豪華スター共演のUber Eats CMで、マシュー・マコノヒーがフットボールの陰謀説を展開
マシュー・マコノヒーが『バービー』の監督グレタ・ガーウィグに映画企画を持ちかける――。2025年のスーパーボウルで公開されたUber Eatsの新CMで描かれるのは、フットボールの誕生には人々を空腹にするという壮大な陰謀が隠されているという奇想天外なストーリーだ。
CMにはマーサ・スチュワートやチャーリーXCX、ショーン・エヴァンス、ケヴィン・ベーコンといった錚々たるセレブリティたちが集結。1876年から現代に至るまで、フットボールという競技に隠された「食」との繋がりを、マコノヒー流の独特な世界観で紐解いていく。
【動画】Uber Eatsマシュー・マコノヒー出演CM
フットボールは人々を空腹にするための陰謀?
CMの冒頭、55歳のマコノヒーは独特な語り口で持論を展開する。「そもそも最初から、フットボールは俺たちを空腹にするための陰謀だったんだよ」。そう切り出した彼は、1876年のフットボールの誕生まで遡り、この競技に隠された「食」との関連性を指摘していく。
その証拠として彼が挙げるのが、まずフットボールの通称である「ピッグスキン(豚皮)」。この呼び名がベーコンを連想させることから、すでにフットボール誕生時から「食欲」を刺激する仕掛けが施されていたと主張する。さらには、2025年の現在でさえ、スーパーボウル・ハーフタイムショー(今年はケンドリック・ラマーが出演)が行われる会場が「シーザーズ・スーパードーム」という、食に関連した名称であることも、その陰謀の一端だと力説するのだ。
豪華セレブリティによる壮大な企画プレゼン
この奇想天外な陰謀説を映画化するため、マコノヒーは実力派スターたちを次々と登場させる。料理界の重鎮であるマーサ・スチュワート、人気シンガーのチャーリーXCX、食レポで知られるショーン・エヴァンス、そしてその姓も陰謀説に一役買っているというケヴィン・ベーコンまで。豪華キャストを揃え、それぞれが独自の視点でこの説を補強していく。
『バービー』監督も驚きの展開に
マコノヒーは壮大な陰謀説を、『バービー』で世界的な成功を収めたグレタ・ガーウィグ監督に持ちかける。全米で社会現象を巻き起こした『バービー』の手腕を買っての人選だ。しかし、豪華セレブたちの協力も虚しく、ガーウィグ監督からは企画に対する賛同を得られない結果となった。
フットボールと食の関係性を遊び心たっぷりに描き出す意外な展開で、Uber Eatsは視聴者の記憶に残るCMを作り上げることに成功している。
スーパーボウルCMの新たな形
近年のスーパーボウルCMは、単なる商品PRの域を超え、短編映画のような作品性を追求する傾向にある。今回のUber EatsのCMも、マコノヒーの独特な演技と豪華キャストの競演、そして映画のピッチ会議という斬新な設定により、エンターテインメント性の高い作品に仕上がっている。
アメリカンフットボール界最大の祭典であるスーパーボウルの場で、フットボールそのものを陰謀論の対象として扱うという大胆な試みは、視聴者の予想を裏切る意外性で注目を集めることに成功。さらに、フットボールファンの間で話題となっているアップル社による今年のハーフタイムショー提供といった時事的な要素も取り入れ、より一層の話題性を確保している。
