エドワード・ファーロングが『ターミネーター2』で13歳からスターとなった経験と、その後の苦難を振り返った。
俳優エドワード・ファーロングが、13歳で出演した『ターミネーター2』によって一夜にして有名になった経験と、その後の人生について振り返った。
1991年に公開された『ターミネーター2』でジョン・コナーを演じ、俳優デビュー作にして世界的スターとなったファーロング。
現在49歳となった彼は、作品の35周年に合わせたPeopleのインタビューで、ジェームズ・キャメロン監督や共演者への感謝を語る一方、子どもの頃から注目を浴び続けることの難しさについて率直に明かしている。
エドワード・ファーロング、13歳で『ターミネーター2』世界的スターに
ファーロングにとって『ターミネーター2』は映画初出演作だった。
その最初の監督がキャメロンだったことについて「最初に仕事をした監督がジム・キャメロンだったことで、ものすごく恵まれていたと思う。彼は本当に自分が何をしているのか分かっているからね」と回想。
ジェームズ・キャメロンの現場では安心感があったとも語っている。
さらに共演したアーノルド・シュワルツェネッガーについては、撮影現場で一度も不満を口にする姿を見たことがなく、「プロフェッショナルという言葉そのものだった」と称賛した。
リンダ・ハミルトンについても、経験豊富な彼女と共演できたことで「自分の演技もより良くなった」と振り返っている。
「注目の中で育つのは本当に大変」
一方、『ターミネーター2』の大成功は、13歳だったファーロングの人生を一変させた。
「注目を浴びながら育つのは本当に大変なんだ」とファーロング。
「大人だって、人間として生きたり、間違いを犯したりしながら人生を進んでいくのは十分大変だ。それをスポットライトを浴びながらやるのは……大変だよ」と説明した。
子どもから突然、世界的映画シリーズの中心人物になったことによる負荷は、その後の人生にも影響した。
薬物やパーティーで「たくさん間違いを犯した」
ファーロングはその後、薬物やアルコール依存、複数の法的問題を経験。薬物使用の問題によって『ターミネーター3』でジョン・コナーを再演する機会も失った。
今回のインタビューでも、その時期について「その後、たくさん間違いを犯した。かなりの部分がドラッグやパーティーだった」と振り返る。
しかし現在では、その過去も含めて「自分という人間を作ったものとして受け入れている」という。
2025年には7年間の断酒・断薬を達成したことも公表している。
35年後も『ターミネーター2』を語れることに感謝
ファーロングは、俳優という仕事そのものについて「とてもセラピー的だった」とも語った。
そして『ターミネーター2』公開から35年が経った現在も作品について取材を受けていることについて、
「映画が大きな作品になることは分かっていた。でも、もうすぐ50歳になる今も『ターミネーター2』について話しているなんて想像もしなかった」と驚きを明かしている。
一夜にして手に入れた成功と、その代償。多くの失敗を経ながらも再び自分の人生を立て直してきたファーロングにとって、『ターミネーター2』は現在でも、苦難が始まる以前に自分が俳優という仕事へ惹かれた原点であり続けているようだ。
