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- 【2026年最新版】注目映画総まとめ! 公開日カレンダー|話題の大作・話題作を月別に紹介【予告編付】
- 2026年1月公開の映画
- 2026年2月公開の映画
- 2026年3月公開の注目映画
- 2026年4月公開の注目映画
- 2026年5月公開の注目映画
- 2026年6月の注目映画
- 2026年7月公開の注目映画
- 2026年7月3日(金)公開の注目映画
- 2026年8月公開の注目映画
- 2026年12月公開の注目映画
- 2026年内公開の注目映画
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- 作品賞
- 英国作品賞
- 英国人脚本家、監督、プロデューサーによるデビュー作品賞
- 非英語映画賞
- ドキュメンタリー映画賞
- アニメーション映画賞
- キッズ・ファミリー映画賞
- 監督賞
- 脚本賞
- 脚色賞
- 主演女優賞
- 主演男優賞
- 助演女優賞
- 助演男優賞
- キャスティング賞
- 撮影賞
- 編集賞
- 衣装デザイン賞
- メイク&ヘア賞
- 作曲賞
- 美術賞
- 音響賞
- 視覚効果賞
- 英国短編アニメーション賞
- 英国短編映画賞
- EEライジング・スター賞(一般投票)
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- あらすじ
- 主な登場人物(実在の人物)
- 簡易レビュー・解説
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- 全面広告で語られた謝罪と「精神病的」行動
- 「人生のどん底」にあった2025年の躁病エピソード
- 自動車事故と診断の遅れ-双極性障害を受け入れるまで
- 治療に踏み切った背景と「助けを求める」という選択
- 過去の謝罪との違い-繰り返されてきた言動の中で
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- 冬の嵐の逆風の中で首位に浮上した『MERCY/マーシー AI裁判』
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- 期待を下回ったホラー続編、2週目で失速する結果に
- 賞レース効果は限定的ながらも、候補作が粘り強さを見せる
- 再上映イベントも健闘、厳しい市場環境の中で多様な動き
【2026年最新版】注目映画総まとめ! 公開日カレンダー|話題の大作・話題作を月別に紹介【予告編付】

2026年の今後公開予定の注目映画をピックアップし、作品ごとに見どころを紹介。(随時更新)
(※公開から1週間経った“注目映画”は“そのほかの映画”に統合)
2026年1月公開の映画
2026年1月9日(金)・10日(土)公開の映画
1月9日(金)公開の映画
『愛がきこえる』『アブルプティオ 狂気人形』『偽りの楽園』『おくびょう鳥が歌うほうへ』『大人の童話 〜この恋、青少年は禁止です!〜』『ALL YOU NEED IS KILL』『架空の犬と嘘をつく猫』『喝采』『鬼門』『GRIT -バレーボール男子日本代表 栄光への始発点-』『クレイジーハウス 地獄の復活祭』『CROSSING 心の交差点』『郷』『五十年目の俺たちの旅』『コート・スティーリング』『小屋番 八ヶ岳に生きる 劇場版』『SEBASTIAN セバスチャン』『ぼくの名前はラワン』『マッズ! -血まみれバッドトリップ-』『YADANG/ヤダン』『笑う男』『愛と哀しみのボレロ デジタル・リマスター版』『悪魔のいけにえ 4Kデジタルリマスター 公開50周年記念版』『インランド・エンパイア 4K』『ストレイト・ストーリー 4Kリマスター版』『マダムと泥棒 4Kレストア版』
1月10日(土)公開の映画
『星野先生は今日も走る』『水の中で』『ラストノート 名もなき者たちの歌』『汚れた血 4Kレストア版』
2026年1月16日(金)・17日(土)公開の映画

『ウォーフェア 戦地最前線』より © 2025 Real Time Situation LLC. All Rights Reserved.

『28年後… 白骨の神殿』より
1月16日(金)公開の映画
『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』『有吉の壁 劇場版アドリブ大河「面白城の18人」』『ウォーフェア 戦地最前線』『オベックス 電脳世界』『ザ・カース』『映画「京佳お嬢様と奥田執事 京佳お嬢様パリへ行く」』『グッドワン』『クラーケン 深海の怪物』『最後のミッション』『サリー』『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』『旅の終わりのたからもの』『チャック・ベリー ブラウン・アイド・ハンサム・マン』『長安のライチ』『唐人街探偵 1900』『とれ!』『ナターシャ 盗まれたモナ・リザを取り戻せ』『28年後… 白骨の神殿』『万事快調<オール・グリーンズ>』『プシュパ 君臨』『ホーム・アローン! ジョナスとガビのトラップ大作戦』『マーダー・キャンプ』『MIRRORLIAR FILMS Season8』『モディリアーニ!』『Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto 4K レストア版』
1月17日(土)公開の映画
『アバウトアス・バット・ノット・アバウトアス』『イマジナリーライン』『マライコッタイ・ヴァーリバン』『メモリードア』
2026年1月23日(金)・24日(土)公開の映画

『MERCY/マーシー AI裁判』

『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』より ©2025 UNIVERSAL STUDIOS
1月23日(金)公開の映画
『愛のごとく』『アウトローズ』『アリゲーター:暴水領域』『安楽死特区』『インコンプリート・チェアーズ』『怪獣天国』『帰ってきたガリバー』『黒の牛』『恋のドッグファイト』『コゼリスク攻城戦 モンゴル軍襲撃』『最強王図鑑 The Ultimate Tournament 特別編 テッペン決めようか!』『終点のあの子』『ただいまって言える場所』『BATTLE OF TOKYO -うつくしき嘘-』『パンダプラン』『ヒグマ!!』『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』『ブチャ 最後の証人』『PROJECT Y』『MERCY/マーシー AI裁判』『魔法の天使クリィミーマミ 永遠のワンスモア』『More Real Than Dreams』『役者になったスパイ』『恋愛裁判』『ワールド・ブレイカー』『カリギュラ 究極版』
1月24日(土)公開の映画
『おててつないで』『オリビアと雲』
2026年1月30日(金)・31日(土)公開の映画

『HELP/復讐島』より © 2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

グレン・パウエル、『ランニング・マン』より ©2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
1月30日(金)公開の映画
『ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!第2幕』『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』『鬼胎(クィテ)黒い修道女』『クイーンダム/誕生』『クスノキの番人』『在日ミャンマー人 -わたしたちの自由-』『スケッチ 〜描かれたモンスターたち〜』『スタック』『白蛇:浮生』『パルプロス:黙示録の子供たち』『HELP/復讐島』『マーズ・エクスプレス』『メラニア』『ラスト・ロデオ 〜約束のフィールド〜』『ランニング・マン』『ガーゴイル 4Kレストア版』
1月31日(土)公開の映画
『シケモクとクズと花火と』『時のおと』『水の中で息をする -彼女でも彼でもなく-』『ボーイ・ミーツ・ガール 4Kレストア版』 変更なし: 『シケモクとクズと花火と』『時のおと』『水の中で息をする -彼女でも彼でもなく-』『ボーイ・ミーツ・ガール 4Kレストア版』
2026年2月公開の映画
2026年2月6日(金)・7日(土)公開の映画

『トゥギャザー』© 2025 Project Foxtrot, LLC
2月6日(金)公開の映画
『カルテットという名の青春』『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ 各駅停車劇場行き』『射鵰英雄伝』『たしかにあった幻』『神社 悪魔のささやき』『ツーリストファミリー』『テレビショッピングの女王 青池春香の事件チャンネル』『トゥギャザー』『パンダのすごい世界』『BE:the ONE -START BEYOND DREAMS-』『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM@NAGASAKI 月光 ずっとこの光につながっていたんだ』『FREWAKA/フレワカ』『フレンド-#最狂ピエロ警報』『ほどなく、お別れです』『ホームステッド〜世界が崩れる時〜』『禍禍女』『椰子の高さ』『リバース・オブ・ヘル』『両親が決めたこと』『レクイエム・フォー・ドリーム 4Kリマスター』
2月7日(土)公開の映画
『ミックスモダン』
2026年2月13日(金)・14日(土)公開の映画

『ブゴニア』より © 2025 FOCUS FEATURES LLC.

『クライム 101』
2月13日(金)公開の映画
『ANIMAL』『オスロ、8月31日』『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』『クライム 101』『スペルマゲドン 精なる大冒険』『超時空英雄伝エイリアノイド PART1:神剣激突』『肉屋』『ブゴニア』『不貞の女』『ブルックリンでZ級監督と恋に落ちた私』『劇場版 僕の心のヤバイやつ』『道行き』『女鹿』『リプライズ』『私のすべて』『ファーゴ 4K』
2月14日(土)公開の映画
『ロッコク・キッチン』『私たちの一日/イン・アワ・デイ』
2026年2月20日(金)・21日(土)公開の映画

『センチメンタル・バリュー』より © 2025 MER FILM / EYE EYE PICTURES / LUMEN / MK PRODUCTIONS / ZENTROPA ENTERTAINMENTS5 APS / ZENTROPA SWEDEN AB / KOMPLIZEN FILM / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / ARTE FRANCE CINÉMA / FILM I VÄST / OSLO FILM FUND / MEDIEFONDET ZEFYR / ZDF / ARTE

『おさるのベン』より © 2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2月20日(金)公開の映画
『おさるのベン』『枯れ木に銃弾』『CatVideoFest』『教場 Requiem』『幻愛 夢の向こうに』『災 劇場版』『センチメンタル・バリュー』『東方神起 20th Anniversary Film 『IDENTITY』』『ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再生』『夜勤事件』『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第五章 白熱の銀河大戦』
2月21日(土)公開の映画
『明日を夜に捨てて』『どうしようもない10人』『ポーラX 4K レストア版』
2026年2月27日(金)・28日(土)公開の映画

『嵐が丘』より ©2026 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

ゴーマン シャノン 眞陽、ブレンダン・フレイザー、 『レンタル・ファミリー』より ©2025 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.
2月27日(金)公開の映画
『嵐が丘』『#拡散』『結局珈琲』『木挽き町のあだ討ち』『Shiva Baby シヴァ・ベイビー』『死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ』『正義廻廊』『超時空英雄伝エイリアノイド PART2:終局決戦』『劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編』『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』『TRAVERSE2 -Next Level-』『MALUM 悪しき神』『夜鶯 -ある洋館での殺人事件-』『レンタル・ファミリー』『ロビー! 4000億円を懸けた仁義なき18ホール』
2月28日(土)公開の映画
『金子文子 何が私をこうさせたか』『この場所』『湯徳章-私は誰なのか-』
2026年3月公開の注目映画
2026年3月6日(金)・7日(土)公開の注目映画

『ウィキッド 永遠の約束』より © Universal Studios. All Rights Reserved.

