『ズートピア2』が感謝祭興行で記録的な好スタート、『ウィキッド 永遠の約束』も北米で2億ドル突破へ。
感謝祭の映画市場に活気が戻ってきた。長いあいだ家族向け作品の大型タイトルが不在だった劇場にとって、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの『ズートピア2』と、ユニバーサルによる『ウィキッド 永遠の約束』は、待ち望まれた“ご馳走”となっている。厳しい秋シーズンを経て、映画館に再び観客を呼び戻す存在として注目が集まる。
『ズートピア2』が感謝祭興行で記録的スタート-家族層が劇場に回帰し初日興収3950万ドル超でシリーズの強さを証明
ズートピア2は、感謝祭前日の水曜日に全米公開初日を迎え、プレビューを含む興行収入3950万ドル(約62億円)という好成績を記録した。5日間の興行収入は1億4000万ドル(約219億円)を超える見込みで、事前予測を上回る滑り出しとなった。感謝祭前水曜日の初日成績としては歴代2位、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ作品としても歴代3位という結果で、同スタジオがこの時期の興行を長年牽引してきた実績を改めて示した。
シネマスコアではA評価、ロッテン・トマト観客スコアは95パーセントと、批評・観客双方から高い支持を集めている。
『ズートピア2』が米国外でも快進撃-中国でアニメ史最高初日を樹立し主要国でも今年のアニメ作品で最高の出足
ズートピア2は北米のみならず海外でも好調だ。公開初日の時点で海外興行収入4160万ドル(約65億円)、世界累計では8110万ドル(約127億円)に到達。なかでも中国では3400万ドル(約53億円)という記録的な初日興行収入を叩き出し、アニメーション映画として史上最高の初日成績、さらに2021年5月以来のハリウッド映画として最大の初日興行収入を達成した。
フランス、ドイツ、イタリアといった主要市場でも、今年公開されたアニメーション作品の中で最高の初日興行収入を記録しており、平日公開であることを考えても注目度の高さがうかがえる。韓国でも高い需要が見られ、国際的な観客の支持を獲得している。
『ウィキッド 永遠の約束』は北米で2億ドル突破へ-記録づくしのオズの魔女たちが感謝祭興行でも存在感を発揮
ウィキッド 永遠の約束は、公開からわずか7日間で北米興行収入が2億ドルの大台に到達する見込みだ。水曜日には1720万ドル(約27億円)を積み上げ、北米累計は1億9460万ドル(約304億円)に達している。先週末には人気ブロードウェイミュージカルを原作とした映画化作品として歴代最高のオープニング成績を記録し、ミュージカル作品全体の中でもトップクラスのスタートとなった。感謝祭興行では『ズートピア2』に次ぐ2位と見込まれ、5日間興収は9300万ドル(約146億円)前後と予測されている。主演のシンシア・エリヴォとアリアナ・グランデが演じるオズの魔女たちが観客の関心を捉え、週末に向けてさらなる伸びが期待される。
