『嗤う蟲』深川麻衣×若葉竜也×田口トモロヲ登壇! 都会から理想の村へ|恐ろしい掟が待ち受ける衝撃作、舞台挨拶イベントで明かされた撮影秘話

©2024映画「嗤う蟲」製作委員会 NEWS
©2024映画「嗤う蟲」製作委員会

映画『嗤う蟲』の監督&キャスト登壇イベントが開催され、深川麻衣若葉竜也田口トモロヲ城定秀夫監督がトークを展開した。

『嗤う蟲』公開!監督&キャスト登壇イベントが開催

鬼才・城定秀夫監督が贈る日本発のヴィレッジ《狂宴》スリラー『嗤う蟲』が1月24日(金)より、新宿バルト9ほか全国で公開を迎えた。笑顔溢れる理想の田舎暮らしの裏に潜む、抗えない“ムラの掟”の存在を描き出す本作は、現代社会を鋭く切り取る意欲作として注目を集めている。

テレワークの普及により加速する田舎暮らしブーム。地方自治体による移住者誘致が活発化する一方で、”村の掟”に縛られ、背けば村八分という制裁が待ち受ける日本の村社会の暗部をリアルに描き出している。

主演を務めるのは「まんぷく」「青天を衝け」「特捜9」など話題作に出演が相次ぐ深川麻衣。共演には「アンメット ある脳外科医の日記」『街の上で』『市子』で存在感を放つ若葉竜也、実力派の田口トモロヲ杉田かおる松浦祐也片岡礼子中山功太らが脇を固める。

脚本は『先生を流産させる会』『許された子どもたち』『ミスミソウ』など社会派作品で高い評価を得ている内藤瑛亮が担当。監督の城定は『性の劇薬』『女子高生に殺されたい』の手腕が光り、『アルプススタンドのはしの方』で第42回ヨコハマ映画祭監督賞、第30回日本映画プロフェッショナル大賞監督賞を受賞するなど、その実力は高く評価されている。

1月25日(土)には公開を記念した舞台挨拶が開催され、深川、若葉、田口、そして城定監督が登壇。作品の見どころや撮影時のエピソードが語られた。

©2024映画「嗤う蟲」製作委員会

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『嗤う蟲』公開記念舞台挨拶 概要

登壇者:深川麻衣、若葉竜也、田口トモロヲ、城定秀夫監督(MC伊藤さとり )
日時:1月25日(土)12:50~
場所:新宿バルト9(東京都新宿区新宿3‐1‐26新宿三丁目イーストビル13階)

満員の観客を前に、キャストが語る役作りと撮影秘話

新宿バルト9での舞台挨拶は満員御礼の盛況ぶりで、キャストたちは和やかな雰囲気の中、それぞれの役へのアプローチを語った。主人公の杏奈を演じた深川は、完全オリジナル脚本ならではの架空の村の設定について「私自身、静岡県出身なので『だに』とか方言に近い部分もあって親近感があり、地元を思い出しました」と、意外にも懐かしさを感じていたという。また、劇中で母親として赤ちゃんを抱く場面にも触れ、「首の座っていない赤ちゃんなので、安全に抱っこするために母親としての仕草が体に染みつくように練習しました。直前までぐずっていたとしても本番になるとピタッと泣き止んでくれる。名俳優でした」と、幼い共演者への愛情を込めた言葉で会場を和ませた。

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杏奈の夫・輝道を演じた若葉は、自身の役について容赦のない評価を下した。「僕が演じた輝道は…大嫌いな人間! 問題を見て見ぬふりをするし、ごまかすし、人によって態度を変えたりして。『本当に嫌いだな、この人』と思って演じました」と率直に語り、さらに「もしあの村に移住したとしても、すぐに引っ越します!」と断言して会場の笑いを誘った。

