映画『ヒンド・ラジャブの声』(2025)を紹介&解説。
映画『ヒンド・ラジャブの声』概要
映画『ヒンド・ラジャブの声』は、2024年1月29日にガザ地区で起きた実話を、パレスチナ赤新月社が記録した実際の緊急通報音声と俳優による再現で描く実録ドラマ。カウテール・ベン・ハニア監督(『Four Daughters フォー・ドーターズ』)が、救助を求める6歳の少女と、電話の向こうで救出に奔走したスタッフたちの数時間を描く。第82回ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員大賞)を受賞し、第98回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた。
作品情報
| 日本版タイトル | 『ヒンド・ラジャブの声』 |
|---|---|
| 英題 | The Voice of Hind Rajab |
| 製作年 | 2025年 |
| 本国公開日 | 2025年9月10日(チュニジア)/2025年11月26日(フランス) |
| 日本公開日 | 2026年9月4日 |
| ジャンル | ドラマ/実録ドラマ |
| 製作国 | チュニジア/フランス |
| 原作 | 無(パレスチナ赤新月社が記録した実際の緊急通報と関係者の証言に基づく) |
| 上映時間 | 89分 |
| 監督・脚本 | カウテール・ベン・ハニア |
|---|---|
| 製作 | ナディム・シェイクルーハ/オデッサ・レイ/ジェームズ・ウィルソン |
| 製作総指揮 | エリザベス・ウッドワード/ブラッド・ピット/デデ・ガードナー/ジェレミー・クライナー/ホアキン・フェニックス/ルーニー・マーラ/ジョナサン・グレイザー/アルフォンソ・キュアロンほか |
| 撮影 | フアン・サルミエント・G |
| 編集 | クタイバ・バルハムジ/マキシム・マティス/カウテール・ベン・ハニア |
| 作曲 | アミネ・ブハファ |
| 出演 | サジャ・キラニ/モタズ・マルヒース/アメル・フレヘル/クララ・クーリー |
| 製作 | ミーム・フィルムズ/タニット・フィルムズ |
| 提供 | ニューセレクト(日本) |
| 配給 | ジュール・ド・フェット(フランス)/スターキャットアルバトロス・フィルム(日本) |
あらすじ
2024年1月29日。パレスチナ赤新月社の緊急通報センターに、ガザ地区で銃撃を受けた車内に取り残された6歳の少女“ハヌード”ことヒンド・ラジャブから、助けを求める電話が入る。スタッフたちは彼女との通話をつなぎながら、救急車を現場へ送り届けようと奔走するが、救出への道は困難を極めていく。
主な登場人物(キャスト)
ヒンド・ラジャブ(ハヌード)(本人の音声):ガザ地区で銃撃を受けた車内に取り残され、パレスチナ赤新月社へ助けを求める6歳の少女。劇中では、事件当日に記録されたヒンド本人の通話音声が使用されている。
ラナ・ハッサン・ファキフ(サジャ・キラニ):パレスチナ赤新月社の緊急通報担当者。恐怖に震えるヒンドをひとりにしないため、電話越しに語りかけながら長時間にわたって通話をつなぎ続ける。
オマール・A・アルカーム(モタズ・マルヒース):ヒンドからの緊急通報に最初に対応するパレスチナ赤新月社のスタッフ。少女を一刻も早く救いたいという思いを募らせ、救急車を出動させるために奔走する。
マフディ・M・アルジャマル(アメル・フレヘル):緊急通報センターの責任者。ヒンドを救出したいと願いながらも、現場へ向かう救急隊員の安全を守る立場にあり、必要な調整と判断を迫られる。
ニスリーン・ジェリース・カワス(クララ・クーリー):パレスチナ赤新月社のスタッフ。
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