サム・ロックウェル、“出演してないのにギャラが発生”し続けている映画とは?「今でもその映画から小切手が届くよ」[動画あり]

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サム・ロックウェルが語った“出演していないのに報酬が入る映画”の裏話が話題に。

「出演してないけどお金が入る」-『ワイルド・チェンジ』の奇妙な記憶

サム・ロックウェルがポッドキャスト番組「Happy Sad Confused」に出演し、自身が“出ていない映画”から現在もリザジュアル(再放送や配信による報酬)を受け取っていると明かした。話題に上がったのは、モーガン・フリーマン主演の1989年の映画『ワイルド・チェンジ』。ロックウェルは当時、マイケル・インペリオリケヴィン・コリガンと共にオーディションを受け、たった1行のセリフのためにニュージャージーまで向かったという。

最終的にロックウェルがその役を勝ち取ったものの、撮影では自身の登場シーンまで到達せず、結局は降板に。「週単位で支払う余裕がない」と制作側に判断され、1日分の出演料のみで撮影を終えることになった。それにもかかわらず、「今でもその映画から小切手が届く」と笑いながら語っており、ハリウッドの予期せぬ報酬制度が浮き彫りになった。

【動画】ポッドキャスト「Happy Sad Confused」出演回

『セレブリティ』での役は“インペリオリの代打”

ロックウェルとインペリオリの“すれ違い”は一度きりではない。ロックウェルはウディ・アレン監督の『セレブリティ』(98年)にも出演しており、その際も当初はインペリオリがその役を演じる予定だったという。しかしインペリオリはテレビドラマのパイロット版出演のため降板し、代わってロックウェルがキャスティングされた。

ロックウェルは本作でレオナルド・ディカプリオ演じるキャラクターの取り巻き役として登場する予定だったが、撮影前に「金髪にブリーチしてくれ」と言われたことを回想。「たった数行のセリフのために金髪に染めるなんて…と最初は拒否した」としつつも、「ウディが望んでる」と説得され、最終的には了承したという。

『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』が分けた俳優人生

ロックウェルによれば、『セレブリティ』の役を辞退したインペリオリが当時選んだのは、テレビドラマ『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』のパイロット版出演だったという。後に米テレビ史を代表する作品となったこのドラマは、インペリオリにとってキャリアの転機となり、彼はクリストファー・モルティサンティ役として高い評価を獲得。シリーズは8シーズンにわたり放送され、複数のエミー賞を受賞するなど、社会現象的なヒットとなった。

一方のロックウェルは、インペリオリの代役として映画に出演する形となったが、インタビューではこのすれ違いを笑い話として紹介。「そのドラマ、あまりヒットしなかったんじゃなかったっけ?」とジョークを飛ばし、笑いを誘った。

“あと一歩で手にしていたかもしれない役”が、俳優のキャリアを大きく左右する。ロックウェルとインペリオリの間で繰り返された役の交代劇からは、ハリウッドの偶然と運命の交錯が垣間見える。

『ワイルド・チェンジ』に出演していないにもかかわらず報酬を受け取ったり、『セレブリティ』では“代役”としてブリーチ髪で現場に立ったりと、サム・ロックウェルの語る裏話には、ハリウッド俳優の思わぬすれ違いやキャリアの転機が詰まっている。マイケル・インペリオリとの奇妙な“役の交差”は、俳優人生の運と偶然の面白さを物語っている。

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