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  • 【2026年最新版】注目映画総まとめ! 公開日カレンダー|話題の大作・話題作を月別に紹介【予告編付】

    【2026年最新版】注目映画総まとめ! 公開日カレンダー|話題の大作・話題作を月別に紹介【予告編付】

    2026年の今後公開予定の注目映画をピックアップし、作品ごとに見どころを紹介。(随時更新)


    (※公開から1週間経った“注目映画”は“そのほかの映画”に統合)

    2026年1月公開の映画

    2026年1月9日(金)・10日(土)公開の映画

    1月9日(金)公開の映画

    愛がきこえる』『アブルプティオ 狂気人形』『偽りの楽園』『おくびょう鳥が歌うほうへ』『大人の童話 〜この恋、青少年は禁止です!〜』『ALL YOU NEED IS KILL』『架空の犬と嘘をつく猫』『喝采』『鬼門』『GRIT -バレーボール男子日本代表 栄光への始発点-』『クレイジーハウス 地獄の復活祭』『CROSSING 心の交差点』『郷』『五十年目の俺たちの旅』『コート・スティーリング』『小屋番 八ヶ岳に生きる 劇場版』『SEBASTIAN セバスチャン』『ぼくの名前はラワン』『マッズ! -血まみれバッドトリップ-』『YADANG/ヤダン』『笑う男』『愛と哀しみのボレロ デジタル・リマスター版』『悪魔のいけにえ 4Kデジタルリマスター 公開50周年記念版』『インランド・エンパイア 4K』『ストレイト・ストーリー 4Kリマスター版』『マダムと泥棒 4Kレストア版』

    1月10日(土)公開の映画

    『星野先生は今日も走る』『水の中で』『ラストノート 名もなき者たちの歌』『汚れた血 4Kレストア版』

    2026年1月16日(金)・17日(土)公開の映画

    『ウォーフェア 戦地最前線』より © 2025 Real Time Situation LLC. All Rights Reserved.

    『ウォーフェア 戦地最前線』より © 2025 Real Time Situation LLC. All Rights Reserved.

    『28年後… 白骨の神殿』より

    『28年後… 白骨の神殿』より

    1月16日(金)公開の映画

    アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』『有吉の壁 劇場版アドリブ大河「面白城の18人」』『ウォーフェア 戦地最前線』『オベックス 電脳世界』『ザ・カース』『映画「京佳お嬢様と奥田執事 京佳お嬢様パリへ行く」』『グッドワン』『クラーケン 深海の怪物』『最後のミッション』『サリー』『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』『旅の終わりのたからもの』『チャック・ベリー ブラウン・アイド・ハンサム・マン』『長安のライチ』『唐人街探偵 1900』『とれ!』『ナターシャ 盗まれたモナ・リザを取り戻せ』『28年後… 白骨の神殿』『万事快調<オール・グリーンズ>』『プシュパ 君臨』『ホーム・アローン! ジョナスとガビのトラップ大作戦』『マーダー・キャンプ』『MIRRORLIAR FILMS Season8』『モディリアーニ!』『Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto 4K レストア版』

    1月17日(土)公開の映画

    『アバウトアス・バット・ノット・アバウトアス』『イマジナリーライン』『マライコッタイ・ヴァーリバン』『メモリードア』

    2026年1月23日(金)・24日(土)公開の映画

    『MERCY/マーシー AI裁判』

    『MERCY/マーシー AI裁判』

    『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』より ©2025 UNIVERSAL STUDIOS

    『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』より ©2025 UNIVERSAL STUDIOS

    1月23日(金)公開の映画

    『愛のごとく』『アウトローズ』『アリゲーター:暴水領域』『安楽死特区』『インコンプリート・チェアーズ』『怪獣天国』『帰ってきたガリバー』『黒の牛』『恋のドッグファイト』『コゼリスク攻城戦 モンゴル軍襲撃』『最強王図鑑 The Ultimate Tournament 特別編 テッペン決めようか!』『終点のあの子』『ただいまって言える場所』『BATTLE OF TOKYO -うつくしき嘘-』『パンダプラン』『ヒグマ!!』『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』『ブチャ 最後の証人』『PROJECT Y』『MERCY/マーシー AI裁判』『魔法の天使クリィミーマミ 永遠のワンスモア』『More Real Than Dreams』『役者になったスパイ』『恋愛裁判』『ワールド・ブレイカー』『カリギュラ 究極版』

    1月24日(土)公開の映画

    『おててつないで』『オリビアと雲』

    2026年1月30日(金)・31日(土)公開の映画

    『HELP/復讐島』より © 2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

    『HELP/復讐島』より © 2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

    グレン・パウエル、『ランニング・マン』より ©2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

    グレン・パウエル、『ランニング・マン』より ©2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

    1月30日(金)公開の映画

    『ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!第2幕』『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』『鬼胎(クィテ)黒い修道女』『クイーンダム/誕生』『クスノキの番人』『在日ミャンマー人 -わたしたちの自由-』『スケッチ 〜描かれたモンスターたち〜』『スタック』『白蛇:浮生』『パルプロス:黙示録の子供たち』『HELP/復讐島』『マーズ・エクスプレス』『メラニア』『ラスト・ロデオ 〜約束のフィールド〜』『ランニング・マン』『ガーゴイル 4Kレストア版』

    1月31日(土)公開の映画

    『シケモクとクズと花火と』『時のおと』『水の中で息をする -彼女でも彼でもなく-』『ボーイ・ミーツ・ガール 4Kレストア版』 変更なし: 『シケモクとクズと花火と』『時のおと』『水の中で息をする -彼女でも彼でもなく-』『ボーイ・ミーツ・ガール 4Kレストア版』

    2026年2月公開の映画

    2026年2月6日(金)・7日(土)公開の映画

    『トゥギャザー』© 2025 Project Foxtrot, LLC

    『トゥギャザー』© 2025 Project Foxtrot, LLC

    2月6日(金)公開の映画

    『カルテットという名の青春』『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ 各駅停車劇場行き』『射鵰英雄伝』『たしかにあった幻』『神社 悪魔のささやき』『ツーリストファミリー』『テレビショッピングの女王 青池春香の事件チャンネル』『トゥギャザー』『パンダのすごい世界』『BE:the ONE -START BEYOND DREAMS-』『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM@NAGASAKI 月光 ずっとこの光につながっていたんだ』『FREWAKA/フレワカ』『フレンド-#最狂ピエロ警報』『ほどなく、お別れです』『ホームステッド〜世界が崩れる時〜』『禍禍女』『椰子の高さ』『リバース・オブ・ヘル』『両親が決めたこと』『レクイエム・フォー・ドリーム 4Kリマスター』

    2月7日(土)公開の映画

    『ミックスモダン』

    2026年2月13日(金)・14日(土)公開の映画

    『ブゴニア』より © 2025 FOCUS FEATURES LLC.

    『ブゴニア』より © 2025 FOCUS FEATURES LLC.

    『クライム 101』

    『クライム 101』

    2月13日(金)公開の映画

    『ANIMAL』『オスロ、8月31日』『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』『クライム 101』『スペルマゲドン 精なる大冒険』『超時空英雄伝エイリアノイド PART1:神剣激突』『肉屋』『ブゴニア『不貞の女』『ブルックリンでZ級監督と恋に落ちた私』『劇場版 僕の心のヤバイやつ』『道行き』『女鹿』『リプライズ』『私のすべて』『ファーゴ 4K』

    2月14日(土)公開の映画

    『ロッコク・キッチン』『私たちの一日/イン・アワ・デイ』

    2026年2月20日(金)・21日(土)公開の映画

    『センチメンタル・バリュー』より © 2025 MER FILM / EYE EYE PICTURES / LUMEN / MK PRODUCTIONS / ZENTROPA ENTERTAINMENTS5 APS / ZENTROPA SWEDEN AB / KOMPLIZEN FILM / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / ARTE FRANCE CINÉMA / FILM I VÄST / OSLO FILM FUND / MEDIEFONDET ZEFYR / ZDF / ARTE

    『センチメンタル・バリュー』より © 2025 MER FILM / EYE EYE PICTURES / LUMEN / MK PRODUCTIONS / ZENTROPA ENTERTAINMENTS5 APS / ZENTROPA SWEDEN AB / KOMPLIZEN FILM / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / ARTE FRANCE CINÉMA / FILM I VÄST / OSLO FILM FUND / MEDIEFONDET ZEFYR / ZDF / ARTE

    『おさるのベン』より © 2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

    『おさるのベン』より © 2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

    2月20日(金)公開の映画

    おさるのベン』『枯れ木に銃弾』『CatVideoFest』『教場 Requiem』『幻愛 夢の向こうに』『災 劇場版』『センチメンタル・バリュー』『東方神起 20th Anniversary Film 『IDENTITY』』『ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再生』『夜勤事件』『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第五章 白熱の銀河大戦』

    2月21日(土)公開の映画

    『明日を夜に捨てて』『どうしようもない10人』『ポーラX 4K レストア版』

    2026年2月27日(金)・28日(土)公開の映画

    『嵐が丘』より ©2026 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

    『嵐が丘』より ©2026 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

    ゴーマン シャノン 眞陽、ブレンダン・フレイザー、 『レンタル・ファミリー』より ©2025 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

    ゴーマン シャノン 眞陽、ブレンダン・フレイザー、 『レンタル・ファミリー』より ©2025 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

    2月27日(金)公開の映画

    嵐が丘』『#拡散』『結局珈琲』『木挽き町のあだ討ち』『Shiva Baby シヴァ・ベイビー』『死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ』『正義廻廊』『超時空英雄伝エイリアノイド PART2:終局決戦』『劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編』『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』『TRAVERSE2 -Next Level-』『MALUM 悪しき神』『夜鶯 -ある洋館での殺人事件-』『レンタル・ファミリー』『ロビー! 4000億円を懸けた仁義なき18ホール』

    2月28日(土)公開の映画

    『金子文子 何が私をこうさせたか』『この場所』『湯徳章-私は誰なのか-』

    2026年3月公開の注目映画

    2026年3月6日(金)・7日(土)公開の注目映画

    『ウィキッド 永遠の約束』より © Universal Studios. All Rights Reserved.

    『ウィキッド 永遠の約束』より © Universal Studios. All Rights Reserved.

    『ブルームーン』とはどんな映画?あらすじ・キャスト・注目ポイントを紹介・解説

    『ブルームーン』より © 2025 FUNNY VALENTINE, LLC ALL RIGHTS RESERVED.

