『スパイダーマン:ホームカミング』とはどんな映画?あらすじ・キャスト・魅力まとめ

映画『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)を紹介&解説。


映画『スパイダーマン:ホームカミング』概要

映画『スパイダーマン:ホームカミング』は、マーベル・コミックの人気キャラクター、スパイダーマンを主人公にしたアクション/青春映画。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に本格登場した15歳の高校生ピーター・パーカーが、憧れのアベンジャーズ入りを目指しながら、学生生活とヒーロー活動の両立に向き合っていく。

監督はジョン・ワッツ、主演はトム・ホランド。共演にマイケル・キートンロバート・ダウニー・Jrマリサ・トメイゼンデイヤジェイコブ・バタロンら。

作品情報

日本版タイトル:『スパイダーマン:ホームカミング』
原題:Spider-Man: Homecoming
製作年:2017年
本国公開日:2017年7月7日
日本公開日:2017年8月11日
ジャンル:アクション/スーパーヒーロー青春
製作国:アメリカ
原作:マーベル・コミック「スパイダーマン」
上映時間:133分
次作(スパイダーマン):『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)
前作(MCU):『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2017)
次作(MCU):『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)

監督:ジョン・ワッツ
脚本:ジョナサン・ゴールドスタイン/ジョン・フランシス・デイリー/ジョン・ワッツ/クリストファー・フォード/クリス・マッケナ/エリック・ソマーズ
製作:ケヴィン・ファイギ/エイミー・パスカル
製作総指揮:ルイス・デスポジート/ヴィクトリア・アロンソ/パトリシア・ウィッチャー/ジェレミー・ラチャム/スタン・リー/アヴィ・アラッド/マット・トルマック
撮影:サルヴァトーレ・トチノ
編集:ダン・レーベンタール/デビー・バーマン
作曲:マイケル・ジアッキーノ
出演:トム・ホランドマイケル・キートンロバート・ダウニー・Jr/マリサ・トメイ/ジョン・ファヴローゼンデイヤジェイコブ・バタロン/ローラ・ハリアー/トニー・レヴォロリ/ドナルド・グローヴァー
製作:コロンビア・ピクチャーズマーベル・スタジオ/パスカル・ピクチャーズ
配給:ソニー・ピクチャーズ

あらすじ

ベルリンでのアベンジャーズの戦いに参加した15歳の高校生ピーター・パーカーは、トニー・スタークから与えられた特製スーツを身にまとい、ニューヨークの街でヒーロー活動を続けていた。だが、彼はまだ学生生活の真っただ中にいる若きヒーローでもある。学校では親友ネッドや憧れのリズたちと過ごしながら、放課後には“親愛なる隣人”スパイダーマンとして街を守る日々。そんな中、スタークに恨みを抱くエイドリアン・トゥームスことヴァルチャーが現れ、ピーターの大切なものが脅かされていく。

主な登場人物(キャスト)

ピーター・パーカー/スパイダーマン(トム・ホランド):ニューヨークで暮らす15歳の高校生。トニー・スタークに見いだされ、スパイダーマンとして活動するが、ヒーローとして認められたい思いと未熟さの間で揺れ動く。

エイドリアン・トゥームス/ヴァルチャー(マイケル・キートン):廃品回収業を営んでいた男。仕事を奪われた怒りをきっかけに、異星のテクノロジーを利用した武器密売に手を染め、巨大な翼を持つヴィランとしてスパイダーマンの前に立ちはだかる。

トニー・スターク/アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr):ピーターの才能を見込み、特製スーツを与えたアベンジャーズの中心人物。若すぎるピーターを見守りながらも、ヒーローとしての責任を厳しく教えようとする。

メイ・パーカー(マリサ・トメイ):ピーターを支える叔母。ピーターの日常にとって大切な家族であり、彼がヒーロー活動を続けるうえで守りたい存在でもある。

ハッピー・ホーガン(ジョン・ファヴロー):トニー・スタークの側近。ピーターの連絡役を任されているが、未熟なピーターに振り回されながらも、トニーとの橋渡し役を担う。

MJ/ミシェル・ジョーンズ(ゼンデイヤ):ピーターの同級生。周囲を冷静に観察する皮肉屋で、独特の距離感を保ちながらピーターたちの学校生活に関わっていく。

ネッド・リーズ(ジェイコブ・バタロン):ピーターの親友。ピーターがスパイダーマンであることを知り、驚きながらも彼の活動を支えようとする。

リズ(ローラ・ハリアー):ピーターが憧れる同級生。学校生活の中でピーターにとって大きな存在となるが、物語が進むにつれて彼のヒーローとしての選択にも関わっていく。

作品の魅力解説

本作の魅力は、スーパーヒーロー映画でありながら、ピーター・パーカーの“高校生らしさ”を前面に押し出している点にある。世界を救う大事件だけでなく、学校生活、友人関係、憧れの人への気持ち、認められたいという焦りが物語の中心に置かれており、ピーターの成長が等身大の青春映画として描かれている。

また、アイアンマンことトニー・スタークとの関係性も重要な見どころである。ピーターはアベンジャーズの一員になることを夢見ているが、本作が描くのは、強いスーツや派手な活躍だけではヒーローになれないという現実だ。トニーとの師弟関係を通じて、ピーターは“親愛なる隣人”として何を守るべきかを学んでいく。

ヴィランであるヴァルチャーの描き方も本作を印象づけている。彼は単なる悪役ではなく、社会の変化によって居場所を失った人物として登場する。ピーターの若さと理想に対し、ヴァルチャーは大人の現実や怒りを背負う存在であり、その対比が物語に緊張感を与えている。

さらに、本作はMCU作品としてのつながりを持ちながら、過度に大きな物語へ寄りかかりすぎないバランスも特徴だ。アベンジャーズの存在を背景にしつつ、中心にあるのはあくまでピーターが自分自身の力で立ち上がる物語である。シリーズのリブートでありながら、青春、コメディ、アクションを軽快に組み合わせた一本として楽しめる作品となっている。

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