ブルックリン・ベッカムがSNSで沈黙を破り、両親との確執と「家族の見せかけ」をめぐる主張を明かした。
デヴィッド・ベッカムとヴィクトリア・ベッカムの長男、ブルックリン・ベッカムが、自身のインスタグラム・ストーリーズで長文投稿を行い、両親との関係をめぐる継続的な憶測に初めて正面から言及した。
これまで英語圏メディアでは一族内の不和について、ソーシャルメディアでのブロックや、ブルックリン&ニコラ夫妻がベッカム家の休暇やイベントにいないことが目立つといった断片的な報道が続いてきたが、今回の投稿では、ブルックリン自身が沈黙を破り、家族のあり方や公的イメージをめぐる自身の受け止めを率直に語っている。
家族のイメージ管理と「数え切れないほどの嘘」
ブルックリンは投稿の中で、両親が長年にわたり家族についての情報発信をコントロールしてきたと主張している。
彼は「僕の人生全体を通じて、両親は僕らの家族についてマスコミの語り口をコントロールしてきたんだ」と述べたうえで、「見せかけのソーシャルメディア投稿、家族イベント、そして本物じゃない人間関係」は自分にとって生まれながらに与えられてきた環境だったと振り返った。
さらに最近になって、「彼らが自分たちの見せかけを守るために、主に罪のない人々を犠牲にして、数え切れないほどの嘘をメディアに流すためにどこまでやるか」を自分の目で見てきたとしつつも、「真実は必ず明らかになると信じているよ」と記している。

@brooklynpeltzbeckham / Instagram
沈黙を破った理由-「自分で語るしかなかった」
ブルックリン・ベッカムは、なぜ今になって公に声を上げたのかについても説明している。投稿は、「僕は何年も沈黙してきたし、これらの問題を非公開に保とうとあらゆる努力をしてきたんだ」という言葉から始まり、これまで意図的に距離を保ってきた姿勢を明らかにした。
しかしその一方で、「残念ながら、両親と彼らのチームはマスコミに情報を流し続けている」とし、その状況が続く中で「僕に選択肢がなくなった」と心境を吐露している。ブルックリンは、今回の投稿について「自分で語り、印刷されてきた嘘の一部についてだけでも真実を語るしかない」と位置づけており、反論や攻撃ではなく、事実を伝えるための行動だったと強調した。
また、自身の立場についても明確に線を引いている。「僕は家族と和解したくない」と記したうえで、「(今の)僕はコントロールされているんじゃなくて、人生で初めて自分のために立ち上がっているんだ」と述べ、今回の発信が誰かに促されたものではなく、自らの意思による決断であることを示した。
結婚式と50歳誕生日-関係悪化を示す具体的な出来事
ブルックリン・ベッカムは、自身の主張を裏付けるものとして、家族との関係に亀裂が生じた具体的な出来事にも言及している。その中には、2022年の結婚式や、2025年3月に行われた父デヴィッド・ベッカムの50歳の誕生日が含まれていた。

ブルックリン&ニコラ・ペルツ・ベッカム (@brooklynpeltzbeckham / Instagram)
ロサンゼルスに住むブルックリンと妻のニコラ・ペルツ・ベッカムは、当時ロンドンで行われた誕生日の祝賀行事に姿を見せなかった。これについてブルックリンは、インスタグラム・ストーリーズで、ふたりは祝福のためにロンドンを訪れ、「ホテルの部屋で待って、彼と過ごす質の高い時間を計画しようとした」と説明している。
しかし、その試みは受け入れられなかったという。ブルックリンによれば、「彼は僕らのすべての試みを拒否した。それが100人のゲストとあらゆる場所にカメラがある盛大な誕生日パーティーでない限りはね」と述べており、私的な時間よりも公的な場が優先されたと感じた様子をうかがわせる。
さらに、父親が面会に応じた際にも条件があったとし、「彼がついに僕に会うことに同意したとき、それはニコラを招待しないという条件だったんだ」と記した。ブルックリンは、こうした出来事を通じて、「(家族が)何よりも公的なプロモーションや推奨を重視している……“ベッカム・ブランド”が第一なんだ。家族の『愛』は、ソーシャルメディアにどれだけ投稿するか、あるいは家族写真のポーズをとるためにどれだけ早くすべてを投げ出して現れるかで決まるんだね」と、家族の優先順位や価値観の違いが明確になったと受け止めている。
デヴィッド&ヴィクトリアは沈黙
ブルックリンの投稿が公開される一方で、デヴィッド・ベッカムとヴィクトリア・ベッカムの代理人は、『PEOPLE』誌のコメント要請に応じていないようだ。『PEOPLE』誌は2025年5月の関係者情報として、「関係は間違いなく修復不可能というわけではない」と報じており、両親が息子との関係悪化に傷つき、失望しているとも報じてきた。
また今月初めには、事情を知る情報筋が、デヴィッドとヴィクトリアが「前に進むために会って話し合うよう、ブルックリンとニコラに繰り返し頼んできた」とも報道している。「デヴィッドは子どもたちを愛している。子どもたちは彼のすべてなんだ」という言葉も紹介された。
公的なイメージと私的な関係、その境界線をめぐる認識の違いが浮き彫りとなった今回の投稿。家族それぞれの立場が交錯する中で、溝がどのように変化していくのか、今後の動向が注目されている。