    3月6日(金)公開の映画

    ウィキッド 永遠の約束』『エリス&トム-ボサノヴァ名盤誕生秘話-』『オーロラの涙』『ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!第3幕』『ザ・クロウ』『361-White and Black-』『しあわせな選択』『GEMNIBUS vol.2』『スペシャルズ』『宣誓』『ナースコール』『NEEDY GIRL OVERDOSE 劇場先行版』『花緑青が明ける日に』『ブルームーン』『モーツァルト!』『藍反射』『RIP SLYME THE MOVIE -25th ANNIVERSARY GREATEST MEMORY-』『人狼 JIN-ROH 4Kリマスター』『冬のソナタ 日本特別版』

    3月7日(土)公開の映画

    『ギョンアの娘』『ホールディング・リアット』

    2026年3月13日(金)・14日(土)・15(日)公開の注目映画

    『私がビーバーになる時』とはどんな映画?あらすじ・キャスト・注目ポイントを紹介・解説

    『私がビーバーになる時』より ©2026 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

    『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』 © 2025 ITTF Rights LLC. All Rights Reserved.

    『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』 © 2025 ITTF Rights LLC. All Rights Reserved.

    3月13日(金)公開の映画

    『ギャビーのドールハウス ザ・ムービー』『96分』『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』『ジョン・クランコ バレエの革命児』『パリに咲くエトワール』『映画ひみつのアイプリ まんかいバズリウムライブ!』『放送禁止 ぼくの3人の妻』『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』『私がビーバーになる時

    3月14日(土)公開の映画

    『WITH』『蒸発』『父と家族とわたしのこと』『長浜』『ハローマイフレンド』『ひなぎく 4Kレストア版』

    3月15日(日)公開の映画

    『今は昔、栄養映画館の旅』

    2026年3月20日(金)・21日(土)公開の注目映画

    『決断するとき』 © 2024 ARTISTS EQUITY. ALL RIGHTS RESERVED.

    『決断するとき』 © 2024 ARTISTS EQUITY. ALL RIGHTS RESERVED.

    『プロジェクト・ヘイル・メアリー』とはどんな映画?あらすじ・キャスト・魅力・トリビアまとめ

    『プロジェクト・ヘイル・メアリー』

    3月20日(金)公開の映画

    アメリと雨の物語』『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』『おしり前マン〜復活のおしり前帝国』『カミング・ホーム』『君が最後に遺した歌』『決断するとき』『ゾンビ1/2 〜Right Side of the Living Dead〜』『全知的な読者の視点から』『東京逃避行』『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVSブンブンジャー』『プロジェクト・ヘイル・メアリー』『チェッカーズ 1988 SCREW TOUR at 東京ドーム【4Kリマスター】』『マクロスプラス -MOVIE EDITION- 4K REMASTER ver.』

    3月21日(土)公開の映画

    『自然は君に何を語るのか』『365DAYs + 2彷徨う大人たち』『粒子のダンス』

    2026年3月27日(金)・28日(土)公開の注目映画

    3月27日(金)公開の映画

    生きているんだ友達なんだ』『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』『鬼の花嫁』『映画 きかんしゃトーマス いっしょに歌おう!ドレミファ♪ソドー島』『90メートル』『キング・オブ・キングス』『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』『そして彼女たちは』『ハウス・オブ・ザ・デビル』『フェザーズ その家に巣食うもの』『森に聴く Listen to the Forest』『私たちの話し方』『トニー滝谷 4Kリマスター版』

    3月28日(土)公開の映画

    『鍵から抜け出した女』『チェイン・リアクションズ』『津田寛治に撮休はない』『ドゥリム パレス』『HOLD UP MORNING』『MAMMON』『山人(やまんど)…縄文の響きが木霊する』『ライフテープ』

    2026年4月公開の注目映画

    2026年4月1日(水)・3日(金)・4日(土)公開の注目映画

    『ザ・ブライド!』より © 2026 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

    『ザ・ブライド!』より © 2026 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

    『落下音』より © Fabian Gamper - Studio Zentral

    『落下音』より © Fabian Gamper – Studio Zentral

    4月1日(水)公開の映画

    『劇場版スポンジ・ボブ 呪われた海賊と大冒険だワワワワワ!』『流星 デジタルリマスター版』

    4月3日(金)公開の映画

    『黄金泥棒』『OCHI! -オチ-』『俺たちのアナコンダ』『黴の花』『カルテットという名の青春』『殺手#4(キラー・ナンバー4)』『501号室の男 -ある作家の記録-』『済州島四・三事件 ハラン』『ザッケン!』『PILOT -人生のリフライト-』『ヒット・エンド・ファン!臨時決闘』『ザ・ブライド!』『炎かがよへ』『Riceboy ライスボーイ』『落下音』『ロングホットサマーバケーション』『パリから来た殺し屋 4K』

    4月4日(土)公開の映画

    『三角屋の交差点で』『XiXi、私を踊る』『マダム・ソワ・セヴェンヌ』『エス インターナショナル版』

    2026年4月10日(金)・11日(土)公開の注目映画

    ハムネット』 – 4月10日(金)公開

    『ハムネット』より ©2025 FOCUS FEATURES LLC

    『ハムネット』より ©2025 FOCUS FEATURES LLC

    シェイクスピア夫妻が息子ハムネットを失った喪失と、その悲しみが創作へと転化していく過程を描く、クロエ・ジャオ監督のドラマ。

    ジェシー・バックリー、ポール・メスカルらが出演し、原作はマギー・オファーレルの同名小説。フォーカス・フィーチャーズ/ユニバーサル配給で、愛と喪失の物語として“ハムレット”誕生の背景に迫る。

    『ハムネット』の予告を見る

    4月10日(金)公開のそのほかの映画

    『ヴィットリア 抱きしめて』『炎上』『火葬人』『ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!第4幕』『サトウキビは知っている』『脛擦りの森』『1975年のケルン・コンサート』『第五の騎士は恐怖』『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』『ダーティ・エンジェルズ』『一口のパン』『ペリカン・ブルー 〜自由への切符〜』『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』『万博追跡 2K レストア版』

    4月11日(土)公開のそのほかの映画

    『遠来 〜トモベのコトバ〜』『五月の雨』『トゥ・ランド』『僕を呼ぶ声 / TOKYO STRANGE TALE』『焼け石と雨粒』

    2026年4月17日(金)・18日(土)公開の注目映画

    4月17日(金)公開のそのほかの映画

    『クベーラ』『今日からぼくが村の映画館』『これって生きてる?』『ソング・サング・ブルー』『DOPPEL』『長篠』『残されたヘッドライン』『人はなぜラブレターを書くのか』『FEVER ビーバー!』『ONE OK ROCK DETOX JAPAN TOUR 2025 AT NISSAN STADIUM IN CINEMAS』『悪夢の系譜【4Kデジタル修復版】』

    4月18日(土)公開のそのほかの映画

    『海辺の恋』『オー・パン・クペ』『河童の家』

    2026年4月24日(金)〜29日(水・祝)公開の注目映画

    ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』 – 4月24日(金)公開

    『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』とはどんな映画?あらすじ・キャスト・魅力・トリビアまとめ

    『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』より © Nintendo・Illumination/Universal Pictures

    『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(2023)の世界観を引き継ぐ新作アニメーション映画で、2026年4月24日(金)に全国ロードショー。日本公式サイトでは、前作が全世界で13億ドル超の興行収入を記録したことにも触れつつ、続編としてのスケールアップを予告している。

    『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』の予告を見る

    4月24日(金)公開のそのほかの映画

    『ARCO/アルコ』『オールド・オーク』『悲しくて美しい世界/THIS IS SPARKLEHORSE』『最終楽章 響け!ユーフォニアム 前編』『沢田美由紀のガマランドにお邪魔します』『白い車に乗った女』『ツイッギー』『月の犬』『トゥインクル・トゥインクル・キラー・カーン』『Piccola felicita(ピッコラ・フェリチタ)〜小さな幸せ〜』『ビリー・アイドル パンク・ロッカーの反逆と代償』『LOST LAND/ロストランド』『サムライ 4Kレストア』

    4月25日(土)公開のそのほかの映画

    『超低予算ムービー大作戦』『めぐる面影、今、祖父に会う』

    4月29日(水・祝)公開のそのほかの映画

    『アギト-超能力戦争-』『SAKAMOTO DAYS』

    2026年5月公開の注目映画

    2026年5月1日(金)・2日(土)公開の注目映画

    プラダを着た悪魔2』 – 5月1日(金)公開

    映画『プラダを着た悪魔2』とはどんな映画?あらすじ・キャスト・魅力・トリビアまとめ

    『プラダを着た悪魔2』ポスター ©2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

    ファッション業界の“最前線”を舞台に、働く女性たちの葛藤と成長を描いた大ヒット作『プラダを着た悪魔』の続編が、2026年5月1日(金)に日米同時公開。

    監督デヴィッド・フランケル、脚本アライン・ブロッシュ・マッケンナが続投し、メリル・ストリープアン・ハサウェイエミリー・ブラントスタンリー・トゥッチら主要キャストが名を連ねる。

    『プラダを着た悪魔2』の予告を見る

    5月1日(金)公開のそのほかの映画

    『サンキュー、チャック』『幸せの、忘れもの。』『誓い 建築家B・V・ドーシ』『ドランクヌードル』『ユートピアの力』『ラプソディ・ラプソディ』『プッシャー【4Kデジタル修復版】』『プッシャー2【4Kデジタル修復版】』『プッシャー3【4Kデジタル修復版】』

    5月2日(土)公開のそのほかの映画

    『イリュミナシオン』『コスモ・コルプス』『サンタクロースたちの休暇』『猫を放つ』

    2026年5月8日(金)公開の注目映画

    『シンプル・アクシデント/偶然』 – 5月8日(金)公開

    イランのジャファル・パナヒ監督が、自身の投獄体験にも通じる視点から“復讐”と“倫理”の揺らぎを描くスリラー。かつて政治犯として収監された人々が、過去に自分たちを苦しめた拷問者かもしれない男を前にし、「裁くべきか/赦すべきか」という決断を迫られていく。

    第78回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール(最高賞)を受賞した。

    『グランド・イリュージョン/ダイヤモンド・ミッション』 – 2026年5月8日(金)公開

    人気クライム・エンターテインメント『グランド・イリュージョン』シリーズ第3作。

    イリュージョンで巨悪の資金を奪い“世間に還元する”スーパー集団フォー・ホースメンが、史上最高価値とされる“ハートのダイヤモンド”を狙い、世界規模の強奪劇に挑むという。

    ジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン、デイヴ・フランコ、アイラ・フィッシャーらが再集結し、ロザムンド・パイクが“ダイヤの女王”として立ちはだかる。監督はルーベン・フライシャー。

    2026年5月15日(金)公開の注目映画

    『スマッシング・マシーン』 – 5月15日(金)公開

    総合格闘技の黎明期、1997~2000年の時代を駆け抜けた伝説的ファイター、マーク・ケアーの軌跡を、ドウェイン・ジョンソン主演で実写化した実話ベースのドラマ。PRIDE創成期の熱狂も背景に据えながら、勝利の裏側にある代償を掘り下げていく。

