リーアム・ニーソン主演『ハードボイルド』が10月9日に全国公開される。
『96時間』『プロフェッショナル』など、数々のアクション映画で世界中の観客を魅了してきたリーアム・ニーソン。出演作が100本を超えるニーソンのキャリア集大成として打ち出される映画『Absolution』が、邦題『ハードボイルド』として10月9日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。
ニーソンが演じるのは、ボストンの裏社会を生きてきた元ボクサーの運び屋。記憶が徐々に失われる病に侵された男が、人身売買の闇から少女たちを救うため、自らが所属してきた組織との最後の戦いに身を投じるクライム・アクションだ。
リーアム・ニーソンが演じる、痛みと悔恨を抱えた等身大の男
2026年6月7日に74歳を迎えたリーアム・ニーソンは、『96時間』以降、“最強オヤジ”のイメージを確立してきた。本作で挑むのは、圧倒的な強さだけで危機を乗り越えるヒーローではない。老いと病に直面し、これまでの人生で犯した過ちと向き合おうとする、傷を抱えたひとりの男だ。
若いころに経験したボクシングを役作りに生かし、肉体的なアクションに加えて、記憶が失われていく恐怖や家族への悔恨を表現する。近年、アクション映画からの引退を示唆しているニーソンだけに、限界の迫る主人公の姿には、長年アクション映画界をけん引してきた本人のキャリアも重なって見える。
消えゆく記憶のなかで挑む、少女たちを救う最後の贖罪
舞台となるのはボストンの裏社会。かつて拳ひとつで這い上がり、孤独な運び屋として生きてきた男は、人生の終盤で記憶が徐々に失われていく病を告げられる。
残された時間が少なくなるなか、男の胸に浮かぶのは、かつて捨てた家族への深い後悔だった。すべてを忘れてしまう前に、人として正しい生き方を遺したいと願う彼は、長年の友人が人身売買に手を染めていることを知る。
未来を奪われようとしている少女たちを救い、旧友の凶行を止めること。それを自らの過去に決着をつける最後の贖罪と定めた男は、愛車のシボレー・シェベルを走らせ、長年身を置いてきた組織に戦いを挑む。失われていく記憶とは対照的に、最後まで消えない誇りと意志が、物語の核となる。
『スノー・ロワイヤル』監督と再タッグ、ロン・パールマンも共演
監督を務めるのは、『スノー・ロワイヤル』でもニーソンと組んだハンス・ペテル・モランド。脚本は『ファースター 怒りの銃弾』などのトニー・ゲイトンが手がけた。
共演には、『ドライヴ』『ヘルボーイ』シリーズのロン・パールマンをはじめ、ヨランダ・ロス、ダニエル・ディーマー、フランキー・ショウが名を連ねる。
1980~90年代のノワール映画を思わせる空気をまといながら、裏社会に生きる男たちの意地と滅びの美学を描く本作。緊迫感のあるクライム・アクションと、老い、記憶、家族、贖罪をめぐる人間ドラマを融合させた、リーアム・ニーソンの新たな節目となる一本だ。
映画『ハードボイルド』は、10月9日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開。
作品情報
日本版タイトル:『ハードボイルド』
原題:『Absolution』
公開日:2026年10月9日(金)
監督:ハンス・ペテル・モランド
脚本:トニー・ゲイトン
出演:リーアム・ニーソン、ロン・パールマン、ヨランダ・ロス、ダニエル・ディーマー、フランキー・ショウ
2026年/アメリカ/112分/英語/カラー/シネマスコープ/5.1ch/日本語字幕:笛木貴子/配給:AMGエンタテインメント/映倫:PG-12
公式サイト:https://hardboiled-movie.jp
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