『ブルームーン』より © 2025 FUNNY VALENTINE, LLC ALL RIGHTS RESERVED.
3月6日(金)公開の映画
『ウィキッド 永遠の約束』『エリス&トム-ボサノヴァ名盤誕生秘話-』『オーロラの涙』『ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!第3幕』『ザ・クロウ』『361-White and Black-』『しあわせな選択』『GEMNIBUS vol.2』『スペシャルズ』『宣誓』『ナースコール』『NEEDY GIRL OVERDOSE 劇場先行版』『花緑青が明ける日に』『ブルームーン』『モーツァルト!』『藍反射』『RIP SLYME THE MOVIE -25th ANNIVERSARY GREATEST MEMORY-』『人狼 JIN-ROH 4Kリマスター』『冬のソナタ 日本特別版』
3月7日(土)公開の映画
『ギョンアの娘』『ホールディング・リアット』
2026年3月13日(金)・14日(土)・15(日)公開の注目映画

『私がビーバーになる時』より ©2026 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』 © 2025 ITTF Rights LLC. All Rights Reserved.
3月13日(金)公開の映画
『ギャビーのドールハウス ザ・ムービー』『96分』『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』『ジョン・クランコ バレエの革命児』『パリに咲くエトワール』『映画ひみつのアイプリ まんかいバズリウムライブ!』『放送禁止 ぼくの3人の妻』『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』『私がビーバーになる時』
3月14日(土)公開の映画
『WITH』『蒸発』『父と家族とわたしのこと』『長浜』『ハローマイフレンド』『ひなぎく 4Kレストア版』
3月15日(日)公開の映画
『今は昔、栄養映画館の旅』
2026年3月20日(金)・21日(土)公開の注目映画

『決断するとき』 © 2024 ARTISTS EQUITY. ALL RIGHTS RESERVED.

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』
3月20日(金)公開の映画
『アメリと雨の物語』『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』『おしり前マン〜復活のおしり前帝国』『カミング・ホーム』『君が最後に遺した歌』『決断するとき』『ゾンビ1/2 〜Right Side of the Living Dead〜』『全知的な読者の視点から』『東京逃避行』『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVSブンブンジャー』『プロジェクト・ヘイル・メアリー』『チェッカーズ 1988 SCREW TOUR at 東京ドーム【4Kリマスター】』『マクロスプラス -MOVIE EDITION- 4K REMASTER ver.』
3月21日(土)公開の映画
『自然は君に何を語るのか』『365DAYs + 2彷徨う大人たち』『粒子のダンス』
2026年3月27日(金)・28日(土)公開の注目映画
3月27日(金)公開の映画
『生きているんだ友達なんだ』『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』『鬼の花嫁』『映画 きかんしゃトーマス いっしょに歌おう!ドレミファ♪ソドー島』『90メートル』『キング・オブ・キングス』『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』『そして彼女たちは』『ハウス・オブ・ザ・デビル』『フェザーズ その家に巣食うもの』『森に聴く Listen to the Forest』『私たちの話し方』『トニー滝谷 4Kリマスター版』
3月28日(土)公開の映画
『鍵から抜け出した女』『チェイン・リアクションズ』『津田寛治に撮休はない』『ドゥリム パレス』『HOLD UP MORNING』『MAMMON』『山人(やまんど)…縄文の響きが木霊する』『ライフテープ』
2026年4月公開の注目映画
2026年4月1日(水)・3日(金)・4日(土)公開の注目映画

『ザ・ブライド!』より © 2026 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

『落下音』より © Fabian Gamper – Studio Zentral
4月1日(水)公開の映画
『劇場版スポンジ・ボブ 呪われた海賊と大冒険だワワワワワ!』『流星 デジタルリマスター版』
4月3日(金)公開の映画
『黄金泥棒』『OCHI! -オチ-』『俺たちのアナコンダ』『黴の花』『カルテットという名の青春』『殺手#4(キラー・ナンバー4)』『501号室の男 -ある作家の記録-』『済州島四・三事件 ハラン』『ザッケン!』『PILOT -人生のリフライト-』『ヒット・エンド・ファン!臨時決闘』『ザ・ブライド!』『炎かがよへ』『Riceboy ライスボーイ』『落下音』『ロングホットサマーバケーション』『パリから来た殺し屋 4K』
4月4日(土)公開の映画
『三角屋の交差点で』『XiXi、私を踊る』『マダム・ソワ・セヴェンヌ』『エス インターナショナル版』
2026年4月10日(金)・11日(土)公開の注目映画

『ハムネット』より ©2025 FOCUS FEATURES LLC
4月10日(金)公開の映画
『ヴィットリア 抱きしめて』『炎上』『火葬人』『ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!第4幕』『サトウキビは知っている』『脛擦りの森』『1975年のケルン・コンサート』『第五の騎士は恐怖』『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』『ダーティ・エンジェルズ』『ハムネット』『一口のパン』『ペリカン・ブルー 〜自由への切符〜』『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』『万博追跡 2K レストア版』
4月11日(土)公開の映画
『遠来 〜トモベのコトバ〜』『五月の雨』『トゥ・ランド』『僕を呼ぶ声 / TOKYO STRANGE TALE』『焼け石と雨粒』
2026年4月17日(金)・18日(土)公開の注目映画
『ソング・サング・ブルー』 -4月17日(金)公開

『ソング・サング・ブルー』より © 2025 Focus Features LLC. All rights reserved.
クレイグ・ブリュワー監督が、実在のニール・ダイアモンドのトリビュートバンドを題材に描く伝記音楽ドラマ。80年代後半、人生につまずいた男女のミュージシャンが手を組み、ステージに希望と再起の居場所を見いだしていく。主演はヒュー・ジャックマン、共演はケイト・ハドソン、マイケル・インペリオリら実力派が並ぶ。
1980年代後半の米ウィスコンシン州。思うようにいかない日々を送る男女のミュージシャンは、ある助言をきっかけに出会い、ニール・ダイアモンドのトリビュートバンドを結成する。音楽と恋が重なるなか、ふたりは成功も痛みも抱えながら、自らの人生の浮き沈みに向き合っていく。
4月17日(金)公開のそのほかの映画
『クベーラ』『今日からぼくが村の映画館』『これって生きてる?』『DOPPEL』『長篠』『残されたヘッドライン』『人はなぜラブレターを書くのか』『FEVER ビーバー!』『ONE OK ROCK DETOX JAPAN TOUR 2025 AT NISSAN STADIUM IN CINEMAS』『悪夢の系譜【4Kデジタル修復版】』
4月18日(土)公開のそのほかの映画
『海辺の恋』『オー・パン・クペ』『河童の家』
2026年4月24日(金)〜29日(水・祝)公開の注目映画
『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』 – 4月24日(金)公開

『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』より © Nintendo・Illumination/Universal Pictures
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(2023)の世界観を引き継ぐ新作アニメーション映画で、2026年4月24日(金)に全国ロードショー。日本公式サイトでは、前作が全世界で13億ドル超の興行収入を記録したことにも触れつつ、続編としてのスケールアップを予告している。
4月24日(金)公開のそのほかの映画
『ARCO/アルコ』『オールド・オーク』『悲しくて美しい世界/THIS IS SPARKLEHORSE』『最終楽章 響け!ユーフォニアム 前編』『沢田美由紀のガマランドにお邪魔します』『白い車に乗った女』『ツイッギー』『月の犬』『トゥインクル・トゥインクル・キラー・カーン』『Piccola felicita(ピッコラ・フェリチタ)〜小さな幸せ〜』『ビリー・アイドル パンク・ロッカーの反逆と代償』『LOST LAND/ロストランド』『サムライ 4Kレストア』
4月25日(土)公開のそのほかの映画
『超低予算ムービー大作戦』『めぐる面影、今、祖父に会う』
4月29日(水・祝)公開のそのほかの映画
『アギト-超能力戦争-』『SAKAMOTO DAYS』
2026年5月公開の注目映画
2026年5月1日(金)・2日(土)公開の注目映画
『プラダを着た悪魔2』 – 5月1日(金)公開

『プラダを着た悪魔2』ポスター ©2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.
ファッション業界の“最前線”を舞台に、働く女性たちの葛藤と成長を描いた大ヒット作『プラダを着た悪魔』の続編が、2026年5月1日(金)に日米同時公開。
監督デヴィッド・フランケル、脚本アライン・ブロッシュ・マッケンナが続投し、メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチら主要キャストが名を連ねる。
5月1日(金)公開のそのほかの映画
『サンキュー、チャック』『幸せの、忘れもの。』『誓い 建築家B・V・ドーシ』『ドランクヌードル』『ユートピアの力』『ラプソディ・ラプソディ』『プッシャー【4Kデジタル修復版】』『プッシャー2【4Kデジタル修復版】』『プッシャー3【4Kデジタル修復版】』
5月2日(土)公開のそのほかの映画
『イリュミナシオン』『コスモ・コルプス』『サンタクロースたちの休暇』『猫を放つ』
2026年5月8日(金)公開の注目映画
『シンプル・アクシデント/偶然』 – 5月8日(金)公開
イランのジャファル・パナヒ監督が、自身の投獄体験にも通じる視点から“復讐”と“倫理”の揺らぎを描くスリラー。かつて政治犯として収監された人々が、過去に自分たちを苦しめた拷問者かもしれない男を前にし、「裁くべきか/赦すべきか」という決断を迫られていく。
第78回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール(最高賞)を受賞した。
『グランド・イリュージョン/ダイヤモンド・ミッション』 – 2026年5月8日(金)公開
人気クライム・エンターテインメント『グランド・イリュージョン』シリーズ第3作。
イリュージョンで巨悪の資金を奪い“世間に還元する”スーパー集団フォー・ホースメンが、史上最高価値とされる“ハートのダイヤモンド”を狙い、世界規模の強奪劇に挑むという。
ジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン、デイヴ・フランコ、アイラ・フィッシャーらが再集結し、ロザムンド・パイクが“ダイヤの女王”として立ちはだかる。監督はルーベン・フライシャー。
2026年5月15日(金)公開の注目映画
『スマッシング・マシーン』 – 5月15日(金)公開
総合格闘技の黎明期、1997~2000年の時代を駆け抜けた伝説的ファイター、マーク・ケアーの軌跡を、ドウェイン・ジョンソン主演で実写化した実話ベースのドラマ。PRIDE創成期の熱狂も背景に据えながら、勝利の裏側にある代償を掘り下げていく。
監督・脚本は『アンカット・ダイヤモンド』のベニー・サフディで、ジョンソンが“霊長類ヒト科最強”とまで呼ばれた男の栄光と転落を体現し、エミリー・ブラントがパートナー役で共演する。
2026年5月22日(金)公開の注目映画
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』 – 5月22日(金)公開
“帝国崩壊後”の銀河を舞台に、孤高の賞金稼ぎマンダロリアンと、強大なフォースの力を秘めたグローグーが育んだ絆と旅路を描く最新劇場作で、グローグーを狙う旧帝国軍の残党がふたりを追う。
監督はジョン・ファヴロー、製作総指揮にデイヴ・フィローニが名を連ねる。
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』の予告を見る
『マテリアリスト 結婚の条件』 – 2026年5月29日(金)公開