    監督・脚本は『アンカット・ダイヤモンド』のベニー・サフディで、ジョンソンが“霊長類ヒト科最強”とまで呼ばれた男の栄光と転落を体現し、エミリー・ブラントがパートナー役で共演する。

    2026年5月22日(金)公開の注目映画

    『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』 – 5月22日(金)公開

    “帝国崩壊後”の銀河を舞台に、孤高の賞金稼ぎマンダロリアンと、強大なフォースの力を秘めたグローグーが育んだ絆と旅路を描く最新劇場作で、グローグーを狙う旧帝国軍の残党がふたりを追う。

    監督はジョン・ファヴロー、製作総指揮にデイヴ・フィローニが名を連ねる。

    『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』の予告を見る

    マテリアリスト 結婚の条件』 – 2026年5月29日(金)公開

    『マテリアリスト 結婚の条件』より Copyright 2025 © Adore Rights LLC. All Rights Reserved

    『マテリアリスト 結婚の条件』より Copyright 2025 © Adore Rights LLC. All Rights Reserved

    『パスト ライブス/再会』のセリーヌ・ソンが監督・脚本を務める新作。

    舞台はニューヨーク。結婚相談所で働く“マッチメーカー”のルーシーが、恋愛を感情だけでなく“資産価値”でも冷静に測る人物として描かれ、現代の婚活市場と三角関係が物語の軸になる。

    主演はダコタ・ジョンソンで、クリス・エヴァンス、ペドロ・パスカルが共演。

    『マテリアリスト 結婚の条件』の予告を見る

    2026年6月の注目映画

    2026年6月12日(金)公開の注目映画

    『Michael/マイケル』 – 6月12日(金)公開

    『Michael/マイケル』より ®︎、M&© 2026 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

    『Michael/マイケル』より ®︎、M&© 2026 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

    “キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソンの生涯を描く伝記映画。

    主演のマイケル役は甥のジャファー・ジャクソンで、監督はアントワーン・フークア、脚本はジョン・ローガン、製作には『ボヘミアン・ラプソディ』のグレアム・キングが参加する。

    『Michael/マイケル』の予告を見る

    2026年6月26日(金)公開の注目映画

    『スーパーガール』 – 2026年6月26日(金)公開

    『スーパーガール』 © & TM DC © 2025 WBEI

    『スーパーガール』 © & TM DC © 2025 WBEI

    DCコミックスの人気キャラクター、スーパーガール/カーラ・ゾー=エルを主人公に据えた新たな実写スーパーヒーロー映画。2025年に公開された『スーパーマン』の成功を受け、ジェームズ・ガン率いるDCスタジオが新生DCユニバースの一翼として製作を進めている。監督は『アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル』などを手がけたクレイグ・ギレスピー、主演にはドラマ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』などで注目を集めるミリー・オールコックが起用された。

    物語はスーパーマンの従妹であるカーラが、自身の力と向き合いながらヒーローとして成長していく姿を描くとされる。

    ジェイソン・モモアの出演も決定しており、これまでのDC作品に新たな風を吹き込む試みとして期待が高い。

    2026年7月公開の注目映画

    2026年7月3日(金)公開の注目映画

    トイ・ストーリー5』 – 2026年7月3日(金)公開

    ピクサー・アニメーション・スタジオ制作による人気アニメシリーズの最新作。前作『トイ・ストーリー4』から数年後を舞台に、ウッディやバズ・ライトイヤーをはじめとするお馴染みの仲間たちが、新たな試練と出会いに挑む姿が描かれる。

    シリーズ創始者の一人アンドリュー・スタントンが監督・脚本を務め、トム・ハンクス(ウッディ役)やティム・アレン(バズ役)など多くのレギュラーキャストが続投予定。

    また、新キャラクターとして“リリーパッド”というカエル型のタブレットが登場し、デジタル機器と旧来の“おもちゃ”世界の対立という現代的テーマを暗示させる内容が示されている。物語の中心にはジェシーが再び立ち、仲間と共に子どもの注意を引き戻すために奮闘するという、シリーズ特有のユーモアと感動が期待される。北米公開は2026年6月19日が予定されている。

    『トイ・ストーリー5』の予告を見る

    2026年7月17日(金)公開の注目映画

    『キングダム 魂の決戦』 – 2026年7月17日(金)公開

    実写映画『キングダム』前作『大将軍の帰還』の続きが描かれる。原作者・原泰久の言葉として「過去4作を超える迫力と興奮と感動」を目指す方針が示されている。

    2026年7月31日(金)公開の注目映画

    『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』 – 2026年7月31日(金)公開

    『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のラストを受け、トム・ホランド演じるピーター・パーカーが“新章”へ踏み出す第4作。

    監督は『シャン・チー』のデスティン・ダニエル・クレットンで、ハルク/ブルース・バナー役のマーク・ラファロやパニッシャー役のジョン・バーンサル、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のセイディー・シンクらとの共演にも注目が集まっている。

    モアナと伝説の海』(実写版) – 2026年7月31日(金)公開

    『モアナと伝説の海』実写版が2026年7月31日公開決定-ドウェイン・ジョンソン続投で名作が新たな海の冒険へ

    実写版『モアナと伝説の海』© 2026 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

    ウォルト・ディズニー・スタジオが同名の2016年の大ヒットアニメーションを実写化するミュージカル・アドベンチャー。原作の物語を踏襲しつつ、生身の俳優による表現と実際の海・自然ロケを活かした映像美が特徴だ。

    監督はトーマス・カイル、脚本はジャレド・ブッシュとダナ・ルドゥ・ミラーが務める。主人公モアナ役には新人のキャサリン・ラガアイアが抜擢され、海との深い絆と使命感に導かれて未知の大海原へ旅立つ姿を演じる。アニメ版で人気を博した“半神”マウイ役にはドウェイン・ジョンソンが続投し、原作楽曲「How Far I’ll Go」も実写版で歌われる見込みだ。音楽にはオリジナル版で手がけたマーク・マンシーナとリン=マニュエル・ミランダが再び参加する。北米では2026年7月10日公開予定

    『モアナと伝説の海』実写版の予告を見る

    2026年8月公開の注目映画

    『時には懺悔を』 – 2026年8月28日(金)公開

    中島哲也が監督・脚本を手がけ、打海文三の同名小説を原作とする実写映画。

    物語は、探偵の佐竹と助手の聡子が殺人事件を追う中で、9年前の誘拐事件で連れ去られた重い障がいを抱える子ども「新」の存在にたどり着くところから展開し、傷を抱えた大人たちの再生を描くという。

    主演は西島秀俊で、満島ひかり、黒木華、宮藤官九郎、柴咲コウ、佐藤二朗、役所広司らが名を連ねる。

    2026年12月公開の注目映画

    2026年12月18日(金)公開の注目映画

    アベンジャーズ/ドゥームズデイ』 – 12月18日(金)公開

    『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』 © 2025 MARVEL.

    『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』 © 2025 MARVEL.

    ジョー・ルッソアンソニー・ルッソが監督を務める、マーベル・スタジオの『アベンジャーズ』最新作。

    ロバート・ダウニー・Jr.が“新たな役柄”として、マーベル屈指のヴィランドクター・ドゥーム(ヴィクター・フォン・ドゥーム)を演じるほか、主要キャストとしてクリス・ヘムズワースアンソニー・マッキーセバスチャン・スタンらに加え、X-MEN系キャストの名前も挙がっており、シリーズ横断の“集結”がいよいよ本格化しそうだ。

    2026年内公開の注目映画

    オデュッセイア』 – 2026年内公開

    『オデュッセイア』

    『オデュッセイア』

    クリストファー・ノーランがホメロスの叙事詩「オデュッセイア」を映画化する超大作で、2026年7月17日の全米公開。“IMAXフィルムカメラで撮影”されたことを掲げている。

    主演はマット・デイモンで、帰還の旅に翻弄される英雄オデュッセウスを演じる。共演にはトム・ホランドアン・ハサウェイゼンデイヤらが名を連ね、トロイ戦争後の長い旅路や怪物たちとの遭遇といった“神話的”エピソードが示唆されている。

    『オデュッセイア』の特報映像を見る

    2026年の映画シーンに注目

    2026年は、『アベンジャーズ』『トイ・ストーリー』の最新作、さらに国際映画祭で評価された作品、激しいアクションやホラーまで、ジャンルも規模も幅広いラインナップが揃っている。見逃せないタイトルが目白押しだ。

    気になる作品はぜひ劇場でチェックし、2026年の映画体験を存分に楽しんでほしい。

  • 映画『ラブ≠コメディ』7月3日公開決定―中島健人が“ラブコメ嫌い”俳優に!長濱ねると初共演

    映画『ラブ≠コメディ』7月3日公開決定―中島健人が“ラブコメ嫌い”俳優に!長濱ねると初共演

    映画『ラブ≠コメディ』が7月3日公開決定。最新情報を更新していく。


    中島健人主演、長濱ねる共演の映画『ラブ≠コメディ』が、7月3日に全国公開されることが決定した。あわせてティザービジュアルも解禁。ラブコメ作品で人気を博してきた俳優が“ラブコメ嫌い”の主人公を演じるという設定で描く、オリジナルのお仕事エンターテインメントである。

    本作で中島が演じるのは、“360度全方位イケメン”と称され、数々のラブコメ作品で主演を務めてきた人気俳優・神崎麗司。30歳という節目を迎え、重厚なドラマで評価されたいと願う中、再び王道ラブコメのオファーが届く。相手役として出会うのは、アイドル・南風美里。ふたりの出会いが、やがてそれぞれの価値観を揺さぶっていく。

    中島健人が“ラブコメ嫌い”の俳優役に挑戦

    神崎麗司は、「ラブコメなんて、もうやりたくない!」と本音を漏らす俳優。これまで王子様的な役柄で支持を集めてきたが、30歳を迎えた今、役者としての評価を模索している人物だ。

    麗司を演じる中島は、オファーを受けた際の心境について「久々にフィットする感覚でお芝居ができるなと思いました」と語り、「自分の本質みたいな部分をポップで、エンタメとして面白く抽出できると思いました」とコメント。本作についても「目の前にあることを一生懸命やることの尊さだったり、素晴らしさを、この映画が教えてくれる気がしています」と述べている。

    俳優と音楽活動を両立する役どころは、中島自身の現在地とも重なる設定。パブリックイメージと向き合いながら葛藤する主人公像は、本作の軸となる要素のひとつだ。

    長濱ねるがアイドル役で映画初共演

    麗司の相手役となる南風美里は、ガールズグループ「ぴょんぴょんフルーツ」に所属するアイドル。まっすぐな情熱を持ちながら仕事に向き合う人物であり、華やかな表舞台の裏で葛藤も抱えている役どころだ。

