アンドリュー・ガーフィールド、富豪に「怖がってほしい」——新作『The Uprising』の現代的メッセージを語る

アンドリュー・ガーフィールド、富豪に「怖がってほしい」——新作『The Uprising』の現代的メッセージを語る NEWS
アンドリュー・ガーフィールド

アンドリュー・ガーフィールドが新作『The Uprising』について、富豪にも届いてほしい思いを語った。


アンドリュー・ガーフィールドが、主演映画『The Uprising』を世界の富豪たちにも見てほしいとして、作品が彼らを「怖がらせる」ものであってほしいと強烈な言葉で語った。

『The Uprising』は、1381年にイングランドで起きた農民反乱を題材にした歴史ドラマ。ポール・グリーングラスが脚本・監督を務め、ガーフィールドは圧政に対して民衆を率いるプラウマンを演じている。

アンドリュー・ガーフィールド、富豪に「怖がってほしい」

最近行われた上映後のQ&Aで、観客から作品を見た人々に何を持ち帰ってほしいか尋ねられたガーフィールドは、まず「とにかく映画を見に来てほしい」としたうえで、作品が観客を動かす存在になってほしいという思いを語った。

「何か目覚めるような感覚があってほしい。遠い時代、遠い場所にいる登場人物たちの苦しみに、自分たち自身の苦しみが映し出されていると感じてほしいんだ。そして、もし富豪がこの映画を見るなら、心底怖がってほしい」

劇中の歴史的な出来事を、単なる過去の物語として見るのではなく、現代の格差や権力構造にも結びつくものとして捉えているようだ。

「一番魂が病んでいるのは富豪かもしれない」

さらにQ&Aでは、劇中に登場する「癒やされるまで平和はない」という趣旨の言葉にも話題が及んだ。

グリーングラス監督が、この言葉は約600年前だけでなく現代にも当てはまると説明すると、ガーフィールドは「富豪もそこに入れたい。ある意味、一番魂が病んでいるのは彼らかもしれないし、一番癒やしを必要としている人たちなのかもしれない」と、富豪もそこに含まれるとコメント。

単に富裕層を批判するだけではなく、権力を持つ側も含めて社会全体に“癒やし”が必要だという考えを示した。

1381年の反乱を現代社会へ重ねる『The Uprising』

映画の舞台となるのは、疫病の流行後、重い課税や政治への不満が高まっていた14世紀のイングランド。ガーフィールド演じるプラウマンら民衆が、国王リチャード2世の支配に立ち向かっていく。

出演はガーフィールドのほか、ジェイミー・ベル、コズモ・ジャーヴィス、トーマシン・マッケンジー、トム・ホランダー、ジョニー・リー・ミラーら。

フォーカス・フィーチャーズは米国で9月11日に劇場公開すると発表している。

約600年前の反乱を描きながら、そのなかに現代の格差や社会的不満を重ねる本作。ガーフィールド自身も、そのメッセージが現在を生きる観客に直接届くことを望んでいるようだ。

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