映画『デューン 砂の惑星 PART3』(2026)を紹介&解説。
映画『デューン 砂の惑星 PART3』概要
映画『デューン 砂の惑星 PART3』は、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が『DUNE/デューン 砂の惑星』『デューン 砂の惑星 PART2』に続き、フランク・ハーバートの小説『デューン 砂漠の救世主』を基に描くSF大作。皇帝の座へ上り詰めたポール・アトレイデスと、彼が救世主として導いたフレメンによる聖戦、その権力を巡る政治的陰謀を描く。
ヴィルヌーヴ版「デューン」三部作の完結編に位置づけられる作品で、主演のティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、フローレンス・ピュー、アニャ・テイラー=ジョイ、ハビエル・バルデムらが続投。第1作で死亡したダンカン・アイダホ役のジェイソン・モモアも復帰し、新たにロバート・パティンソンがサイテール役で出演する。
作品情報
| 日本版タイトル | 『デューン 砂の惑星 PART3』 |
|---|---|
| 原題 | Dune: Part Three |
| 製作年 | 2026年 |
| 本国公開日 | 2026年12月18日 |
| 日本公開日 | 2026年12月18日 |
| ジャンル | SF/アドベンチャー/ドラマ |
| 製作国 | アメリカ |
| 原作 | フランク・ハーバート『デューン 砂漠の救世主』(小説) |
| 上映時間 | 未定(2026年8月時点) |
| 監督・脚本 | ドゥニ・ヴィルヌーヴ/ブライアン・K・ヴォーン |
|---|---|
| 製作 | メアリー・ペアレント/ケイル・ボイター/ドゥニ・ヴィルヌーヴ/タニア・ラポイント/ジョー・カラッチオロ |
| 製作総指揮 | ジョシュア・グロード/トーマス・タル/ハーバート・W・ゲインズ/ブライアン・ハーバート/バイロン・メリット/キム・ハーバート/ケヴィン・J・アンダーソン/リチャード・P・ルビンスタイン/ジョン・ハリソン/ジェシカ・ダーハマー |
| 撮影 | リヌス・サンドグレン |
| 編集 | ジョー・ウォーカー |
| 作曲 | ハンス・ジマー |
| 出演 | ティモシー・シャラメ/ゼンデイヤ/フローレンス・ピュー/アニャ・テイラー=ジョイ/ジェイソン・モモア/ロバート・パティンソン/レベッカ・ファーガソン/ハビエル・バルデム/シャーロット・ランプリング/イザック・ド・バンコレ |
| 製作 | レジェンダリー・ピクチャーズ |
| 配給 | ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ(米国) |
あらすじ
ハルコンネン家を打倒し、皇帝の座へ上り詰めたポール・アトレイデス。フレメンから救世主ムアディブとして崇拝される彼の名のもと、銀河では巨大な聖戦が続いていた。
圧倒的な権力を握った一方、その権力によって生み出される犠牲と、自らが予見する破滅的な未来に苦しむポール。政治的な妻となった皇女イルーラン、彼のもとを離れたチャニ、急速に成長した妹アリアらを巻き込みながら、帝国の内外ではポールを排除しようとする陰謀が動き始める。
やがて、姿を変える能力を持つベネ・トライラックスのスキタレをはじめとした勢力が皇帝ポールを狙い、アトレイデス帝国の未来を揺るがす戦いが始まる。
主な登場人物(キャスト)
ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ):フレメンから救世主ムアディブとして崇拝され、皇帝の座へ上り詰めたアトレイデス家の後継者。自らが引き起こした聖戦と、未来を見通す能力が示す破滅に苦しむ。
チャニ(ゼンデイヤ):フレメンの戦士。ポールを愛していたが、彼が皇帝となりイルーランとの政略結婚を選んだことで決別する。予告編ではポールと再び向き合う姿が描かれている。
皇女イルーラン(フローレンス・ピュー):前皇帝シャッダム4世の娘。ポールとの政略結婚によって皇后となるが、その背後では帝国を巡る政治的な駆け引きが進んでいく。
アリア・アトレイデス(アニャ・テイラー=ジョイ):ポールの妹。母ジェシカが妊娠中に生命の水を摂取した影響から、生まれる前から高い意識と能力を備えている。
ダンカン・アイダホ(ジェイソン・モモア):アトレイデス家に仕えた剣士。第1作で死亡したが、本作で再登場する。
サイテール(ロバート・パティンソン):ポールを巡る陰謀に関わる新たな人物。ベネ・トライラックスに属し、姿を変える能力を持つ危険な存在。
レディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン):ポールとアリアの母であり、ベネ・ゲセリットの一員。
スティルガー(ハビエル・バルデム):フレメンの指導者。ポールを救世主として強く信奉している。
作品の魅力解説(公開前時点)
最大のポイントは、英雄が悪を倒して終わる物語ではなく、英雄が勝利した“その後”に何が起こるのかを正面から描くことだ。
『PART2』でポールは復讐を果たし皇帝となったが、その勝利は銀河規模の聖戦を生み出した。『デューン 砂漠の救世主』は、救世主という存在そのものを疑い、圧倒的なカリスマや権力が社会をどのように狂わせていくのかを描く原作として知られる。ヴィルヌーヴ版でも、シリーズ最大の戦争と同時にポール自身の内面が物語の中心となりそうだ。
また、これまで短い登場に留まったアニャ・テイラー=ジョイ演じるアリア、フローレンス・ピュー演じるイルーランの役割が大幅に拡大。さらにジェイソン・モモアの復帰、ロバート・パティンソン演じる新ヴィラン・スキタレの参戦など、キャラクター面でも大きく構図が変化する。
撮影は『ラ・ラ・ランド』のリヌス・サンドグレン、編集は前2作に続きジョー・ウォーカー、音楽もハンス・ジマーが続投。IMAXカメラによる撮影も行われており、ヴィルヌーヴが構築してきた巨大な「デューン」世界の集大成となる。
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ライター/エディター/映画インスタグラマー。2019年に早稲田大学法学部を卒業。東京都職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)やYouTubeチャンネル「cula 見て聞く映画マガジン(旧:アルテミシネマ)」においても映画や海外ドラマ、音楽といったカルチャーに関する情報レビューを発信している。