    美里を演じるのは、俳優として活動の幅を広げる長濱ねる。本作で中島とは映画初共演となる。長濱はオファーを受けた際、「ラブコメだけじゃなく、一生懸命仕事にも向き合うという、ある種のお仕事映画だなと思いました」と語り、作品の印象を明かしている。

    役作りについては、「思ったことをきちんとまっすぐに伝えられたり、ピュアさや一生懸命さが本当に素敵だと思いました」とコメント。さらに作品についても、「世の中で何かに挑戦し続ける方、毎日の仕事の中で試行錯誤しながらいろんなことに向き合っている方みんなに響く作品なんじゃないかなと思います」と述べている。

    ラブコメという枠組みにとどまらず、“働くこと”や“挑戦すること”の意味を描く点も本作の特徴。麗司と美里、それぞれが抱える葛藤が交差しながら物語は進んでいく。

    紙谷楓監督×大北はるか脚本によるオリジナル作

    本作の監督を務めるのは、ドラマ『彼女はキレイだった』(21)や『わたしのお嫁くん』などを手がけた紙谷楓。脚本は「ラジエーションハウス」シリーズやドラマ「ユニコーンに乗って」(22)の大北はるかが担当する。完全オリジナルストーリーとして制作される。

    物語は、“ラブコメ嫌い”を公言する俳優と、アイドルとして活動するヒロインが出会うところから始まる。華やかなエンターテインメントの世界を舞台にしながら、仕事と向き合う姿勢や、自身の立ち位置への葛藤を描く点が特徴だ。

    映画『ラブ≠コメディ』7月3日公開決定―中島健人が“ラブコメ嫌い”俳優に!長濱ねると初共演

    中島健人&長濱ねる、『ラブ≠コメディ』©Storm Labels Inc. All Rights Reserved.

    今回解禁されたティザービジュアルには「あなたのハートにブッ刺さりたい」とのコピーが添えられている。ラブコメディの枠組みを踏まえつつも、“頑張る人”を後押しする物語として展開していく作品となりそうだ。

    作品情報

    作品タイトル:『ラブ≠コメディ』(読み:ラブノットコメディ)
    公開日:7月3日(金)全国公開
    監督:紙谷楓
    脚本:大北はるか
    出演:中島健人 長濱ねる
    製作:ストームレーベルズ
    配給:ストームレーベルズ/ライブ・ビューイング・ジャパン
    制作プロダクション:共同テレビ
    ©Storm Labels Inc. All Rights Reserved.

  • 【ポッドキャスト】映画喫茶の週変わりブレンドmenu:2026年2月第4週

    【ポッドキャスト】映画喫茶の週変わりブレンドmenu:2026年2月第4週

    CCCforesee(ヨダセア/かすみん/たける)による映画ラジオを各種音声配信サービスおよびYouTubeにて配信中。お好きなサービスでお楽しみください。
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  • エル・ファニング、アカデミー賞初ノミネート-「期待していなかったから爆睡してた」「鳴り止まない通知に頭が全然追いつかなかった」

    エル・ファニング、アカデミー賞初ノミネート-「期待していなかったから爆睡してた」「鳴り止まない通知に頭が全然追いつかなかった」

    エル・ファニングが初のオスカーノミネートを語った。


    エル・ファニングが、映画センチメンタル・バリューで初のアカデミー賞ノミネートを果たした。賞レースの常連たちが口にする“予想していなかった”という言葉とは異なり、彼女の場合はそれが文字通り事実だったようだ。ノミネーション発表の瞬間、ファニングはライブ配信を観ておらず、姉のダコタ・ファニングとともに母の家で眠っていたという。

    「発表は観ていなかったの」と本人は率直に振り返る。前夜は姉と遅くまで出かけており、発表が行われた早朝は「完全に爆睡していた」鳴り止まない通知で目を覚ましたものの、最初は映画全体への祝福だと思い込んでいたという。

    「頭が全然追いつかなくて」と語る彼女は、寝ぼけ眼のまま部屋を飛び出し、「ママ!ダコタ!起きて。たぶん入ったと思う!」と叫んだと明かす。母と姉も状況を把握できず、「これ本当?」と戸惑いながら確認を重ねたという。

    アカデミー賞9部門ノミネートが示す作品の広がり

    『センチメンタル・バリュー』は作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞を含む計9部門にノミネートされた。共演のインガ・イブスドッテル・リッレオースステラン・スカルスガルドレナーテ・レインスヴェもそれぞれ俳優部門で名を連ねている。

    なかでもファニングが強調したのは、編集賞にノミネートされたオリヴィエ・ブッゲ・クッテへの思いだった。「オリヴィエがこの映画でやったこと」「彼が見過ごされなくて本当に嬉しい」と語り、編集が演技の出来を左右する重要な役割を担うと説明する。「編集者って——演技の出来を大きく左右する鍵を握っているんだよね」とも述べ、プロデュース業を通じてその重要性を実感していることを明かした。

    カンヌ映画祭でのプレミア以来、チームは“家族”のような結束を築いてきたという。「家族がまとまったまま、誰も置き去りにされず」と祝福を分かち合えることの意味を語り、今回のノミネートが個人のみならず作品全体への評価であることを強調した。

    エル・ファニング「怖いと思える挑戦が好き」-型にはまらない選択

    2歳の頃から俳優として活動してきたファニングにとって、今回が初のオスカーノミネートとなる。「2歳の頃からお芝居をしてきたけど、こういう経験は今まで一度もなかったの」と語り、「同業の仲間に認められるって、本当に特別な意味がある」と率直な思いを明かした。

    長くキャリアを重ねてきた一方で、彼女は若い頃から“型”に押し込められることへの警戒心を抱いてきたという。「怖いと思える挑戦が好きなんだ」と語り、「少しゾッとするくらいの、何か新しいものに踏み込む感覚」が自分を成長させると説明する。

    2014年の『マレフィセント』出演以降、世間からはディズニープリンセスのイメージを重ねられることも多かった。しかしファニングは、「みんなディズニープリンセスのイメージを押し付けたがる」と振り返り、「ちょっと待って、それはやめて」と感じていたと明かす。

    『センチメンタル・バリュー』で演じたレイチェル・ケンプは、仕事との関係に葛藤を抱える女優という役どころだ。「仕事との関係って満ち引きがある」と語るファニングは、その感情のなかに自らの経験と重なる部分を見出していたという。

    「彼女を演じることには、私にとってカタルシスがあった」と振り返る。仕事に苦しむキャラクターで評価されたことについても、「それ自体がメタ的だよね」と述べるなど、自身のキャリアと役柄が交差する感覚を冷静に受け止めている様子がうかがえる。

    姉と挑む『ナイチンゲール』-次なる現場への覚悟

    オスカーノミネートという節目を迎えた今も、ファニングの視線は次の現場へと向いている。長らく映画化が待たれてきた『The Nightingale(原題)』は、姉のダコタ・ファニングとともにプロデュースと出演を務める企画で、3月末にクランクイン予定だ。当初は2019年に発表されたが、新型コロナウイルスの影響やスケジュール調整という“パズル”により延期が続いてきた。

    いよいよ撮影が目前に迫るなかで、「初日に自分がどうなるか分からない」と率直に語る。「最初のシーンで、たぶん泣くか笑うかどっちかだと思う」と続け、長年温めてきた企画に向き合う緊張と高揚をにじませた。

    姉との初共演作となるが、現場での関係については冗談も交える。「姉には偉そうにされないからね」と笑い、「私たちは同じ俳優同士。それをお互いに言い聞かせるようにするよ」と語った。

    初のオスカー候補入りという出来事も、彼女にとっては通過点のひとつにすぎないのかもしれない。「怖いと思える挑戦が好き」と語ったその姿勢は、次の作品でも変わらず貫かれていくことになりそうだ。

  • 【訃報】『THE WIRE/ザ・ワイヤー』『ロー&オーダー』の俳優ボビー・J・ブラウンが火災事故で死去、62歳

    【訃報】『THE WIRE/ザ・ワイヤー』『ロー&オーダー』の俳優ボビー・J・ブラウンが火災事故で死去、62歳

    『THE WIRE/ザ・ワイヤー』出演俳優ボビー・J・ブラウンが62歳で死去した。


    HBOドラマ『THE WIRE/ザ・ワイヤー』でボルティモア市警の刑事を演じた俳優ボビー・J・ブラウンが62歳で死去した。メリーランド州で発生した納屋の火災事故に巻き込まれ、煙を吸い込んだことが原因とされている。米メディアTMZによると、娘が取材に応じ、車のジャンプスタートを試みていた際に納屋が炎に包まれ、水曜日に死亡したという。

    『THE WIRE/ザ・ワイヤー』で刑事役を演じたボビー・J・ブラウン

    2002年から2008年にかけて5シーズンにわたり放送されたデヴィッド・サイモン原作の『THE WIRE/ザ・ワイヤー』で、ブラウンはボルティモア市警の刑事役として全60話中12話に出演した。同作は犯罪組織と法執行機関の攻防を多角的に描いた群像劇として高い評価を受け、現在も名作ドラマとして語り継がれている。

    ブラウンはサイモン作品の常連俳優のひとりでもあった。1998年放送のNBCドラマ『ホミサイド/殺人捜査課』に出演したのを皮切りに、ボルティモアを舞台にしたHBOミニシリーズ『The Corner(原題)』(2000年)、さらに2022年の『WE OWN THIS CITY -不正と汚職が支配する街-』にも出演している。

    元ボクサーとして73勝を記録-演技の道へ転身

    ワシントンD.C.生まれのロバート・ジョセフ・ブラウンは、幼少期からボクシングに打ち込み、アマチュアとして73勝13敗の戦績を残した。ゴールデングローブ選手権では5度の優勝を果たし、後に世界王者となるパーネル“スウィートピー”ウィテカーと3度対戦し、1勝を挙げた経験も持つ。

    俳優への転機となったのは、トレーナーのカーメン・グラツィアーノと契約していた時期である。1988年、ミッキー・ローク主演のボクシング映画『Homeboy(原題)』がニュージャージーで撮影された際、グラツィアーノの門下生たちが作品に起用されたことがきっかけで演技に関心を抱いたという。

    その後、ニューヨークのアメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツに合格し、本格的に俳優としての道を歩み始めた。リングで培った身体性と存在感は、のちの映像作品における演技にも生かされることとなる。

    テレビ、映画、そして監督業へ-ボビー・J・ブラウンの活動

    俳優としての活動はテレビドラマを中心に広がった。『ロー&オーダー:性犯罪特捜班』や政治コメディ『VEEP/ヴィープ』などに出演し、脇役ながら確かな存在感を示した。

