ラッセル・クロウが自らの音楽人生を描く『What Love Builds(原題)』ヴェネツィアで初披露——上映後は涙も

ラッセル・クロウが自らの音楽人生を描く『What Love Builds(原題)』ヴェネツィアで初披露——上映後は涙も NEWS
ラッセル・クロウ

ラッセル・クロウ監督の音楽ドキュメンタリー『What Love Builds』がヴェネツィアで世界初上映された。


ラッセル・クロウが、自らの音楽人生を描いたドキュメンタリー『What Love Builds(原題)』をヴェネツィア国際映画祭で世界初披露した。

アカデミー賞俳優として世界的に知られるクロウだが、長年にわたりミュージシャンとしても活動。新作では15年にわたって集めてきた映像や写真を使い、映画俳優としてのキャリアの裏側で続いてきた音楽への情熱をたどる。

ラッセル・クロウ 音楽人生を自ら映画化

『What Love Builds』はクロウ自身が監督、脚本、出演を務める99分のドキュメンタリー。クロウは作品について、15年間にわたり自身の「あまり知られていないミュージシャンとしてのキャリア」に関するコンサート映像、アーカイブ写真、インタビューなどを集めてきたと説明している。

ヴェネツィア国際映画祭の公式紹介では、音楽と演技がストーリーテリングやパフォーマンスを通じて、どのようにつながってきたのかを描く作品とされている。

クロウ自身も「クリエイティブな人間としての私の人生は、すべて音楽から始まる」と作品内で語っている。

約1400人の観客が喝采、クロウは上映後に涙

映画はヴェネツィア国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門で上映され、会場には約1400人が集結、ライブパフォーマンスが映し出されるたびに拍手や歓声が上がったという。

上映終了後には約2分間の熱烈な拍手が送られ、クロウは目元の涙をぬぐいながら会場を後にした。

単なる俳優の回顧ドキュメンタリーではなく、観客がコンサートを見るように音楽へ反応する上映となったようだ。

『グラディエーター』以前から続くもうひとつのキャリア

クロウは『L.A.コンフィデンシャル』『インサイダー』などを経て世界的俳優となり、2000年の『グラディエーター』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したが、音楽活動は俳優として成功する以前から続けている

これまで30 Odd Foot of GruntsThe Ordinary Fear of GodIndoor Garden Partyなどのバンドで活動し、俳優業と並行しながらステージに立ち続けてきた。

新作では10代のころの音楽活動から、その後のスクリーンでの成功まで、数十年にわたる人生を音楽という視点から再構築。俳優ラッセル・クロウではなく、“音楽家ラッセル・クロウ”を本人自身が語る一本となっている。

日本公開・配信については現時点で発表されていない。

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