映画『Werwulf(原題)』(2026)を紹介&解説。
映画『Werwulf(原題)』概要
映画『Werwulf(原題)』は、ロバート・エガース監督(『ウィッチ』『ノスフェラトゥ』)が、13世紀イングランドの狼男伝承を題材に描く時代ホラー。満月のたびに恐ろしい狼男へ変身する呪いを抱えながら、妻子と静かに暮らしてきた口のきけない農夫が、王の命を受けた狼狩りの一団へ強制的に加えられる。
主演はアーロン・テイラー=ジョンソン。共演には『ノスフェラトゥ』でもエガース監督と組んだウィレム・デフォー、リリー=ローズ・デップに加え、ラルフ・アイネソン、ボディ・レイ・ブレスナックらが名を連ねる。
作品情報
| 日本版タイトル | 未定(2026年8月時点) |
|---|---|
| 原題 | Werwulf |
| 製作年 | 2026年 |
| 本国公開日 | 2026年12月25日 |
| 日本公開日 | 未定(2026年8月時点) |
| ジャンル | ホラー |
| 製作国 | イギリス/アメリカ |
| 原作 | 無 |
| 上映時間 | 未定(2026年8月時点) |
| 監督 | ロバート・エガース |
|---|---|
| 脚本 | ロバート・エガース/ショーン |
| 製作 | ロバート・エガース/ティム・ビーヴァン/エリック・フェルナー/ギャレット・バード/ショーン |
| 製作総指揮 | クリス・コロンバス/エレノア・コロンバス/バーナード・ベリュー |
| 撮影 | ジェアリン・ブラシュケ |
| 編集 | ルイーズ・フォード |
| 作曲 | ロビン・キャロラン |
| 出演 | アーロン・テイラー=ジョンソン/ウィレム・デフォー/リリー=ローズ・デップ/ラルフ・アイネソン/ボディ・レイ・ブレスナック/ジャック・モリス |
| 製作 | ワーキング・タイトル・フィルムズ/メイデン・ヴォヤージュ・ピクチャーズ/フォーカス・フィーチャーズ |
| 配給 | フォーカス・フィーチャーズ(米国) |
あらすじ
1305年、イングランド。幼少期のトラウマを抱えた、口のきけない農夫は、家族とともに農場で静かな生活を送っていた。しかし彼には、満月が訪れるたびに凶暴な狼男へ変身してしまう呪いがある。
そんな中、土地に生息する狼を駆除するため、王の命を受けた狩猟団が現れる。農夫も一団へ加わることを強制され、自身が狼男であるという秘密を隠したまま狼狩りへ参加することに。内側に潜む獣性と戦いながら、彼は自らの魂と家族の運命を守ろうとする。
主な登場人物(キャスト)
農夫/役名未発表(アーロン・テイラー=ジョンソン):本作の主人公。幼少期のトラウマを抱え、口をきくことができない。家族と農場で暮らしているが、満月になると殺人的な狼男へ変貌する呪いに苦しんでいる。
作品の魅力解説(公開前時点)
『ウィッチ』では17世紀ニューイングランドの魔女信仰、『ライトハウス』では海と迷信、『ノースマン 導かれし復讐者』では北欧神話、『ノスフェラトゥ』では吸血鬼伝説を独自の時代考証と映像美で蘇らせてきたロバート・エガース。その次の題材が、西洋ホラーを代表する怪物“狼男”というだけでも注目度は高い。
しかも本作では「怪物に襲われる人間」ではなく、主人公自身が怪物へ変貌する。家族を守りたい農夫と、満月の夜に人を殺す狼男が同じ肉体に存在することで、モンスター映画であると同時に、罪、信仰、獣性、自制といったエガース作品らしいテーマを掘り下げられる構造になっている。
舞台は1305年のイングランド。王の命令による狼狩りという歴史的な世界の中へ狼男伝承を組み込み、そこへアーロン・テイラー=ジョンソン、ウィレム・デフォー、リリー=ローズ・デップら『ノスフェラトゥ』組を再集結させた。撮影ジェアリン・ブラシュケ、編集ルイーズ・フォード、音楽ロビン・キャロランと、エガース作品を支えてきたスタッフも揃っており、単純なクリーチャー映画ではない重厚なゴシックホラーが期待される。
ライター/エディター/映画インスタグラマー。2019年に早稲田大学法学部を卒業。東京都職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)やYouTubeチャンネル「cula 見て聞く映画マガジン(旧:アルテミシネマ)」においても映画や海外ドラマ、音楽といったカルチャーに関する情報レビューを発信している。
