでに始まっています」と述べ、取引が進行段階にあることを強調している。
劇場公開を巡る姿勢と企業買収をめぐる攻防は、ストリーミングと映画産業の関係が新たな局面に入っていることを示している。今後の規制審査と各陣営の動向が、業界全体の行方を左右することになりそうだ。
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【ポッドキャスト】映画喫茶の週変わりブレンド:2025年12月第3週のおすすめ新作映画

CCCforesee(ヨダセア/かすみん/たける)による映画ラジオを各種音声配信サービスおよびYouTubeにて配信中。お好きなサービスでお楽しみください。
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ロブ・ライナー&ニック・ライナー親子、事件前夜のパーティーで口論している様子が目撃されていた-コナン・オブライエン宅でニックが訪れた理由

コナン・オブライエンの自宅で開かれたホリデーパーティーは、後に起きた凄惨な事件の前夜となった。
土曜日の夜、ハリウッドの有力クリエイターや幹部たちが、コナン・オブライエンの自宅で開かれたホリデーパーティーに集った。それは本来、過酷な1年を締めくくり、新たな年を迎えるための祝祭の夜となるはずだった。しかしその数時間後、この集まりは、ロサンゼルスを揺るがす凄惨な事件と結び付けられることになる。
祝祭として開かれた夜-ハリウッドの関係者が集った理由
パーティーが開かれたのは、パシフィック・パリセーズにあるオブライエンの自宅だった。この地域は約1年前、大規模な火災により甚大な被害を受けたことで知られている。オブライエン自身も当時、避難を余儀なくされたひとりだった。
出席者によると、この夜の集まりは、そうした困難な時期を乗り越え、2025年の不運を振り払い、より幸せで希望に満ちた新年を迎えるためのものだったという。会場には、ハリウッドで影響力を持つクリエイターや幹部、俳優らが顔をそろえ、和やかな空気の中で夜は始まった。
会場に広がった違和感-挙動不審な男性の存在
しかし、夜が更けるにつれ、会場には次第に不穏な空気が漂い始めた。出席者の間で、ひとりの男性の行動が注目を集めるようになったのだ。その男性は会場を徘徊し、会話の輪に割って入っては、出席者たちが誰なのか、そして「有名人」なのかを執拗に問いただしたという。実際、会場にはジェーン・フォンダやビル・ヘイダーなど、広く知られた著名人も出席していた。
当初、一部の出席者は、その男性が外部から紛れ込んだ人物ではないかと考えた。しかし、ささやきが広がる中で、彼が通りから迷い込んできたわけではないことが明らかになっていく。身長約190センチ、体重約104キロのその男性は、ロブ・ライナーとミシェル・ライナーの息子、ニック・ライナーだった。
ニックの名前は招待状には記されていなかった。事情を知る関係者によると、両親がオブライエンに対し、息子を同伴させてもらえないかと事前に頼んでいたという。ニックは長年にわたる薬物問題を抱えており、その行動は、ここ数週間でさらに極端でストレスフルなものになっていたとされる。両親は彼をひとりで家に残すことをためらい、当時ニックは、ブレントウッドにある両親の自宅の離れで、厳重な監視下に置かれていた。
緊張が表面化した瞬間-パーティー会場での衝突
状況を知る人物によると、ニックは会場内で出席者の会話を遮り続け、その振る舞いは次第に周囲の注目を集めるようになっていった。俳優のビル・ヘイダーに対しても、同様に話しかけたとされる。
その際、ヘイダーは冷静に、自分はプライベートな会話の最中であると応じたという。しかしニックは、不快なほど長い時間にわたり、彼を睨みつけ続けたとされている。
しばらくして、会場に叫び声が響いた。談笑していた出席者たちは一斉に声のした方へ視線を向け、二人の男性が激しく言い争っている場面を目にすることになる。そこにいたのは、ロブ・ライナーと息子のニックだった。
口論の内容は、ニックの非社交的で不穏な振る舞いを巡るものだったという。数分後、ライナー夫妻は恥じ入る様子でコナン・オブライエンに謝罪し、パーティー会場を後にした。ニックが夫妻とともに立ち去ったかどうかは確認されていない。
やがて会話のざわめきは会場に戻ったものの、先ほどまでの祝祭的な空気は失われていた。出席者の多くにとって、この夜は、もはや単なるホリデーパーティーではなくなっていた。
深夜から翌日にかけての急転-祝祭の夜が惨劇へ変わるまで
パーティーが終わった後、事態は急速に暗転していく。午前4時、ニック・ライナーはピアサイド・サンタモニカにチェックインした。その後、ホテルのスタッフは、後に「血まみれの」シャワーと、窓にかけられたベッドシーツを発見することになる。
