セバスチャン・スタンが『THE BATMAN PART II(原題)』への出演に向け、ロバート・パティンソンとの共演を交渉中と報じられた。
セバスチャン・スタンが、ゴッサム・シティに足を踏み入れる可能性が浮上した。『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』でアカデミー賞にノミネートされた同俳優が、『THE BATMAN PART II(原題)』への出演に向け、ロバート・パティンソンとの共演を交渉中だと報じられている。
セバスチャン・スタン、『THE BATMAN PART II』出演に向け交渉中と報道
スタンは、DCスタジオが進める『THE BATMAN PART II(原題)』で、主演を務めるパティンソンとの共演に向けた交渉に入っているとされる。
DCスタジオおよび関係者はキャスティングについて公式なコメントを出しておらず、現時点では出演が確定したわけではないことに加え、本作でスタンがどのような役を担うのか、またブルース・ウェインの敵となるのか味方となるのかについては明らかにされていない。
ヒーロー映画での経験と、パティンソンとの過去の共演歴
スタンは、ヒーロー映画の世界ではすでに長いキャリアを持つ俳優である。マーベル映画シリーズでは、バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー役として複数作品に出演し、コスチュームを身にまとうキャラクター像を体現してきた。その経験から、ダークで重厚な世界観を持つ『THE BATMAN』シリーズへの参加は自然な流れとも受け取れる。
またスタンは、パティンソンと過去に共演経験がある。2020年にNetflixで配信された南部ゴシック作品『悪魔はいつもそこに』では、両者は同じ作品世界の中で顔を合わせており、今回の交渉が実現すれば、スクリーンでの再共演となる。さらに本作には、スタンとマーベル作品で共演してきたスカーレット・ヨハンソンも名を連ねており、過去の関係性が新たな形で交差する点も注目されている。
長い準備期間を経て動き出す続編、リーヴス監督が語る手応え
『THE BATMAN PART II(原題)』は、マット・リーヴスが監督を務め、マットソン・トムリンとともに脚本を手がける続編として、長い準備期間を経てきた。撮影は来春開始予定で、2027年10月にワーナー・ブラザース配給により劇場公開される見通しだ。
リーヴスは本作について、2024年9月に行われたエミー賞の場で『Variety』誌の取材に応じ、「長い道のりだったけど、本当にものすごくワクワクしている」と現在の心境を語っている。その上で、「僕とマットソンが書いた脚本をすごく誇りに思っているんだ」と述べ、完成した脚本に対する強い自信をにじませた。
前作『THE BATMAN -ザ・バットマン-』は、2022年3月に劇場公開され、世界興行収入7億7200万ドルを記録している。リーヴスは批評家から高い評価を受けた第1作を土台に、さらなる深化を目指して続編に取り組んでいる。
物語を守るための徹底した秘密主義とシリーズの独立性
リーヴスはまた、『THE BATMAN -ザ・バットマン-』シリーズが物語の秘密を守るために、徹底した管理体制を敷いてきたことも明かしている。前作の制作時には、脚本を「文字通りコード付きの鍵がかかる秘密の袋に入れた」といい、情報漏えいを防ぐための厳重な対応が取られていたという。
当時主演を務めていたパティンソンはニューヨークに滞在しており、脚本の受け渡しを含め、「すべてが厳重警備だった」とリーヴスは振り返っている。こうした姿勢は、作品世界を外部の雑音から切り離し、物語そのものに集中するための方針を象徴するものといえる。
『THE BATMAN PART II(原題)』は、公式には新たに立ち上げられたDCユニバースの一部ではないとされている。一方で、本作はジェームズ・ガンとピーター・サフランが率いるDCスタジオのバナーのもとで開発が進められており、独立性を保ちながらもスタジオ全体の動向と無関係ではない立ち位置にある。
DCスタジオの展開と、セバスチャン・スタンの今後の動向
『THE BATMAN PART II(原題)』が進行する一方で、DCスタジオは新たなシネマティック・ユニバースの展開も進めている。この新シリーズは昨夏公開された『スーパーマン』から始動し、世界興行収入6億1500万ドルを記録した。今後は『スーパーガール』の劇場公開を皮切りに、『クレイフェイス(原題)』、『マン・オブ・トゥモロー(原題)』、さらに新たなワンダーウーマン映画の制作も控えている。
スタンは近年、映画やドラマを横断して幅広い作品に出演してきた。直近ではMCU作品『サンダーボルツ*』に出演したほか、『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』や『顔を捨てた男』などでも知られる。今後は『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』やスリラー作品『Fjord(原題)』への出演が予定されている。
現時点でDCスタジオは本作のキャスティングについて公式なコメントを控えており、スタンの代理人も本件に関する発言はしていない。出演交渉が進行中とされる段階にとどまる中、今後の正式発表が注目される。



