『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の北米興行収入が史上最速で9億ドルを突破した。
ソニー/マーベルの『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』が、北米興行収入9億ドルの大台を突破した。
トム・ホランド主演で7月末に公開された本作は、公開からわずか36日で9億ドルへ到達。北米映画史でもこれまで1作品しか到達していなかった領域へ、記録的なスピードで踏み込んだ。
スパイダーマン 興行収入9億ドル、わずか36日で史上最速
Varietyによると、『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は現地時間9月4日(金)に約390万ドルを加え、北米累計興行収入が9億ドルを突破した。
公開から9億ドル到達までに要した期間は36日。これまでの最速記録は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が2015年に記録した50日であり、『ブランド・ニュー・デイ』はその記録を14日も短縮したことになる。
さらに、北米興行収入で9億ドルを超えた映画自体も、『フォースの覚醒』に続いて史上2作目。単なるシリーズ歴代最高という範囲を越え、北米映画市場そのものの歴史に残る興行へと発展している。
『フォースの覚醒』の50日記録を14日も短縮
特に異例なのは、公開初週の爆発力だけでなく、その後も勢いがほとんど途切れていない点だ。本作は8月末まで5週連続で北米週末興行収入首位を維持。レイバー・デーを含む今回の4日間でも約2200万ドルを稼ぎ、累計約9億2200万ドルに達する見込みと報じられている。
この予測どおりなら6週連続首位となる可能性も高く、大作が公開直後に巨大な数字を積み上げるだけでなく、1か月以上にわたって観客を劇場へ呼び続けるロングラン型のヒットになっていることが分かる。
北米歴代1位、『フォースの覚醒』超えも現実的な距離に
次に見えてくるのは、北米映画史上最大の記録だ。
『フォースの覚醒』の北米最終興行収入は約9億3660万ドル。『ブランド・ニュー・デイ』が今回の4日間で予測どおり約9億2200万ドルまで伸ばした場合、歴代1位までは約1500万ドルという距離になる。公開6週目でも首位を争う推移を考えれば、記録更新は十分に現実的だろう。
トム・ホランド版スパイダーマンの新章として始まった1本が、最終的には「北米史上最も稼いだ映画」という称号まで獲得するのか。残る興行の推移にも注目したい。
