映画『ONE PIECE FILM Z』とはどんな作品?あらすじ・キャスト・魅力まとめ

映画『ONE PIECE FILM Z』(2012)を紹介&解説。


映画『ONE PIECE FILM Z』概要

映画『ONE PIECE FILM Z』(ワンピース フィルム ゼット)は、尾田栄一郎による漫画『ONE PIECE』を原作とした劇場版アニメーション。劇場版『ONE PIECE』シリーズで初めて“新世界編”を描いた作品で、原作者の尾田栄一郎が総合プロデューサーを務め、監督を長峯達也、脚本を鈴木おさむが担当した。物語では、元海軍大将ゼット率いるNEO海軍が、古代兵器に匹敵するとされるエネルギー“ダイナ岩”を強奪。麦わらの一味は、海賊の根絶を掲げるゼットと激突し、互いの信念をかけた壮絶な戦いへと巻き込まれていく。

作品情報

日本版タイトル:『ONE PIECE FILM Z』
原題:ONE PIECE FILM Z
製作年:2012年
本国公開日:2012年12月15日
日本公開日:2012年12月15日
ジャンル:アニメーションアクションアドベンチャー
製作国:日本
原作:尾田栄一郎『ONE PIECE』
上映時間:107分
前作:『ONE PIECE ワンピース 3D 麦わらチェイス』(2011)
次作:『ONE PIECE FILM GOLD』(2016)

監督:長峯達也
脚本:鈴木おさむ
原作・総合プロデューサー:尾田栄一郎
企画:柴田宏明
プロデューサー:種田義彦/情野誠人
作画監督:佐藤雅将
美術監督:小倉一男
美術設定:須江信人
ビジュアルコーディネート:辻田邦夫
CG監督:中沢大樹
音楽:田中公平/浜口史郎
オープニングテーマ:中田ヤスタカ
主題歌:アヴリル・ラヴィーン
出演:田中真弓/中井和哉/岡村明美/山口勝平/平田広明/大谷育江/山口由里子/矢尾一樹/チョー/大塚芳忠/篠原涼子/香川照之/子安武人/石塚運昇
制作:東映アニメーション
製作:2012「ワンピース」製作委員会
配給:東映
©尾田栄一郎/2012「ワンピース」製作委員会

あらすじ

“新世界”を航海する麦わらの一味の前に、巨大な武器を装着した老兵ゼットが現れる。彼はかつて海軍大将として名をはせた男で、現在はNEO海軍の総帥として“全海賊抹殺”を掲げていた。ゼットは、古代兵器に匹敵するとされる危険なエネルギー“ダイナ岩”を奪い、新世界全体を揺るがす計画を進めていく。ルフィたちは傷ついたゼットを助けるが、海賊を憎む彼の圧倒的な力の前に敗北。大切な麦わら帽子を奪われたルフィは、仲間たちとともに再びゼットへ立ち向かう。

主な登場人物(キャスト)

モンキー・D・ルフィ(田中真弓):麦わらの一味の船長。ゼットとの出会いをきっかけに、海賊としての信念と仲間を守る覚悟を試されることになる。

ゼット/ゼファー(大塚芳忠):元海軍大将で、現在はNEO海軍を率いる総帥。海賊を根絶することを正義と信じ、ダイナ岩を用いて新世界を巻き込む大規模な計画を実行しようとする。

アイン(篠原涼子):NEO海軍に所属するゼットの部下。ゼットに強い忠誠を抱き、相手を若返らせる能力で麦わらの一味を追い詰めていく。

ビンズ(香川照之):NEO海軍の幹部で、ゼットを支える部下のひとり。植物を操る能力を使い、独特の戦闘スタイルでルフィたちの前に立ちはだかる。

青雉/クザン(子安武人):元海軍大将。ゼットの過去や海軍との因縁を知る人物として物語に関わり、ルフィたちの前にも姿を見せる。

作品の魅力解説

本作の大きな魅力は、ルフィたちの冒険活劇に加え、敵であるゼットの信念と悲哀が濃く描かれている点にある。ゼットは単なる悪役ではなく、海軍としての過去、海賊への憎しみ、そして自分なりの“正義”を抱えた人物として登場する。そのため、ルフィとの対立は単純な善悪の衝突ではなく、互いの信念がぶつかり合うドラマとして展開していく。

また、劇場版では初めて“新世界編”を舞台にしていることも見どころのひとつ。海軍、NEO海軍、麦わらの一味が交錯するスケールの大きい物語となっており、ダイナ岩をめぐる危機が映画ならではの緊張感を生み出している。アクション面でも、ゼットの巨大な武器や一味それぞれの戦闘、海軍との攻防が重なり、シリーズファンが楽しめる見せ場が多い。

さらに、音楽面では中田ヤスタカがオープニングテーマを、アヴリル・ラヴィーンが主題歌を担当している点も特徴的である。『ONE PIECE』らしい熱量に加え、映画全体にスタイリッシュな印象を与えており、シリーズ作品の中でも独自の存在感を放つ一作となっている。

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