実写版『リロ&スティッチ』出演俳優が突然死去-ハワイ愛溢れる地元俳優の訃報に悲しみ広がる

デヴィッド・ヘキリ・ケヌイ・ベル NEWS
デヴィッド・ヘキリ・ケヌイ・ベル

実写版『リロ&スティッチ』出演俳優デヴィッド・ヘキリ・ケヌイ・ベルが死去-ハワイ出身の地元愛溢れる俳優が突然の訃報

実写版『リロ&スティッチ』に出演したハワイ出身俳優のデヴィッド・ヘキリ・ケヌイ・ベルが死去したことが明らかになった。57歳だった。

ベルの姉であるジャリーン・カナニ・ベルが6月16日(日)、Facebookへの投稿で弟の死去を発表した。死因については公表されていない。ジャリーン・カナニ・ベルは投稿で「心を痛めながらお伝えします。優しく、寛大で、才能があり、面白く、聡明でハンサムな弟のデヴィッド・H・K・ベルが今日、天の父のもとで過ごすことになりました」と綴っている。

『リロ&スティッチ』で印象的な役柄を演じる

ベルは実写版『リロ&スティッチ』で「アイスクリームを落とすハワイ人男性」という役で出演。彼はアニメシリーズでも象徴的なキャラクターであり、実写版ではエイリアンのポータルを目撃してをアイスクリームを落としてしまうコミカルなシーンを演じていた。彼は最近、自身のInstagramで同作品の撮影現場での写真やオーディション時の映像を公開していた。

ベルは映画業界への情熱を持ち続けており、全米映画俳優組合(SAG)のメンバーでもあった。実写版『リロ&スティッチ』以外にも、人気ドラマシリーズ「Hawaii Five-0」のシーズン5第4話でアイザック役、「私立探偵マグナム」のシーズン1でマヌ・サルニ役を演じるなど、ハワイを舞台とした作品に複数出演していた。

ハワイの文化を愛し地元空港で勤務

ベルは、カイムキ出身でカラニ高校を卒業。死去時はワイメア在住で、俳優業と並行してエリソン・オニヅカ・コナ国際空港で副所長補佐として勤務。到着アナウンスにも彼の温かい声が採用され、姉ジャリーン・カナニ・ベルによれば「すばらしく安全な顧客体験づくり」に情熱を注いでいた。

家庭ではハワイ語が日常だったことから、英語・ハワイ先住民文化・ピジン英語を自在に操る人物だった。姉は「彼の英語理解力、先住民としての知識、そして最高レベルのピジン英語を使いこなす能力が、彼をダイヤモンドの原石のような存在にしていた」と述べている。

エンターテインメント業界への深い愛情を示す

ベルは、俳優業だけでなく声優としても活動し、愛犬ブルータスとともにKona Brewingのアンバサダーとして旅をするなど、幅広いエンタメ活動に従事。姉ジャリーン・カナニ・ベルは「デヴィッドは俳優をすること、声優をすること、ブルータスと一緒にKona Brewのアンバサダーとして旅をすることを愛していました」と語っている。

また、今年5月にはInstagramで「Cast and CREW screening」に参加し、「地元ハワイクルーこそ真のスター」と感謝を綴る投稿をしている。

ハワイ映画界と地元コミュニティに与えた影響

プナホウ校とカラニ高校で教育を受けたベルは、ハワイの文化的背景を活かした演技で地元の映画・テレビ業界に貢献してきた。実写版『リロ&スティッチ』での彼の活躍は、ハワイの文化的アイデンティティを大切にしながらエンターテインメント業界で活躍する地元俳優を象徴したといえる。

cula をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む