マイケル・ファスベンダーが新作映画『The Origin of the World(原題)』への出演交渉中と報じられた。
マイケル・ファスベンダーが、ブラディ・コーベット監督の次回作に出演する可能性が浮上している。米Varietyによると、ファスベンダーは、コーベットが手がける詳細不明の新作映画への出演交渉に入っているという。
同作は、現時点では『The Origin of the World(原題)』というタイトルで噂されている作品。コーベットにとっては、アドリエン・ブロディの主演男優賞候補、撮影賞、作曲賞などを含むアカデミー賞10部門ノミネートを果たした『ブルータリスト』に続く長編監督作となる。
『ブルータリスト』後のコーベット新作にファスベンダーが交渉中
マイケル・ファスベンダーの出演はまだ正式決定ではなく、報道では「交渉中」とされている。ただし、コーベットの次回作は『ブルータリスト』以降の動向として注目を集めており、キャストに関する情報も少しずつ伝えられている。米メディアThe InSneiderは以前、セレーナ・ゴメスが本作に関わっていると報じていた。
物語の詳細は明らかにされていないが、コーベットはこれまでのインタビューで断片的に作品について語っている。2025年後半の取材では、本作について、物語の大部分が1970年代を舞台にした“X指定”の映画になると説明していた。
さらにコーベットは、作品の時間軸について「この映画は19世紀から現代までをまたぐものです。ただ、主に焦点が当たっているのは70年代です。本当に、本当にジャンルの枠に収まらない映画です」と語っている。
また、本作は非常に希少な8パーフォレーション65mmカメラを使用して撮影されるとも報じられている。『ブルータリスト』で重厚な映像表現を示したコーベットが、次回作でどのようなスケールと形式を選ぶのかも、今後の大きな注目点となりそうだ。製作は、デヴィッド・カプランとアンドリュー・モリソンが、Kaplan Morrisonの製作バナーを通じて担当する。
ファスベンダーはカンヌ入り、近年も話題作への出演が続く
ファスベンダーは、これまでにアカデミー賞に2度ノミネートされ、英国アカデミー賞にも4度ノミネートされている俳優。現在は、ナ・ホンジン監督による韓国SFスリラー『Hope(原題)』でカンヌ入りしており、同作ではファン・ジョンミン、チョ・インソン、チョン・ホヨン、テイラー・ラッセル、キャメロン・ブリットン、アリシア・ヴィキャンデルらと共演している。
近年は、スティーヴン・ソダーバーグ監督のスパイスリラー『ブラックバッグ』、アイルランド発のヒット作『KNEECAP/ニーキャップ』に出演。さらに、Paramount+のスパイドラマ『ザ・エージェンシー』にも出演しており、映画とドラマの双方で存在感を示している。
一方のコーベットにとって、本作は『シークレット・オブ・モンスター』、『ポップスター』、『ブルータリスト』に続く4作目の長編監督作となる。俳優としても知られるコーベットは、近年では脚本・監督・製作の領域でも活動を広げており、多くの作品でパートナーのモナ・ファストヴォルドと脚本を共同執筆してきた。
コーベットは、ファストヴォルドが監督した昨年の『アン・リー/はじまりの物語』にもプロデューサーとして参加している。『ブルータリスト』で国際的な評価をさらに高めたコーベットが、ファスベンダーを迎える可能性のある新作でどのような物語を提示するのか。正式なキャスト発表と作品の詳細が待たれる。
