マーゴット・ロビーが語る“観客第一主義”-「チケットを買う人のために作るべき、批評家は気にしない」

マーゴット・ロビー FILMS/TV SERIES
マーゴット・ロビー

『嵐が丘』出演のロビーが観客最優先の姿勢を語った。


映画『嵐が丘』でジェイコブ・エロルディと共演したマーゴット・ロビーが、『GQ オーストラリア』誌のビデオインタビューに出演し、映画制作における信念を明かした。ロビーは、作品づくりにおいて最も意識しているのは観客であり、批評家の評価は気にしていないと語っている。

「観客のことは常に考えてる」- 批評家は意識しない姿勢

インタビューでロビーは、新作映画に取り組む際に誰を思い浮かべているのかと問われ、「それしか考えていない」と即答した。

撮影現場での意識についても、「観客のことは常に考えてるよ」と述べ、「撮影現場で『批評家はどう思うかな』なんて考えたことは一度もない」と明言。さらに、「『観客は今この瞬間、何を感じるだろう?どんな感情的な反応をするだろう?』って考えてる」と語り、「チケットを買って映画を観に来てくれる人のために作るべきだと思う。それだけのことだよ」と強調した。

映画の評価が多様化する現代においても、ロビーの視線は一貫して“チケットを買う観客”に向けられていることがうかがえる。

エメラルド・フェネルとの創作姿勢- 感情体験を最優先

ロビーは、自身がプロデューサーとしても関わるエメラルド・フェネルとの仕事についても言及した。フェネルが監督を務めた『嵐が丘』では、ロビーとジェイコブ・エロルディがキャシーとヒースクリフを演じている。

ロビーはフェネルについて、「彼女がいつも、小難しいアイデアよりも感情的な体験を優先させるから」と説明。「すごく賢いし、すばらしいアイデアを持ってる。でも、面白そうなアイデアがあっても、観客にとって最もわくわくする選択肢を取るためなら、そのアイデアをあっさり捨てられる」と語り、「そういうところが本当に好きだね」と続けた。

フェネルの長編監督作品はこれまでに『プロミシング・ヤング・ウーマン』と『Saltburn』があり、いずれも観客の評価は賛否が分かれてきた。『嵐が丘』も国内興行収入で初登場首位を獲得した一方で、観客の反応は二分している。

それでも同作は話題を集め続けている。好き嫌いを含めて議論を生むこと自体が、ロビーの語る“観客のための映画づくり”を体現している状況ともいえる。

【動画】マーゴット・ロビー&ジェイコブ・エロルディ GQインタビュー

公開前の不安と向き合うスターたち- ジェニファー・ローレンスの本音

ロビーが観客を最優先に掲げる一方で、作品公開前の不安について率直に語ったスターもいる。ジェニファー・ローレンスは昨年、自身の作品が公開を迎える直前の心境を明かしている。

ローレンスは「経験を積むほど、その恐怖は増すばかりだよ」と語り、「すごく頑張って、心から愛した作品を世に出したとたん、『ブー!嫌いだ!』って言われる経験を何度もしてきたから。本当につらいよね」と吐露。「それでも不思議なことに、脚本を読んで、監督に会って、撮影が始まると、このプロセスが待ち受けていることをどうにか忘れられるの」と続け、「本当に怖い数ヶ月間だよ」と明かしている。

さらに、夫とのやり取りにも触れ、「私が不安を打ち明けたら、『でも映画は最高じゃないか』って言うの。『そうなんだけど、それは関係ないんだよ。わかってもらえないかもしれないから』って返したら、『でも、そっちが間違ってる』って」と振り返った。


作品を世に送り出すことは、評価と常に隣り合わせである。観客の反応を恐れながらも制作に向き合う姿勢は、多くのスターに共通する現実といえる。批評の声ではなく、劇場に足を運ぶ観客を見据える姿勢こそが、ロビーの映画制作における揺るがぬ軸であることが、今回の発言から浮かび上がっている。

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