日曜午後3時30分、ロブ・ライナーとミシェル・ライナーは、自宅で刺殺体として発見された。娘のロミーが二人を見つけ、当局に通報したという。正確な死亡推定時刻は現時点では確定していない。しかし法執行機関によると、夫妻はすでに数時間前に死亡していたとみられ、オブライエンの自宅でのパーティーから帰宅した土曜夜、もしくは日曜早朝という早い段階で殺害された可能性があるとされている。
この時点で、前夜のホリデーパーティーは、単なる社交の場ではなく、重大事件の直前に位置する出来事として捜査線上に浮かび上がることになった。
拘束と起訴-事件後に示された司法の判断
事件発覚後、ニック・ライナーは、両親の自宅から約24キロ離れた、南カリフォルニア大学(USC)近くのエクスポジション・パークの地下鉄駅で身柄を拘束された。ニックは当時32歳だった。
検察は火曜日、ロブ・ライナーとミシェル・ライナーの殺害に関して、特別事情付き第一級殺人罪2件でニックを起訴する意向であると発表した。
ロサンゼルス地方検事のネイサン・ホックマンは、この殺人事件において死刑を求めるか、仮釈放なしの終身刑を求めるかについては、現時点ではまだ決定していないと述べている。
また、ニックは法的代理人として刑事弁護士のアラン・ジャクソンを雇ったことも明らかになっている。捜査と司法手続きは現在も続いており、事件の全容解明が待たれている。
ロブ・ライナー夫妻殺害事件-息子ニック・ライナーが起訴、極刑の可能性も浮上映画監督ロブ・ライナーと妻ミシェル・ライナーが自宅で殺害され、息子ニック・ライナーが2件の殺人罪で起訴された。複数殺人の特別な状況が適用され、仮釈放なしの終身刑または死刑の可能性も浮上している。ロサンゼルス検察の判断と事件の背景を整理する。
ニック・ライナーとは何者だったのか-父ロブ・ライナーの殺害容疑で逮捕された息子の、依存と創作のはざまで生きてきた人生ロブ・ライナーの息子ニック・ライナーは、若くして薬物依存に苦しみながら、自身の経験をもとに映画『ビーイング・チャーリー』の脚本を執筆した人物である。本記事では本人の発言や事実をもとに、その人生と人物像を整理する。
ロブ・ライナー&ミシェル・シンガーの死をハリウッドと政界が追悼-キャシー・ベイツ、モーガン・フリーマン、クリントン夫妻までロブ・ライナーと妻ミシェル・シンガーの突然の死に、ハリウッドと政界が深い悲しみに包まれている。共演者や映画人が語る人柄、人生を変えた存在としての記憶、そして文化に刻まれた功績を振り返る。
【緊急速報】ロブ・ライナーと妻が自宅で死亡-警察が「明らかな殺人事件」として捜査中「刺殺」との報道も|『スタンド・バイ・ミー』『ミザリー』で知られた監督映画監督ロブ・ライナーと妻ミシェル・シンガーが自宅で死亡し、ロサンゼルス市警が殺人事件として捜査している。 『スタンド・バイ・ミー』や『恋人たちの予感』などで知られる映画監督ロブ・ライナーが、妻ミシェル・シンガー・ライナーとともにロサンゼル… -
「成長させてくれないのはおかしい」――サブリナ・カーペンターが振り返る『Man’s Best Friend』と激動の2025年

サブリナ・カーペンターの激動の一年を振り返り、『Man’s Best Friend』に込めた成長と自己決定をひも解く。
サブリナ・カーペンターにとって、この一年はキャリアの総決算であると同時に、新たな出発点でもあった。初のグラミー賞ノミネートと受賞、アリーナ規模へと拡大したツアー、そしてアルバム『Man’s Best Friend』をめぐる賛否。成功と論争が同時に進行するなかで、彼女は一貫して「自分の人生をどう引き受けるか」という問いを作品と態度で示してきた。
ディズニー・チャンネル出身という消えないラベル、女性アーティストとして向けられる視線、そして“成長してはいけない存在”として扱われる違和感。そのすべてに応答するかのように、カーペンターが、米『Variety』誌の巻頭特集で、自身の表現と選択を語り直した。
成功の連続と「次の章」の始まり
今年、カーペンターは目に見える成果を次々と積み重ねた。
2月には初のノミネートアーティストとしてグラミー賞に出席し、「Espresso」で最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞、『Short n’ Sweet』で最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞を受賞。キャリアの節目となる評価を、ツアーの合間に受け取る形となった。2024年9月に始まった初のアリーナツアーは翌年3月にヨーロッパへと広がり、アルバムのプロモーションと並行して、次なるフェーズも静かに動き出す。6月にリリースされた「Manchild」は、その象徴的な一曲だった。ロンドンのBSTハイドパークで初披露されたこの楽曲は、過去の関係性を皮肉とユーモアで切り取る一方、彼女自身の視点が大きく変化していることを印象づけた。