『マテリアリスト 結婚の条件』より Copyright 2025 © Adore Rights LLC. All Rights Reserved
『パスト ライブス/再会』のセリーヌ・ソンが監督・脚本を務める新作。
舞台はニューヨーク。結婚相談所で働く“マッチメーカー”のルーシーが、恋愛を感情だけでなく“資産価値”でも冷静に測る人物として描かれ、現代の婚活市場と三角関係が物語の軸になる。
主演はダコタ・ジョンソンで、クリス・エヴァンス、ペドロ・パスカルが共演。
2026年6月の注目映画
2026年6月12日(金)公開の注目映画
『Michael/マイケル』 – 6月12日(金)公開

『Michael/マイケル』より ®︎、M&© 2026 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
“キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソンの生涯を描く伝記映画。
主演のマイケル役は甥のジャファー・ジャクソンで、監督はアントワーン・フークア、脚本はジョン・ローガン、製作には『ボヘミアン・ラプソディ』のグレアム・キングが参加する。
2026年6月26日(金)公開の注目映画
『スーパーガール』 – 2026年6月26日(金)公開

『スーパーガール』 © & TM DC © 2025 WBEI
DCコミックスの人気キャラクター、スーパーガール/カーラ・ゾー=エルを主人公に据えた新たな実写スーパーヒーロー映画。2025年に公開された『スーパーマン』の成功を受け、ジェームズ・ガン率いるDCスタジオが新生DCユニバースの一翼として製作を進めている。監督は『アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル』などを手がけたクレイグ・ギレスピー、主演にはドラマ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』などで注目を集めるミリー・オールコックが起用された。
物語はスーパーマンの従妹であるカーラが、自身の力と向き合いながらヒーローとして成長していく姿を描くとされる。
ジェイソン・モモアの出演も決定しており、これまでのDC作品に新たな風を吹き込む試みとして期待が高い。
2026年7月公開の注目映画
2026年7月3日(金)公開の注目映画
『トイ・ストーリー5』 – 2026年7月3日(金)公開
ピクサー・アニメーション・スタジオ制作による人気アニメシリーズの最新作。前作『トイ・ストーリー4』から数年後を舞台に、ウッディやバズ・ライトイヤーをはじめとするお馴染みの仲間たちが、新たな試練と出会いに挑む姿が描かれる。
シリーズ創始者の一人アンドリュー・スタントンが監督・脚本を務め、トム・ハンクス(ウッディ役)やティム・アレン(バズ役)など多くのレギュラーキャストが続投予定。
また、新キャラクターとして“リリーパッド”というカエル型のタブレットが登場し、デジタル機器と旧来の“おもちゃ”世界の対立という現代的テーマを暗示させる内容が示されている。物語の中心にはジェシーが再び立ち、仲間と共に子どもの注意を引き戻すために奮闘するという、シリーズ特有のユーモアと感動が期待される。北米公開は2026年6月19日が予定されている。
2026年7月17日(金)公開の注目映画
『キングダム 魂の決戦』 – 2026年7月17日(金)公開
実写映画『キングダム』前作『大将軍の帰還』の続きが描かれる。原作者・原泰久の言葉として「過去4作を超える迫力と興奮と感動」を目指す方針が示されている。
2026年7月31日(金)公開の注目映画
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』 – 2026年7月31日(金)公開
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のラストを受け、トム・ホランド演じるピーター・パーカーが“新章”へ踏み出す第4作。
監督は『シャン・チー』のデスティン・ダニエル・クレットンで、ハルク/ブルース・バナー役のマーク・ラファロやパニッシャー役のジョン・バーンサル、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のセイディー・シンクらとの共演にも注目が集まっている。
『モアナと伝説の海』(実写版) – 2026年7月31日(金)公開

実写版『モアナと伝説の海』© 2026 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
ウォルト・ディズニー・スタジオが同名の2016年の大ヒットアニメーションを実写化するミュージカル・アドベンチャー。原作の物語を踏襲しつつ、生身の俳優による表現と実際の海・自然ロケを活かした映像美が特徴だ。
監督はトーマス・カイル、脚本はジャレド・ブッシュとダナ・ルドゥ・ミラーが務める。主人公モアナ役には新人のキャサリン・ラガアイアが抜擢され、海との深い絆と使命感に導かれて未知の大海原へ旅立つ姿を演じる。アニメ版で人気を博した“半神”マウイ役にはドウェイン・ジョンソンが続投し、原作楽曲「How Far I’ll Go」も実写版で歌われる見込みだ。音楽にはオリジナル版で手がけたマーク・マンシーナとリン=マニュエル・ミランダが再び参加する。北米では2026年7月10日公開予定。
2026年8月公開の注目映画
『時には懺悔を』 – 2026年8月28日(金)公開
中島哲也が監督・脚本を手がけ、打海文三の同名小説を原作とする実写映画。
物語は、探偵の佐竹と助手の聡子が殺人事件を追う中で、9年前の誘拐事件で連れ去られた重い障がいを抱える子ども「新」の存在にたどり着くところから展開し、傷を抱えた大人たちの再生を描くという。
主演は西島秀俊で、満島ひかり、黒木華、宮藤官九郎、柴咲コウ、佐藤二朗、役所広司らが名を連ねる。
2026年12月公開の注目映画
2026年12月18日(金)公開の注目映画
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』 – 12月18日(金)公開

『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』 © 2025 MARVEL.
ジョー・ルッソ&アンソニー・ルッソが監督を務める、マーベル・スタジオの『アベンジャーズ』最新作。
ロバート・ダウニー・Jr.が“新たな役柄”として、マーベル屈指のヴィランドクター・ドゥーム(ヴィクター・フォン・ドゥーム)を演じるほか、主要キャストとしてクリス・ヘムズワース、アンソニー・マッキー、セバスチャン・スタンらに加え、X-MEN系キャストの名前も挙がっており、シリーズ横断の“集結”がいよいよ本格化しそうだ。
2026年内公開の注目映画
『オデュッセイア』 – 2026年内公開

『オデュッセイア』
クリストファー・ノーランがホメロスの叙事詩「オデュッセイア」を映画化する超大作で、2026年7月17日の全米公開。“IMAXフィルムカメラで撮影”されたことを掲げている。
主演はマット・デイモンで、帰還の旅に翻弄される英雄オデュッセウスを演じる。共演にはトム・ホランド、アン・ハサウェイ、ゼンデイヤらが名を連ね、トロイ戦争後の長い旅路や怪物たちとの遭遇といった“神話的”エピソードが示唆されている。
2026年の映画シーンに注目
2026年は、『アベンジャーズ』や『トイ・ストーリー』の最新作、さらに国際映画祭で評価された作品、激しいアクションやホラーまで、ジャンルも規模も幅広いラインナップが揃っている。見逃せないタイトルが目白押しだ。
気になる作品はぜひ劇場でチェックし、2026年の映画体験を存分に楽しんでほしい。
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エマ・ストーン × ヨルゴス・ランティモス、名タッグがCMを撮影! 『Unavailable(原題)』とは

エマ・ストーンとヨルゴス・ランティモスが、SquarespaceのスーパーボウルCMで初のCMタッグを実現した。
『女王陛下のお気に入り』、『哀れなるものたち』、『憐れみの3章』、『ブゴニア』でタッグを組んできた俳優エマ・ストーンとヨルゴス・ランティモス監督が、映画の枠を越えた新たなプロジェクトに挑んでいる。
両者にとって初となるスーパーボウルCM『Unavailable(原題)』(アンアヴェイラブル)は、ウェブサイト構築プラットフォームのSquarespaceによる広告キャンペーンの一環として制作されたものだ。
これまで数々の作品で強烈な世界観を築いてきたふたりのコラボレーションは、商業広告というフィールドにおいても健在であり、今回のCMでも大胆さとダークユーモアを感じさせる内容になることが示唆されている。
スーパーボウルで放映される『Unavailable(原題)』の概要
『Unavailable(原題)』は、Squarespaceにとって12回目となるスーパーボウルCMで、スーパーボウルLXの第1クォーターと第2クォーターの間に放映される予定だ。試合当日に放送されるスポットは30秒で構成されている。
本編に先がけ、Squarespaceは15秒の予告映像を米『ザ・ハリウッド・リポーター』誌を通じて独占公開しており、静謐で緊張感のある映像トーンが注目を集めている。
【動画】SquarespaceのスーパーボウルCM『Unavailable(原題)』予告編
映画作品と地続きで構築された制作陣とビジュアル
『Unavailable(原題)』のセットデザインを手がけたのは、『哀れなるものたち』や『ブゴニア』でもヨルゴス・ランティモスとタッグを組んできたプロダクションデザイナーのジェームズ・プライスである。
音楽はランティモスの制作チームと作曲家ジャースキン・フェンドリックスが担当し、サウンドデザインは『関心領域』でも評価を受けたWave Studios創設者のジョニー・バーンが手がけている。
本キャンペーンはロンドンで白黒フィルムによって撮影されており、商業広告でありながらも映画作品と地続きの映像表現が採用された点が特徴だ。短い予告映像の中にも、緊張感とサスペンスを強調する演出が随所に見られ、ランティモス作品に通じる独特の空気感が漂っている。