    映画にも活動の場を広げ、2002年の『容疑者』、2016年の『たった一人のあなたのために』、2018年の『Fishbowl(原題)』、2019年の『Miss Virginia(原題)』、2020年の『愛の行方』、2022年の『Off-Time(原題)』などに出演。インディペンデント作品から社会派ドラマまで幅広いジャンルに携わった。

    さらに監督としても2本のドキュメンタリー作品を手がけている。2005年の『Off the Chain(原題)』、2016年の『Tear the Roof Off: The Untold Story of Parliament Funkadelic(原題)』でメガホンをとり、題材に向き合う姿勢を示した。

    ボクサーから俳優へ、そして監督へと歩みを重ねたブラウンは、HBO作品をはじめとする映像作品の中で着実にキャリアを築いてきた存在であった。

  • 【インタビュー『死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ』キリル・セレブレンニコフ監督】“戦争の種”を心に宿してはならない-冒頭シーンに込めた皮肉な意図も説明

    【インタビュー『死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ』キリル・セレブレンニコフ監督】“戦争の種”を心に宿してはならない-冒頭シーンに込めた皮肉な意図も説明

    『死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ』キリル・セレブレンニコフに独占インタビュー。


    アウシュヴィッツで”死の天使”と呼ばれたナチスの医師ヨーゼフ・メンゲレ。その戦後の逃亡生活と内面の闇を描いた映画『死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ』が、2月27日(金)に日本公開を迎える。メガホンを取ったのは、『チャイコフスキーの妻』『リモノフ』などで知られるキリル・セレブレンニコフ監督。自身もロシアからの亡命を経験した鬼才は、この題材にどう向き合ったのか。culaは来日した監督に話を聞くことができた。

    『死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ』キリル・セレブレンニコフ 独占インタビュー

    来日ありがとうございます。何か観光地に行ったり日本食を楽しんだりはされましたか。

    キリル・セレブレンニコフ(以下、セレブレンニコフ):来日は初めてではありませんが、今回は四国や九州を回ったり、日本の劇場を見たり、劇団の方々とお話をしたりしました。また、今後人形を使った舞台の予定があるため、それに合わせてさまざまなものを見て回る旅でもありました。日本に来ていろいろなインスピレーションを得ることは私にとって大切なことなので、今回は旅をしながらそれを主にやっていましたね。

    本作を制作するきっかけとなったのは何でしょうか。なぜ今、この題材に向き合おうとされたのでしょうか。

    セレブレンニコフ:映画がどういうきっかけで生まれるかというのは、なかなか一言では言えないものですが、今回はフランスの制作会社がこの原作を映画化する監督を探していたのが始まりです。私は原作に基づいて脚本を書き、提出したところ、最終的に選ばれ、この映画を作ることになりました。もともとこの原作を映画化したいという気持ちがあったわけではなかったのですが、話が持ちかけられたことで、自分の中でこの題材をどう表現できるかという課題が生まれ、大きな挑戦になりました。そして最終的に、この映画を作る権利を得たという形です。

    セレブレンニコフ:やはり、ドイツ人ではない自分がドイツの歴史を描く--そもそもそんなことができるのかという大きな疑問がありましたが、最終的にはうまくいったと感じています。本当に大きな挑戦でしたね。メンゲレを描いた後なら、もうどんなキャラクターの物語でも作れるんじゃないかという自信が持てますよ(笑)

    【インタビュー『死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ』キリル・セレブレンニコフ監督】“戦争の種”を心に宿してはならない-冒頭シーンに込めた皮肉な意図も説明

    キリル・セレブレンニコフ監督

    原作や史実をもとに、どのように物語を描こうと考えましたか。

    セレブレンニコフ:この映画をどう撮るべきかというのは、私にとって非常に難しい問題でした。実はこの話はかなり前からあったのですが、なかなか心の準備ができず、ずっと断っていたんです。しかし2022年にさまざまな出来事があり、自分自身もロシアからドイツに移住したことで、ようやくこの映画をどう作るべきかが見えてきました。

    セレブレンニコフ:原作をどう変えたかについては、本来は企業秘密であまり公開できないものです。ただ唯一言えるのは、どういう映画にすべきかがなかなか定まらなかった中で、さまざまなことが起きてからようやく見えてきたということです。ロシアとウクライナの間で戦争が始まってから気づいたのは、戦争が起きたとき人間はどう変わるのか、心の中に戦争を抱え込んでしまったらどうなるのか、ということでした。映画を通してそれを語ること--それが今回の主なテーマになっています。メンゲレという人物の中の戦争は、実際の戦争が終わってもずっと続いている。そういう人間の心のありようを、今回表現したかったのです。

    監督ご自身、ドイツに拠点を移すまでにいろいろな苦労をしたとお聞きしておりますが、その立場からナチス戦犯の史実を映画化するというのはどのような体験でしたか。

    セレブレンニコフ:私自身がさまざまな経験をしてきたからこそ、語れることがあります。人間はどんなに大変な試練があっても、それを乗り越えれば前に進むことができますし、強くなれる。私はそうした経験があったからこそ今ここにいるのであり、だからこそ今回のような作品を作ることができたのだと思います。

    【インタビュー『死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ』キリル・セレブレンニコフ監督】“戦争の種”を心に宿してはならない-冒頭シーンに込めた皮肉な意図も説明

    キリル・セレブレンニコフ監督

    監督ご自身は、ヨーゼフ・メンゲレという人物をどのように捉えていますか。人間性についてどのような視点を持ちましたか。

    セレブレンニコフ:私から見ると、彼は本当に普通の人でした。そこら辺の一般人とまったく変わらない人だったと感じています。彼の周囲にある恐ろしいオーラのようなものは、今のマスカルチャーが生み出したイメージであって、本人はごく普通の人間だった。だからこそ、そのイメージと現実がマッチしていない部分があると私は感じています。

    主演のアウグスト・ディールさんとは、メンゲレ像を形づくるうえでどのような議論を重ねましたか。演出面で特に重視された点はどこでしょうか。

    セレブレンニコフ:私はロシア人ですので、ドイツの歴史とはそこまで深い関わりがあるわけではありません。しかしアウグストはドイツ人ですから、この役は彼にとって非常に難しいものでした。

    セレブレンニコフ:本作の特徴として、原作とは異なる点があります。カメラに映っている映像はすべてメンゲレの頭の中で起きていることなのです。つまり観客は彼の頭の中にいて、彼が考えたこと、思い出すことをすべて目の当たりにしている——そういう設定になっています。こうした構造を作ることによって、観客と主人公が一体化し、共感が生まれていくわけです。

    セレブレンニコフ:アウグストとはさまざまな仕事をしてきましたが、どんな主人公を演じる場合でも、その人物がどれほどひどいことをしていても、人間性は必ず残っている。そうした共感を呼ぶ演出を毎回心がけています。メンゲレは歴史の中でひどいことをしてきた人物ですが、それをどう表現するか。観客が彼を少しでも理解できるようになるのか——そういったことをアウグストといろいろ議論しながら作り上げていきました。

    【インタビュー『死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ』キリル・セレブレンニコフ監督】“戦争の種”を心に宿してはならない-冒頭シーンに込めた皮肉な意図も説明

    キリル・セレブレンニコフ監督

    メンゲレの視点でその映像としては、コントラストが際立っているモノクロ映像だったり、カラー映像だったりとシーンごとの対比が印象的でした。撮影や色使いの演出におけるこだわりなどはありますか。

    セレブレンニコフ:今回の映像を作るうえで非常に重要だったのは、戦争が終わった後の彼の生活と、アウシュヴィッツで起きていたことの差を見せることでした。カラー映像を使うことで、彼の中ではアウシュヴィッツでの日々が人生で最も良い時期だった--彼なりにそのときは幸せだったということを表現したかったのです。戦争が終わった後の彼の生活は、日々ストレスと恐怖に怯えるものでしたから、その落差を映像でどう生み出すかを意図的にいろいろと考えました。そこから、白黒のサスペンスの雰囲気とカラーのフラッシュバックを対比させるという手法が生まれたのです。

    映画では息子のロルフも重要人物でした。彼を通してどのようなことを描きたかったのでしょうか。

    セレブレンニコフ:原作とは異なり、本作では父親と息子が対話するという要素が非常に重要になっています。これは私が一から考えたものです。

    セレブレンニコフ:今の若い人たちはみな、自分の親に「なぜこういう世界を私たちが引き継がなければならないのか」「どうしてこういうことになってしまったのか」と問うべき時期にあると思うのです。今を理解するためには、過去をよく知ることがとても重要です。それを自分なりに考えていけば、さまざまな答えが生まれてくるでしょうが、今をよりよく理解するためにそうやって問い続けていくことが大切だと思います。

    【インタビュー『死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ』キリル・セレブレンニコフ監督】“戦争の種”を心に宿してはならない-冒頭シーンに込めた皮肉な意図も説明

    キリル・セレブレンニコフ監督

    セレブレンニコフ:歴史に対してはふたつのアプローチがあると思います。ひとつは、過去のことは過去として忘れよう、ひどいことがあってもなかったことにしようという考え方。そういう人は多いかもしれません。しかし私はその逆で、どんどん過去を問い、ひどいことがあってもそれを取り上げて、なぜこういうことが起きたのかを追及していく。それが私のアプローチです。

    メンゲレを支えたり支援したりする立場の人物も登場しますが、本作を通して現代の観客にどのようなことを伝えたかったですか。

    セレブレンニコフ:今回描きたかったのは、主人公個人が悪いということだけではなく、社会がシステムとして、過去にひどいことをした人間をかばう構造ができあがっているということです。金銭的に援助したり、罪を見逃したり--そういうシステムそのものがあってはならないと私は考えており、それを表現しようとしました。一個人としてのメンゲレのイメージは今やほとんど消えているのですが、彼自身はごく普通の人間に近い存在でした。しかしその周囲にシステムが出来上がり、メンゲレという個人が消えても、そのイメージがシステムの中で生き続けていく。それがこの映画の主要なテーマのひとつでもあります。

    セレブレンニコフ:本作ではさまざまなテーマを取り上げていますが、私は映画を作る段階で自分なりに考え、表現しています。あとは観客それぞれが映画を観てどう感じるか、どんなメッセージを受け取るか。幅広い問題を問いかける作品ですので、実際に観て考えるきっかけにしてもらえればと思います。

    セレブレンニコフ:ただ、一番重要なポイントがひとつあります。それは、戦争の種を自分の心の中に埋めてはいけないということ。これが本当に大切なことだと思います。

    【インタビュー『死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ』キリル・セレブレンニコフ監督】“戦争の種”を心に宿してはならない-冒頭シーンに込めた皮肉な意図も説明

    キリル・セレブレンニコフ監督

    セレブレンニコフ:たとえば私は(『バットマン』の)ジョーカーというキャラクターが好きです。彼は悪でありながらさまざまな感情を持ち、観客が共感できる場面もある。キャラクターとして非常に奥深く、面白い存在です。しかし、自分の中に戦争というものを入れてしまうと、もはや人への共感もできなくなり、本当に人間性を失ってしまう。だからこそ、戦争という悪を自分の中に取り込むことは絶対にしてはいけないと、私は強く思っています。

    私個人的には、冒頭、メンゲレの骨格標本を現代の医大生が見ているシーンで始まるのが印象的でした。現代と過去をつなげるようなあのシーンの意図はどのようなものでしょうか。

    セレブレンニコフ:まず表現したかったのは、彼の実際の運命です。メンゲレは亡くなった後、その遺骨は医科大学で保管され、実際に学生たちがそれを見て学んでいる。そのことをまず観客に伝えたかったのです。

    セレブレンニコフ:皮肉にも、彼が人間として認めず差別していたユダヤ人や黒人など白人以外の人々が、彼の骨をもとに医学を学んでいるという事実なんです。ナチスにとって差別はアイデンティティの根幹であり、思想の主要な基盤でした。それが今やこういう状況になっているということを見せたかった。メンゲレの骨を、たとえば黒人の学生が手に取って自由に扱っている——そうなっているという現実を映し出したかったのです。

    【インタビュー『死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ』キリル・セレブレンニコフ監督】“戦争の種”を心に宿してはならない-冒頭シーンに込めた皮肉な意図も説明

    キリル・セレブレンニコフ監督

    では最後に、日本でこれから本作を観る映画ファンに一言メッセージをお願いします!

