セイディー・シンクが『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』参加について語り、秘密保持の厳しさを明かした。
セイディー・シンクが、次回作『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』への参加について語った。Netflixシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』最終シーズンを経験した彼女にとっても、マーベル作品の情報管理は別格のようだ。
スパイダーマン参加に「クレイジーだった」と語る心境
セイディー・シンクは、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』第5シーズンの撮影を終える頃に、スパイダーマン・シリーズへの参加を知ったという。その時の率直な心境を、米『ザ・ハリウッド・リポーター』誌のインタビューで「もう、クレイジーだったよ」と振り返っている。
「スパイダーマンはずっと私のお気に入りなの。スパイダーマンが大好きで、特にトム(・ホランド)のスパイダーマンが好き」と語るシンクは、「何かのファンでいて、そこに参加するっていうのは私にとって馴染みのある感覚なんだよね。『ストレンジャー・シングス』に参加する前もファンだったから」とファンとして親しんできた作品に参加することへの感覚についても語っている。
その上で、「でも、彼らが計画していることにすごくワクワクしたよ」と、新たなシリーズ参加は驚きと同時に、大きな期待を伴う出来事だったようだ。
『ストレンジャー・シングス』よりも厳しいマーベル作品の秘密管理
セイディー・シンクは、長年出演してきた『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の最終シーズンを抱える身でありながら、マーベル作品の情報管理の圧倒的な厳しさを実感しているという。
「もっと詳しく話せる日が待ちきれないよ。共有したいことがたくさんあるの」と前置きした上で、「だから『ストレンジャー・シングス』の秘密を守るのは比較的簡単に感じるんだよね」「だって『スパイダーマン』の秘密をたくさん抱えていて、それはさらに機密性が高く感じるから」とシンクは打ち明けた。
世界的ヒットシリーズの最終章に関わる経験を経た彼女でさえ、スパイダーマン作品の情報管理は別次元だと受け止めていることがうかがえる発言となっている。
監督デスティン・ダニエル・クレットンとの再会がもたらした意味
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』への参加は、セイディー・シンクにとって新たな挑戦であると同時に、過去とのつながりを感じさせる出来事でもあった。
本作を手がける監督のデスティン・ダニエル・クレットンとは、彼女が14歳の時に出演した映画『ガラスの城の約束』で、すでに一度仕事をともにしている。
シンクはクレットンとの今回の仕事について、「だから、ある意味原点に立ち返るような瞬間なんだよね」「あの作品での撮影はすばらしい経験だった」と当時を振り返って感慨深く語っている。
長いキャリアの中で再び同じ監督と向き合うことになった今回の参加は、単なる大型シリーズへの合流以上の意味を持っていることが、彼女の言葉から伝わってくる。
役柄は未発表のまま進む『ブランド・ニュー・デイ』の新章
セイディー・シンクが『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』で演じる役柄の詳細は、現時点では明かされていない。今回の発表では、ライザ・コロン=ザヤス(『一流シェフのファミリーレストラン』)とともにスパイダーマン・サーガの新メンバーとして参加することのみが伝えられている。
一方で、トム・ホランド、ゼンデイヤ、ジェイコブ・バタロン、ジョン・ファヴローは、これまでのシリーズでおなじみのキャラクターとして続投する。
本作は、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』から4年後を描くシリーズ第4作となる。物語は、スパイダーマンの存在が世界から忘れ去られた状態から始まる。前作では、ピーター・パーカーが普通の生活を送るため、ドクター・ストレンジに自分の記憶を世界から消す呪文をかけてもらうという選択をした。
この設定について、プロデューサーのエイミー・パスカルは2024年12月、次のように語っている。
「彼がピーター・パーカーであることを諦め、スパイダーマンであることに集中すると決めたという事実に向き合わなければならないの。ピーター・パーカーであることがあまりにも大変だったから。それがこの映画のテーマなんだよ」
新たな章の中で、シンクがどのような形で物語に関わるのかは、今後の続報を待つことになりそうだ。
「チャレンジに惹かれる」俳優としての現在地とこれから
今後挑戦してみたい役柄について問われると、セイディー・シンクは「基本的には何でもオープンだよ」と特定のジャンルにこだわりはないとしつつ、「自分がチャレンジに惹かれていることに気づいているの。それは良いことだよね」と、俳優として成長できるかどうかを重視していると語った。
「私にとって大切なのは、俳優としての自分のあらゆる側面を本当に引き出すことなんだ。新しいプロジェクトを選ぶとき、最初に探すのは『これは今までとは違う方法で私を成長させてくれるだろうか?』ということ」
若くして長いキャリアを積んできた今だからこそ、「この仕事を長い間やってきたけど、まだとても若いし、年齢を重ねてより大人の役に進むにつれて、学ぶべきことがまだたくさんあるから」と次の段階を意識している様子も見て取れる。
さらに、将来的な展望については「だから、やりたい特定のジャンルはないんだ。でも数年後には『コメディとか、すごく軽いものがやりたい』って言ってそうな気もするけどね」とも付け加えた。
ただし、現時点では「それでもやっぱり、よりダークで要求の多いものに惹かれちゃうんだよね」という方向性については変わっていないようだ。
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は2026年7月31日に米劇場公開予定。日本では2026年内の公開が予定されている。