『Unavailable(原題)』 © Squarespace
ランティモスとストーンにとってのスーパーボウルCM初挑戦
今回の『Unavailable(原題)』は、ヨルゴス・ランティモスにとって初めて手がけるスーパーボウルCMのひとつとなる。ランティモスは本作に加え、フードデリバリーアプリのGrubhubによる2026年スーパーボウルCMも監督しており、同大会で2本のCMを手がけるのは今回が初となる。
一方、エマ・ストーンにとっても、本作はキャリア初となるスーパーボウルCMであり、現時点では唯一の出演作となっている。映画を主軸にキャリアを築いてきたストーンが、この特別な舞台に立つ点も注目される理由のひとつだ。
映画的パートナーとして評価を重ねてきた両者が、世界最大級の広告枠でどのような表現を提示するのか。その全貌は、現地時間2月8日のスーパーボウル本番で明らかになる。

『Unavailable(原題)』 © Squarespace
予告映像では、エマ・ストーンが流す涙の理由や物語の詳細は明かされていない。Squarespaceは本作にあわせて映画ポスター風のビジュアルも展開しており、CM本編に向けて期待が高まっている。
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【英国アカデミー賞/BAFTA(2026年)ノミネート一覧】『ワン・バトル・アフター・アナザー』が『罪人たち』に1ノミネート差で最多! 米アカデミー賞との違いは

2026年英国アカデミー賞(BAFTA)のノミネートが発表され、『ワン・バトル・アフター・アナザー』が『罪人たち』を1部門差でリードする展開となった。
1月27日(火)にロンドンで発表された2026年英国アカデミー賞(BAFTA)のノミネートは、今年のアワードレースの行方を大きく揺さぶる内容となった。ポール・トーマス・アンダーソン監督の政治スリラー『ワン・バトル・アフター・アナザー』が14部門でノミネートを獲得し、ライアン・クーグラー監督によるヴァンパイア映画『罪人たち』の13部門をわずか1部門上回った。一方、先に発表されたアカデミー賞ノミネートでは『罪人たち』が16部門でトップに立っており、両賞の評価の違いが浮き彫りとなっている。
BAFTAノミネートで浮かび上がったトップ争いの構図
今回のBAFTAノミネートでは、『ワン・バトル・アフター・アナザー』と『罪人たち』の拮抗した評価が際立つ結果となった。アンダーソン監督作は14部門でノミネートされ、アカデミー賞で首位だった『罪人たち』を僅差で上回った。
さらに、クロエ・ジャオ監督の『ハムネット』、ジョシュ・サフディ監督の『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』がそれぞれ11部門で続き、上位は複数作品による混戦模様を見せている。ヨアキム・トリアー監督の『センチメンタル・バリュー』、ギレルモ・デル・トロ監督の『フランケンシュタイン』も複数部門で名を連ね、今年のBAFTAがジャンルや作風を横断したラインナップとなったことを印象づけた。
演技・監督部門で目立つ初BAFTAノミネートの顔ぶれ
監督賞部門では、ライアン・クーグラー監督(『罪人たち』)とジョシュ・サフディ監督(『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』)が、ともに今回が初のBAFTAノミネートとなった。両者は、ヨルゴス・ランティモス監督、クロエ・ジャオ監督、ポール・トーマス・アンダーソン監督、ヨアキム・トリアー監督と並び、実績ある名前が揃う中で候補入りを果たしている。
演技部門でも初BAFTA候補者の存在が際立った。ロバート・アラマヨ、オデッサ・アザイオン、ローズ・バーン、チェイス・インフィニティ、マイケル・B・ジョーダン、インガ・イブスドッテル・リッレオース、ステラン・スカルスガルド、テヤナ・テイラーが、今回初めてノミネートされた顔ぶれとして名を連ねている。
主演女優賞では、バーンとインフィニティが、ジェシー・バックリー、ケイト・ハドソン、レナーテ・レインスヴェ、エマ・ストーンと並び候補入りした。一方、主演男優賞では、アラマヨとジョーダンが、ティモシー・シャラメ、レオナルド・ディカプリオ、イーサン・ホーク、ジェシー・プレモンスと共にレースを戦う構図となっている。助演部門でも初候補者と常連俳優が混在し、各部門で競争の激しさが際立つ結果となった。
アカデミー賞と異なる評価が示されたBAFTAの選考
今回のBAFTAノミネートでは、アカデミー賞とは異なる評価軸も浮かび上がった。アカデミー賞ノミネートから外れた『ウィキッド 永遠の約束』は、BAFTAでは衣装デザインとメイク&ヘアの2部門で候補に残った。(演技部門や主要カテゴリーには入らず)
一方、アカデミー賞と同様にBAFTAでも完全に除外された作品もある。ジョージ・クルーニー、アダム・サンドラー、ローラ・ダーン出演のノア・バームバック監督作『ジェイ・ケリー』、ジェレミー・アレン・ホワイトとジェレミー・ストロングが共演した『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』、アマンダ・サイフリッド主演の『アン・リー/はじまりの物語』、パク・チャヌク監督の『しあわせな選択』はいずれもBAFTAのノミネートから漏れる結果となった。
また、アカデミー賞作品賞に予想外のノミネートを果たしたジョセフ・コシンスキー監督の『F1/エフワン』は、BAFTAでは編集、音響、視覚効果の技術部門で候補入りし、主要部門とは異なる形で存在感を示している。こうした結果は、両賞が共有する傾向と同時に、それぞれの選考基準の違いを印象づけるものとなった。
ノミネート一覧は以下のとおり。
作品賞
『ハムネット』
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』
『ワン・バトル・アフター・アナザー』
『センチメンタル・バリュー』
『罪人たち』英国作品賞
『28年後…』
『The Ballad of Wallis Island(原題)』
『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』
『Die My Love(原題)』
『H Is for Hawk(原題)』
『ハムネット』
『I Swear(原題)』
『Mr Burton(原題)』
『Pillion(原題)』
『スティーヴ』英国人脚本家、監督、プロデューサーによるデビュー作品賞
『The Ceremony(原題)』ジャック・キング(監督、脚本)、ホリー・ブライアン(プロデューサー)、ルーシー・ミーア(プロデューサー)
『My Father’s Shadow(原題)』アキノラ・デイヴィス・ジュニア(監督)、ウェール・デイヴィス(脚本)
『Pillion(原題)』ハリー・ライトン(監督、脚本)
『A Want in Her(原題)』ミリッド・カーテン(監督)
『Wasteman(原題)』カル・マクモー(監督)、ハンター・アンドリュース(脚本)、エオイン・ドーラン(脚本)非英語映画賞
『シンプル・アクシデント/偶然』
『シークレット・エージェント』
『センチメンタル・バリュー』
『Sirat(原題)』
『ヒンド・ラジャブの声』ドキュメンタリー映画賞
『2000 Meters to Andriivka(原題)』
『Apocalypse in the Tropics(原題)』
『シーモア・ハーシュ:権力の闇に挑む男』
『Mr. Nobody Against Putin(原題)』
『パーフェクト・ネイバー:正当防衛法はどこへ向かうのか』アニメーション映画賞
『星つなぎのエリオ』
『アメリと雨の物語』
『ズートピア2』キッズ・ファミリー映画賞
『ARCO/アルコ』
『Boong(原題)』
『リロ&スティッチ』(2025)
『ズートピア2』監督賞
『ブゴニア』ヨルゴス・ランティモス
『ハムネット』クロエ・ジャオ
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』ジョシュ・サフディ
『ワン・バトル・アフター・アナザー』ポール・トーマス・アンダーソン
『センチメンタル・バリュー』ヨアキム・トリアー
『罪人たち』ライアン・クーグラー脚本賞
『I Swear(原題)』カーク・ジョーンズ
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』ロナルド・ブロンスタイン、ジョシュ・サフディ
『シークレット・エージェント』クレベール・メンドンサ・フィリョ
『センチメンタル・バリュー』エスキル・フォークト、ヨアキム・トリアー
『罪人たち』ライアン・クーグラー脚色賞
『The Ballad of Wallis Island(原題)』トム・バスデン、ティム・キー
『ブゴニア』ウィル・トレイシー
『ハムネット』クロエ・ジャオ、マギー・オファーレル
『ワン・バトル・アフター・アナザー』ポール・トーマス・アンダーソン
『Pillion(原題)』ハリー・ライトン主演女優賞
ジェシー・バックリー『ハムネット』
ローズ・バーン『If I Had Legs I’d Kick You(原題)』
ケイト・ハドソン『Song Sung Blue(原題)』
チェイス・インフィニティ『ワン・バトル・アフター・アナザー』
レナーテ・レインスヴェ『センチメンタル・バリュー』
エマ・ストーン『ブゴニア』主演男優賞
ロバート・アラマヨ『I Swear(原題)』
ティモシー・シャラメ『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』
レオナルド・ディカプリオ『ワン・バトル・アフター・アナザー』
イーサン・ホーク『Blue Moon(原題)』
マイケル・B・ジョーダン『罪人たち』
ジェシー・プレモンス『ブゴニア』助演女優賞
オデッサ・アザイオン『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』
インガ・イブスドッテル・リッレオース『センチメンタル・バリュー』
ウンミ・モサク『罪人たち』
キャリー・マリガン『The Ballad of Wallis Island(原題)』
テヤナ・テイラー『ワン・バトル・アフター・アナザー』
エミリー・ワトソン『ハムネット』助演男優賞
ベニチオ・デル・トロ『ワン・バトル・アフター・アナザー』
ジェイコブ・エロルディ『フランケンシュタイン』
ポール・メスカル『ハムネット』
ピーター・ミュラン『I Swear(原題)』
ショーン・ペン『ワン・バトル・アフター・アナザー』
ステラン・スカルスガルド『センチメンタル・バリュー』キャスティング賞
『I Swear(原題)』ローレン・エヴァンス
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』ジェニファー・ヴェンディッティ
『ワン・バトル・アフター・アナザー』キャサンドラ・クルクンディス
『センチメンタル・バリュー』ユングヴィル・コルセット・ハーガ、エイヴィ・カウフマン
『罪人たち』フランシーン・メイズラー撮影賞
『フランケンシュタイン』ダン・ラウストセン
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』ダリウス・コンジ
『ワン・バトル・アフター・アナザー』マイケル・バウマン
『罪人たち』オータム・デュラルド・アーカポー
『トレイン・ドリームズ』アドルフォ・ヴェロソ編集賞
『F1/エフワン』スティーヴン・ミリオーネ
『ハウス・オブ・ダイナマイト』カーク・バクスター
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』ロナルド・ブロンスタイン、ジョシュ・サフディ
『ワン・バトル・アフター・アナザー』アンディ・ユルゲンセン
『罪人たち』マイケル・P・ショーヴァー衣装デザイン賞
『フランケンシュタイン』ケイト・ホーリー
『ハムネット』マルゴシア・トゥルザンスカ
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』ミヤコ・ベリッツィ
『罪人たち』ルース・E・カーター
『ウィキッド 永遠の約束』ポール・タズウェルメイク&ヘア賞
『フランケンシュタイン』ジョーダン・サミュエル、クリオナ・ヒューリー、マイク・ヒル、ミーガン・メニー
『ハムネット』ニコール・スタッフォード
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』カイラ・パンチェンコ、ケイ・ジョージュー、マイク・フォンテイン
『罪人たち』シアン・リチャーズ、シュニカ・テリー、ケン・ディアス、マイク・フォンテイン
『ウィキッド 永遠の約束』フランシス・ハノン、ローラ・ブラント、マーク・クーリエ、サラ・ナス作曲賞
『ブゴニア』ジャースキン・フェンドリックス
『フランケンシュタイン』アレクサンドル・デスプラ
『ハムネット』マックス・リヒター
『ワン・バトル・アフター・アナザー』ジョニー・グリーンウッド
『罪人たち』ルドウィグ・ゴランソン美術賞
『フランケンシュタイン』タマラ・デヴェレル、シェーン・ヴィオー
『ハムネット』フィオナ・クロンビー、アリス・フェルトン
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』ジャック・フィスク、アダム・ウィリス
『ワン・バトル・アフター・アナザー』フロレンシア・マーティン、アンソニー・カーリーノ
『罪人たち』ハンナ・ビークラー、モニーク・シャンパーニュ音響賞
『F1/エフワン』ギャレス・ジョン、アル・ネルソン、グウェンドリン・イェーツ・ホイットル、ゲイリー・A・リッツォ、フアン・ペラルタ
『フランケンシュタイン』グレッグ・チャップマン、ネイサン・ロビタイユ、ネルソン・フェレイラ、クリスチャン・クック、ブラッド・ゾーム
『ワン・バトル・アフター・アナザー』ホセ・アントニオ・ガルシア、クリストファー・スカラボシオ、トニー・ヴィラフロール
『罪人たち』クリス・ウェルカー、ベニー・バート、ブランドン・プロクター、スティーヴ・ボエデカー、フェリペ・パチェコ
『ウォーフェア 戦地最前線』グレン・フリーマントル、ミッチ・ロウ、ベン・バーカー、ハワード・バーグロフ、リチャード・スプーナー視覚効果賞
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』ジョー・レッテリ、リチャード・ベインハム、ダニエル・バレット、エリック・セインドン
『F1/エフワン』ライアン・タドホープ、キース・アルフレッド・ドーソン、ニコラ・シュヴァリエ、ロバート・ハリントン
『フランケンシュタイン』デニス・ベラルディ、アヨ・バージェス、イヴァン・ブスケッツ、ホセ・グラネル
『ヒックとドラゴン』(2025) クリスチャン・メンツ、フランソワ・ランベール、グレン・マッキントッシュ、テリー・パーマー
『ロスト・バス』チャーリー・ノーブル、ブランドン・K・マクラフリン、デイヴィッド・ザレッティ英国短編アニメーション賞
『Cardboard(原題)』J.P.ヴァイン、ミハエラ・マナス・マリナ
『Solstice(原題)』ルーク・アンガス
『Two Black Boys in Paradise(原題)』バズ・セルズ、ディーン・アッタ、ベン・ジャクソン英国短編映画賞
『Magid / Zafar(原題)』ルイス・ヒンドマン、スフィヤーン・サラム、エイダン・ロバート・ブルックス
『Nostalgie(原題)』キャスリン・ファーガソン、ステイシー・グレッグ、マーク・ロビンソン、キャス・マトック
『Terence(原題)』エデム・ケルマン、ノア・ライヒ
『This Is Endometriosis(原題)』ジョージー・ワイルマン、マット・ホートン、ハリエット・ライト
『Welcome Home Freckles(原題)』ヒジュ・パク、ネイサン・ヘンドレンEEライジング・スター賞(一般投票)
ロバート・アラマヨ
マイルズ・ケイトン
チェイス・インフィニティ
アーチー・マデクウィ
ポージー・スターリング -
映画『Whistle(原題)』に注目-“死の笛”が未来の死を呼び寄せる、ダフネ・キーン主演ホラー