この流れの先に位置づけられるのが、8月に発表された7枚目のスタジオアルバム『Man’s Best Friend』である。ここでカーペンターは、単なるイメージ刷新ではなく、自身の価値観や矛盾を引き受けた表現へと踏み込んでいくことになる。
「強さ」と「失敗」は同時に存在できるという思想
『Man’s Best Friend』でサブリナ・カーペンターが提示しているのは、単なる挑発や反抗ではない。そこにあるのは、女性アーティストが長年受け継いできた表現の系譜を踏まえたうえで、自身の矛盾や未完成さを肯定する姿勢である。
ポップミュージックの歴史を振り返れば、ビヨンセやアリアナ・グランデは女性性とセクシュアリティを自らの手に取り戻す力を示し、テイラー・スウィフトやアデルは脆さをさらけ出すことを強さへと変換してきた。レディー・ガガやチャーリーXCXは、秩序からはみ出すカオスさえも武器にしてきた存在だ。カーペンターの楽曲群には、そうした先人たちの教訓が確かに反映されている。
しかし彼女が付け加えるのは、「正しくあろうとしない自分」までを含めた自己決定である。愛や欲望が人を愚かな選択へと導くこと、そしてその結果さえも物語として語り得ること。彼女はそれを恥じるのではなく、ユーモアと自覚をもって引き受ける。
その価値観を、カーペンターは「超自信に満ちていて強くいることもできるし、同時に自覚的に失敗して、自分にとって良くない状況に自分を置くこともできると思うの。でも、それを全部こなせてるなら、賢い女性で、自分の人生をコントロールしてるってことなんだよね」と語っている。
さらに彼女は、「すごくしっかりすることもできるし、すべてをめちゃくちゃにすることもできる。だって、ふたつのことは同時に存在できるんだよ!」と、秩序と混乱は対立するものではないと続ける。
『Man’s Best Friend』に通底するのは、この感覚である。完全であることよりも、自分がどこで判断し、どこで間違えたのかを自覚していること。その認識こそが、彼女にとっての「コントロール」なのだ。
論争を呼んだアルバムカバーが示していたもの
『Man’s Best Friend』のリリースに先駆けて公開されたアルバムカバーは、瞬く間に賛否を呼んだ。四つん這いになったカーペンターの髪を、正体不明の男性が掴む構図。その挑発的なイメージは、女性を貶める表現だとして一部から強い批判を受けることになった。
だが、カーペンター自身はこの写真を、単なるショック表現としては捉えていない。そこに込めたのは、他者との関係性のなかで生まれる力の不均衡、そして自らがどこまで相手に主導権を委ねてきたのかという内省だった。
「人々が女性をコントロールしようとすることと、私がこれらの関係によって感情的に引きずり回されていると感じたこと、そして自分がどれだけの力を彼らに与えることを許しているかについてだったの」
写真の中で彼女が見せる表情は、明確な意味を持たない。苦痛なのか、快楽なのか、それとも両方なのか。見る者に解釈を委ねる曖昧さこそが、このビジュアルの核心でもあった。
興味深いのは、このバックラッシュそのものが、彼女の主張を裏付ける結果になった点だろう。たとえ状況が自分のコントロール外であっても、そこからどう立て直すかを選ぶのは自分自身であるという感覚。カーペンターは、批判に正面から反論するのではなく、作品がどう受け取られたかに静かに目を向けている。
「(オリジナルのカバーは)本当にすべてを物語ってるんだよね、たとえそれがみんなに私にやってほしいことじゃないとしても」
議論が続く一方で、リスナーの反応は別の形で示された。『Man’s Best Friend』はビルボード200アルバムチャートで1位デビューを果たし、収録曲すべてがホット100にランクイン。論争と成功は、この作品のなかで切り離せないものとして同時に存在していた。
テイラー・スウィフトと並び立つ場所へ
サブリナ・カーペンターのキャリアを語るうえで、テイラー・スウィフトの存在は避けて通れない。
かつてロールモデルとして見上げていた存在は、今や同じステージに立ち、楽曲を共有するパートナーへと変わった。カーペンターは「The Eras Tour」の二つのレッグでオープニングアクトを務め、その過程でスウィフトと二度にわたり共演した。観客の前で声を重ねる経験は、「10歳の私には、色々な理由で到底信じられなかったよ――私たちの声が一緒になるのを聴くなんて」と、想像すらできなかった出来事だった。2025年、スウィフトのアルバムに収録されたタイトルトラック「The Life of a Showgirl」では、カーペンターが唯一のフィーチャリングアーティストとして参加した。きらびやかな成功の裏側にある孤独や代償を描いたこの楽曲は、両者の経験が交差する地点で生まれている。
