名作キャラクター『キャスパー』の新作実写シリーズが、ディズニープラスで企画されている。
長年にわたりアニメ、コミック、映画で親しまれてきた幽霊キャラクターキャスパーが、新作実写シリーズとしてよみがえる可能性が浮上した。ディズニープラスは、5社による入札合戦を経て『キャスパー』のシリーズ化権を獲得。企画には、ディズニープラスの超自然系シリーズ『グースバンプス』を手がけたロブ・レターマンとヒラリー・ウィンストン、1995年の実写映画版『キャスパー』に関わったスティーヴン・スピルバーグ、さらにドリームワークス・アニメーションTVとUCPが参加している。
『キャスパー』新作実写シリーズがディズニープラスで開発中
ディズニープラスが、名作キャラクターキャスパーを題材にした新たな実写シリーズを開発していることがわかった。プロジェクトはまだ開発初期段階にあり、ストーリーやキャスト、配信時期などの詳細は明らかにされていない。
今回の企画は、5社による激しい入札合戦を経てディズニープラスが獲得したもの。キャスパーは、1940年代からアニメやコミックを中心に展開されてきた“フレンドリーな幽霊”として知られ、1995年にはクリスティーナ・リッチ主演で実写映画化された。新シリーズでは、この古典的なゴースト・ストーリーを現代的にアップデートする方向で開発が進められているという。
制作には、ディズニープラスの『グースバンプス』でエグゼクティブプロデューサーを務めたロブ・レターマンとヒラリー・ウィンストンが参加。さらに、1995年版映画でエグゼクティブプロデューサーを務めたスティーヴン・スピルバーグも名を連ねる。レターマンとウィンストンは脚本を担当し、レターマンが監督を務める予定だ。
『ウェンズデー』のような再解釈作品になるか
新たな『キャスパー』について、具体的な物語の詳細はまだ明かされていない。ただし、本作は古典的なゴースト・ストーリーを現代的にアップデートする実写シリーズとして企画されており、『アダムス・ファミリー』の世界観をダークかつスタイリッシュに再構築した『ウェンズデー』のように、従来のキャラクター像に新たなエッジを加える作品になることも期待されているようだ。
キャスパーは、怖がらせる存在としての幽霊ではなく、人間と友達になりたいと願う優しいゴーストとして親しまれてきたキャラクターだ。その一方で、幽霊であることや死後の世界をめぐる設定には、もともと孤独や喪失といったテーマも含まれている。現代版のシリーズでは、そうした要素をより繊細に掘り下げながら、ファミリー向けの親しみやすさと、少し影のある青春ミステリー的なトーンを組み合わせる可能性がある。
1995年の実写映画版『キャスパー』でも、CGIによってキャスパーの姿が表現された。今回のシリーズでも、同様にCGI効果が使用される見込みだ。視覚効果の進化によって、透明な幽霊としてのキャスパーの表情や動き、現実世界との関わり方がどのように描かれるのかも注目される。
スピルバーグも関わった1995年版映画から新シリーズへ
キャスパーは、1945年から59年にかけてフェイマス・スタジオが制作した一連のアニメ映画に登場するキャラクターとして知られるようになった。その後、1952年からキャスパーのコミックを刊行していたハーヴェイ・コミックスがキャラクターの権利を取得。以降、キャスパーはコミック、アニメシリーズ、映画など、さまざまなメディアで展開されてきた。
なかでも広く知られているのが、1995年に公開された実写映画版『キャスパー』だ。クリスティーナ・リッチ、ビル・プルマンが出演し、キャスパーの声をマラキ・ピアソンが担当した同作は、アンブリン・エンターテインメントとハーヴェイ・エンターテインメントが共同製作し、ユニバーサル・ピクチャーズが配給。スティーヴン・スピルバーグは同作でエグゼクティブプロデューサーを務めていた。
今回の新シリーズにも、そのスピルバーグがエグゼクティブプロデューサーとして参加する予定だ。1995年版映画との直接的なつながりや物語上の連続性は明らかになっていないが、かつての映画版に関わった人物が新たな実写化にも名を連ねることで、キャスパーというキャラクターが持つ長い映像化の歴史を受け継ぐ企画になりそうだ。
