『ONE PIECE ワンピース 3D 麦わらチェイス』とはどんな映画?あらすじ・キャスト・魅力まとめ

映画『ONE PIECE ワンピース 3D 麦わらチェイス』(2011)を紹介&解説。


映画『ONE PIECE ワンピース 3D 麦わらチェイス』概要

映画『ONE PIECE ワンピース 3D 麦わらチェイス』は、尾田栄一郎による人気漫画『ONE PIECE』を原作とする劇場版アニメ。劇場版シリーズ第11弾にあたり、シリーズ初の3D作品として制作された。ルフィが命よりも大切にしている麦わら帽子を失ったことから、麦わらの一味が大鷲を追って“偉大なる航路(グランドライン)”の危険地帯へ向かう。『トリコ 3D 開幕!グルメアドベンチャー!!』と同時上映された短編作品で、30分というコンパクトな尺の中に、冒険、アクション、仲間との絆が凝縮されている。

作品情報

日本版タイトル:『ONE PIECE ワンピース 3D 麦わらチェイス』
原題:ONE PIECE 3D 麦わらチェイス
英題:One Piece 3D: Straw Hat Chase
製作年:2011年
本国公開日:2011年3月19日
日本公開日:2011年3月19日
ジャンル:アニメーション/アクション/冒険
製作国:日本
原作:尾田栄一郎『ONE PIECE』(漫画)
上映時間:30分
前作:『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』(2009)
次作:『ONE PIECE FILM Z』(2012)

監督:佐藤宏幸
脚本:堤泰之
原作:尾田栄一郎
企画:清水慎治
プロデューサー:清水慎治
オリジナルキャラクターデザイン:尾田栄一郎
キャラクターデザイン・作画監督:真庭秀明
CG監督:池田正憲
美術設定・美術監督:倉橋 隆/保坂有美
CGプロデューサー:氷見武士
音楽:東京スカパラダイスオーケストラ
主題曲:「Break into the Light ~約束の帽子~」東京スカパラダイスオーケストラ
声の出演:田中真弓/中井和哉/岡村明美/山口勝平/平田広明/大谷育江/山口由里子/矢尾一樹/チョー/山口智充
制作:東映アニメーション
製作:「2011 ワンピース」製作委員会
配給:東映
©尾田栄一郎/「2011 ワンピース」製作委員会

あらすじ

“偉大なる航路(グランドライン)”を進む麦わらの一味に、ある朝、大事件が起こる。ルフィが目覚めると、幼い頃に“赤髪のシャンクス”から預かった大切な麦わら帽子が消えていたのだ。帽子を血まなこになって探すルフィたちは、やがて麦わら帽子をくわえた謎の大鷲を発見する。一方、ウソップとチョッパーは捜索の途中で漂流船から老海賊シュナイダーを救出。大鷲を追うサウザンド・サニー号は、海軍基地が待ち受ける危険地帯へと向かっていく。

主な登場人物(キャスト)

モンキー・D・ルフィ(田中真弓):麦わらの一味の船長。幼い頃にシャンクスから預かった麦わら帽子を何よりも大切にしており、その帽子が消えたことで大捜索に乗り出す。

ロロノア・ゾロ(中井和哉):麦わらの一味の剣士。ルフィの異変を受け止めながら、仲間として帽子の捜索と危険な追跡に加わる。

ナミ(岡村明美):麦わらの一味の航海士。サウザンド・サニー号を導く存在として、グランドラインの危険地帯を進む一味を支える。

ウソップ(山口勝平):麦わらの一味の狙撃手。チョッパーとともに捜索中、漂流船で老海賊シュナイダーを見つける。

サンジ(平田広明):麦わらの一味のコック。仲間たちとともに、ルフィの大切な帽子を取り戻すための追跡に参加する。

トニートニー・チョッパー(大谷育江):麦わらの一味の船医。ウソップとともに漂流船でシュナイダーを救出し、物語のもうひとつの絆に関わっていく。

ニコ・ロビン(山口由里子):麦わらの一味の考古学者。落ち着いた視点で状況を見守りながら、一味の冒険を支える。

フランキー(矢尾一樹):麦わらの一味の船大工。サウザンド・サニー号とともに、帽子を追うチェイスの迫力を担う。

ブルック(チョー):麦わらの一味の音楽家。仲間たちと行動をともにし、シリーズらしいにぎやかな空気を添える。

シュナイダー(山口智充):漂流船から救出される老海賊。かつての仲間である海賊犬バズとのつながりが、物語にもうひとつの“絆”をもたらす。

作品の魅力解説

本作の魅力は、ルフィの象徴である“麦わら帽子”そのものを物語の中心に置いている点にある。シャンクスとの約束、海賊王を目指す決意、仲間たちとの冒険を象徴する帽子が失われることで、短編ながらも『ONE PIECE』の核にあるテーマがわかりやすく浮かび上がる。

また、劇場版シリーズ初の3D作品として制作された点も大きな特徴である。空を飛ぶ大鷲、サウザンド・サニー号の航行、海軍基地へ向かうチェイスなど、立体的な映像表現を意識したアクションが展開され、アトラクション的な楽しさを持つ作品になっている。

さらに、麦わら帽子を追うメインストーリーに加え、老海賊シュナイダーと海賊犬バズの物語が重なることで、“大切なものを取り戻す”というテーマがルフィだけのものではなくなる。30分という短い尺の中で、冒険のスピード感と『ONE PIECE』らしい情の深さを同時に味わえる一本である。

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