『トイ・ストーリー5』予告解禁-ウッディとバズ再集結、テクノロジー時代に問う“おもちゃの存在意義”とは

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『トイ・ストーリー5』の予告編が公開された。


『トイ・ストーリー4』から7年。ウッディ、バズ・ライトイヤー、そしておなじみの仲間たちが新章『トイ・ストーリー5』で再集結する。ピクサーは木曜日、公式予告編を公開した。

本作が向き合うのは、現代の子ども時代にとってあまりにも身近な問いである。スクリーンが日常の中心となりつつある今、おもちゃの存在意義とは何か。予告編では、ウッディとバズが再会し、ボニーを新型スマートタブレット「リリーパッド」から救い出そうと奔走する姿が描かれている。ジェシーやフォーキーらも加わり、テクノロジーが子どもたちの生活を覆い尽くす事態に立ち向かう構図が示された。

テクノロジー時代に問う“おもちゃの存在”-実存的テーマへ踏み込む新章

本作で監督・脚本を務めるアンドリュー・スタントンは、本作を「従来の善悪対決のような作品というよりも、時代遅れになりつつあるおもちゃたちが直面する実存的な問いを描く物語」と位置づけている。

テクノロジーを「単純な悪役として描くのではなく」、デジタルデバイスが子ども時代をどのように変容させたか、そしてその避けがたい変化が何を意味するのかを掘り下げることを目指しているという。

シリーズがこれまで描いてきた“持ち主との関係性”というテーマは、本作ではより現代的な文脈へと接続される。子どもとおもちゃの関係は、スクリーンの存在によってどのように変わったのか。その問いが物語の軸として提示されている。

【動画】『トイ・ストーリー5』公式予告編

主要キャスト再集結-新キャスト参加で布陣を刷新

第5弾でも声優陣はほぼ再集結する。ウッディ役のトム・ハンクス、バズ役のティム・アレンが続投し、シリーズの中心を担う存在が再び物語を牽引する。

さらに、ジェシー役のジョーン・キューザック、スリンキー・ドッグ役のブレイク・クラーク、フォーキー役のトニー・ヘイルも参加。おなじみの声が揃うことで、シリーズの連続性が保たれている。

一方で、新たな顔ぶれとしてグレタ・リーコナン・オブライエンが加わる。コアメンバーを維持しながらも、新キャストを迎えることで物語の世界観に新たな広がりをもたらそうとする姿勢がうかがえる。

『トイ・ストーリー4』の別離はどう描かれるのか-続編最大の焦点

本作は『トイ・ストーリー4』の後日談として展開する。前作は、ウッディがボニーのおもちゃ箱での生活よりも自由を選ぶ決断で幕を閉じた。シリーズにとって大きな転換点となったあの別離が、どのように描かれるのかは続編における最大の焦点のひとつである。

予告編ではウッディとバズの再会が示されているが、その経緯や現在の関係性は明かされていない。再集結が一時的なものなのか、それとも新たな関係性の再構築なのかは現時点では不透明である。

長年にわたり描かれてきた“持ち主との関係”というテーマが、本作ではテクノロジーという新たな要素と交差する。前作で提示された自由と別離の意味が、どのように現代的文脈の中で再定義されるのかが注目される。

復調のピクサーが送り出す注目作-スタジオの現在地

本作が公開されるのは、ディズニーとピクサーのアニメーション作品が再び勢いを取り戻しつつあるタイミングでもある。2024年公開の『インサイド・ヘッド2』は世界興行収入で15億ドル以上を記録し、年間最高興収作品となった(約2250億円/2024年末時点)。

さらにピクサーは3月にオリジナル作品『私がビーバーになる時』の公開を予定している。既存フランチャイズと新作の両輪で展開を図るなか、『トイ・ストーリー5』はスタジオの現在地を示す重要作として位置づけられる。

『トイ・ストーリー5』は6月19日に米公開、日本では2026年内の公開が予定されている。

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