Netflixは『イカゲーム』のファン・ドンヒョクが関わる新作韓国ドラマ『ザ・ディーラー(英題)』の製作を発表し、主要キャストを明らかにした。
Netflixは、『イカゲーム』を手がけたクリエイターのファン・ドンヒョクがプロデュースに参加する韓国ドラマシリーズ『ザ・ディーラー(英題)』(The Dealer)の製作を正式に発表した。カジノの裏社会を舞台にした本作は、人生を一変させる出来事をきっかけに、再び危険な世界へと引き戻されていく女性ディーラーの姿を描く犯罪ドラマである。主演にはチョン・ソミンが名を連ね、個性の異なる実力派俳優陣が集結した。
住宅詐欺をきっかけに転落するカジノディーラーの物語
本作の主人公は、熟練したカジノディーラーであるゴンファだ。結婚準備を進めていた彼女は住宅詐欺に遭い、それまで築いてきた生活が崩壊してしまう。かつて自ら抜け出すことを選んだ世界に引き戻されたゴンファは、ギャンブルの危険な裏社会へと堕ちていき、自身の状況をコントロールするため、長年隠してきた能力を駆使しなければならなくなる。物語は、彼女が再び足を踏み入れたカジノの世界で、どのような選択を重ねていくのかを軸に展開していく。
チョン・ソミンが演じる、能力を封じてきたディーラー・ゴンファ
主演を務めるチョン・ソミンが演じるゴンファは、ゲームテーブルで「並外れた優位性をもたらす能力」を持ちながらも、それを長年抑え込んできたカジノディーラーである。表向きは熟練したプロフェッショナルとして振る舞ってきた彼女だが、住宅詐欺によって人生が崩れ去ったことで、その能力と再び向き合わざるを得なくなる。
本作では、ゴンファがギャンブルの世界において自らの力をどのように使うのか、そしてそれが彼女自身の運命にどのような影響を与えていくのかが描かれていく。チョン・ソミンは、危険な裏社会に身を置きながらも冷静さを保とうとする人物像を通じて、単なる犯罪ドラマにとどまらない人間ドラマを体現する役どころを担っている。
実力派キャストが交錯する、危うい人間関係
ゴンファを取り巻く人物たちにも、複雑で緊張感のある関係性が用意されている。経済的に困窮し、「不安定な賭けで生計を立てている」ギャンブラー、ファン・チスを演じるのはリュ・スンボムだ。彼は、ゴンファの「危険な計画」に巻き込まれていく存在として物語に関わっていく。
また、鋭い洞察力と読めない態度を持つカジノの競争相手チョ・ジュン役にはイ・スヒョクが名を連ねる。予測不可能な存在として位置づけられるこの人物は、ゴンファにとって手強い相手となる。
さらに、ゴンファの婚約者であり刑事でもあるチェ・ウソンをリュ・ギョンスが演じる。彼の「穏やかな家庭的な人物像」は、刑事としての「決然とした姿勢」と鋭い対照を成しており、主人公の選択に大きな影響を与える存在として描かれる。
撮影監督チェ・ヨンファンの監督デビュー作としての一面
本作は、著名な撮影監督チェ・ヨンファンの監督デビュー作となる。これまで『密輸 1970』『ベテラン』『タチャ イカサマ師』『10人の泥棒たち』など、ジャンル作品を中心に撮影監督としてキャリアを重ねてきた人物であり、ダイナミックな映像表現で知られてきた。
プロデューサーとしてプロジェクトに参加するファン・ドンヒョクは、韓国の著名なエンターテインメント作品に携わってきた経験を生かし、実績あるクリエイティブチームを結成している。また、製作は『イカゲーム』を手がけたFirstman Studioが担当し、確かな制作基盤のもとで本作が進められている。
