『モネと時間旅行』が9月18日(金)より日本公開。邦題決定にあわせて、シーン写真7点が解禁された。
セドリック・クラピッシュ最新作『モネと時間旅行』日本公開決定
『スパニッシュ・アパートメント』『ダンサー イン Paris』などで知られるセドリック・クラピッシュ監督の最新作『La Venue de l’avenir』が、邦題『モネと時間旅行』として2026年9月18日(金)より日本公開されることが決定した。
本作は、パリとノルマンディーを舞台に、現代と19世紀ベル・エポックの時代をつなぎながら、家族のルーツと人生の選択を描くヒューマンドラマ。世界で250万人を動員した話題作であり、印象派の巨匠クロード・モネ没後100年となる2026年に日本公開を迎える。
あわせて解禁されたのは、物語の鍵を握る遺産の屋敷、19世紀のパリを歩く若き女性アデル、そしてモネの大作《睡蓮》を見つめる現代の人々の姿などを捉えたシーン写真7点。ひとつの家族の秘密が、時間を越えて現在の登場人物たちに影響を与えていく本作の世界観が感じられるカットとなっている。

『モネと時間旅行』より ©STUDIOCANAL – COLOURS OF TIME – CE QUI ME MEUT – Emmanuelle Jacobson-Roques
遺産の屋敷と一枚の絵画が導く、家族の秘密
物語の始まりは、ノルマンディーの草原に長い間閉ざされていた古い屋敷。相続の権利を持つのは、面識のない30人以上の一族だった。
土地開発のために屋敷の売却を迫られた一族のなかから、パリで暮らすセブ、アブデル、セリーヌ、ギイの親戚4人が代表として屋敷を調査することになる。そこで彼らが見つけるのは、印象派の作品らしき絵画、先祖アデルの手紙や写真だった。
絵に描かれた白いドレスの女性は誰なのか。そして、その絵を描いた人物は誰なのか。100年以上閉ざされていた屋敷から見つかった痕跡をたどるうちに、19世紀にノルマンディーからパリへ旅をし、ベル・エポックの時代を生きた謎の女性アデルの人生が浮かび上がっていく。
一枚の絵画に隠された秘密が明らかになるとき、過去と現在、理想と現実が交差し、登場人物たちの人生に新たな扉が開かれていく。

『モネと時間旅行』より ©STUDIOCANAL – COLOURS OF TIME – CE QUI ME MEUT – Emmanuelle Jacobson-Roques
モネ没後100年に、印象派の記憶をたどる物語
『モネと時間旅行』の大きな魅力は、家族のミステリーとともに、印象派の記憶をめぐる時間旅行が描かれる点にある。
劇中にはモネをはじめ、ルノワール、セザンヌ、写真家フェリックス・ナダール、作家ヴィクトル・ユゴーといった実在の芸術家たちが登場。さらに、オルセー美術館、オランジュリー美術館、クロード・モネの「睡蓮の庭」など、印象派を語るうえで欠かせない場所や名作絵画も物語を彩る。
2026年は、クロード・モネ没後100年のメモリアルイヤー。そんな節目に公開される本作は、単なる美術映画ではなく、絵画が個人の記憶や家族の歴史とどう結びついていくのかを描く作品としても注目される。

『モネと時間旅行』より ©STUDIOCANAL – COLOURS OF TIME – CE QUI ME MEUT – Emmanuelle Jacobson-Roques
クラピッシュ監督が描く“19世紀のパリ”と“現代”
監督・脚本を務めるセドリック・クラピッシュは、『猫が行方不明』『家族の気分』『PARIS パリ』など、パリを舞台にした作品を数多く発表してきた映画作家。『スパニッシュ・アパートメント』『ロシアン・ドールズ』では、若者たちの青春や人生の転機を軽やかに描き、高い評価を得てきた。
また、長年のバレエ・ダンスファンとしても知られ、『オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に』や、パリ・オペラ座のダンサーを主演に迎えた『ダンサー イン Paris』など、身体表現と都市の空気を結びつける作品も手がけている。
そんなクラピッシュ監督が本作で挑んだのは、かねてより映像化を望んでいたという19世紀のパリ。そこに現代の物語を重ねることで、過去を懐かしむだけではなく、いまを生きる人々が自分の人生を見つめ直していく物語へと発展させている。
遺産の屋敷、一枚の絵画、そして先祖の手紙。過去の断片が現在の登場人物たちを動かしていく構成は、クラピッシュ監督らしい群像劇の温かさと、時間を越えるロマンを同時に感じさせる。

