第38回東京国際映画祭が開幕-吉永小百合、のん、北川景子ら豪華263名がレッドカーペットに登場

東京国際映画祭2025にて © 2025 TIFF NEWS
東京国際映画祭2025にて © 2025 TIFF

第38回東京国際映画祭が開幕。吉永小百合、のんら豪華ゲストが華やかにレッドカーペットを彩った。

第38回東京国際映画祭が開幕-263名の豪華ゲストが集結

第38回東京国際映画祭が10月27日(月)、東京ミッドタウン日比谷を中心に開幕した。世界各国の映画人が集う国際的な映画の祭典が、今年も華やかな幕開けを迎えた。

会場となった日比谷ステップ広場から仲通りにかけては、全長162メートルのレッドカーペットが敷かれ、国内外から総勢263名のゲストが登場。トップバッターはオープニング作品『てっぺんの向こうにあなたがいる』の吉永小百合のん阪本順治監督。続いてフェスティバル・ナビゲーターの瀧内公美がブラックドレスで登場し、観客の歓声を浴びた。

東京国際映画祭2025にて © 2025 TIFF

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その後も『ナイトフラワー』の北川景子森田望智、『君の顔では泣けない』の芳根京子髙橋海人、『兄を持ち運べるサイズに』の柴咲コウ満島ひかり、『佐藤さんと佐藤さん』の岸井ゆきの宮沢氷魚など、多くの著名俳優が華やかな衣装で登場。海外からは『母なる大地』のファン・ビンビン、『イン・アイ・イン・モーション』のジュリエット・ビノシュ監督、コンペティション部門審査委員のグイ・ルンメイらも駆けつけた。

東京国際映画祭2025にて © 2025 TIFF

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沿道には多くのファンや報道陣が集まり、熱気に包まれたレッドカーペットとなった。華やかなドレスやファンサービスが次々と繰り広げられ、映画祭初日の高揚感を象徴する時間となった。

東京国際映画祭2025にて © 2025 TIFF

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瀧内公美がナビゲーターとして登壇-「映画の魅力を分かち合いたい」

レッドカーペット終了後、東京宝塚劇場でオープニングセレモニーが行われた。登壇したのは、今年のフェスティバル・ナビゲーターを務める瀧内公美。デビュー当時からこの映画祭に通っていたと語る瀧内は、「デビュー当時から足繁く通ったこの映画祭のナビゲーターができて光栄です。今日から10日間、映画をお楽しみください」と挨拶した。

さらに「今年はアジア学生映画コンファレンスが新設され、個人的に非常に楽しみです。皆様と映画の魅力を分かち合えますと幸いです」と続け、新設部門への期待を寄せた。ナビゲーターとして、映画と観客をつなぐ役割に真摯に向き合う姿勢を見せた。

東京国際映画祭2025にて © 2025 TIFF

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この日のセレモニーでは、『イン・アイ・イン・モーション』のジュリエット・ビノシュ監督とのクロストークも実施。ビノシュ監督は「Go For It. 精一杯突っ走ってください。どんな芸術形態にせよ、自分自身の独立した考えを持って、芸術に勤しむ、情熱を持って勤しむことが大切です。頑張ってください」と語り、来場した映画関係者や若手クリエイターたちを励ました。

映画を愛する者同士が交わした温かなエールに、会場は拍手に包まれた。

東京国際映画祭2025にて © 2025 TIFF

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阪本順治監督・吉永小百合・のんが語る『てっぺんの向こうにあなたがいる』

オープニング作品として上映されたのは、阪本順治監督の『てっぺんの向こうにあなたがいる』。登壇した阪本監督は「色々な映画祭に招いていただきましたが、オープニングは初めてなのでありがたいです」と喜びを語り、「『てっぺんの向こうにあなたがいる』は、山の映画であり家族の映画であり人生の映画です。先入観なく観ていただきたいです」と作品への思いを述べた。さらに「映画の関係者がいると聞き、まだまだ空想する力を持ち、AIに負けないように頑張っていきたいと思います」と、映画づくりへの情熱を込めた。

東京国際映画祭2025にて © 2025 TIFF

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主演の吉永小百合は、「今日はオープニング作品に選ばれたと知り、この作品の基となる、50年前に女性として初めてエベレストに登られた田部井淳子さんとご一緒にこの夜を楽しみたいと思って、帯に田部井さんのお写真をお借りして参りました。どうぞごゆっくりお楽しみください」と語り、田部井淳子さんへの敬意を表した。

共演ののんは「吉永さんと坂本監督が作った映画に参加させていただき、この場にお二人と立てていることが嬉しいです。オープニング作品ということで緊張していますが、皆さんにじっくりとご覧いただきたいと思っています」とコメント。

3人の言葉からは、作品に込められた「人と自然」「人生の歩み」というテーマが静かに浮かび上がる。華やかな会場の中で、映画そのものが持つ“頂を目指す力”が改めて感じられる時間となった。

安藤裕康チェアマンが開会宣言-「Go For It!」の言葉に沸く会場

セレモニーの最後には、第38回東京国際映画祭チェアマンの安藤裕康が登壇。
「先ほど吉永さんの素晴らしい笑顔を拝見し、幸せな気持ちでございます」と語り、開幕を迎えた喜びを滲ませた。続けて「週末2日間雨だったのでどうかなと思いましたが、秋晴れになりまして、レッドカーペットも華やかに終了いたしました。約270名の方がカーペットを歩きまして、去年と比べると3割増でございます」と、今年の盛況ぶりを報告した。

さらに、映画『MISHIMA』の監督ポール・シュレイダーの来場にも触れ、「この会場にお越しいただいております」と紹介。観客からは温かな拍手が送られた。
映画祭のチケット販売も順調と述べ、「素晴らしい企画を沢山ご用意しておりますので、沢山足を運んでいただければと思います」と来場を呼びかけた。

最後に「先ほどビノシュさんが“Go For It!(精一杯頑張ってください!)”と仰って下さったように、事務局も頑張りたいと思います。それでは、第38回東京国際映画祭、開幕でございます」と高らかに宣言。会場は拍手と歓声に包まれ、10日間にわたる映画の祭典が本格的に幕を開けた。

イベント情報

名称:第38回東京国際映画祭
開催期間:2025年10月27日(月)~11月5日(水)
会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
公式サイト:https://2025.tiff-jp.net/ja/

【オープニングイベント】
開催日:2025年10月27日(月)
①レッドカーペット 会場:東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場・日比谷仲通り
②オープニングセレモニー 会場:東京宝塚劇場

オープニングセレモニー 登壇者

第38回東京国際映画祭フェスティバル・ナビゲーター:瀧内公美
経済産業省経済産業副大臣:井野俊郎
コンペティション部門国際審査委員 審査委員長:カルロ・シャトリアン
コンペティション部門国際審査委員 審査委員:齊藤 工、グイ・ルンメイ、
ヴィヴィアン・チュウ、マチュー・ラクロー
オープニング作品:『てっぺんの向こうにあなたがいる』
監督:阪本 順治
出演者:吉永小百合、のん
※敬称略

■レッドカーペット参加ゲスト:国内外 263名
■レッドカーペット&セレモニーの取材マスコミ数:国内外 207名
■レッドカーペット観客数:915名
■レッドカーペットの長さ:計162m
■本年度の上映本数: 計184本

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