『ミッキー17』ポン監督がジブリから影響を受けた“クリーパー”登場の衝撃映像が解禁! [動画あり]

『ミッキー17』©2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. NEWS
『ミッキー17』©2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

『ミッキー17』ジブリ作品からインスピレーションを受けたクリーパー映像公開

ポン・ジュノ監督の最新作『ミッキー17』から、謎のモンスター“クリーパー”が登場する衝撃の本編映像が解禁された。本作に登場するクリーパーは、スタジオジブリ作品『風の谷のナウシカ』の王蟲や『となりのトトロ』のネコバスからインスピレーションを受けたことが明らかになり、公開に向けて期待が高まっている。

アカデミー賞4部門を獲得した『パラサイト 半地下の家族』で世界的名声を確立したポン・ジュノ監督が贈る最新作は、何度も死と再生を繰り返す“使い捨てワーカー”を主人公とした強烈な社会派エンターテイメント。『ミッキー17』は3月28日から全国公開される。

『風の谷のナウシカ』と『となりのトトロ』から着想を得た“クリーパー”

今回初解禁された本編映像では、ロバート・パティンソン演じるミッキーが謎のモンスター“クリーパー”に引きずられている衝撃的な場面が映し出されている。「ここはどこだ? 何が起きた? なぜ俺を食べない?」と困惑するミッキーは、自分を引きずる大型のクリーパーの背中を見つめながら「そうか、子どもに食べさせる気だな。優しいママだ」と状況を推測する。小型のクリーパーが近づいてくると「早いとこ終わらせてくれ、ほらガブリとかじれよ」と覚悟を決めるが、クリーパーたちは彼を食べようとはせず、雪原へと連れ出していく。

この“クリーパー”と呼ばれる謎の生物について、ポン・ジュノ監督は日本向けの特別取材で興味深い創作秘話を明かした。その姿は『風の谷のナウシカ』に登場する“王蟲(オーム)”を彷彿とさせるが、監督は「クリーパーはもう少し複雑で、様々なインスピレーションが混在しています。デザインそのものは、クロワッサンから着想を得たもので、パンが出発点です」と説明。さらに「『風の谷のナウシカ』で王蟲が群れになって突進するシーンも、インスピレーションの源だったと言えます」と宮崎駿監督作品からの影響を認めている。

宮崎駿監督作品は「尽きないインスピレーションの源」

クリーパーには大小3種類が存在し、「ジュニアクリーパー、ベイビークリーパー、そして女王蜂のように一匹だけのママクリーパーがいます」とポン監督。特にジュニアクリーパーの動きについて「ボールのように丸まっていく動きが登場します。それはアルマジロを参考にしています」と明かし、さらに群れになって絡み合う姿は「アラスカのトナカイの動きのパターンがモチーフとなっています」と多様なインスピレーション源を語った。

本作のCGチームは『となりのトトロ』に登場するネコバスの動きも参考にしたという。「ジュニアクリーパーが勢いよく走るとき、ウォークサイクルをどうするべきか。短い脚がいくつもあって、それらを走らせなければなりません。レファレンス先を探している中、CGチームのほうから『となりのトトロ』に出てくるネコバスのアイディアが出ました」と監督は説明。「宮崎駿監督はいつも生態系や自然、環境に対するテーマを描かれていますが、私も大きな関心を持っているテーマですので、動物やクリーチャーを表現する際には、宮崎駿監督の作品は尽きないインスピレーションの源になっていると思います」と敬意を表している。

世界で絶賛され快進撃を続ける『ミッキー17』

『ミッキー17』は、ロンドンでのワールドプレミアやベルリン国際映画祭でいち早く披露され、世界有数のメディアから高い評価を獲得している。INDEPENDENT や EMPIRE といった権威あるメディアからは「人生で最も先の読めなかった映画のひとつ」「現代に深く響く、ポン・ジュノ最高傑作のひとつ」「ポン・ジュノ監督の天才性を刺激的に証明」「まさにこの混沌とした瞬間に必要としていた映画」といった絶賛の声が相次いでいる。

実績においても、全世界に先駆けて公開された韓国では公開からわずか4日間で観客動員数が100万人を突破。3月7日からの全米公開ではオープニング1位を記録し、全米および世界各国でのオープニングを合わせ、世界興行収入が4,500万ドル(約68億円/3月17日時点)を突破する快進撃を続けている。

究極の“死にゲー”を強いられる使い捨てワーカーの逆襲

本作の主人公ミッキーを演じるのは『TENET テネット』などのロバート・パティンソン。人生失敗だらけのミッキーは、何度でも生まれ変われる夢の仕事を手に入れたはずが、実際は身勝手な権力者たちの過酷すぎる業務命令で次々と死んでは生き返る任務、まさに究極の“死にゲー”を強いられる。

使い捨てワーカーとなったミッキーはブラック企業のどん底で、ありとあらゆる方法で搾取され、死んでは生き返らせ続けられる。何度も死に続けて遂に17号となったミッキーの前に、ある日手違いで自分のコピーである18号が現れ、事態は一変。ミッキーは自分の得しか考えていない強欲なボス・マーシャル(マーク・ラファロ)と現場に“死にゲー”任務を強いるイルファ(トニ・コレット)など、権力者たちへの逆襲を開始する。

【動画】『ミッキー17』クリーパー登場の衝撃映像

『パラサイト 半地下の家族』で第72回カンヌ国際映画祭において韓国映画初となるパルム・ドールを受賞し、第92回アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の最多4部門を受賞したポン・ジュノ監督。常に社会問題を織り込み、極限状態の人間の本質を鋭く描き、誰も見たことがない「エンターテインメント」を贈り続ける稀代の映像作家が、アカデミー賞受賞後初となる最新作にして集大成として『ミッキー17』を完成させた。

3月28日の公開に向けて、宮崎駿監督作品から多大なる影響を受けた謎のモンスター“クリーパー”の姿に注目するとともに、彼らがミッキーの逆襲にどのように関わってくるのか、その全貌に期待が高まっている。

作品情報

<STORY>
人生失敗だらけの“ミッキー”(ロバート・パティンソン)が手に入れたのは、何度でも生まれ変われる夢の仕事、のはずが…⁉
それは身勝手な権力者たちの過酷すぎる業務命令で次々と死んでは生き返る任務、まさに究極の“死にゲー”だった!
しかしブラック企業のどん底で搾取されるミッキーの前にある日、手違いで自分のコピーが同時に現れ、事態は一変。
使い捨てワーカー代表、ミッキーの反撃が始まる!

タイトル:『ミッキー17』
原題:MICKEY17
監督・脚本:ポン・ジュノ
出演:ロバート・パティンソン、ナオミ・アッキー、スティーブン・ユァン、トニ・コレット、マーク・ラファロ
日本公開:2025年3月28日(金)
全米公開:2025年3月7日(金)
2025年|アメリカ|G
© 2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:mickey17.jp
ハッシュタグ:#映画ミッキー17

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