「大切なのは“give”すること」78歳で初主演“世界一有名なおばあちゃん”が来日-『おばあちゃんと僕の約束』感動の舞台挨拶レポート

『おばあちゃんと僕の約束』舞台挨拶にて ©2024 GDH 559 CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED Japan Visit - 来日
『おばあちゃんと僕の約束』舞台挨拶にて ©2024 GDH 559 CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED

『おばあちゃんと僕の約束』主演ウサー・セームカムが来日舞台挨拶に登壇。感謝と愛に満ちた言葉を届けた。

“世界一有名なおばあちゃん”ことウサー・セームカムが来日
映画『おばあちゃんと僕の約束』の大ヒットを記念し、主演を務めたウサー・セームカムが緊急来日。6月29日(日)、都内・シネスイッチ銀座での上映後に舞台挨拶を行った。78歳で映画初出演を果たした彼女は、本作をきっかけに“タイで最も有名なおばあちゃん”と称され、世界中から注目を集めている。
会場には多くの観客が詰めかけ、大きな拍手とともにウサーさんが登壇。日本への愛情と感謝の言葉を口にしながら、穏やかな笑顔で観客ひとりひとりに丁寧に語りかけるようなトークを展開した。

78歳で映画初出演-感動の舞台挨拶に登壇

『おばあちゃんと僕の約束』舞台挨拶にて ©2024 GDH 559 CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED

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上映後のステージに姿を見せたセームカムは、「コップンカー」とタイ語で挨拶し、満席の劇場に笑顔を向けた。 「日本でこの映画を観ていただけることがとても嬉しいです。日本は気候も人も優しくて、タイに似ていると思います」と、日本滞在への喜びを語った。 「この年齢で映画の主演になるなんて、夢にも思っていませんでした」と語ったセームカムは、落ち着いた口調ながらも感無量の様子。本作が人生初の映画出演だったこと、そして世界的ヒットとなったことについても、「家族も驚いています」と笑った。

“おばあちゃん”として世界中から愛されて

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本作で祖母メンジュを演じたセームカムは、78歳での映画初出演にもかかわらず、スクリーン上で深い存在感を放ち、一躍“世界で一番有名なおばあちゃん”として注目を集めた。 「私の家族も、この年齢で女優になるなんて夢にも思っていなかったと思います。世界中の方が“おばあちゃん”と呼んでくれるのが、嬉しくて不思議です」と、周囲の反応について語る姿には、戸惑いと喜びが入り混じっていた。

劇中で孫エム役を演じた人気俳優ビルキンとの共演については、「最初に会った時、“僕のこと知ってる?”と聞かれたけど、テレビをあまり見ないので“知らない”と答えたんです」と裏話を披露。ワークショップを通じて信頼関係を築いた2人は、撮影中もまるで本当の孫と祖母のように接していたという。

毎回会うたびにビルキンはハグしてくれて、いたずらもしてくる。子どものように遊んでくれて、とてもかわいかったです」と、その自然な関係性が演技にも反映されたと振り返った。

「giveすることが愛」-家族への思い

『おばあちゃんと僕の約束』舞台挨拶にて ©2024 GDH 559 CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED

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舞台挨拶の終盤、邦題『おばあちゃんと僕の約束』にちなみ、「ご家族とどんな約束を交わしたいですか?」という問いが投げかけられると、セームカムは「実はこれまで孫や子どもと約束をしたことはありません」としつつも、「歳をとって動けなくなったら、面倒をみてね(笑)」とユーモアを交えて応えた。

それだけではなくすぐに、「でも、実際に子どもたちに求めていることは何もありません。それが“愛”だと思っています」と人生の矜持を語り、会場にメッセージを届けた。

私が一番大切にしているのは、“give”です。子どもを産み、育て、その子に家族ができて孫が生まれ、面倒をみる。学校に通わせて、プレゼントを贈る。愛を“あげる”こと。それこそが家族にしかできないことです

愛情は見返りを求めるものではなく、ただ相手のために差し出すもの――その言葉に込められた人生観と人柄に、場内に感動が広がる。舞台挨拶後に行われたサイン会では涙を流す観客の姿も多く、ウサー・セームカムの穏やかで力強い“give”の精神が、スクリーンを超えて確かに観客ひとりひとりに届いていたことを物語っていた。

【『おばあちゃんと僕の約束』レビュー】タイ初、打算から始まる珠玉の感動作! 誰もが持つ「時間」が、愛情のカギとなる
『おばあちゃんと僕の約束』主演ウサー・セームカムが来日決定-舞台挨拶&サイン会も実施
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作品情報

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<STORY>
大学を中退してゲーム実況者を目指す青年エム。従妹のムイが祖父から豪邸を相続したと聞き、自分も楽をして暮らしたいと画策。エムにはお粥を売って生計を立てている一人暮らしの祖母・メンジュがおり、ステージ4のガンに侵されていることが判明。不謹慎にもエムはメンジュに近づき、彼女から信頼され相続を得ようとするのだが、その慎ましく懸命に生きる姿や考えに触れていき……。

タイトル:『おばあちゃんと僕の約束』
原題:Lahn Mah
監督・脚本:パット・ブンニティパット
脚本:トッサポン・ティップティンナコーン
出演:プッティポン・アッサラッタナクン(ビルキン)、ウサー・セームカム、サンヤー・クナーコン、サリンラット・トーマス、ポンサトーン・ジョンウィラート、トンタワン・タンティウェーチャクン
日本公開:2025年6月13日
製作国:タイ|上映時間:125分|カラー|5.1ch|1.85:1
日本語字幕:小河恵理
後援:タイ国政府観光庁
配給:アンプラグド
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公式サイト:unpfilm.com/lahnmah
X:@lahnmahjp
Instagram:@unplugged_movie
Facebook:@lahnmahjp
TikTok:@unpfilm

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