ピクサー映画『水の都のネロ』(2027)を紹介&解説。
映画『水の都のネロ』概要
映画『水の都のネロ』(原題:Gatto)は、エンリコ・カサローザ監督(『あの夏のルカ』)が手がける、ヴェネツィアを舞台にしたピクサーのオリジナル長編アニメーション。迷信深い水の都で生きる黒猫ネロが、自分の生き方に疑問を抱き、思いがけない友情を通じて居場所を探していく。製作はアンドレア・ウォーレン。声優キャストとしてマーク・ラファロ、ローレンス・フィッシュバーンが発表されている。
作品情報
日本版タイトル:『水の都のネロ』
原題:Gatto
製作年:2027年
本国公開日:2027年3月5日
日本公開日:2027年春
ジャンル:アニメーション/ファンタジー/アドベンチャー
製作国:アメリカ
原作:無
上映時間:未定
監督:エンリコ・カサローザ
製作:アンドレア・ウォーレン
製作総指揮:ピート・ドクター
脚本:
撮影:デヴィッド・フアン・ビアンキ
編集:キャサリン・アップル
作曲:
出演:マーク・ラファロ/ローレンス・フィッシュバーン
製作:ピクサー・アニメーション・スタジオ
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
あらすじ
迷信深い水の都ヴェネツィア。黒猫ネロは街の片隅で借りを抱えながら孤独に生きていた。ある出会いをきっかけに、これまでの生き方に疑問を抱き始める。やがてネロは思いがけない友情に触れ、閉ざしていた心を揺さぶられていく。やがて居場所とは何かを問い直す旅へ踏み出していく。
主な登場人物(キャスト)
ネロ(マーク・ラファロ):イタリア・ヴェネツィアで生きる黒猫。運河が張り巡らされ、迷信が息づく街を長年渡り歩いてきた彼は、自分が“正しい人生”を生きてきたのかを問い始める。
ロッコ(ローレンス・フィッシュバーン):ネロの地元の猫マフィアのボスで、ネロに貸しがあるようだ。
簡易レビュー・解説
映画『水の都のネロ』は、現時点では未公開作ながら、すでに期待を集める要素がそろっている。まず注目したいのは、『あの夏のルカ』のエンリコ・カサローザ監督と、アンドレア・ウォーレンプロデューサーが再び組む点である。舞台はヴェネツィア、主人公は黒猫ネロ。迷信が残る街を生きる猫の物語という設定だけでも独自性が強く、ピクサー作品のなかでもひときわ幻想味のある一本になりそうだ。
さらに、海外報道では本作が従来のピクサー作品とは異なる、絵画的で手描き感のあるビジュアルを志向していると伝えられている。物語面では“居場所”や“生き方”への問いが軸になりそうで、愛らしい猫の冒険譚にとどまらず、静かな感情の揺れやヴェネツィアという土地の空気感をどう映像化するかにも期待が高まる。『あの夏のルカ』でみずみずしい情感を描いたカサローザが、より成熟したトーンのピクサー作品を見せてくれる可能性は十分ある。
ライター/エディター/映画インスタグラマー。2019年に早稲田大学法学部を卒業。東京都職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)やYouTubeチャンネル「cula 見て聞く映画マガジン(旧:アルテミシネマ)」においても映画や海外ドラマ、音楽といったカルチャーに関する情報レビューを発信している。