映画『Whistle(原題)』に注目が集まっている。古代の“死の笛”が高校生たちを襲うホラー作品として、その全貌が明らかになってきた。
古代の遺物が呼び起こすのは、恐怖か、それとも避けられない運命か。
映画『Whistle(原題)』は、ダフネ・キーンを主演に迎えた新たなホラー作品で、偶然発見された“呪われた笛”をきっかけに、高校生たちが自らの未来の死に追われていく姿を描く。米国では2月6日に劇場公開が予定されており、若者たちの友情と恐怖が交錯する物語として注目を集めている。
古代アステカの“死の笛”が招く恐怖の連鎖
物語の発端となるのは、高校に居場所を見出せずにいた若者たちが、偶然手に入れた古代アステカの遺物とされる“死の笛”である。好奇心からその笛を吹いた彼らは、耳を裂くような音とともに、想像を絶する現象に直面する。笛の音をきっかけに、吹いた者自身の「未来の死」が実体化し、現実の存在として彼らを狩りに来るのだ。
犠牲者が次第に増えていく中で、若者たちは自分たちの行為が引き起こした恐怖の連鎖を止めようと奔走する。呪われた遺物の起源を探る過程で、彼らは単なる怪談では済まされない歴史的背景と向き合うことになり、物語はホラーでありながらも、選択と責任を問う展開へと踏み込んでいく。
【動画】『Whistle(原題)』予告編
監督コリン・ハーディが描く“高校生ホラー”-短編小説から映画へ
本作でメガホンを取ったのは、ホラー映画『死霊館のシスター』で知られるコリン・ハーディ。脚本は『モンスター・フェスティバル』のオーウェン・エガートンが担当し、自身が執筆した短編小説をもとに映画化された。日常に潜む恐怖を、若者たちの視点から描き出す点が本作の特徴だ。
物語の中心となるのは、社会や学校生活にうまく適応できずにいる高校生たちの関係性である。恐怖の対象は超自然的な存在でありながら、彼らが直面する葛藤や不安は極めて現実的で、友情や連帯感が物語を前進させる原動力となっていく。ホラー表現と青春ドラマを融合させる手法は、ハーディ監督のこれまでの作風とは異なる側面を感じさせる。
主演を務めるダフネ・キーン(『LOGAN ローガン』)をはじめ、ソフィー・ネリッセ(『イエロージャケッツ』)、スカイ・ヤン(『REBEL MOON』)、ジャレイル・スワビー(『スーパーガール』)、アリ・スコヴビー(『ファイアフライ通り』)ら若手キャストが集結している点も見どころのひとつである。さらに、ニック・フロストなど経験豊富な俳優陣も脇を固め、物語に厚みを与えている。
米国公開は2月6日-劇場公開に向け期待高まる
映画『Whistle(原題)』は、米国では2月6日に劇場公開が予定されている。古代の遺物をモチーフにしたホラーという独自性に加え、若者たちの心理や関係性を重視した物語構成が特徴となっており、公開に向けて注目度は高まりつつある。
米国での配給はIndependent Film CompanyおよびShudderが手がけており、ホラー作品を得意とする体制のもとで劇場展開される点も関心を集める要因だ。今後、米国以外の地域での公開情報がどのように発表されていくのかも含め、本作の動向が注目される。
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『レンタル・ファミリー』とはどんな映画?あらすじ・キャスト・注目ポイントを紹介・解説

映画『レンタル・ファミリー』(2025)を紹介&解説。
映画『レンタル・ファミリー』概要
映画『レンタル・ファミリー』は、『37セカンズ』のHIKARI監督が、東京の“レンタル家族”サービスを題材に、孤独と出会いを笑いと切なさで描くヒューマンドラマ。落ちぶれた米国人俳優が代役の仕事に没入し、演技と現実の境界が揺らぐ中で、人とのつながりと倫理を見つめ直す。主演はアカデミー賞俳優ブレンダン・フレイザー、共演に平 岳大、山本真理、柄本 明ら。
作品情報
日本版タイトル:『レンタル・ファミリー』
原題:Rental Family
製作年:2025年
日本公開日:2026年2月27日
ジャンル:ドラマ/コメディ
製作国:日本/アメリカ
原作:無
上映時間:103分監督:HIKARI
脚本:HIKARI/スティーヴン・ブラハット
撮影:石坂拓郎
編集:アラン・バウムガーテン/トーマス・A・クルーガー
作曲:ヨンシー/アレックス・サマーズ
出演:ブレンダン・フレイザー/平 岳大/山本真理/ゴーマン シャノン 眞陽/柄本 明
配給:サーチライト・ピクチャーズ『レンタル・ファミリー』あらすじ
現代の東京。落ちぶれた米国人俳優フィリップは、暮らしに馴染みつつも自分を見失いかけていた。そんな彼が“レンタル家族”の代役として、他人の人生で仮の役割を演じる仕事に就く。やがて演技を超えた関係が少しずつ生まれ、フィリップは居場所と生きる手応えを探していく。
主な登場人物(キャスト)
フィリップ・ヴァンダープルーグ(ブレンダン・フレイザー):アメリカ出身の俳優。かつて人気CM出演で知られたものの仕事が減り、東京に居住しながら“レンタルファミリー”の俳優として他人の人生に役割を演じることで自分の居場所を再発見していく。
多田(平 岳大):会社“レンタルファミリー”のオーナー。依頼者の人生に欠けている人間関係を補い、温かい結びつきを届けることを信念としてサービスを運営している。
愛子(山本真理):“レンタルファミリー”に所属する俳優で、フィリップの職場の先輩。依頼者に寄り添い、さまざまな役柄を演じながら人の心を支える役割を果たす。
美亜(ゴーマン シャノン 眞陽):日本人の母親とふたり暮らしで、外国人の父を知らない少女。“レンタルファミリー”として母親に雇われたフィリップの娘として過ごす中で、閉ざしていた心が開いていく。
喜久雄(柄本 明):引退し、認知症を患っているベテラン俳優。“取材しにきた記者”の役で現れたフィリップと交流を深め、友情を育んでいく。
『レンタル・ファミリー』愛子役 山本真理インタビューはこちら
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【映画レビュー『HELP/復讐島』】カタルシスの快楽と倫理の崩壊―痛快さと不快さが共存する復讐サバイバルエンタメ

