6度のエミー賞受賞者ジョン・リスゴー、ダンブルドア役でHBOドラマに参戦へ
HBOによる『ハリー・ポッター』シリーズの新プロジェクトで、アルバス・ダンブルドア教授役の座が決定しようとしている。複数の情報筋によると、6度のエミー賞に輝く名優ジョン・リスゴーが、魔法魔術学校ホグワーツの校長を演じるべく最終交渉に入っているという。
10年にわたって放送される予定の本シリーズは、J.K.ローリングの小説を原作とする大規模なプロジェクトだ。HBOは現在、主要キャラクターのキャスティングを進めており、リスゴーが第1号となる見込みである。これまでこの役は、故リチャード・ハリスやマイケル・ガンボンといったイギリスの名優たちが演じてきた。
イギリス人名優たちの系譜を継ぐ新ダンブルドア
アメリカ出身のリスゴーだが、イギリス人を演じることは決して初めてではない。彼は「ザ・クラウン」でウィンストン・チャーチル役を演じ、その演技でエミー賞を受賞。現在はロンドンの舞台で作家ロアルド・ダールを演じるなど、イギリスとの縁も深い。
本シリーズは、脚本家/ショーランナーのフランチェスカ・ガーディナーと、監督/エグゼクティブプロデューサーのマーク・マイロッドが手がける。HBOおよびMax ContentのCEOであるケイシー・ブロイズは「原作に忠実な翻案であり、それぞれの象徴的な作品を深く掘り下げていく」と語っている。
精力的に活動を続けるベテラン俳優
リスゴーは現在、アカデミー賞候補作『教皇選挙』に出演中であり、サンダンス映画祭で初公開されたばかりのインディー映画『ジンパ(原題)』の主演も務めている。さらに、ジェフリー・ラッシュと共演する『ザ・ルール・オブ・ジェニー・ペン(原題)』への出演も控えている。
テレビの分野でも、FXの「ザ・オールド・マン〜元CIAの葛藤」にレギュラー出演し、ショータイムの「デクスター:ニュー・ブラッド」では、エミー賞を受賞したトリニティ役を再演。今後は、トリニティ・キラーのプリクエルシリーズのナレーションも予定している。また、舞台俕では2度のトニー賞を受賞しており、最近ロンドンのロイヤル・コート・シアターで「ジャイアント」の完売公演を成功させている。
巨大プロジェクトの全貌
本シリーズの撮影は、映画版と同じくワーナー・ブラザース・スタジオ・リーブスデンで行われる予定だ。放送開始は2026年末から2027年初頭を予定しており、10年にわたる長期プロジェクトとなる。
主要キャラクターのキャスティングには世界中から注目が集まっており、ハリー、ハーマイオニー、ロンの3人の主役級キャラクターには、すでに約32,000人の子どもたちがオーディションテープを送っているという。選考は現在も進行中だ。
豪華キャストの噂が飛び交う
魔法界の重要人物たちを演じる俳優陣についても、様々な噂が広がっている。魔法薬学の教師スネイプ役にはパーパ・エシエドゥ、副校長ミネルバ・マクゴナガル役にはシャロン・ホーガンとレスリー・マンヴィル、ホグワーツの猟場番ルビウス・ハグリッド役にはブレット・ゴールドスタインの名前が挙がっている。
さらに、最大の注目を集めているヴォルデモート卿役には、2024年度アカデミー賞主演男優賞を受賞したキリアン・マーフィーの名前も浮上。映画版でこの役を演じたレイフ・ファインズも、マーフィーの起用を支持する意向を示している。
HBOは現時点で具体的なキャスティング情報については「プリプロダクションを進める中で、契約が確定した内容についてのみ発表していく」とコメントを控えめにしているが、今回のリスゴーの起用を皮切りに、続々と豪華キャストの発表が行われることが期待される。



