殺人ピエロからヴァンパイアまで-ビル・スカルスガルドが『IT』シリーズの新作ドラマで怪物役への思いを語った。
『IT』シリーズで恐怖の殺人ピエロ”ペニーワイズ”を演じ、世界中に衝撃を与えたビル・スカルスガルドが、2025年放送予定のHBOドラマ『IT:ウェルカム・トゥ・デリー(原題)』で同役に復帰することが明らかとなった。現在米公開中の『ノスフェラトゥ(原題)』でヴァンパイアを演じた彼が、怪物役との関係について胸の内を明かしている。
シリーズを代表する恐怖の象徴として
スカルスガルドは『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017年)と『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(2019年)の2作品で、子どもたちを恐怖のどん底に突き落とす殺人ピエロ、ペニーワイズを演じ上げた。その禍々しくも魅力的な演技は高い評価を受け、現代ホラー映画を代表するキャラクターとして強く印象づけられることとなった。
「怪物役はこれで最後」と思っていた理由
映画配給元のPodcast番組「Happy Sad Confused」に出演したスカルスガルドは、『ノスフェラトゥ(原題)』でのオルロック伯爵役について「これで怪物役に終止符を打てると思っていた。言葉遊びになるが、これが棺桶の最後の釘になるはずだった」と語る。「ペニーワイズという役に定義づけられすぎていた部分もあり、違うことをやりたいと考えていた」と本音を吐露した。
プロデューサー夫妻との絆が転機に
しかし、『IT』シリーズのプロデューサーであるアンディとバーバラ・ムスキエッティ夫妻が手掛けるプリクエルの企画を目にし、考えが一変したという。「彼らとは家族同然の仲で、私は彼の息子の名付け親でもある。だから『よし、ペニーワイズを復活させよう』と決意した」と、キャラクターへの再挑戦を決めた経緯を明かした。
新たな魅力を引き出す意欲
全9話の撮影を終えたスカルスガルドは「予想以上に楽しめた。これまで見たことのないペニーワイズの一面を探求できる場面もある。視聴者の皆さんにも楽しんでもらえる要素が詰まっていると思う」と自信を見せている。2023年11月には本作の初映像も公開され、ファンの期待が高まっている。
なお、本作は2025年にHBOでの配信開始が決定しているが、日本での配信については現時点で発表されていない。
