イーロン・マスクを追うドキュメンタリー映画『Musk』の初予告編が公開された。
実業家イーロン・マスクを追った新作ドキュメンタリー『Musk(原題)』の初ティザー予告編が公開された。
監督を務めるのは、『「闇」へ』『スティーブ・ジョブズ 知られざる男の正体』などで知られるアカデミー賞受賞ドキュメンタリー作家アレックス・ギブニー。
テスラ、スペースX、Xなどを通じて巨大な影響力を持つようになったマスクという人物を、約4時間にわたって検証する作品となる。
イーロン・マスク 映画『Musk』初予告編が公開
公開された約48秒のティザーは、スペースXのロケットが空へ上昇していく映像を軸に構成されている。
序盤ではマスクを革新的な実業家として高く評価する声が重ねられる一方、ロケットの飛行が不安定になっていくにつれて、彼の性格や巨大化した権力への批判的な評価へと変化。
ひとりの人物に対して正反対ともいえる評価が存在することを短い映像のなかで示し、本編がマスクの成功物語だけを追う作品ではないことを予告している。
ギブニーは3年以上にわたって本作を製作。マスク本人は撮影への参加を断っている。
上映時間は225分+10分休憩の大作
ベネチア国際映画祭の公式情報によると、本編上映時間は225分で、さらに10分間のインターミッションが設けられる。
合計では約4時間に達する長編ドキュメンタリーだ。
出演者として、マスクの元妻ジャスティン・マスク、ジャーナリストのカーラ・スウィッシャー、AI研究者ジェフリー・ヒントン、テスラ共同創業者マーティン・エバーハードらが記載されている。
映画祭による作品紹介では、マスクが持つ権力とその行使を大きなテーマとして掲げており、企業家としての成功だけではなく、世界に与えてきた政治的、社会的、技術的な影響まで視野に入れる作品となる。
ベネチア国際映画祭で上映、10月に米劇場公開
『Musk』は第83回ベネチア国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門で上映。その後、トロント国際映画祭でも上映される予定となっている。
米国配給はBleecker Streetが担当し、10月16日から一部劇場で公開、10月23日から全国公開予定。
さらにTheWrapによると、2027年にはHBOで劇場版より長いバージョンが公開される計画もある。
『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』『ストーリー・オブ・ウィキリークス〜正義と犯罪の狭間』など、企業や権力者、巨大組織の内部を掘り下げてきたギブニー。
その次の対象となったのは、現代でも特に大きな経済力と発信力を持つ人物のひとり、イーロン・マスクだ。
【動画】『Musk』トレーラー