    セレブレンニコフ:日本に来られて、日本の皆さんに『死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ』を観ていただけることが本当に嬉しいです!ぜひ映画館で観てくださいね!

    (インタビュー以上/取材・文:ヨダセア)


    戦争が終わっても、人の心の中で戦争は続く——セレブレンニコフ監督がこの映画に込めたのは、歴史上の悪を他人事として片付けることへの静かな抵抗だ。過去を問い続けることでしか、今は理解できない。その切実なまなざしが、スクリーンの向こうから観客一人ひとりに注がれている。映画『死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ』は2月27日(金)より全国公開。

  • 【インタビュー『人間標本』伊東蒼】宮沢りえとの久々の親子役、過激なアートの恐ろしさと美しさ、杏奈が感じていた嫉妬など

    【インタビュー『人間標本』伊東蒼】宮沢りえとの久々の親子役、過激なアートの恐ろしさと美しさ、杏奈が感じていた嫉妬など

    ドラマ『人間標本』一之瀬杏奈役の伊東蒼に独占インタビュー。


    湊かなえ原作のドラマシリーズ『人間標本』Prime Videoにて12月19日(金)より世界独占配信中。自身の息子を含む六人の美少年の遺体を使って“人間標本”を作ったとして自首した有名大学教授で蝶研究の権威・榊史朗(演:西島秀俊を主人公に、狂気の犯行の謎を複数の視点で紐解いていく衝撃作だ。

    今回culaは、『人間標本』におけるキーパーソンのひとりである一之瀬杏奈役を演じた伊東蒼に独占インタビューを実施。過激かつ美しい本作に挑んだ感想やキャラクターの解釈について話を聞くことができた。

    (以下、本編ネタバレを含みます)

    『人間標本』一之瀬杏奈役 伊東蒼インタビュー

    『人間標本』という原作を最初に読んだとき、杏奈という人物をどう受け止めましたか。共感した部分、距離を感じた部分があれば教えてください。

    伊東蒼(以下、伊東): 最初は、杏奈が標本作りをするということや、面会室のシーンでの杏奈の姿にすごく気を取られて、かなり怪しげでミステリアスな人物という印象を受けました。そういうイメージで杏奈を作っていこうと考えていたんですけど、撮影前に実際に共演者の方とセリフを交わして改めて杏奈に出会ったとき、「自分の想定していた杏奈とは違うかもしれないな」と思ったんです。そこからは、怪しいというイメージではなくて、もっと自分に近いところで(役を)作っていけたらなと思うようになりました。

    伊東:撮影が始まってからは、杏奈として、山の家で少年たちと話したり、母親である留美さん(演:宮沢りえ)と話していく中で、純粋に「楽しい」「怖い」といった、自分にとっても身近な感情がたくさん生まれたので、もっともっと人間らしく、年相応の一面みたいなものも意識しました。

    伊東蒼、『人間標本』より © 2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.

    伊東蒼、『人間標本』より © 2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.

    本作には絵画や先進的なアートが登場しますが、伊東さんご自身は絵を描くことや創作することは得意だったり、好きだったりしますか。

    伊東:私は絵を描くことがすごく好きで、中学校でも美術部だったので、絵を描いたり見たりすることへのハードルは低い方かなと。学校の課題で定期的に美術館に行くこともあったので、普段から思い立ったら(美術館に)ひとりで行ったりもします。

    杏奈は「母に認められたい」という強い感情を抱えたキャラクターです。その気持ちを演じるうえで、特に大切にした感情の軸はどこでしたか。

    伊東:お母さんへの尊敬や憧れという気持ちは一番意識していました。留美さんを演じた宮沢りえさんは、本当にその場にいるだけで周りの人を魅了してしまうオーラがある方なんです。9年前の『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016年)で親子役をさせてもらって以降、(宮沢さんを)尊敬や好きだという気持ちは、長年自分の中にもあったもので……そういう気持ちを大切に演じました。

    伊東:現場に入ってからも、少年役の皆さんが「留美さん!留美さん!」って憧れのキラキラした目で見ている姿を見て共感すると同時に、「いや、でも私が一番好きだもん!」みたいな対抗心も生まれて。そういうのが、山の家で過ごしていたときの杏奈の気持ちだったりするんだなと思ったので、その“尊敬”というのは一番大事にしていました。

    『人間標本』より © 2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.

    『人間標本』より © 2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.

    俳優としての感覚と、杏奈の感覚が重なったんですね!母親・留美を演じた宮沢りえさんとの久々の共演はいかがでしたか。

    伊東:この作品の中で、杏奈と留美の親子の関係はすごく大事なポイントだと思うんですけど、本編では意外と親子の繋がりが描かれているシーンは少ないんですよね。だからこそ、2度目の親子役としての共演で、りえさんと私のこれまでの関係から生まれた感情もたくさんあったと思いますし、それはきっと親子としての絆や(関係の)厚みの表現に影響していたのかなと思うんです。

    伊東:この作品でもう一度共演できたことはすごく嬉しかったですし、少し成長した姿を見せられたかなと思います。

    宮沢りえ、『人間標本』より © 2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.

    宮沢りえ、『人間標本』より © 2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.

    親に認められたいという感情は、多くの人が少なからず経験するものでもあります。伊東さんご自身の経験や感覚と重なった部分はありましたか。

    伊東:そうですね……認められたいとか褒められたいと思ったことはもちろんあるんですけど、小さいときから「テストで何点取ったらこれあげる」「ご褒美があるよ」みたいなルールがある家ではなかったので、「何かを頑張りたいな」「何かの目標を達成したいな」と思ったときに、ゴールが両親からのご褒美という考えはあんまりしてこなかったなと。「自分がやりたいからやる」みたいな感じだったと思います。

    伊東蒼 © cula

    伊東蒼 © cula

    本作では、杏奈が抱える感情が非常に極端な形で表出します。その「一線を越えてしまう瞬間」をどうやって伊東さんの中で作っていきましたか。

    伊東:撮影中に山の家で少年たちと過ごした時間が、杏奈の気持ちを理解する上ですごく助けになりました。標本作りのシーンは最後の方だったんですけど、そのシーンが近づいてくるにつれて、(少年役の)皆さんと共にする時間の中で生まれる気持ちや情のようなものは絶対杏奈にもあったはずだし、そう思った人たちを標本にしてしまうっていうのは、杏奈にとってすごく抵抗があったことだろうなと思ったんです。

    伊東:「標本を作る、標本を作る……」という気持ちを準備していくというよりは、お母さんへの尊敬や好きという気持ちをどちらかというと意識していました。

    『人間標本』より © 2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.

    『人間標本』より © 2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.

    本作ではさまざまな背景を持ったキャラクターが芸術を通して自己表現をしますね。そんな中、“人間標本”という過激なアートが登場します。命を犠牲にするような芸術表現について、どう感じましたか。

    伊東:ただただ恐ろしい気持ちがすごく大きかったです。自分がひとつ少年の背中に色を塗るだけで「こうやって、どんどん命がなくなっていっているんだ」とすごく感じましたし、標本を作り上げた時に、杏奈としてひとつ達成感を感じている自分がいることも、そこまで正常な判断ができなくなってしまうほど、ひとりの人間を盲目に尊敬して追いかけている杏奈もすごく怖かったです。

    伊東:でも、出来上がったものを見るとどうしても、色味だったり絵だったり蝶だったりを美しく感じてしまうんです。本当に生きているような、まさにその美しい瞬間を閉じ込めているという標本なので、怖さと同時に美しくも感じてしまうということが怖かったし、悲しかったです。

    西島秀俊さんとは、本作で非常に緊張感のあるシーンを演じています。西島さんとの共演について印象を教えてください。

    伊東:西島さんはすごく柔らかい笑顔でいつもいてくださって、山の家にいるときも私たちが話している中に入ってきてくださり、みんなで輪になって話したりもしていました。面会室のシーンは予定よりもどんどん早く進んでいくような感じで、みんなの集中力が必要な撮影だったんですけど、そういう中でも「寒くない?」と声をかけてくださったりして、そういう一言一言にすごく助けてもらっていました。

    伊東:面会室のシーンでは(西島さんとの間に)ガラスが挟まれてはいるんですけど、超えてくる圧がずっとあって……気を緩めてしまうと西島さんのお芝居に飲み込まれてしまうような緊張感がありました。

    西島秀俊、『人間標本』より © 2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.

    西島秀俊、『人間標本』より © 2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.

    西島さんと向き合うシーンでは、ガラスの反射によってふたりの顔が重なるショットも印象的でした。西島さん演じる史朗について、杏奈はどのように感じていると解釈していましたか。

    伊東:留美さんが史朗さんのことを「唯一の理解者」と話すシーンがありますが、それは杏奈にとって一番欲しかった立場だと思うんですよね。自分が欲しいものをすべて持っている人が目の前にいて、なんでこの人にこれだけお母さんが執着していたのかもわからないし……すごく羨ましいというか、妬ましいみたいな気持ちはあっただろうなと思います。

    内容はショッキングで過激ですが、舞台裏でのほかのキャストやクルーとの関係はいかがでしたか。何か面白いエピソードはありましたか。

    伊東:差し入れで入れてくださっていたケータリングがいつも本当に美味しくて、休憩時間になったらみんなでそこに行って、「どれを食べる?」「あれ食べた」「これ食べた」みたいな話をずっとしていました。現場の外に置いてくださったヒーターをみんなで囲みながら話したり、作品の雰囲気とは真逆の温かい和やかな感じでした。

    本作では「蝶」が象徴的なモチーフとして繰り返し登場します。伊東さん自身は、蝶という存在をどう解釈して演じていましたか。

    伊東:私は作品に入る前に、その作品にまつわることを調べる時間がすごく好きなので、今回も「蝶のことを調べてみようかな」と思ったんですけど、杏奈はあまり蝶のことをわかっていないというか……面会室でも蝶の名前も言えないし、特徴も言えないという役だったので、蝶に詳しくならない方がいいのかなと思って。特にそこには重きを置かずに撮影に行きました。

    『人間標本』より © 2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.

