アニャ・テイラー=ジョイが、声優の仕事中に吐いた経験についてあらためて説明した。
アニャ・テイラー=ジョイが、これまで『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』で演じたピーチ姫の収録時の出来事として受け取られていた“嘔吐エピソード”について訂正した。Entertainment Weeklyの動画企画にジャック・ブラックと共に参加したアニャは、それがピーチ姫役の収録時ではなく、“初めて声優の仕事をしたとき”の体験だったと説明。ピーチ姫役については「一回も吐いてない」と語っている。
“吐いた”のはピーチ姫役ではなかった-アニャ本人が今回の動画で訂正
今回の発言は、Entertainment WeeklyのYouTube企画で明かされたもの。司会から、最初にピーチ姫の声を当てた際に「圧倒されて吐いた」と話していた件について触れられると、アニャは「ピーチ姫の時の話じゃなくて」「初めて声優の仕事をしたときの話をしたの」と説明した。
そのうえで当時の収録について、「ほぼ何も知らない状態で現場に入って、そのまま8時間ぶっ通しでやった」と振り返り、「8時間、叫んだり、アクションの声を出したり、あれやこれやで。水もがぶ飲みしてたから、まあ吐いたよね」と語った。一方で、ピーチ姫役の収録については「ピーチ姫のときは一回も吐いてないから、それだけはよかったって思ってるよ」とも明かしており、これまで広まっていた受け止めを自ら修正した形となった。
8時間の初セッションで限界に-ジャック・ブラックも語った声優収録の過酷さ
アニャは今回の会話で、長時間にわたる収録が想像以上に体力を消耗する作業だったことを明かしている。
こうした発言に対し、共演したジャック・ブラックも「みんな、声優がどれだけきつい仕事か知らないよね」と反応。そのうえで、自身についても「3時間以上はきついな」「3時間やったことはあるけど、それが限界だよね」と語り、「お茶とハチミツでずっとケアしながらでも、喉にくるんだよ」と明かした。
アニャは現在では「だからもうそんなやり方はしてない」とも話しており、負担を抑えるようになったという。今回のやり取りからは、“吐いた”という強いエピソード以上に、アニメ作品の声優収録が身体面でも大きな負荷を伴う仕事であることがうかがえる。
“初めての声優仕事”は何だったのか-有力候補に『プレイモービル マーラとチャーリーの大冒険』
今回の動画の中で、アニャは“吐いた”経験について「初めて声優の仕事をしたとき」の出来事だったと説明したが、作品名までは明かしていない。一方で、これまでの主なボイスワークとしては『ダーク・クリスタル エイジ・オブ・レジスタンス』や『プレイモービル マーラとチャーリーの大冒険』が知られており、今回アニャが振り返った“初めての声優仕事”の有力候補のひとつとみられる。
『プレイモービル マーラとチャーリーの大冒険』はドイツ発の玩具「プレイモービル」をもとにした作品で、弟チャーリーを追って不思議な世界へ迷い込んだ主人公マーラの冒険が描かれる。アニャは主人公マーラ役を務めた。もっとも、今回の発言が実際にこの作品を指していたのかどうかは、現時点では本人の明言がないため断定はできない。
今回のやり取りで明らかになったのは、アニャが過去に語っていた“吐いた”経験が、少なくともピーチ姫の収録時の出来事ではなかったということだ。これまで広まっていた受け止めに対し、本人があらためて文脈を補足したことで、当時の発言の意味合いもより明確になった。
【動画】アニャ・テイラー=ジョイとジャック・ブラックが出演したEntertainment Weeklyの企画映像
