『Dead by Daylight』映画化でふたりの脚本家が決定した。
人気ホラーマルチプレイヤーゲーム『Dead by Daylight』(デッド バイ デイライト)の長編映画化に向けて、脚本家デヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリックとアレクサンドル・アジャの起用が発表された。ブラムハウス&アトミック・モンスターとカナダのゲームスタジオBehaviour Interactiveが共同で進める本プロジェクトは、これまで交わることのなかった2人のクリエイターが結集する新たな試みとなる。
『Dead by Daylight』映画化に脚本家2人が参加
ホラー映画製作会社ブラムハウス&アトミック・モンスターとBehaviour Interactiveは、映画版『Dead by Daylight』の脚本をデヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリックとアレクサンドル・アジャが担当すると明らかにした。
ジョンソン=マクゴールドリックは、『死霊館』ユニバースにおいて重要なクリエイティブの声を担ってきた脚本家であり、アトミック・モンスター代表ジェームズ・ワンと複数のフランチャイズで協働してきた。一方のアジャは、『ヒルズ・ハブ・アイズ』『ピラニア3D』『クロール -凶暴領域-』などを手がけ、原作の有無を問わず題材に対する内臓的なアプローチで知られる監督兼脚本家である。
ブラムハウス創設者兼CEOのジェイソン・ブラムは声明で、「デヴィッドとアレクサンドルが『Dead by Daylight』にもたらすのは、キャラクター主導のストーリーテリングと容赦ないジャンルの強烈さという稀有なバランスなんだ」と述べ、「恐怖が単に経験されるだけでなく、獲得される世界を確立しているよ」と強調した。
6000万人超のプレイヤーを持つホラーユニバース
“DBD”こと『Dead by Daylight』は2016年にローンチされた非対称型ホラーマルチプレイヤーゲームで、4人のサバイバーが「エンティティ」と呼ばれる存在を満足させるためにフックで生贄にしようとするキラーから逃れつつ、発電機を修復して脱出を目指すという構造を持つ。
同作は世界で6000万人以上のプレイヤーに到達し、複数のプラットフォームを横断するグローバルな観客層を築いてきた。古典的ホラーと新たなキャラクターを融合させながらユニバースを拡張し、ゲーム展開にとどまらず、ボードゲームやコミック、コスメティックス商品など多方面へ広がっている。
ブラムハウス&アトミック・モンスターは2023年に映画化権を獲得。現在は脚本作業が進められており、アジャはNetflix作品『セーヌ川の水面の下で』の続編を手がける予定のため監督は務めない。製作陣は脚本の進行と並行して監督の人選を開始している。
現代ホラーの担い手たちが結集
プロデューサーでありBehaviourのチーフ・プロダクト・オフィサーを務めるスティーヴン・マルルーニーは、「アレクサンドルとデヴィッドは現代ホラーの巨匠たちであり、彼らの脚本はダークな独自性をもっているんだ」と述べ、「彼らの根底からのビジョンに命が吹き込まれるのが待ちきれないよ」と期待を示した。
ジョンソン=マクゴールドリックは、『死霊館 エンフィールド事件』『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』、そして『死霊館 最後の儀式』に携わり、『インシディアス』シリーズ最新作も共同執筆。さらにDCコミック映画『アクアマン』『アクアマン/失われた王国』の脚本を担当し、テレビシリーズ『ウォーキング・デッド』では14エピソードを執筆するなど、ホラーと大作フランチャイズの双方で実績を重ねてきた。
一方のアジャは、フランス映画『ハイテンション』で長編デビュー後、ウェス・クレイヴン作品『ヒルズ・ハブ・アイズ』のリメイクを監督・共同脚本。『ピラニア3D』『クロール -凶暴領域-』、ダニエル・ラドクリフ主演の『ホーンズ 容疑者と告白の角』などを手がけ、近年はハル・ベリー主演のサバイバルスリラー『Never Let Go(原題)』を監督している。
ワン、ブラム、マルルーニーが映画版のプロデューサーを務め、エグゼクティブプロデューサーにはレミ・ラシーヌ、マイケル・クリア、ジャドソン・スコット、ライアン・トゥレック、ラッセル・バインダーが名を連ねている。