    『人間標本』より © 2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.

    本作には、心理的にも視覚的にも過激な描写が含まれています。演じる中で精神的な負荷を感じることはありましたか。

    伊東:そうですね、撮影中はきっとあったと思うんですけど、私は寝るとリセットされるタイプなので、翌日の朝もズーンと気持ちが沈んでしまうことはなかったです。

    伊東:人間標本作りの撮影や、人に斧を振り下ろすということは当たり前に実生活ではないですし、作品の中でもやったことがなかったので、これまでに感じたことのない気持ちになりました。初めて出会う感情がすごく多かった撮影期間だったなと思います。

    伊東:斧を振り下ろすシーンは、(少年たちの一人である)深沢蒼役の松本怜生さんが実際に横たわって、そこに振り下ろす撮影だったんですけど、カメラが回るまでは話していた人が、回った途端に喋らなくなって、私が振り下ろしたら血糊が飛んできて……というのが、なかなかない経験でした。

    “人間標本”が複数置いてある光景が印象的でしたが、伊東さんにとって特に印象的な「標本」はありましたか。

    伊東:私はホラー作品もすごく好きで、そういう表現が苦手というわけではないんですけど、標本は本当に見ることができなかったんです……。

    伊東:標本制作のシーンでは(少年役の)皆さんがいてくださって、蝶を配置したり、吊るしたりという作業を、刺す場所や向きなどに緊張感を感じながら行いました。並べられている完成系の標本は、やはり特殊造形や作り物であっても本当にリアルで、昨日まで話していた人たちが標本になっていると思うと本当に直視できなくて……見ることができませんでした。

    伊東蒼 © cula

    伊東蒼 © cula

    杏奈という役を演じ終えた今、伊東蒼さん自身の中で変化した価値観や感情はありますか。

    伊東:杏奈にとっては絵でしたけど、私にとってはお芝居で自分を表現していく中で、誰かに見てもらわないと完成しないのはもちろんなんですけど、(出来の)良し悪しの判断についてはちょっとでもいいから自分の中でできないと怖いな、とすごく感じて。杏奈にとって絵の良し悪しというのは、完全に(蝶と同じ四原色の目を持つ)お母さんの目、お母さんの絵が正解で、それしか正解じゃなかったからこそ、あんなに苦しかったんだと思うので。

    伊東:私も(自分の演技に)満足してしまうのは怖いし嫌なんですけど、ほんの少しでも、自分の中で表現の良し悪しみたいなものは持っておきたいと思いました。

    ドラマ『人間標本』の中で、伊東さんが特に「ここを受け取ってほしい」と思うポイントと一緒に、視聴者の皆さんに動画メッセージをお願いします!

    (インタビュー以上/取材・文:cula編集長 ヨダセア)

  • ロックの殿堂2026ノミネート17組発表 シャキーラやオアシスら候補一覧と注目点

    ロックの殿堂2026ノミネート17組発表 シャキーラやオアシスら候補一覧と注目点

    ロックの殿堂 2026、17組のノミネート発表。


    ロックの殿堂が2026年度クラスのノミネート17組を発表した。今回の顔ぶれは、これまでで最もジャンルの幅が広い候補者リストのひとつとなっている。シャキーラローリン・ヒルピンク故ジェフ・バックリーフィル・コリンズウータン・クランらが名を連ね、ロックという枠組みの拡張を改めて印象づけるラインナップとなった。2026年の選出結果に向け、例年以上に議論を呼びそうだ。

    ロックの殿堂2026ノミネート17組―初選出10組と再挑戦7組

    ロックの殿堂2026年度のノミネートは以下の17組。

    ザ・ブラック・クロウズ(The Black Crowes)
    ジェフ・バックリー(Jeff Buckley)
    マライア・キャリー(Mariah Carey)
    フィル・コリンズ(Phil Collins)
    メリッサ・エスリッジ(Melissa Etheridge)
    ローリン・ヒル(Lauryn Hill)
    ビリー・アイドル(Billy Idol)
    インエクセス(INXS)
    アイアン・メイデン(Iron Maiden)
    ジョイ・ディヴィジョン/ニュー・オーダー(Joy Division/New Order)
    ニュー・エディション(New Edition)
    オアシス(Oasis)
    ピンク(Pink)
    シャーデー(Sade)
    シャキーラ(Shakira)
    ルーサー・ヴァンドロス(Luther Vandross)
    ウータン・クラン(Wu-Tang Clan)

    このうち初めて投票用紙に名前が載る10組は、ジェフ・バックリー、フィル・コリンズ、メリッサ・エスリッジ、ローリン・ヒル、INXS、ニュー・エディション、ピンク、シャキーラ、ルーサー・ヴァンドロス、ウータン・クラン。

    一方、過去に選出を逃し、今回再びノミネートされた7組は、ザ・ブラック・クロウズ、マライア・キャリー、ビリー・アイドル、アイアン・メイデン、ジョイ・ディヴィジョン/ニュー・オーダー、オアシス、シャーデーだ。

    今年のノミネート数は17組であり、2025年度の14組より3組多い。再ノミネート組のうち5組――ザ・ブラック・クロウズ、マライア・キャリー、ビリー・アイドル、ジョイ・ディヴィジョン/ニュー・オーダー、オアシス――は昨年も候補に挙がっており、即座の返り咲きとなる。オアシスのボーカリスト、リアム・ギャラガーは以前2度ノミネートされた際にロックの殿堂を否定していたが、ノミネート委員会は今年もその反抗的な態度をとがめることはなかったようだ。

    ジャンルの幅が示す現在地―“ロック”の定義は拡張するか

    ロックの殿堂2026のノミネートを俯瞰すると、最大の特徴はそのジャンル横断性にある。今回の顔ぶれは「これまでで最もジャンルの幅が広い候補者リストのひとつ」となっている。

    17組のうち、いわゆる「ロック」と見なされるのは、ザ・ブラック・クロウズ、故ジェフ・バックリー、メリッサ・エスリッジ、ビリー・アイドル、インエクセス、アイアン・メイデン、ジョイ・ディヴィジョン/ニュー・オーダー、オアシスの8組程度だ。ジェネシスのメンバーとしてすでに殿堂入りを果たしているフィル・コリンズは、ロックバンドの一員という側面とポップスの超大物という顔を併せ持ち、その境界線上に位置すると言えるかもしれない。

    一方で、ポップ勢としてはピンク、マライア・キャリー、ラテンポップのクロスオーバースターであるシャキーラが名を連ねる。さらに、ローリン・ヒル、ニュー・エディション、ルーサー・ヴァンドロス、ウータン・クランといったR&B/ヒップホップ勢の存在感も大きい。ロックの殿堂2026は、ロックという言葉の歴史的定義よりも、音楽史全体への影響力を重視している姿勢がうかがえる。

    もっとも、殿堂は本物のロックンロールだけに絞るべきだと毎年声を上げる人々にとっては、今年も不満のタネが尽きないだろう。幅広いジャンルを網羅する一方で、直近23年間で殿堂入りしたカントリーアーティストは、ドリー・パートンただひとりにとどまっているという現実もある。ロックの殿堂2026のノミネートは、多様性の拡張とジャンル間バランスの課題を同時に浮かび上がらせている。

    3度目の転機と初資格年ノミネート―ロックの殿堂2026の注目点

    ロックの殿堂2026では、過去の挑戦回数という観点でもいくつかの焦点がある。3度目のノミネートとなるのは、マライア・キャリー、アイアン・メイデン、ジョイ・ディヴィジョン/ニュー・オーダー、オアシスの4組だ。長年支持を集めてきたこれらのアーティストにとって、今回が転機となる可能性もある。

    2度目のノミネートとなるのは、ザ・ブラック・クロウズ、ビリー・アイドル、シャーデーの3組である。なお、これらの過去のノミネートはいずれも2021年以降であり、殿堂が大昔の候補を掘り起こしているわけではないことも特徴的だ。

    初めて資格を得た年にノミネートされたのはピンクのみである。彼女のデビューアルバム『Can’t Take Me Home』は2000年にリリースされた。キャリア25年以上を経て初資格年で候補入りしたことは、ロックの殿堂2026における象徴的な出来事と言える。

    また、フィル・コリンズはジェネシスのメンバーとしてすでにロックの殿堂入りを果たしており、今回の候補者の中で唯一の殿堂入り経験者となる。ソロアーティストとしての再評価が実現すれば、二度目の殿堂入りとなる。

    さらに、故ジェフ・バックリーは生前に1枚のアルバムしかリリースしていないにもかかわらず殿堂入りの機会を得るという、稀有なアーティストだ。『Grace』は1994年に発表され、1997年に他界した彼の影響力が、改めてロックの殿堂2026の場で問われることになる。

    今後2か月間にわたり投票が行われ、殿堂の1,200人の投票者によって選ばれたアーティストは4月に発表される予定だ。その際、音楽的影響力部門、音楽的卓越性部門、アーメット・アーティガン非演奏者賞という3つの特別委員会カテゴリーの受賞者も併せて明らかになる。

  • エマ・ロバーツ主演で『ブライダル・ウォーズ』ドラマシリーズ版リメイクが進行中!2009年ヒット作を再構築

    エマ・ロバーツ主演で『ブライダル・ウォーズ』ドラマシリーズ版リメイクが進行中!2009年ヒット作を再構築

    『ブライダル・ウォーズ』がTVシリーズ化。エマ・ロバーツ主演でPeacockが開発中。


    エマ・ロバーツ主演による『ブライダル・ウォーズ』(Bride Wars)のテレビシリーズ版リメイクが、米配信サービスPeacockで進行中。2009年公開の同名映画を「大まかに再構築した作品」と位置づけられており、舞台設定や人物関係を刷新したかたちで描かれる予定だ。シリーズはまだ正式なオーダーには至っていないものの、制作にはニュー・リージェンシーがリードスタジオとして参加している。

    2009年のヒット作を再構築、新たな対立構図へ

    本プロジェクトは、ケイト・ハドソンアン・ハサウェイが主演した2009年の映画をベースにしたものだが、物語は単なるリメイクではなく、「大まかに再構築した作品」と説明されている。