新作映画『HELP/復讐島』 を紹介&解説するレビュー。
1月30日(金)に日本公開される『HELP/復讐島』は、飛行機事故で無人島に取り残された上司と部下の心理戦を描く復讐エンターテインメント作品だ。対立しながらも協力を余儀なくされ、立場が揺らぐ中で生還を目指す二人。その意地と心理戦は次第に加速していく。監督はサム・ライミ、主演はレイチェル・マクアダムス、共演にディラン・オブライエン。
『HELP/復讐島』あらすじ
物語の主人公は、コンサル会社の戦略チームで働くリンダと、その上司ブラッドリー。出張中の飛行機事故により無人島に漂着した二人は、唯一の生存者となる。食料も救助も望めない状況下、互いの確執を抱えたまま協力を迫られる二人。やがて極限状態の中で力関係が揺らぎ始め、脱出を巡る容赦ない意地と知恵の攻防が激化していく。
逆転のカタルシスと心理戦が織りなす復讐エンタメ
大仰な音楽と派手な音響、テンポの良い編集が作品を牽引する『HELP/復讐島』は、“復讐エンターテインメント”の看板に偽りなしのエンタメスリラーだ。
立場を笠に着た若き新任社長のボンボンと、努力が報われず不器用ながらサバイバル番組を愛好する中年女性。この対照的なふたりが飛行機の不時着と無人島への漂流を経てパワーバランスの逆転を体験し、プライドを賭けた衝突と歪な馴れ合いの果てに変容していく——その構図は実にストレートで、だからこそ愉快で痛快な一本に仕上がっている。

『HELP/復讐島』より © 2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.
サバイバル番組で培ったリンダの知識が遺憾なく発揮される無人島生活の描写は素直に楽しく、そこに複雑な関係性を抱えたふたりのぶつかり合いと心理戦が織り込まれることで、物語は一瞬たりとも観客を飽きさせない。
冒頭から身勝手な男性陣の楽しげな馴れ合いと意地悪な態度の裏で、自らの職務を黙々とこなすリンダのストレスがふつふつと蓄積されていく。その鬱憤が立場の逆転を機に一気に痛快な展開へと転じていくテンションの構築は実に巧みだ。そして終盤、観客の想定を裏切る展開も待ち受けており、脚本は真に最後の最後まで飽きることがない。

両主演の魅力を最大限に引き出す配役
鑑賞後に改めて実感するのは、レイチェル・マクアダムスとディラン・オブライエンを主演に据えた配役の妙である。必死の日常をおどけながら乗り切ろうとする人生から一転、憧れのサバイバル生活に身を置くことで日々を楽しむ心と潜在的な狂気が輝き始めるリンダ——このキャラクターを演じるマクアダムスの演技は、コメディとドラマの双方で確かな実績を残し、近年“ハリウッドの殿堂入り”も果たした彼女だからこそ可能だった表現だろう。

『HELP/復讐島』より © 2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.
一方、成功者の息子として歪んだ人物に育ち、邪気と無邪気を兼ね備えた“若きクズ社長”ブラッドリー。その憎さと憎めなさが二転三転する様は、可愛げとどこかロイヤルな雰囲気をまとったオブライエンにこそ相応しい役柄だった。

『HELP/復讐島』より © 2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.
倫理の境界を問う、容赦なきエスカレーション
後半では、誰にでもある人間のエゴと狂気が、さらに醜悪で取り返しのつかない領域へと踏み込んでいく。悲しい生い立ちなら身勝手が許されるのか?日常的に虐げられていたなら何をしてもいいのか?どこまでが復讐で、どこからが暴走なのか?そんな問いが要所要所で頭をよぎるものの、その葛藤に浸る間もないほどノンストップなスリルが観客を襲う。

『HELP/復讐島』より © 2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.
さすがはサム・ライミ監督(『死霊のはらわた』『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』)というべきか、バイオレンス表現の美術にも一切の妥協がなく、“痛そうなのに笑ってしまう”というスリリングなエンタメの空気が見事に醸成されていた。

『HELP/復讐島』より © 2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.
痛快な逆転劇と容赦ないスリル、そして予想を裏切る展開——エンターテインメントとしての完成度の高さで最後まで観客を楽しませてくれる『HELP/復讐島』は、1月30日(金)日本公開。
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『パーフェクト・ネイバー:正当防衛法はどこへ向かうのか』とはどんな映画?あらすじ・作品情報・事件の背景を紹介・解説

映画『パーフェクト・ネイバー:正当防衛法はどこへ向かうのか』(2025)を紹介&解説。
映画『パーフェクト・ネイバー:正当防衛法はどこへ向かうのか』概要
映画『パーフェクト・ネイバー:正当防衛法はどこへ向かうのか』は、ジータ・ガンドビール監督が手がけた実録ドキュメンタリー。フロリダ州オカラで起きた近隣トラブルから発展した発砲事件を、警察のボディカメラ映像や911通報記録などの実際のアーカイブ映像を中心に再構成する。些細な衝突がなぜ取り返しのつかない結末へと至ったのか、その過程を丹念に追いながら、米国の正当防衛法をめぐる議論に切り込む。
作品情報
日本版タイトル:『パーフェクト・ネイバー:正当防衛法はどこへ向かうのか』
原題:The Perfect Neighbor
製作年:2025年
日本配信日:2025年10月17日(Netflix)
ジャンル:ドキュメンタリー/クライム
製作国:アメリカ
原作:無(実際の事件に基づくドキュメンタリー)
上映時間:97分監督:ジータ・ガンドビール
製作:ジータ・ガンドビール/アリサ・ペイン/ニコン・クワントゥ/サム・ビスビー
製作総指揮:サム・ポラード/ジャッキー・ケルマン・ビスビー/ウェンディ・ニュー
撮影:アルフレド・デ・ララ
編集:ヴィリディアナ・リーバーマン
作曲:ローラ・ハインツィンガー
出演:スーザン・ロレンツ/アジケ・オーウェンズ/フランクリン・バエズ=コロン/マイケル・バルケン ほか(実在の関係者)
製作:Message Pictures/Park Pictures/SO’B Productions
配給:Netflixあらすじ
フロリダ州オカラの住宅地で、近隣住民同士のトラブルが繰り返されていた。騒音や子どもたちの遊びをめぐる通報が重なり、警察が何度も介入する事態に発展する。やがて緊張は高まり、ある日ひとつの銃声が鳴り響く。白人女性が黒人女性を射殺した事件は、正当防衛法の適用をめぐる議論を巻き起こす。本作は、事件当日の映像だけでなく、そこに至るまでの通報ややり取りを時系列で追い、背景にあった不信と恐怖の積み重ねを浮かび上がらせる。
主な登場人物(実在の人物)
スーザン・ロレンツ:フロリダ州オカラ在住の女性。長期間にわたり近隣トラブルを警察に通報し続け、最終的に隣人を射殺した当事者。正当防衛を主張し、裁判でその適用が争点となった。
アジケ・“AJ”・オーウェンズ:4人の子どもを育てていた母親。近隣トラブルの末に銃撃され命を落とす。本作では事件当日の映像や通報記録を通して、その存在と背景が描かれる。
簡易レビュー・解説
物語は、近隣住民による繰り返しの通報から始まる。子どもたちの遊び声や些細なトラブルが警察介入へと発展し、その都度緊張は解消されないまま残り続ける。映像は当事者の感情の揺れや警察対応の限界を可視化し、地域社会に漂う不信の空気を映し出す。
本作の最大の特徴は、警察のボディカメラ映像や911通報記録を中心に構成された、ドキュメンタリーならではの強烈な臨場感にある。単に事件の瞬間を提示するのではなく、そこへ至るまでの通報の積み重ねや警察と市民のやり取りを丁寧に追うことで、観客は経緯を追体験する構造になっている。
「どこで何ができたのか」「この悲劇を防ぐ余地はなかったのか」という問いが自然と浮かび上がり、鑑賞後も思索が続く。緊迫感を適度に高める音楽や編集も、作品を単なる記録映像ではなく“映像作品”として成立させており、社会的テーマを扱いながらも退屈させずに終始視聴者を引き込む構成となっている。
裁判では正当防衛法の適用が争点となるが、本作は単純な善悪の図式に回収せず、制度のあり方や社会に根差す分断に視線を向ける。観客に判断を委ねる構成が、本作の大きな特徴である。
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カニエ・ウェスト(イェ)、反ユダヤ主義発言を正式謝罪-躁病と双極性障害の治療について告白