『モネと時間旅行』より ©STUDIOCANAL – COLOURS OF TIME – CE QUI ME MEUT – Emmanuelle Jacobson-Roques
シーン写真7点が解禁、現在と19世紀を映し出す
今回解禁されたシーン写真は全7点。遺産の屋敷に集まった4人の子孫たちが、100年以上の時を経て見つかった先祖の手紙を前に、その内容に見入る姿が切り取られている。
また、19世紀ベル・エポック時代を生きたアデルが、住み慣れたノルマンディーを離れ、大きな荷物を抱えて不安げにパリの街を歩くカットも公開。新しい世界へ踏み出す彼女の緊張と希望がにじむ場面となっている。

『モネと時間旅行』より ©STUDIOCANAL – COLOURS OF TIME – CE QUI ME MEUT – Emmanuelle Jacobson-Roques
さらに、本作の重要なモチーフとなるモネの大作《睡蓮》を、現代の鑑賞者たちがスマートフォンで撮影する印象的なカットも。芸術作品が時代を越えて受け継がれながら、現代の人々にどのように見つめられているのかを象徴する一枚だ。
フランス映画界の実力派と若手俳優が集結
現代の主人公セブを演じるのは、カルティエのコマーシャル撮影でクラピッシュ監督に見出されたアブラム・ヴァプレ。彼とともに遺産の屋敷を調査する親戚役には、ヴァンサン・マケーニュ(『画家ボナール ピエールとマルト』)、ジュリア・ピアトン(『最高の花婿』シリーズ)、『パリのどこかで、あなたと』などクラピッシュ作品でも知られるジヌディーヌ・スアレムが名を連ねる。
19世紀の物語の主人公アデルを演じるのは、『スザンヌ、16歳』で監督・主演デビューを果たしたスザンヌ・ランドン。名優ヴァンサン・ランドンとサンドリーヌ・キベルランを両親に持つ新鋭で、本作では家族の秘密の核心に関わる女性を演じる。

『モネと時間旅行』より ©STUDIOCANAL – COLOURS OF TIME – CE QUI ME MEUT – Emmanuelle Jacobson-Roques
さらに、アデルのパリ滞在を支える友人アナトール役にポール・キルシェ、ルシアン役にヴァシリ・シュナイダー(『モンテ・クリスト伯』)、ノルマンディーに残した恋人ガスパール役にヴァランタン・カンパーニュが出演。セシル・ドゥ・フランス、オリヴィエ・グルメら実力派俳優も加わり、時代も世代も異なるキャラクターたちが、家族のルーツをめぐる物語に厚みを与えている。
『モネと時間旅行』は2026年9月18日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下ほかにてロードショー。
映画『モネと時間旅行』作品情報
| 邦題 | モネと時間旅行 |
|---|---|
| 原題 | La Venue de l’avenir |
| 製作年 | 2025年 |
| 製作国 | フランス |
| 上映時間 | 126分 |
| 言語 | フランス語 |
| 監督・脚本 | セドリック・クラピッシュ |
| 出演 | スザンヌ・ランドン、アブラム・ヴァプレ、ヴァンサン・マケーニュ、ジュリア・ピアトン、ジヌディーヌ・スアレム、ポール・キルシェ、サラ・ジロドー、セシル・ドゥ・フランス、オリヴィエ・グルメ、ヴァシリ・シュナイダー、ヴァランタン・カンパーニュ ほか |
| 日本語字幕 | 古田由紀子 |
| 配給 | セテラ・インターナショナル |
| 協力 | ユニフランス |
| 公開日 | 2026年9月18日(金) |
| 公式サイト | Monetojikan.com |
| X | @Monetojikan |