    ロバーツが演じるのは、ノースカロライナ州にやってきた都会のウェディングプランナー。地元で愛される敏腕プランナーとの対立が物語の軸となる。公式ロゴラインによれば、「ふたりの女性が同じ結婚式のプランナーを競い合ううちに、その対立は友情、コミュニティ、そして最終的には愛をめぐるより大きな衝突へとエスカレートしていく」という。

    オリジナル映画では、幼なじみの親友同士が同じ結婚式場と日程を巡ってライバル関係へと転じる姿が描かれたが、今回のシリーズでは舞台と人物設定を変え、地域社会を巻き込む構図へと拡張される形となる。

    世界興収1億1500万ドルを記録したオリジナル映画

    2009年公開のオリジナル版『ブライダル・ウォーズ』は、ケイト・ハドソンとアン・ハサウェイが幼なじみの親友役で共演。理想の結婚式を夢見てきた2人が、同じ式場・同じ日取りを巡って対立し、友情が崩れていく様子を描いたロマンティックコメディである。

    エマ・ロバーツ主演で『ブライダル・ウォーズ』ドラマシリーズ版リメイクが進行中!2009年ヒット作を再構築

    『ブライダル・ウォーズ』より ©2009 Twentieth Century Fox

    ゲイリー・ウィニック監督のもと20世紀フォックスが配給した同作は、世界興行収入1億1500万ドルを記録。2015年には中国でリメイク版も製作されており、物語の構図が国境を越えて再解釈されてきたことがわかる。今回のテレビシリーズ企画は、そうしたヒット作の系譜を受け継ぎながら、新たな設定で再構築を試みる形となる。

    ニュー・リージェンシー主導で開発、ロバーツは主演兼プロデューサー

    シリーズ化にあたっては、ニュー・リージェンシーがリードスタジオを務め、20th TelevisionとUCPが共同スタジオとして参加する。ロバーツの制作会社Belletristと、アレクサンドラ・ミルチャンのCrescent Lineもエグゼクティブプロデューサーとして名を連ねている。

    脚本を手がけるのは、エミー賞受賞者のサーシャ・ロスチャイルド。『GLOW: ゴージャス・レディ・オブ・レスリング』『愛をこめて、キティより』『ベビー・シッターズ・クラブ』などを手がけてきた人物で、今回もエグゼクティブプロデューサーを兼任する。

    ロバーツは現在、アレクサンダー・ルートウィッグと共演する映画『Hal(原題)』の撮影中であり、『テル・ミー・ライズ』ではエグゼクティブプロデューサーも務めている。俳優としてだけでなく、プロデューサーとしての活動も広げている最中での新プロジェクトとなる。

  • ユマ・サーマン狂気のヴィラン化-『Pretty Lethal(原題)』予告編解禁バレリーナたちが血みどろの死闘へ

    ユマ・サーマン狂気のヴィラン化-『Pretty Lethal(原題)』予告編解禁バレリーナたちが血みどろの死闘へ

    Prime Video配信作『Pretty Lethal(原題)』の予告編が公開された。


    ユマ・サーマンが、狂気に取り憑かれた元天才ダンサー役で本格的なヴィランに挑む。Prime Videoは、サバイバル・アクション・スリラー『Pretty Lethal(原題)』の初の予告編を公開した。山奥の宿を舞台に、エリートバレリーナたちが命をかけた戦いに巻き込まれていく物語である。

    『Pretty Lethal』山奥の宿で始まる惨劇-5人のエリートダンサーたち

    物語の主人公は5人の若きダンサーたちだ。マディ・ジーグラー(『マイ・オールド・アス〜2人のワタシ〜』)、ラナ・コンドル(『好きだった君へのラブレター』)、アイリス・アパトー(『40歳からの家族ケーカク』)、アヴァンティカ(『ミーン・ガールズ』(2024))、そしてミリセント・シモンズ(『クワイエット・プレイス』)。名声ある大会へ向かう途中、彼女たちのバスは森の奥で故障してしまう。

    やむなく助けを求めたのは、サーマン演じるデヴォラ・カシマーが経営する道沿いの宿だった。出迎えは一見愛想がよいものの、どこか不穏な空気をまとっている。予告編は早々に惨劇の気配を漂わせ、宿は次第に不気味な様相を帯びていく。やがてダンサーたちは、ここから生きて出られないかもしれないという現実に直面することになる。

    ライバルから共闘へ-ダンスの身体能力が武器に

    当初、彼女たちは互いに強いライバル心を抱いている。大会を目前に控えたエリート同士であり、決して一枚岩ではない。しかし、脅威が徐々に暴力へと変わっていく中で、状況は一変する。生き延びるためには協力するしかないという現実が、彼女たちを結びつけていく。

    予告編では、ダンスで培われた身体能力が“武器”へと転化していく様子が映し出される。鋭いフットワーク、しなやかな柔軟性、そして印象的な場面ではトゥシューズまでもが戦いの一部となる。優雅さの象徴であるバレエが、血みどろのサバイバルへと反転する構図が本作の大きな見どころだ。

    本作のメガホンを取ったのは、Netflixシリーズ『ウィッチャー 血の起源』を手がけたビッキー・ジューソン監督である。ジューソン監督は作品について「ホラーとコメディとアクションが混ざり合った作品だよ」と語っており、ジャンルを横断するトーンが特徴であることを明かしている。

    脚本はケイト・フロイント、製作は『ブレット・トレイン』や『バイオレント・ナイト』を手がけたケリー・マコーミックが担当。アクション性とブラックユーモアを兼ね備えた作風が期待される。

    『Pretty Lethal(原題)』は3月13日にSXSWでワールドプレミアを迎えた後、3月25日よりPrime Videoで米配信される予定である。

    【動画】『Pretty Lethal(原題)』予告編

  • スピルバーグ最新作『ディスクロージャー・デイ』7月10日公開決定-政府最高機密の“開示”描く特別映像が解禁

    スピルバーグ最新作『ディスクロージャー・デイ』7月10日公開決定-政府最高機密の“開示”描く特別映像が解禁

    スティーヴン・スピルバーグ最新作『ディスクロージャー・デイ』が7月10日公開決定。特別映像とティザービジュアルが解禁された。


    現代映画史を築いてきた巨匠スティーヴン・スピルバーグの最新作ディスクロージャー・デイ7月10日に日本公開されることが決定した。あわせて、物語の核心に迫る特別映像とティザービジュアルも解禁。本作は、長年隠されてきた“政府の最高機密”が世界規模で開示される瞬間を描く、スピルバーグならではのスケールで放たれる衝撃作だ。

    『E.T.』や『ジュラシック・パーク』などで未知との遭遇を描いてきた監督が、2026年夏、新たに提示する“真実”とは何か。人類の常識を揺るがす物語が、ついに動き出す。

    『ディスクロージャー・デイ』公開-政府の最高機密が暴かれる日

    このたび解禁された特別映像は、「隠されてきた政府の最高機密が、ついに暴かれるかもしれません」というニュース速報から始まる。騒然とする報道フロア、街頭でスマートフォンを見つめる人々の姿が映し出され、世界規模で異変が進行していることが示唆される。

    PC画面を見つめる女性が「あれは……人間?」と問いかけると、男は「違う」と言い切る。さらに、「人々は真実を知る権利がある」「全世界に“開示”する、一斉に」と畳みかける言葉が続き、緊迫感は頂点へ。そしてラストには、暗雲が立ち込める夜空に謎の“巨大飛行物体”が姿を現す。

    明日、地球の歴史が変わる」というセリフが示す通り、本作は単なるサスペンスにとどまらず、人類の未来そのものを問いかける物語であることがうかがえる。タイトルに掲げられた“ディスクロージャー(開示)”という言葉が意味するものとは何か。スピルバーグが再び未知の領域へ観客を誘う。

    【動画】『ディスクロージャー・デイ』特別映像<真実への兆候>

    エミリー・ブラント主演-スピルバーグ×コープ×ウィリアムズ再集結

    本作で主演を務めるのはエミリー・ブラント。『クワイエット・プレイス』や『オッペンハイマー』で緊張感と繊細さを兼ね備えた演技を見せてきた彼女が、本作では世界規模の“開示”に直面する重要人物を演じる。

    共演にはジョシュ・オコナー、『英国王のスピーチ』のコリン・ファース、「バッド・シスターズ」のイヴ・ヒューソン、そして『シンシン/SING SING』のコールマン・ドミンゴら実力派が集結。

    監督はもちろんスティーヴン・スピルバーグ。脚本は『ジュラシック・パーク』のデヴィッド・コープが担当し、音楽は長年の盟友ジョン・ウィリアムズが手がける。スピルバーグ作品を象徴するクリエイティブチームが再び顔をそろえたことで、本作が単なるSFスリラーにとどまらないスケールを持つことがうかがえる。

    未知との遭遇を描いてきた映画史の名匠は、2026年夏、何を“開示”しようとしているのか。世界が目撃するその瞬間に向けて、物語は静かに動き始めている。

    エミリー・ブラントの瞳が示すもの-ティザービジュアルに刻まれた不穏な予兆

    あわせて解禁されたティザービジュアルでは、エミリー・ブラントのアップが強烈な印象を放つ。大きく見開かれた青い瞳の中に重なる鳥のシルエット。その視線は何かを目撃した直後のようでもあり、あるいはこれから訪れる“決定的瞬間”を見据えているかのようでもある。

    スピルバーグ最新作『ディスクロージャー・デイ』7月10日公開決定-政府最高機密の“開示”描く特別映像が解禁

    『ディスクロージャー・デイ』 © Universal Studios. All Rights Reserved.

    余白を生かした構図と、静謐でありながら不穏さを帯びたビジュアルは、本作が単なるパニック描写にとどまらず、人間の内面に踏み込む物語であることを予感させる。タイトルに刻まれた“ディスクロージャー(開示)”という言葉は、世界的事件の暴露だけでなく、個人の信念や恐怖、そして選択の開示をも意味しているのかもしれない。

    世界規模の機密開示、謎の巨大飛行物体、そして“明日、地球の歴史が変わる”という言葉。 スティーヴン・スピルバーグが2026年夏に提示する“真実”は、観客に何を問いかけるのか。『ディスクロージャー・デイ』は7月10日、全国ロードショーとなる。

    作品情報

    タイトル:『ディスクロージャー・デイ』
    監督:スティーヴン・スピルバーグ
    脚本:デヴィッド・コープ
    原案:スティーヴン・スピルバーグ
    製作:クリスティ・マコスコ・クリーガー、スティーヴン・スピルバーグ
    製作総指揮:アダム・ソムナー、クリス・ブリガム
    出演:エミリー・ブラント、ジョシュ・オコナー、コリン・ファース、イヴ・ヒューソン、コールマン・ドミンゴ
    © Universal Studios. All Rights Reserved.
    配給:東宝東和