アリアナ・グランデがSNLで『ホーム・アローン』をホラーパロディ!?―可愛さと恐怖が交錯する衝撃コント[動画あり]

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アリアナ・グランデが『SNL』で『ホーム・アローン』をパロディ化し、可愛さとホラーが交錯する異色スケッチを披露した。


ホラー映画好きとして知られるアリアナ・グランデが、現地時間12月20日放送のサタデー・ナイト・ライブ(以下『SNL』)クリスマス・エピソードで、『ホーム・アローン』ケビン・マカリスター役を演じた。
家族が旅行から戻った“その後”を描くこのスケッチは、原作の無邪気さを踏まえつつ、想像をはるかに超えるブラックユーモアとホラー要素を加えた内容となっている。

アリアナ・グランデが“完璧なケビン役”だった理由

アリアナ・グランデがこの役に抜擢されたのは、決して偶然ではない。
彼女は以前からホラー映画の熱心なファンであることを公言しており、2020年には『ミッドサマー』をテーマにした誕生日パーティーを開催したことでも知られている。一方で、ホリデーシーズンへの強い愛着も持ち合わせており、12月20日のクリスマス回で本人が語ったように、彼女にとってこの時期は特別なものだという。

こうした嗜好の組み合わせは、『ホーム・アローン』というファミリー向けの名作を、ひねくれた視点で再構築する今回のスケッチと相性が良かった。ウィッグを被り、幼い少年になりきったグランデは、可愛らしさと不穏さを同時に漂わせるケビン像を作り上げ、放送回の中でも最大級のサプライズを生み出している。

『ホーム・アローン』の名場面から一転する、悪夢の別エンディング

このスケッチは、誰もが覚えている『ホーム・アローン』のラストシーンから始まる
長い旅を終えた母親が自宅に戻り、階段を降りてきたケビンと再会する感動的な場面だ。SNL版でもその空気感は忠実に再現され、グランデ演じるケビンは、階段を降りながら小さく「ママ?」と囁く。

しかし、すぐに物語は予想外の方向へと転がっていく。
父親と兄を含むマカリスター一家の面々が家に足を踏み入れ、父は息子に「ちょっとした冒険」について話すよう促す。だが、ケビンの警告を聞き流したその瞬間、家に仕掛けられていたトラップが作動し、事態は一気に制御不能となる。

炎が噴き上がり、父親の頭部が燃え上がる描写は、もはやファミリー映画の続編というよりホラー映画の一場面だ。さらに兄弟たちも、おもちゃの車やビー玉で転倒し、釘打ち機の直撃を受けるなど、次々と過激な罠に巻き込まれていく。
ケビンが両手を頬に当てて叫ぶ「あああぁぁ!」というお馴染みのリアクションも、ここではもはや無邪気さとは無縁の、皮肉に満ちた意味合いを帯びて響く。

ボーエン・ヤンらキャストが体現する“SNL流ホラー・コメディ”

この暴走する別エンディングを支えているのが、ボーエン・ヤンをはじめとするキャスト陣の振り切った演技だ。ボーエン・ヤンは、ケビンの末の弟として登場し、キーラン・カルキンが演じたキャラクターを引き継ぐ形で、容赦ない運命に巻き込まれていく。

兄役のコリン・ジョストとともに、チェーンソーや振り子状のペンキ缶、扇風機などを組み合わせたルーブ・ゴールドバーグ・マシーン的な連鎖の中で迎える“最期”は、スケッチでありながら異様なまでにオペラティックだ。さらに、隣人オールド・マン・マーリーも登場し、息子と和解したことを語った直後に、同じく悲惨な結末を迎える。

やがて、この惨劇は睡眠不足に陥った母親の幻覚だったことが明かされ、スケッチは一応の収束を迎える。しかし、その後味は決して軽やかとは言い難い。
この構成は、ジェイク・ギレンホールがホストを務めたシーズン49最終回の「スクービー・ドゥー」スケッチを想起させる。そこではサブリナ・カーペンターがダフネ役を演じ、誤ったセット配置によって大混乱が引き起こされた。

また、今回がアリアナ・グランデにとって初の“血まみれSNL”というわけでもない。シーズン50の「親友の家」では、連続殺人犯が潜む豪邸を題材にしたスケッチで、恐怖とポップさを同時に成立させていた。
可愛らしさと狂気を同じ画面に共存させる感覚こそが、彼女がこの歪んだ『ホーム・アローン』パロディにおいて、これ以上ないほど適任だった理由だろう。

【動画】アリアナ・グランデ出演『SNL』「ホーム・アローン」パロディ

ホリデー定番作を大胆に裏切る今回のスケッチは、『SNL』らしいブラックユーモアと、アリアナ・グランデの振れ幅の広さを改めて印象づける一本となった。可愛さと不穏さが紙一重で成立する、その危ういバランスこそが、このパロディ最大の見どころと言えるだろう。

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