K-POP史上初の快挙 Netflix映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』楽曲「Golden」がグラミー賞受賞

『K-POP ガールズ! デーモン・ハンターズ』Netflixにて見放題配信中 NEWS
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Netflix映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』の楽曲「Golden」が、K-POP史上初のグラミー賞受賞を果たした。


Netflixの大ヒット映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』が、音楽史に新たな一頁を刻んだ。同作の楽曲「Golden」が、グラミー賞で最優秀映像メディア向け楽曲賞を受賞。K-POP楽曲として史上初の快挙となり、映画発の楽曲が世界最高峰の音楽賞で評価される結果となった。

K-POP史上初となった「Golden」のグラミー賞受賞

「Golden」は、日曜午後に行われたグラミー賞のプレテレキャスト・セレモニーで、最優秀映像メディア向け楽曲賞を受賞した。同曲は、EJAEオードリー・ヌナレイ・アミの3人が歌唱を担当し、EJAE、マーク・ソネンブリック、DO、24、テディが作曲を手がけた楽曲で、今回4部門にノミネートされていた。

K-POP楽曲がグラミー賞を受賞するのは今回が初めてとなる。これまでにもBTSが通算5回のノミネートを果たし、BLACKPINKのロゼがブルーノ・マーズとの楽曲「APT.」で主要部門に名を連ねるなど、K-POPアーティストの存在感は高まってきたが、受賞には至っていなかった。

「Golden」が示したグラミーでの評価と現在進行形の注目

「Golden」は最優秀映像メディア向け楽曲賞の受賞に加え、最優秀楽曲賞にもノミネートされており、結果は生配信で発表される予定となっている。一方で、最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞と最優秀リミックス・レコーディング賞では、プレテレキャストでの受賞には至らなかった。

映像メディア部門では、『トロン:アレス』の「As Alive As You Need Me To Be」(ナイン・インチ・ネイルズ)、エルトン・ジョンのドキュメンタリー作品の「Never Too Late」(エルトン・ジョン、ブランディ・カーライル)、そして『罪人たち』の3曲「I Lied to You」(マイルズ・ケイトン)「Pale, Pale Moon」(ジェイミー・ローソン)「Sinners」(レナード・デニセンコ、ロダリウス・グリーン、トラヴィス)といった楽曲を抑えての受賞となり、その評価の高さを裏付ける結果となった。

ノミネートが持つ意味を語ったヌナの言葉

グラミー賞の舞台でパフォーマンスは披露しなかったものの、オードリー・ヌナは今回のノミネートが持つ意味について、以前から強い思いを語っていた。ヌナは、
3人の韓国人の顔を目にした子どもたちのことを考えると、そしてそれによって彼らがこの世界で何ができるかという理解を形成されることを願うと、背筋がゾクゾクするような感動を覚えるよ」とその影響力の大きさに触れている。

今回の受賞は、単なる楽曲評価にとどまらず、K-POPやアジア系アーティストが世界の音楽シーンでどのように受け止められているかを示す象徴的な出来事となった。とりわけ、EJAEが最優秀楽曲賞にノミネートされた初の韓国系アメリカ人女性ソングライターとして名を刻んだことも含め、その意義は音楽史的な広がりを持っている。

Netflix映画としての異例のヒットと楽曲の広がり

『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』は、6月にNetflixで配信が始まって以降、急速に視聴数を伸ばした。年末に発表されたニールセンのデータによると、本作は2025年に最もストリーミング再生された映画となり、米国だけで205億視聴分を記録。上映時間99分で換算すると、フル視聴にして約2億700万回に相当する数字となる。

ソニー・ピクチャーズ・アニメーションが製作した同作は、6月途中の配信開始にもかかわらず年間チャートの首位に立ち、人気の高まりを受けてNetflixは限定的な劇場公開も実施した。また、劇中で使用されたオリジナル楽曲「Golden」「Your Idol」「Soda Pop」の3曲は、ビルボードのHot 100チャートで継続的にランクインしており、映画発の楽曲として異例の存在感を示している。


映画と音楽の垣根を越えて評価を広げる「Golden」は、現在アカデミー賞の最優秀歌曲賞にもノミネートされている。K-POPと映像作品の新たな可能性を示した本作が、今後どのような歴史を刻んでいくのか、引き続き注目が集まりそうだ。

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