映画『月は…太陽が見る夢』(1992)を紹介&解説。
映画『月は…太陽が見る夢』概要
映画『月は…太陽が見る夢』は、パク・チャヌク監督の長編デビュー作。1990年代初頭の韓国を舞台に、犯罪とメロドラマが交錯する青春ノワールである。組織の愛人と逃走した青年と、その異父兄である写真家の関係を軸に、愛と裏切り、暴力の連鎖を描く。出演はイ・スンチョル、ナ・ヒョニ、ソン・スンファン、パン・ウンヒら。
作品情報
日本版タイトル:『月は…太陽が見る夢』(IMDb調べ)
原題:『달은… 해가 꾸는 꿈』
英題:The Moon Is… the Sun’s Dream
製作年:1992年
日本公開日:不明
ジャンル:恋愛ドラマ/青春/クライム
製作国:韓国
原作:無
上映時間:103分
監督:パク・チャヌク
脚本:キム・ヨンテ/パク・チャヌク
製作:コ・スンジョン/イム・ジンギュ
撮影:パク・スンベ
編集:キム・ヒス
作曲:シン・ジェホン
出演:イ・スンチョル/ナ・ヒョニ/ソン・スンファン/パン・ウンヒ
『月は…太陽が見る夢』あらすじ
1990年代初頭の韓国。釜山で暮らす若いチンピラと、写真家として成功した異父兄が、それぞれの道を歩んでいた。やがて弟は組織のボスの愛人と関係を持ち、資金を奪って逃走するという危険な賭けに出る。裏切りと暴力が連鎖するなか、傷を負った女と兄弟の運命は交錯し、3人の関係は不穏な均衡へと傾いていく。
主な登場人物(キャスト)
ムフン(イ・スンチョル):釜山で暮らす若いチンピラ。組織の愛人ウンジュと逃走し、破滅的な選択を重ねていく物語の中心人物。
ウンジュ(ナ・ヒョニ):組織のボスの愛人。ムフンとともに逃走するが、裏切りと暴力の渦中に置かれる存在。
ハヨン(ソン・スンファン):ムフンの異父兄で成功した写真家。弟とウンジュを受け入れ、奇妙な三者関係に巻き込まれていく。
スミ(パン・ウンヒ):ハヨンの周囲にいる女性。三人の関係に静かな緊張をもたらす。
『月は…太陽が見る夢』簡易解説
本作は、後に『オールド・ボーイ』などで国際的評価を確立するパク・チャヌクの長編デビュー作である。犯罪とメロドラマを交差させ、兄弟関係と愛欲、暴力の連鎖を描く青春ノワールとして位置づけられる。
