映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』(2026)を紹介&解説。
映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』概要
映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は、トム・ホランドがピーター・パーカー役を続投する実写「スパイダーマン」シリーズ第4作。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』から4年後、世界中の人々から存在を忘れられたピーターが、ニューヨークで“親愛なる隣人”として犯罪と戦い続ける姿を描く。彼の身体に命を脅かす異変が起こる一方、街では姿の見えない脅威による不可解な犯罪が頻発する。監督は『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のデスティン・ダニエル・クレットン。ゼンデイヤ、ジェイコブ・バタロンらの続投に加え、マーク・ラファロ演じるハルク、ジョン・バーンサル演じるパニッシャーも参戦する。
作品情報
| 日本版タイトル | 『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』 |
|---|---|
| 原題 | Spider-Man: Brand New Day |
| 製作年 | 2026年 |
| 本国公開日 | 2026年7月31日 |
| 日本公開日 | 2026年7月31日 |
| ジャンル | アクション/アドベンチャー/スーパーヒーロー |
| 製作国 | アメリカ |
| 原作 | マーベル・コミック『スパイダーマン』 |
| 上映時間 | 145分 |
| 前作(スパイダーマン) | 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021) |
| 前作(MCU) | 『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(2025) |
| 次作(MCU) | 『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』(2026) |
| 監督 | デスティン・ダニエル・クレットン |
|---|---|
| 脚本 | クリス・マッケナ/エリック・ソマーズ |
| 製作 | ケヴィン・ファイギ/エイミー・パスカル/アヴィ・アラド/レイチェル・オコナー |
| 製作総指揮 | ルイス・デスポジート/デヴィッド・ケイン |
| 撮影 | ブレット・ポウラック |
| 編集 | ナット・サンダース/ジーナ・サンソム/ハリー・ユーン |
| 作曲 | マイケル・ジアッチーノ |
| 出演 | トム・ホランド/ゼンデイヤ/セイディー・シンク/ジェイコブ・バタロン/ジョン・バーンサル/トラメル・ティルマン/ライザ・コロン=ザヤス/マイケル・マンド/マーク・ラファロ |
| 製作 | コロンビア・ピクチャーズ/マーベル・スタジオ/パスカル・ピクチャーズ |
| 配給 | ソニー・ピクチャーズ |
あらすじ
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の出来事から4年。愛する人々を守るため、世界中の人々の記憶から自らの存在を消したピーター・パーカーは、ニューヨークで孤独な生活を送っていた。
ピーターのことを覚えている者はおらず、かつての恋人MJや親友ネッドも、それぞれの人生を歩んでいる。そんな中、ピーターは私生活のすべてを捨てるようにして、スパイダーマンとして街を守り、犯罪と戦う活動に没頭していた。
しかし、人々から寄せられる期待と重圧が高まるにつれ、ピーターの身体に驚くべき変異が起こり始める。その変化はスパイダーマンの力を進化させる一方で、ピーター自身の命を脅かす危険なものだった。
同じ頃、ニューヨークでは姿の見えない何者かによる不可解な犯罪が頻発する。孤独の中で戦い続けるピーターは、自らの身体に起きた異変と、街に迫るかつてない脅威に立ち向かっていく。
主な登場人物(キャスト)
ピーター・パーカー/スパイダーマン(トム・ホランド):愛する人々を守るため、世界中から自分の存在に関する記憶を消した青年。ニューヨークで孤独に暮らしながら、スパイダーマンとして犯罪と戦うことに全力を注いでいる。やがて、自身の命にも関わる身体的変異に直面する。
MJ(ゼンデイヤ):かつてピーターと恋人同士だった女性。ドクター・ストレンジの魔術によってピーターに関する記憶を失い、彼の存在を知らないまま新たな人生を歩んでいる。
ネッド・リーズ(ジェイコブ・バタロン):かつてピーターの親友として、スパイダーマンの活動を支えていた青年。MJと同じくピーターに関する記憶を失っており、現在は彼を知らない存在となっている。
フランク・キャッスル/パニッシャー(ジョン・バーンサル):犯罪者に対して容赦のない制裁を加える私刑執行人。自らの信念と過激な方法で犯罪と戦っており、不殺を重視するスパイダーマンとは大きく異なる正義を掲げる。
マック・ガーガン/スコーピオン(マイケル・マンド):『スパイダーマン:ホームカミング』にも登場した犯罪者。ピーター=スパイダーマンに強い恨みを抱いており、スコーピオンとして再び彼の前に姿を現す。
ブルース・バナー/ハルク(マーク・ラファロ):ガンマ線の影響によって、強大な力を持つハルクへ変身する科学者。身体に異変を感じたピーターから助けを求められ、そのDNAに起きている危険な変化を調べる。
謎の人物(セイディー・シンク):セイディー・シンクが演じる人物。主要キャストとして発表されているが、役名や詳しい人物像は明らかにされていない。
作品の魅力解説
すべてを失ったピーターの再出発
本作の大きな見どころは、友人や家族とのつながりをすべて失ったピーターが、孤独の中で新たな人生を始める点にある。これまでのシリーズでは、MJやネッド、メイおばさんといった人々がピーターを支えてきた。しかし本作では、その誰も彼を覚えていない。ヒーローとしての責任だけを抱えて生きるピーターの苦悩と、他者とのつながりを取り戻そうとする姿が、新章の感情的な軸となる。
スパイダーマンの力に起こる未知の変化
ピーターの身体に起こる異変も、本作ならではの要素だ。人々からの期待と戦いの重圧によって、彼の能力は予想外の進化を始める。しかし、その変化は単なるパワーアップではなく、ピーター自身の存在や命を脅かす危険を伴っている。スパイダーマンという存在が肉体的に変化していく恐怖と、新たな力をどう受け入れるのかが描かれる。
ハルク、パニッシャー、スコーピオンの参戦
本作には、ハルク、パニッシャー、スコーピオンといった異なる立場のマーベルキャラクターが登場する。科学者としてピーターの異変を調べるブルース・バナー、犯罪者を殺すことも辞さないパニッシャー、ピーターに復讐心を抱くスコーピオン。それぞれの力や正義が、孤独なスパイダーマンの戦いにどのような影響を与えるのか注目される。
感情的なドラマと大規模アクションの融合
監督を務めるのは、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』で人間ドラマとマーシャルアーツを融合させたデスティン・ダニエル・クレットン。ピーターの喪失感や孤独を丁寧に描きながら、ニューヨークを舞台とした大規模なアクションを展開する。ヒーロー映画としての迫力だけでなく、ひとりの青年が自分の居場所とアイデンティティを探す物語としても楽しめる作品だ。
