キアヌ・リーヴスが新作『Kill Current』で主演と製作を務めることが発表された。
キアヌ・リーヴスが、新作アクションスリラー『Kill Current(原題)』(キル・カレント)で主演と製作を務めることが分かった。
映画は、作家オリヴァー・ロウによる刊行前の小説『Kill Current: A Jon Hendricks Thriller(原題)』を原作とする。独立系スタジオThe Arenaが映画化権を取得し、作品の資金調達と製作を担当。リーヴスはアレクサンドラ・グラントとともに、新たな製作会社Two Dragonfliesを通じてプロデュースする。
キアヌ・リーヴス、新作で元CIA工作員に
リーヴスが演じるのは、元CIA工作員ジョン・ヘンドリックス。原作は、新たな任務へ送り出した自身の部下が消息を絶ったことで、現場を離れていたヘンドリックスが再びCIAの世界へ引き戻されるところから始まる。
やがて事件の背後には、本来ならあと10年は存在しないはずの高度な技術が存在していることが判明。その技術を求める複数の国家を巻き込み、世界規模の情報戦と争奪戦へ発展していく。
映画版が原作の物語をどこまでそのまま取り入れるかは、現時点では明らかになっていない。
新シリーズ第1作を映画化、フランチャイズ化も視野
原作『Kill Current』は、ジョン・ヘンドリックスを主人公とする新たなスリラー小説シリーズの第1作。Zandoから2027年5月11日に刊行予定となっている。
上海からベルリン、NATOの舞台裏までを横断し、半導体、グローバルなサプライチェーン、技術戦争といった現代的な題材を取り入れた地政学スリラーとして構想されている。
The Arena CEOのエリック・フェイグも、同社が世界市場向けのハイコンセプトIPを複数のメディアで展開する方針を掲げており、リーヴスについて“知的なアクション・フランチャイズ”に適した存在だと説明している。
原作自体がシリーズとして始動するだけに、映画も成功次第では新たな長期アクションシリーズへ発展する可能性がありそうだ。
Two Dragonflies初の映画プロジェクト
本作は、リーヴスとグラントが立ち上げた新たな製作会社Two Dragonfliesにとって初の映画プロジェクトとなる。
リーヴスとグラントは同社を通じて共同でプロデューサーを務め、Zandoのモリー・スターンらもエグゼクティブ・プロデューサーとして参加する。
リーヴスは『ジョン・ウィック』シリーズで現代アクション映画を代表するスターのひとりとなったが、『Kill Current』では既存シリーズとは異なる元CIA工作員という新たなキャラクターへ挑む。
現時点では監督、脚本家、ほかの出演者、撮影開始時期、公開日などは発表されていない。
新会社の第1作と、これから刊行される新小説シリーズの映画化が同時に始動するという意味でも、リーヴスにとって新たなフランチャイズへの第一歩となる可能性を持つ企画だ。