このコラボレーションについて、カーペンターは「私は決して『ねえ、親友さん、私を曲に入れてよ』なんて言わなかったはず。彼女はとても優雅に、私たちの人生経験について本当に、真摯な形で語る曲のことを考えてくれたの」と、主導権を求めることなく、スウィフトの姿勢を強調する。
さらに彼女は、「この業界の多くの若い女性が経験することを本当にまとめてるよね」と、この楽曲が持つ意味を、個人的な成功以上のものとして捉えている。
かつて憧れた背中を追う存在だった彼女は、いまや同じ視点で語り合える場所に立っている。その変化は、サブリナ・カーペンターが“次世代”という言葉の枠を越え、一人の成熟したアーティストとして認識されつつあることを示している。
過剰露出と向き合いながら、ステージに立ち続ける理由
2022年秋にアルバム『Emails I Can’t Send』のツアーを開始して以降、サブリナ・カーペンターはほとんど休むことなくステージに立ち続けてきた。ツアー、リリース、プロモーションが重なる現在の状況に対し、「ずっと見かける」という声が上がるのも無理はない。
そのことについて本人も「『ずっとツアーしてるよね』ってコメントは確実にもらってるよ」と自覚はしている。
一方で、彼女は“露出が多いこと”そのものを危険視しすぎる風潮には距離を取っている。「そのリスクは意識してるけど、音楽は必要なときに人々のところに届くものなんだよね。そこにあるからって聴かなきゃいけないわけじゃないし!」と、音楽は押しつけられるものではなく、必要な人が必要なタイミングで手に取るものだという考えが、その根底にある。
それでも、疲労を心配する声に対しては、「人々が少し長すぎるくらい私が目の前にいることを受け入れてくれていることに本当に感謝してる。その後はしっかり昼寝するから大丈夫!」と彼女らしい軽やかさで応じた。
「成長させてもらえない」ことへの違和感
サブリナ・カーペンターが直面してきた批判の多くは、音楽性や表現そのもの以上に、彼女の「出自」に結びついている。ディズニー・チャンネルのドラマシリーズ『ガール・ミーツ・ワールド』で広く知られるようになった彼女は、長いあいだ“子ども時代の象徴”として見られてきた。
そのイメージがあるからこそ、歌詞のセクシュアリティやビジュアル表現が、必要以上に問題視される。カーペンター自身も、「一部の人々にとって私が“子ども時代の象徴”じゃなければ、そこまで問題にならなかったと思うの」とその点を冷静に受け止めている。
だが同時に、彼女は「12歳で仕事を始めたのは私の責任じゃないし、そこから成長させてくれないのもおかしいよ」と、その視線が持つ理不尽さも、はっきりと言葉にする。
子役やティーンスターとしてキャリアを始めた女性が、大人になる過程で直面する「変わってはいけない」という無言の圧力。カーペンターが問いかけているのは、その構造そのものだ。時間は誰に対しても等しく流れるにもかかわらず、特定のイメージだけが固定され続けることへの違和感が、彼女の言葉には滲んでいる。
彼女はまた、若いファンたちの受容力についても語っている。自身がまだ幼かった頃、セクシュアリティを歌うアーティストに惹かれながらも、それが自分を早熟にしたとは感じていないという。
「いつも思ってたの。『大人になったら、もっと自分の性の部分を受け入れられる。まだそれが何を意味するのかもわかんないけど!』って」。境界線を引きながら、自分の人生を生きる
大胆な表現や率直な言葉が注目を集める一方で、サブリナ・カーペンターは「何でもさらけ出す存在」ではない。むしろ彼女は、「人々は『ああ、彼女は何でも言うし何でもするんだ』って思ってる。違うよ。私は自分自身との境界線をしっかり持ってるの」と、自分自身との距離感を誰よりも意識している。
他者の視線や期待がどれほど強く向けられようと、どこまで見せ、どこから守るかを決めるのは自分自身。その前提を崩さない姿勢が、「ただ実際に自分の人生を生きてるだけで、あなたたちがそれを見てるの。気に入らないなら、それはあなた向きじゃないってこと」との彼女の言葉に一貫している。
それは拒絶ではなく、選択の提示でもある。受け取る側にも自由があるのだという考え方だ。
カーペンターは、今の時間を振り返ったとき、「今を人生の中で本当に抑制しなかった時期として覚えていたいの」と、解放の時期として記憶したいと語る。
音楽が変わらず「真のナンバー1」でありながら、演技にも「ナンバー1.5」の特別さを感じているという彼女。その柔らかな言い回しは、ひとつの役割やイメージに縛られない現在地を象徴している。
成功も批判も引き受けながら、境界線は自分で引く。サブリナ・カーペンターの激動の一年は、その姿勢を最も雄弁に物語っていた。
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