『プラダを着た悪魔2』にルーシー・リューやポーリーン・シャラメら新キャストが参加。
2006年公開の大ヒット映画『プラダを着た悪魔』に続く正式な続編『プラダを着た悪魔2』が、2026年に米公開予定だ。20世紀スタジオが製作を進める本作には、新たにルーシー・リュー、ジャスティン・セロー、B・J・ノヴァク、ポーリーン・シャラメらが出演することが明らかになった。ファッション業界を舞台に、再び華やかで苛烈なドラマが展開される。
多彩な顔ぶれが『プラダを着た悪魔2』に登場
今回発表された新キャストは、ジャンルを越えて活躍する実力派ぞろい。リューは『チャーリーズ・エンジェル』シリーズや『キル・ビル』などで知られ、近年もコメディやスリラーを問わず幅広い作品に出演している。セローはリューと『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』(2003年)で共演しており、その後も『マイアミ・バイス』や『ガール・オン・ザ・トレイン』など話題作に登場している。
さらに、テレビシリーズ『ジ・オフィス』で脚本・俳優として活躍し、映画『Vengeance(原題)』で監督デビューも果たしたノヴァク、そしてHBO Maxの人気コメディ「セックスライフ・オブ・カレッジガール」で注目を集めたポーリーン・シャラメも参加。シャラメは俳優ティモシー・シャラメの姉としても知られている。
そのほかの新キャストには、ブロードウェイ作品『Maybe Happy Ending』で主演を務めたヘレン・J・シェンや、『Oh, Mary!』などの舞台で活躍するコンラッド・リカモラ、コメディアンのケイレブ・ヒーロンも名を連ねており、続編ならではの新鮮な化学反応に期待が高まる。
懐かしのキャラクターも続投へ
新キャストの発表と同時に、前作からの続投キャストの存在も明らかになった。アン・ハサウェイ演じる主人公アンディの親友リリー役を再び演じるのはトレイシー・トムズ。彼女はファッションの世界に翻弄されるアンディを支える親友として観客の共感を集めた。
さらに、ランウェイ誌を傘下に持つ親会社エリアス・クラークの社長アーヴ・ラヴィッツ役のティボー・フェルドマンも再登場する予定だ。出版業界における権力構造を象徴する存在として描かれたキャラクターが、今回の物語でも重要な役割を担うと見られている。
彼らは、前作に続いてメリル・ストリープ(ミランダ・プリーストリー役)、アン・ハサウェイ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチら主要キャストと共演する。旧知の面々と新たな俳優陣が交差することで、作品世界はより豊かに、より現代的にアップデートされることになりそうだ。
物語は“ミランダvs元部下”の対決へ
本作の詳細なプロットはまだ公表されていないが、報道によると、物語は雑誌出版業界の衰退という現代的な背景を踏まえながら展開されるという。中心となるのは、ファッション誌「ランウェイ」の編集長ミランダ・プリーストリー(ストリープ)が、自身のキャリアの岐路に立たされる姿だ。
彼女が直面するのは、広告収入を握る高級ブランドグループの幹部となったかつての部下、エミリー・ブラント演じるキャラクターとの対決である。上司と部下の立場が逆転した構図の中で、権力や忠誠心、そして時代の変化が浮き彫りにされていく。
監督には前作と同じデヴィッド・フランケルが再登板し、脚本も引き続きアライン・ブロッシュ・マッケンナが担当する。プロデュースはカレン・ローゼンフェルトが務めるなど、主要な制作陣が再集結。2006年の第1作が築いた世界観を土台に、続編ならではの新たなドラマが描かれることになる。
俳優たちの背景にも注目
続編への参加が決まった新キャストたちは、それぞれ個性的なキャリアを持ち、今回の作品に新しい色を加えることが期待されている。
ルーシー・リューは、アクションとコメディの両分野で実績を持ち、『チャーリーズ・エンジェル』『キル・ビル』といった映画から、近年では『セットアップ:ウソつきは恋のはじまり』やスティーヴン・ソダーバーグ監督の『プレゼンス 存在』にも出演。知的でエッジの効いた存在感に定評がある。
ジャスティン・セローは、リューと2003年の『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』で共演しており、その後は『マイアミ・バイス』『ガール・オン・ザ・トレイン』など多様なジャンルで活躍。俳優業にとどまらず脚本家としても経験を重ねている。
『ジ・オフィス』で脚本と出演を兼ねていたB・J・ノヴァクは、2022年の映画『Vengeance(原題)』で監督デビューも果たした才能派。ユーモアと社会風刺を融合させた作風で注目を集めている。
そしてポーリーン・シャラメは、俳優ティモシー・シャラメの姉としても知られ、HBO Maxのコメディシリーズ「セックスライフ・オブ・カレッジガール」でブレイク。若手ながら存在感のある演技で、着実にキャリアを積んでいる。
現時点では、物語の全貌や各キャラクターの役柄についての詳細は明かされていないものの、実力派から注目の若手まで多彩な顔ぶれが集結した『プラダを着た悪魔2』は、続編としてだけでなく、現代のファッション業界をめぐる新たな群像劇としても注目されそうだ。ミランダと元部下の対決、そして新キャストがもたらす新風が、前作とはまた異なる刺激を届けてくれるだろう。公開は2026年5月1日(米国)を予定している。




