映画『ドリーム・シナリオ』(2023)を紹介&解説。
映画『ドリーム・シナリオ』概要
映画『ドリーム・シナリオ』は、クリストファー・ボルグリ監督(『シック・オブ・マイセルフ』)が、平凡な大学教授が世界中の人々の夢に現れるという奇想から、名声、炎上、集団心理、SNS社会の不条理を描くブラックコメディ/スリラー。主演はアカデミー賞俳優ニコラス・ケイジ。A24とアリ・アスター(『ミッドサマー』)らが製作を手がけ、夢と現実の境界が揺らぐ中で、本人の意思とは無関係にイメージが拡散していく現代的な恐怖を描く。
作品情報
日本版タイトル:『ドリーム・シナリオ』
原題:Dream Scenario
製作年:2023年
本国公開日:2023年11月10日
日本公開日:2024年11月22日
ジャンル:ブラックコメディ/スリラー/ドラマ
製作国:アメリカ
原作:無
上映時間:101分
監督・脚本・編集:クリストファー・ボルグリ
製作:アリ・アスター/ラース・クヌードセン/タイラー・キャンペローネ/ジェイコブ・ジャフケ/ニコラス・ケイジ
撮影:ベンジャミン・ローブ
作曲:オーウェン・パレット
出演:ニコラス・ケイジ/ジュリアンヌ・ニコルソン/マイケル・セラ/ティム・メドウス/ディラン・ゲルラ/ディラン・ベイカー/リリー・バード/ジェシカ・クレメント
製作:A24/スクエア・ペグ/サターン・フィルムズ
配給:A24(アメリカ)/クロックワークス(日本)
あらすじ
ごく普通の大学教授ポール・マシューズは、ある日突然、何百万人もの人々の夢の中に現れるようになる。最初は奇妙な現象として注目され、メディアに取り上げられたことで一躍有名人となるポール。ところが、やがて夢の中の彼が暴力的で不穏な行動を取り始め、現実のポール自身も激しい批判と嫌悪の対象になっていく。何もしていないはずの男は、名声と炎上の渦にのみ込まれ、悪夢のような日常へと転落していく。
主な登場人物(キャスト)
ポール・マシューズ(ニコラス・ケイジ):大学で教える平凡な教授。何百万人もの人々の夢に突然現れるようになり、本人の意思とは無関係に社会的注目と批判の中心へ押し上げられていく。
ジャネット・マシューズ(ジュリアンヌ・ニコルソン):ポールの妻。夫の不可解な現象によって家庭生活や自身の立場にも影響が及び、次第に現実との距離感を見つめ直すことになる。
トレント(マイケル・セラ):ポールの現象に商機を見いだすPR会社の人物。突然の知名度を利用しようとする存在として、ポールの承認欲求や社会の消費構造を浮かび上がらせる。
ブレット(ティム・メドウス):ポールが勤める大学の関係者。
モリー(ディラン・ゲルラ):PR会社で働く若いアシスタント。
リチャード(ディラン・ベイカー):ポールの同僚。

