『愛はステロイド』特別映像解禁、エド・ハリスが怪演する“最恐の父”に注目。
A24が手がける最新作『愛はステロイド』(原題:『LOVE LIES BLEEDING』)が8月29日(金)に全国公開される。このたび、日本版特別映像が解禁され、エド・ハリスが演じる主人公ルーの父親の狂気に満ちた姿が明らかとなった。銃乱射や器物破壊、さらにはカブトムシを食べるという衝撃的な行動まで収められており、共演者や監督が語る撮影秘話も映し出されている。
乱射と絶叫、カブトムシまで喰らう!エド・ハリスが演じる“最恐の父”
解禁された特別映像の冒頭から、エド・ハリス演じるルーの父は銃を乱射し、怒りに任せて絶叫し、器物を破壊するなど暴走を繰り広げる。さらに、飼っているカブトムシをそのまま食べるという異常な行動まで披露し、観客に強烈な印象を残す。エド・ハリス自身もインタビューで「これは普通の映画ではない」と語っており、その異常性を笑みとともに示した。

『愛はステロイド』© 2023 CRACK IN THE EARTH LLC; CHANNEL FOUR TELEVISIONCORPORATION ALL RIGHTS RESERVED
共演者からもこの父親像について証言が寄せられている。義兄JJを演じたデイヴ・フランコは「町を仕切り、尊敬されつつ恐れられている存在」と語り、警察すら従える支配者としての姿を強調。娘ルーを演じたクリステン・スチュワートは、特に印象的だったシーンとして「エドの口に銃を突きつける場面」を挙げ、「恐ろしいけど、“愛している”と言ってほしい相手でもある」と複雑な心境を明かしている。
【動画】『愛はステロイド』日本版特別映像
奇抜なロングヘアは本人の発案-クリステンの父と同じ髪型という偶然も
エド・ハリスが演じる父親像をさらに印象づけているのが、異様なロングヘアスタイルだ。実はこの髪型は本人のアイデアによるもので、監督ローズ・グラスの「見慣れた姿と違って見えたら嬉しい」という要望を受け、自ら友人のヘアスタイリストに依頼し、エクステを使った独特の長髪に仕上げたという。その自撮り写真を見た監督は「セクシーさと『アダムス・ファミリー』のカズン・イットの中間」と評している。

長髪のエド・ハリス
さらに驚きのエピソードもあった。写真を見たクリステン・スチュワートは「うちの父と同じ髪型!」と偶然の一致に驚いたといい、このユニークな外見が作品に一層のリアリティと狂気を与える要素になっている。今回新たに公開された自撮り写真も併せて解禁され、観客はスクリーン上で暴走する“最恐の父”の姿とともに、その強烈なビジュアルを体感することができる。
世界が注目するA24最新作『愛はステロイド』-映画祭で高評価を獲得
『愛はステロイド』は、映画批評サイトRotten Tomatoesで94%フレッシュ(2025年6月3日時点)という高評価を得ており、ゴッサム・インディペンデント映画賞をはじめとする世界各国の映画賞に44ノミネートを果たしている。また、第74回ベルリン国際映画祭にも出品され、『ピンク・フラミンゴ』で知られる鬼才ジョン・ウォーターズが「2024年最高の映画」と評するなど、国際的にも注目を集めている。
監督を務めるローズ・グラスは、デビュー作『セイント・モード/狂信』で鮮烈な印象を残した新鋭。今作では、官能的なクィア・ロマンスに退廃的なフィルム・ノワール、ボディホラーやシュールレアリズムの要素までを取り込み、ジャンルの枠を超える挑戦的な作品を完成させた。
キャストには、父親の影響から逃れられない主人公ルーをクリステン・スチュワートが演じ、彼女に惹かれるボディビルダーのジャッキー役にケイティ・オブライアン。さらに、暴走する父を怪演するエド・ハリスのほか、ジェナ・マローンやアンナ・バリシニコフといった実力派俳優が集結している。演技派キャストが織りなす化学反応が、観客に強烈な衝撃を与える一作となっている。
作品情報
作品名:『愛はステロイド』
原題:LOVE LIES BLEEDING
監督・脚本:ローズ・グラス
共同脚本:ヴェロニカ・トフィウスカ
出演:クリステン・スチュワート、ケイティ・オブライアン、エド・ハリス、ジェナ・マローン
配給:ハピネットファントム・スタジオ
© 2023 CRACK IN THE EARTH LLC; CHANNEL FOUR TELEVISIONCORPORATION ALL RIGHTS RESERVED
公開日:2025年8月29日(金)全国ロードショー
