ステフィン・カリーの歴史的な4000本目を追うIMAX映画が10月に公開される。
NBAのステフィン・カリーが史上初めて通算3ポイントシュート4000本を達成するまでを追った新作ドキュメンタリー『Portrait of an Artist: Stephen Curry(原題)』が、2026年10月9日から全米のIMAXシアターで独占公開される。
ウォルト・ディズニーが配給し、ESPN Films作品として公開。記録達成の瞬間だけでなく、長距離シュートを芸術の域へ高めたカリーの創造性、規律、反復練習に焦点を当てる。
4000本達成の一日を21台のIMAXカメラで撮影
カリーは2025年3月13日、ゴールデンステイト・ウォリアーズ対サクラメント・キングス戦で、NBA史上初となる通算4000本目の3ポイントシュートを成功させた。
映画は、この歴史的な試合が行われたチェイス・センターにIMAX認証カメラ21台を配置。達成まで残り2本という状況から試合中の到達まで、1日と1試合に凝縮された緊張と感情を大画面向けに記録した。
監督は、スポーツドキュメンタリー制作会社Religion of Sportsの共同創業者であるゴッサム・チョプラ。IMAX、Religion of Sports、カリーの制作会社Unanimous Mediaが製作し、NBA Entertainmentが参加している。
ヴィオラ・デイヴィスら異分野の表現者も登場
作品では、カリーのシュートを単なる競技記録ではなく「表現」として捉える。俳優の ヴィオラ・デイヴィス、音楽プロデューサーのリック・ルービン、詩人でミュージシャンのパティ・スミス、歌手のジョン・バティステら、異なる分野で活動する表現者の視点も織り込まれる。
チョプラ監督は声明で、「この映画は、常に新たな傑作を追い求めているアスリートでありアーティストでもあるステフ・カリーを捉えることがすべてです。コートをキャンバスに見立て、史上最高の選手の1人を突き動かす、尽きることのない創造性と規律を世界に示したいと考えました」と説明した。
記録の先にある創造性と反復を描く
カリーとUnanimous Media共同創業者のエリック・ペイトンは、「『Portrait of an Artist』では、コート上の記録更新を超え、その道のりを支えた創造性、規律、マインドセットを探る物語を伝えたいと考えました」と声明を発表した。
さらに、「この映画は、ステフィンのパフォーマンスをリアルタイムで体験する感覚を捉えるための私たちなりの方法です。特に、現地で体験したことがない人や、今後その機会を得られないかもしれない人に届けたいと考えています」としている。
カリーは2021年12月にレイ・アレンの通算2973本を抜き、NBAの歴代最多記録を更新。その後も数字を伸ばし、4000本という前例のない領域に到達した。新作は、その結果よりも、同じ動作を積み重ねて精度を高める過程に光を当てる作品となる。