イェが反ユダヤ主義的言動を正式謝罪。2025年の躁病エピソードと双極性障害の治療を公表した。
かつてカニエ・ウェストとして知られたイェが、近年の反ユダヤ主義的言動について正式に謝罪した。イェは月曜日、ウォール・ストリート・ジャーナル紙に全面広告を掲載し、自身が2025年に経験した長期の躁病エピソードと、その期間に取った行動について説明。現在は双極性障害の治療を受けていると明かしている。
全面広告で語られた謝罪と「精神病的」行動
広告の中でイェは、昨年にかけて約4か月間続いた躁病エピソードについて振り返り、その期間の自身の振る舞いが「精神病的、妄想的、衝動的な行動で人生を破壊した」ものだったと記した。声明は、イェがこれまでに発した反ユダヤ主義的暴言や、ヒトラー支持発言、鉤十字の受容といった一連の行動に直接言及する内容となっている。
イェは、当時の状態について「現実との接触を失った」ことが原因だったと説明し、「その状態での自分の行動を後悔し、深く恥じている」と述べた。一方で、「それで自分のしたことが許されるわけじゃない」とも書き添え、行為そのものの責任を否定する意図はないと強調している。広告の中ではさらに、「俺はナチスでも反ユダヤ主義者でもない。ユダヤ人を愛しているよ」と明言した。
「人生のどん底」にあった2025年の躁病エピソード
声明の中でイェは、2025年に経験した躁病が、自身の精神状態と判断力に深刻な影響を及ぼしていたことを率直に明かしている。彼は当時を振り返り、「数ヶ月前に人生のどん底に落ちた」と表現し、状況が悪化する中で「もうここにいたくないと思う時もあったよ」と記した。
イェによれば、躁状態の最中には自分が異常な状態にあるという自覚を持つことが難しく、「世界をこれまで以上に明確に見ているような気がするんだけど、実際には完全に正気を失いつつある」感覚に陥っていたという。その状態について彼は、「盲目になるのに、洞察力があると確信してしまう」「自分が強力で、確信に満ち、止められないと感じる」と説明し、結果として「俺は現実との接触を失ったよ」と認めている。
こうした精神状態が続く中で、差別的発言や過激な言動がエスカレートしていったことを、イェ自身が改めて振り返る形となった。
自動車事故と診断の遅れ-双極性障害を受け入れるまで
イェは声明の中で、自身の精神状態の背景として、スーパースターへと駆け上がる直前に遭った自動車事故についても言及している。この事故は約25年前に起きたもので、当時イェは前頭葉に損傷を負ったという。しかし、その影響について長らく適切な診断を受けることができず、双極性障害と正式に診断されたのは2023年だったと説明している。
イェは、この診断を一度は受け入れていたものの、昨年には虚偽だとして拒否していたことも明かした。一方で現在は、再びその診断を受け入れ、自身の行動や精神状態を理解するための手がかりとして向き合っているという。「この障害で最も恐ろしいのは、『助けなんて必要ない』と言われた時、それがどれほど説得力があるかってこと」と広告に記し、病識を持つことの難しさを率直に語っている。
治療に踏み切った背景と「助けを求める」という選択
イェは、双極性障害と向き合う中で、医師や周囲の助けを受けることの重要性を徐々に理解するようになったと述べている。近年、彼は自身の状態について双極性障害ではなく、自閉症の一種を患っていると主張してきたが、現在は医師たちからそう告げられていたのだと説明。脳の疾患に関するRedditフォーラムを読み、専門家の助言を受ける中で、自分が実際に経験している症状を整理していったという。
声明では、躁病について「その時点で病気なんだよ」と表現し、躁状態でない時期との落差についても言及している。「双極性障害を持つことは、絶え間ない精神疾患の状態なんだ」とした上で、症状が表面化していない時こそ判断を誤りやすい危険性があると振り返った。
そうした中で、治療を受ける決断につながったのが、妻の存在だったという。「数ヶ月前に人生のどん底に落ちた時、妻が俺にようやく助けを求めるよう勧めてくれた」と明かし、今回の謝罪と告白が、個人的な再出発の一環であることをにじませている。
過去の謝罪との違い-繰り返されてきた言動の中で
今回の声明は、イェにとって反ユダヤ主義的発言について初めての謝罪ではない。彼は過去にも、ユダヤ人に対して「Death-con 3」に行くと発言したことについて謝罪している。しかしその後、鉤十字が描かれたシャツを販売し、「Heil Hitler」(ヒトラー万歳)というタイトルの楽曲を制作・公開するなど、挑発的とも受け取られる行動を重ねてきた経緯がある。
そうした流れの中で発表された今回の広告は、これまでの謝罪と比べても、分量や内容の踏み込み方において異例のものとなった。イェ自身が、自身の差別的言動を精神疾患の影響として説明しつつも、「それで自分のしたことが許されるわけじゃない」と明確に線を引いた点は、過去の発言には見られなかった特徴だと言える。
一方で、声明がどのように受け止められ、実際の信頼回復につながるかについては、依然として慎重な見方も残る。これまで繰り返されてきた言動の積み重ねを踏まえ、今回の謝罪が転機となるのか、それとも一時的なものに終わるのかは、今後の行動によって判断されることになりそうだ。
「Heil Hitler」を巡る最近の出来事と残る波紋
こうした謝罪が発表される直前、イェの過去の楽曲「Heil Hitler」を巡って、再び批判が集まる出来事も起きていた。先週、米マイアミのナイトクラブで同曲が流され、白人至上主義者として知られるニック・フエンテスや、インフルエンサーのアンドリュー・テイト、トリスタン・テイト兄弟が店内にいたとされる状況下で、一部の客が楽曲のタイトルに合わせて歌い、ナチス式敬礼を行ったと報じられた。
この出来事を受け、ナイトクラブ側の判断や楽曲の扱いを巡って非難の声が広がり、イェの反ユダヤ主義的言動が依然として現実世界に影響を及ぼし続けていることを印象づける結果となった。今回の声明が過去の発言や行動と切り離して評価されにくい背景には、こうした出来事が直近まで続いていた事実もある。
イェ自身は声明の中で、この楽曲や最近の出来事に直接触れてはいないが、過去の言動が現在も波紋を広げている状況は、謝罪の受け止め方に複雑さを与えている。
今回の謝罪声明は、イェが自身の反ユダヤ主義的言動と精神疾患について、これまでで最も踏み込んで説明したものとなった。一方で、その言葉がどのように受け止められ、実際の行動や周囲との関係性にどのような変化をもたらすのかは、今後の動向に委ねられている。
声明は、長らく待たれていたアルバム『Bully』のリリースを控えたタイミングで発表された。Spotifyのリスト情報によれば、同作は金曜日にリリースされる予定とされており、謝罪と音楽活動の再始動がどのように交差していくのかも注目されそうだ。
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クリストファー・ノーラン最新作『オデュッセイア』新映像でトラヴィス・スコットの出演が判明し話題に

クリストファー・ノーラン監督作『オデュッセイア』の新TVトレーラーがNFL中継内で初公開され、トラヴィス・スコットの出演が明らかになった。
NFL中継という予想外の舞台で、クリストファー・ノーラン監督の最新作『オデュッセイア』の新たな映像が初披露された。Foxで放送されたAFCチャンピオンシップのニューイングランド・ペイトリオッツ対デンバー・ブロンコス戦の中で流れたTVトレーラーには、ラッパーのトラヴィス・スコットが登場。その姿は放送直後から大きな注目を集めている。
NFL中継で初披露されたトラヴィス・スコットの姿
今回公開されたティザー映像では、トラヴィス・スコットがテーブルの上に立ち、兵士たちの視線を一身に集める印象的な姿が映し出されている。周囲には、トム・ホランド演じるテレマコスや、ジョン・バーンサル演じるメネラオスの姿も確認できる。
グラミー賞に10回ノミネートされたこのラッパーの初登場シーンは、ソーシャルメディア上で瞬く間に拡散された。ユニバーサルは本件についてコメントを控えているものの、映像解禁のインパクトは大きく、作品への期待を一層高める結果となっている。
ノーラン監督とトラヴィス・スコット、過去作から続く関係性
今回の起用は、クリストファー・ノーラン監督とトラヴィス・スコットにとって、まったく初めてのコラボレーションというわけではない。スコットは、ノーラン監督が2020年に手がけたSFスリラー『TENET テネット』のために楽曲「The Plan」をレコーディングしており、音楽面で作品に参加している。
当時ノーランは、スコットの関与について「彼の声が、1年がかりのパズルの最後のピースになったんだよ」と語り、さらに作曲家ルドウィグ・ゴランソンとともに構築していた作品世界についても、「ルドウィグ・ゴランソンと僕が構築していた音楽的・物語的メカニズムに対する彼の洞察は、即座に、鋭く、そして深いものだったね」と評価している。
音楽という形で培われた両者の関係性が、今回『オデュッセイア』ではどのように映像表現へと結実しているのか。その点も、本作が注目を集める理由のひとつとなっている。
豪華キャストとIMAX全面撮影で描かれる叙事詩世界
『オデュッセイア』は、近年で最も期待される映画のひとつとなりつつある。主演にはギリシャの英雄オデュッセウス役としてマット・デイモンが名を連ね、トム・ホランド、アン・ハサウェイ、ロバート・パティンソン、ルピタ・ニョンゴ、ゼンデイヤ、シャーリーズ・セロン、ジョン・バーンサル、ベニー・サフディ、エリオット・ペイジといった豪華キャストが集結している。
本作はまた、完全にImaxカメラで撮影された初の劇映画としても注目されている。これまでImaxカメラは、機材の駆動音が大きいことから、親密な対話シーンの撮影には不向きとされてきた。しかし、新たに導入された「ブリンプ」と呼ばれるフィルムケーシングによって、その課題が大きく改善されたという。
この技術革新について、ノーランは「ブリンプシステムは革新的なものだよ」と語り、「(俳優の)顔から30センチの距離で囁き声を撮影しても、使用可能な音が録れるんだ」と説明する。さらに、「これが可能にするのは、世界で最も美しいフォーマットでの親密なパフォーマンスの瞬間だよね」と、その表現的可能性を強調している。
NFL中継で披露された短い映像は、その壮大な叙事詩の一端に過ぎない。トラヴィス・スコットの登場が示すように、『オデュッセイア』は映像、音楽、技術のすべてを融合させた作品として、その全貌が注目されている。
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ピノキオのホラー映画が2本進行中-『アンストラング』と『アンリーシュド』の違いを整理

童話「ピノキオ」を題材にしたホラー映画『PINOCCHIO: UNSTRUNG』と『Pinocchio Unleashed』の2作品が、現在それぞれ異なる方向性で制作が進行している。
近年、パブリックドメインとなった童話や児童文学をホラーとして再解釈する動きが広がりを見せている。『プー あくまのくまさん』を皮切りに、かつて“無垢”の象徴だった物語が、残酷で暴力的な世界観へと転じる例も珍しくなくなった。
そうした潮流の中、現在「ピノキオ」を題材にしたホラー映画が2本、並行して制作されていることが明らかになっている。それが、『PINOCCHIO: UNSTRUNG(ピノキオ:アンストラング)』と、『Pinocchio Unleashed(ピノキオ・アンリーシュド)』だ。
同じ原作を共有しながらも、両作は制作体制や作風、目指す恐怖の方向性が大きく異なる。本記事では、混同されそうな2作品について、現時点で判明している情報を整理する。
ピノキオ題材のホラー映画が同時進行している背景
『アンストラング』と『アンリーシュド』は、シリーズ作品や直接的な続編関係ではなく、それぞれ独立した企画として進められている。共通点は、原作である童話「ピノキオ」がパブリックドメインとなっている点にある。
近年、著作権の制約を受けないキャラクターを用いたホラー作品が増加しており、同一モチーフを複数の制作陣が異なる解釈で映像化するケースも見られるようになった。ピノキオもその流れの中で、“無垢な人形”から“恐怖の象徴”へと再構築されつつある存在のひとつだ。
今回進行中の2作品も、同じ題材を扱いながら、ユニバース展開を前提としたスラッシャー路線と、心理性や実用的特殊効果を重視するインディー作品という、異なる方向性を選択している。
『PINOCCHIO: UNSTRUNG』-ユニバース展開の一環として制作されるスラッシャー作品
『PINOCCHIO: UNSTRUNG』は、ホラー映画『プー あくまのくまさん』で注目を集めた制作陣による、いわゆる“ツイステッド・チャイルドフッド・ユニバース”の一作として、『子鹿のゾンビ』や『ネバーランド・ナイトメア』とともに世界観を共にするものとして企画されている作品である。