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麻宮村の自治会長・田久保役で存在感を放った田口は、共演の杉田かおるから「奇抜な演技をされる方ですね」と評されたエピソードを明かし、「脚本を読んだ時に人間が一番怖い話だと思ったし、田久保についてはカロリーの高いアクセル全開の芝居が出来ると思った」と役作りの狙いを語った。さらに「役としては愛すべき人」と分析しつつ、「もし僕があの村に移住したら…きっと仲良くやれると思う。郷に入れば郷に従えですからね」と余裕の表情を見せた。

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また、狂犬俳優として知られる松浦祐也演じる三橋とのシーンについても「聞くところによると松浦さんは服を脱ぎたかったそうで…。あのシーンで全裸ではなかったのは監督に止められたんだなと思った。もし彼が家の前に全裸でいたとしたら、田久保は玄関から出なかったと思う」と、撮影の裏話で会場を沸かせた。

監督が語る作品への想いと、キャストが描く理想の村

城定監督は本作の狙いについて「この映画はヴィレッジ《狂宴》スリラーと謳っているけれど、人との関係性を描きたかった。どちらが加害者なのかという視点ではなく、全体をフラットな視点で見たいと思った。ジャンル映画のお約束に寄せ過ぎず、人間ドラマにフォーカスした作品にしたかった」と、その制作意図を明かした。

劇中の村をモチーフに、登壇者それぞれが理想のユートピアを語る場面も。若葉は「好きなことを好きなだけ、誰にも邪魔されないで出来る場所があればいい」と自由を重視する一方、深川は「犬と思い切り触れ合えるドッグフレンドリーな村があったら移住したい」と笑顔を見せた。田口も「大好きな映画や本、レコード、フィギュアに囲まれて24時間自由研究ができる村があったら過ごしてみたい」と、遊び心溢れる回答で会場を和ませた。

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理想の村の掟については、若葉が「暗黙の了解で同調圧力をかけないという掟!」と提案。深川は「仕事をするなら早くても朝10時以降にしなければならないという掟!」と発表すると、田口は「深川さんと同意見!」と賛同しつつ「朝10時以降ではなくて、11時からでもいいのでは?」とさらなる改善案を示して会場の笑いを誘った。

締めくくりに深川は「本作は2年前くらいに撮影をしていたものなので、それが昨日から皆さんの元に届き始めたということで凄くホッとしています。色々な人に『嗤う蟲』を宣伝していただき、もう一度観たいと思っていただけたら再び映画館に足を運んでもらえたら嬉しいです」と、作品への想いを込めて観客に呼びかけた。

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『嗤う蟲』は1月24日(金)より絶賛上映中。

作品情報

<STORY>
田舎暮らしに憧れるイラストレーターの杏奈(深川麻衣)は、脱サラした夫・輝道(若葉竜也)と共に都会を離れ、麻宮村に移住する。麻宮村の村民たちは、自治会長の田久保(田口トモロヲ)のことを過剰なまでに信奉していた。ふたりは、村民たちの度を越えたおせっかいに辟易しながらも新天地でのスローライフを満喫する。そんな生活のなかで杏奈は、麻宮村の村民のなかには田久保を畏怖する者たちがいる、と不信感を抱くようになっていく。一方、輝道は田久保の仕事を手伝うことになり、麻宮村の隠された<掟>を知ってしまう。それでも村八分にされないように、家族のため<掟>に身を捧げることに……。

タイトル:『嗤う蟲』
監督:城定秀夫
脚本:内藤瑛亮、城定秀夫
出演:深川麻衣、若葉竜也、松浦祐也、片岡礼子、中山功太/杉田かおる、田口トモロヲ
音楽:ゲイリー芦屋
2024年|日本|カラー|シネスコ|DCP5.1ch|99分|PG-12
©2024映画「嗤う蟲」製作委員会
配給:ショウゲート
製作幹事:ポニーキャニオン
製作プロダクション:ダブ
公式サイト:waraumushi.jp

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