『Pinocchio: Unstrung』より
パブリックドメインとなった児童文学のキャラクターを、暴力性の高いホラーとして再構築する路線を継承しており、本作もスラッシャー色の強い内容になるとされている。
監督はリース・フレイク=ウォーターフィールド。制作はジャギッド・エッジ・プロダクションズが手がけ、海外では同ユニバースの拡張作品として位置づけられている。公開された初期ビジュアルやコンセプトアートでは、従来の愛らしいイメージとは大きく異なる、歪んだ造形のピノキオ像が提示された。

『Pinocchio: Unstrung』より
キャストには、ホラー映画の象徴的存在として知られるロバート・イングランドが名を連ねており、物語上の重要なキャラクターである“クリケット”の声を担当すると報じられている。また、リチャード・ブレイクがゼペット役として出演することも明らかになっている。
現時点では、過激な描写や高いキルカウントを前面に押し出した作品になるとされており、同ユニバースの他作品と同様に、ショック性を重視したアプローチが特徴となりそうだ。配給側は、米劇場公開時期を2026年と案内している。
『Pinocchio Unleashed』-実用的特殊効果と心理性を重視するインディーホラー
『Pinocchio Unleashed』は、『アンストラング』とは異なり、特定のホラーユニバースには属さない独立したインディー作品として制作が進められている。脚本・監督を務めるのはカルロ・バスで、自身が主宰するフィルム・イット VFX スタジオを拠点に企画・製作を行っている。

Pinocchio Unleashed』より
本作の特徴として強調されているのが、実用的な特殊効果を重視した表現手法だ。CGに過度に依存せず、造形や質感を前面に出すことで、より生々しい恐怖表現を目指す姿勢が、公開されたティーザー映像や制作陣のコメントからうかがえる。
物語は、魔法によって命を得た木製の人形が創造主の工房を離れ、恐怖と虚飾に満ちた世界へ足を踏み入れるところから始まる。人間になることを目指す過程で、彼は選択を迫られ、道徳や人間性そのものが試されていくという。スラッシャー的な即物的恐怖よりも、心理的葛藤や内面的な変化に焦点を当てたダークファンタジーとして構想されている点が、本作の大きな特徴だ。
出演者にはジェームズ・ウィンゲート、スティーブン・ガイ、ジェローム・ワイズ、ケイティ・ジャーヴィスらが名を連ねる。製作はJNRプロダクションズ、マッド・エンジェル・エンターテインメントとの共同体制で行われ、現在はロンドンで制作が進行中とされている。
米公開時期については、当初は年内公開を視野に入れていると報じられていたが、制作側の公式情報では2026年表記も見られ、現段階では流動的な状況にある。
【動画】『Pinocchio Unleashed(原題)』予告編
同じ童話「ピノキオ」を題材としながら、『アンストラング』と『アンリーシュド』は、制作背景や恐怖表現の方向性において大きく異なる作品として進行している。ユニバース展開の一環としてスラッシャー性を前面に打ち出す前者と、心理的テーマや実用的特殊効果を重視するインディー作品として構想される後者は、同一モチーフから生まれた“別の解釈”と言えるだろう。
パブリックドメイン化によって、童話や児童文学が自由に再構築される時代において、こうした並行企画は今後さらに増えていく可能性がある。ピノキオというキャラクターが、恐怖の象徴としてどのように描かれるのか。2作品の続報と公開動向に注目が集まりそうだ。
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【興行収入】『MERCY/マーシー AI裁判』、冬の嵐に襲われる北米で興行トップに- ディズニー作品や賞レース注目作も引き続き好調

米国を襲う大規模な冬の嵐の影響で興行全体が低調となる中、クリス・プラット主演『MERCY/マーシー AI裁判』が首位に立った。
アメリカ各地を覆う大規模な冬の嵐が、北米映画興行に深刻な影響を及ぼしている。多くの都市やコミュニティが市民に外出を控えるよう呼びかけており、今週末の興行収入は年初最低水準に落ち込む見通しだ。この影響により、2025年の同週末を下回る初のケースとなる可能性も指摘されている。そうした厳しい状況の中で、新作スリラー『MERCY/マーシー AI裁判』が首位に浮上した。
冬の嵐の逆風の中で首位に浮上した『MERCY/マーシー AI裁判』
今週末の首位は、ティムール・ベクマンベトフ監督による新作スリラー『MERCY/マーシー AI裁判』が獲得する見込みだ。クリス・プラットが妻殺害の罪で裁判にかけられる男を演じ、彼の運命が人工知能の裁判官に委ねられていることが明らかになるところから、物語は予想外の展開を見せていく。
MGMアマゾン・スタジオは、同作のオープニング興行収入を1,260万ドル(約19億4,670万円)と見込んでいる。この数字は事前予想の範囲内とされる一方で、関係者の中には1,500万ドル規模を期待していた声もあり、やや慎重なスタートと受け止められている。
『アバター』シリーズの連続首位がストップ、2位に後退
『MERCY/マーシー AI裁判』の首位獲得は、単なる新作ヒットにとどまらず、ボックスオフィスの勢力図が動いたことを示す結果でもある。これまで5週連続で首位を守ってきた、ジェームズ・キャメロン監督による『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』が、今週末は2位に後退する見込みだ。
20世紀フォックス配給の同作は、週末興行収入として約700万ドル(約10億8,150万円)を稼ぎ、国内累計は3億8,000万ドル台(約587億円超)に達すると見られている。依然として安定した集客力を維持しているものの、厳しい天候条件が続く中で、長期にわたる首位記録はここで途切れる形となった。
なお、数年前に公開された『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は、7週連続で首位を維持した実績があり、シリーズ作品の中でも異例のロングランを記録していた。今回の結果は、フランチャイズの強さを示しつつも、市場環境の影響が興行成績に色濃く反映された週末だったと言えそうだ。
アニメ大作、ヒット作が上位を維持、厳しい週末でも底堅さを示す
3位以下には、悪天候による客足減少が続く中でも、比較的安定した成績を維持する作品が並んでいる。ディズニーのアニメーション大作『ズートピア2』は3位をキープし、週末興行収入として最大600万ドル(約9億2,700万円)を稼ぐ見込みだ。同作はこの週末に国内興行収入4億ドル(約618億円)を突破する新たな節目を迎えると予想されており、世界興行収入も17億ドル(約2,626億5,000万円)を超えるなど、引き続き記録的なヒットを続けている。
4位には、ポール・フェイグ監督による『The Housemaid(原題)』がランクインした。シドニー・スウィーニーとアマンダ・サイフリッドが出演する同作は、公開6週目を迎えた今週末も推定600万ドル(約9億2,700万円)を記録し、安定した推移を見せている。女性観客を主なターゲットとした作品で、世界興行収入はすでに2億5,000万ドル(約386億2,500万円)を超えており、ライオンズゲートにとっては大きな成功例となっている。
期待を下回ったホラー続編、2週目で失速する結果に
一方で、今週末は期待された続編作品が苦戦を強いられる結果ともなった。ニア・ダコスタ監督による高尚なホラー・ゾンビ続編『28年後… 白骨の神殿』は、公開2週目にして5位へと後退する見込みだ。
同作はMLKホリデー期間のオープニング興行で予想を下回るスタートを切っており、その流れを引きずる形で今週末の興行収入は推定420万ドル(約6億4,890万円)にとどまっている。国内累計興行収入も2,140万ドル(約33億630万円)と、制作規模やシリーズの知名度を考えると、厳しい数字となっている。
冬の嵐による市場全体の冷え込みが続く中でも、上位を維持する作品がある一方で、本作のように初動の勢いを欠いた作品は、早くも順位を落とす結果となった。
賞レース効果は限定的ながらも、候補作が粘り強さを見せる
主要アカデミー賞ノミネート後に作品が享受してきた、いわゆる“興行ブースト”は年々縮小しているとされるが、それでも今週末のチャートでは一定の影響が見られる。A24配給によるジョシュ・サフディ監督作『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』は、1月22日に作品賞やティモシー・シャラメの主演男優賞を含む9部門で主要ノミネートを獲得する以前から、予想を上回る成績を記録していた。
同作は今週末、推定350万ドル(約5億4,075万円)で6位にランクインする見込みで、前週からの下落率は35%にとどまっている。この数字は、トップ10作品の中でも比較的良好な粘りを示すものといえる。
この成績を上回る可能性があるのは、もう一つのオスカー有力候補であるクロエ・ジャオ監督の『ハムネット』だ。1月11日に行われたゴールデン・グローブ賞でドラマ部門作品賞を受賞した同作は、フォーカス・フィーチャーズにとって8部門でノミネートを獲得したアートハウス作品で、賞レースを背景に着実な拡大公開を続けている。
再上映イベントも健闘、厳しい市場環境の中で多様な動き
チャート上位では新作や話題作が並ぶ一方で、再上映イベントも一定の存在感を示している。8位にランクインしているのは、ピーター・ジャクソン監督による『ロード・オブ・ザ・リング』三部作の25周年記念再上映イベントだ。
ワーナー・ブラザースとファゾム・イベンツがパートナーシップを組んで実施している同イベントは、週末までに1,100万ドルから1,200万ドル(約17億円〜18億5,400万円)、あるいはそれ以上を稼ぐ可能性があると見込まれている。新作が苦戦する週末においても、長年支持されてきた作品の集客力が改めて示された形だ。
大規模な冬の嵐という外的要因により、全体的に低調な週末となった今週の北米ボックスオフィス。新作が首位に立つ一方で、フランチャイズ作品、アニメ大作、賞レース候補作、さらには再上映イベントまで、それぞれが異なる形で観客を引きつけた。市場環境の厳しさが続く中、今後の天候回復とともに興行がどこまで持ち直すのかが注目される。
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